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南の大陸の下僕
第92話・因縁の決着
しおりを挟む―――ウェスタン王国城内―――
「国王様をお守りしろっ!!」
「だれか援軍を!ぎゃぁぁ!」
「ゼシカ!立てるっ!?コリータに逃げるよ!」
「リン、大丈夫だ。それよりチグサ様達を先に……」
僕達がウェスタンに着く頃には辺りは既に薄暗く、夜が始まろうとしていた。
城内には得体の知れぬ禍々しい魔力を感じる。僕達は城内の庭に降り立つ。
「アリス、プリン。城内の様子がおかしい」
「うむ……この魔力は知っておる……」
「……嫌な予感がしますわ」
急ぎ魔力の強い方向へと走る。廊下を突き当り、角を曲がれば王広間とゼシカ達の部屋がある。
「この先を曲がったら、王広……間……」
曲がったその先には……血の池が出来ていた。そこにいた異様な形をした化物が振り返る。廊下の天井に届く程の高さだ。
「ムラクモハ、ドコダ……」
「おい、スサオ。お前はどこへ行くつもりなのじゃ」
「……アァ……ネェサンヵ」
「天之叢雲に洗脳されてしまったのか。愚かな。それでも我が弟か」
「クダラヌ。オレハダレニモ、シハイナドサレヌ……ユエニ、ワレガ――」
僕は化物がアリスと会話をしている隙を狙い、不意打ちを狙う!
「漆黒の太刀月陰!!」
ザシュュュ!!
ふいをつき、右腕を切り飛ばした。が、化物は動じない。僕は体を反転させ、続けざまに攻撃を繰り出す!
「……ダレダ?オマエ……」
「月陰奥義月花!!」
ザシュゥゥゥゥゥゥ!!!
化物の体が切り刻まれ、床には花の様に血しぶきが広がり……あっけなく倒れる化物。
「あっけないな……アリス、これがスサ――」
「いや、それはただの操り人形じゃ。見た所、魂が無い。本体が近くにいるぞ。ハルト、気をつけろ」
「分かった」
僕達はそのまま王広間に入る。
ギィィィィ……!玉座に座る人影。そして王広間に倒れている兵士達。
雲が切れ月の光が王広間を包むと、王広間の中央に倒れる人影が見える。
「あれは……!ゼシカっ!リンっ!!」
「ガフッ……はぁはぁ……あなた、チグサとサルトを連れて逃げて……」
「ハルト……2人をお願い……」
ゼシカとリンが覆いかぶさるように、チグサとサルトを守っていた。その近くでウェスタン国王は無惨にも……息を引き取っていた。
「ウオォォォォォッ!スサノオッ!貴様っ!」
僕は王座に座る人影に向かい剣を向ける!
「月陰奥義月花!!」
ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザクッッ!!
王座ごとスサノオを切り裂く!……が、手応えがまるでない。これも先程の化物と同じく人形のたぐいか。
「どこだ……?」
大広間の護衛兵達は斬られている……だとすれば近くいるはずだ。僕は意識を集中し、スサノオの気配を探った。
「――上かっ!?」
カキィィィィィィン!!!
甲高い音が響き、間一髪スサノオの剣を受け止める。
「くっ!」
「ほう。見事だ、褒めてやる。だが――」
ブシュュッ!!
「え……」
にぶい音がした。そして、腹部が熱くなり、血が出ていくのがわかる……。
「がはっ!!」
痛い……熱い……後ろから刺されたのか……?
「ハルトッ!!」
「完全回復……!」
傷がなかなか塞がらない?くっそ神族の攻撃のせいか……!
「はぁはぁはぁ……」
「ほう……まだ立てるのか。息の根を止めてやるか。ん?トウヤ、戻ったか」
「はい……師匠!?……ちっ」
今、この男舌打ちをした……?
トウヤと呼ばれた男が手に持っていたのは天之叢雲だった。
「ま、まさか……」
ミヤビとベリアルが殺られたのか?そんな馬鹿な……。
スサノオはトウヤから受け取った天之叢雲を引き抜く。
「クックック。久々だなぁ、天之叢雲。ネェサンよぉ、残念だったな。これで終わりだ。用事は済んだ。トウヤ、殺れ」
「……」
「スサオッ!やめさせるのじゃ!」
トウヤと呼ばれた男は、倒れているゼシカ達に向かって歩いて行く。
「や、やめろぉぉぉぉぉぉ!!」
トウヤの剣がゼシカとリンを刺そうと振りかざされる――!
「くっそぉ!動けっ!!動け!動けっ!」
体に力が入らない。
「トウヤ、殺れ」
「……」
「どうした。殺れ」
「師匠……出来ません」
「何?」
「俺はこれ以上、人を殺めたくありません……」
「トウヤ、貴様何を言っているのかわかっているのか」
「師匠!もうやめましょ――!」
「この役立たずが――」
ザシュッ!ドサ……!
抵抗もなく倒れるトウヤ。
「し、師匠……」
「スサオッ!お前何をしておる!そいつは――」
「ネェサン、相変わらずきゃんきゃんウルサイなぁ……俺に指図をするな……」
「なんじゃと!」
アリスがスサノオに食ってかかる。今のうちに、ゼシカ達を……!
僕はゼシカ達に駆け寄ると回復魔法をかける。
「完全回復!」
「うぅっ……!げほげほ!」
「良かった、間に合った。ゼシカッ!リン!今のうちにチグサを連れて逃げ――」
「ハル……ト……はぁはぁ……」
ゼシカとリンの傷が癒えていく。スサノオ本人から受けた傷では無いのだろう。2人は息を吹き返す。
しかし次の瞬間、目の前からゼシカとリンの姿が消え、僕は天井を見上げている。
「な……何だ……?体から……力が抜け……がはっ!!」
「貴様は大人しく死ねぬのか。邪魔ばかりしやがって」
シュン――!
血を振り払う音が天之叢雲から聞こえる。もしかして僕は斬られた……のか?意識が遠のいていく……!
「ハルトォォォォォォ!!」
アリスの声が聞こえてくる。無くなる意識の中で、僕をかばい、目の前でゼシカとリンも倒れる姿が見えた。
「ハルトッ!しっかりせいっ!」
アリスの声が遠くで聞こえる……死ぬのか……?またか……何度も死んだんだ……もう……限界か……僕はゆっくりと目をつむった……。
………
……
…
―――異次元空間神の社―――
「しっかりしろっ!ハルト!」
あぁ……まだ夢の中なのか……?
「時間がない!プリンよ、やってくれ!」
「はいっ!ねぇさま!ちちんプリンプリン――!」
意識が朦朧とする……体も動かない……。
「ハルト、お主はようしてくれた。じゃが、今のままではまだ足りぬ!スサオはお主にしか止められぬのじゃ!」
アリスが何かを言っている……?でも僕はもう限界だ。
「ハルトよ。ねぇさんの言う通りだ。お主にはナツトの分……そしてアキネの分まで生きてもらわねばならん」
夢か……月子の声もする。
僕だって出来る事なら、もっと皆を守れるくらい強くなりたい。でも神様相手にそれは元々無理なんだ……。
「ハルト、準備は良いか。お主はもう1つ先の世界へ行くのじゃ――」
アリス……?何を言って……。
ザァァァァ……!
頭がクラクラする……僕はもうすぐ死……!?
ザァァァァ……!
…
……
………
―――ウェスタン王国王広間―――
ドクンドクン……ドクン……!
(さぁ……ハルト。お前の番だ……)
ドクン……!
(あぁ、ご主人様、一緒に行きましょう……)
ドクン……ドクン……!
(師匠……俺は……!)
ドクンッッッ!!!
「こ、ここは……?」
目を開けると、さっき見た天井が見える。
「さっき確か、体を斬られて……」
ゆっくりと起き上がる。体は無事だ。血も……出ていない。むしろ体が軽い。
「うむ、間に合ったようじゃな」
「ですわね!ねぇさま!」
『目覚めよ。ハルト……いや!四季よ!』
「ちっ。ネェサン、余計なことをしやがって!」
スサノオが天之叢雲を振りかぶるのが見える。
――キィィィィィィン!!
「何だっ!」
スサノオが振りかざさす剣を弾く様に1本の剣が飛んでくる!そしてその剣は僕の手元に転がった。
「誰だっ!?」
「あなたっ!!それを使って!!」
「エル……か?」
ぼんやりと人影が見える。エル?いや、あれはチハヤ?
「あなた!負けないで!」
『ご主人様!負けないで!』
カチャ……!僕は地面に転がった剣を拾い立ち上がる。
『あぁ……チハヤか。懐かしいな……獅子王丸』
「何だ……誰かの意識が入ってくる……」
拾い上げた剣が左手に馴染む。そしてナツトと思われる意識が体中に流れていく。
「ふぅ……漆黒の太刀――」
体が自然と型を作り、構える!
「――月陰奥義月光!!」
バシュッッッッ!!スサノオの体から血が吹きでる!!
「ぐっ……!!天之叢雲雷電!!」
バチバチバチッ!!
スサノオの持つ剣が放電し、稲妻が飛んでくる!
しかし、キィィィィィィン!と甲高い音がし、獅子王丸が稲妻を全て吸い込む。
バチバチバチ――!シュゥゥゥゥゥゥ……。
「何だとっ!?」
「ナツト……左手は任せた……」
カチャ……僕は右手で魔法剣を取り出す。獅子王丸を持つ左手がナツトの意識で動く事がわかり、両手で攻撃を仕掛ける!
「神々之黄昏!!」
魔法剣がどす黒い色をした剣先を創り出す。昔、アリスに教えてもらった様に力を制御し、細身の扱い安い大きさへと変化させる。
「行くぞ!スサノオ!無双・千草!!」
「小僧……!くらえっ!天之叢雲神撃!!」
キィィィン!キィィィン!キィィィン!!
激しく僕とスサノオの剣がぶつかり、火花が散る。連撃を繰り返しながら、さらに魔法を唱えるっ!!
『ご主人様――私と一緒に逝きましょう――』
「これは……アキネの魔力か!」
膨大な魔力が全身に流れ込む。
「混沌の地より生まれし闇、我の声に答え、導け。我はこの世界を作るもの也……合成召喚魔法!!」
ゴゴゴゴゴゴ……!!
「八岐大蛇!!」
ガッシャァァァァァァァン!!
王広間の天窓が割れ、大蛇がスサノオめがけて襲いかかる!!
「くそがっ!!どいつもこいつもっ!!」
スサノオは八岐大蛇の攻撃をかわしながら、僕と剣を打ち合う!!
キィィィィィィン!!キィン!キィィィン!!
「グガァァァァァァァ!!!」
八岐大蛇がスサノオの腕に噛みつくっ!!
「ちっ!!天之叢雲雷帝!!」
辺りに稲妻がほとばしるも、全ての攻撃が手に取る様に見える……!
『師匠……あなたの剣筋はこの体が覚えている!』
「こ、これはトウヤの意識か!」
スサノオの一撃で大蛇の首が吹き飛んだ!次の瞬間っ!
パッキィィィィィン!!カランカランカラン――!
僕の放った斬撃が空を切り裂き、そして天之叢雲が……折れた。
「きぃぃさぁまぁぁぁぁ!!」
「……ハルト、ようやった。これで終わりじゃ。素戔嗚尊よ。冥府で反省して参れ」
アリスが静かに詠唱に入る。僕もそれに合わせて詠唱をする。
『混沌の地より生まれし闇、我の声に答え、導け。我はこの世界を終わらせる者也――!!』
「混沌の地より生まれし闇、我の声に答え、導け。我はこの世界を終わらせる者也――!!」
『――地獄門・天ノ岩戸!!』
ゴゴゴゴゴゴ……!ギィィィィィ……!!ガコンッ!
闇より現れた地獄の門が口を開け、そして八岐大蛇がスサノオに巻き付き地獄門へと連れて行こうとする……!
「や、やめろぉぉぉぉ!!くそ!離せ!」
それでも抵抗するスサノオ。――その時だった!!
ナツト、アキネ、トウヤの魂が僕から離れ、そしてスサノオを地獄門へと押し込む――!
「ナツト、アキネ、トウヤ……お前ら……」
『スサノオ……これで最後だ――』
『ご主人様、さぁ、逝きましょう――』
『師匠……俺も逝きます――』
尚、あがき続けるスサノオ。
「貴様ら!やめっ!!やめろぉぉ――!!」
『あなたに希望はもうないの、さぁ行きなさい』
いつの間にかチハヤが現れ、ナツト達の背中をそっと押した……。
「た、たすけ……!!ギャァァァァァァ……!」
ギィィィィィィ!!バタンッッッッッッ!!!
叫び声と共に素戔嗚命は地獄門へと落ちて行った……。
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