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第二十七話
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貴影は『SSC』に戻ってくると、残っていたスタッフを帰宅させて最終チェックを終えた。イベント会場を任せていた司からも、すべてが終わったという連絡がきた。
あとは明日の本番を迎えるだけだ。
一人残った部屋で貴影はようやく息をつく。
昨夜から怒涛のように状況が流れて、ただやるべきことをこなしていくので精一杯だった。仕事に集中していると昨夜の出来事が夢か幻だったように思える。
けれどふと手を見つめれば、自分が切り落とした髪の感触が蘇り、今日見かけた彼女の姿もそれが現実だと知らしめる。
致命的な過ちを犯した自覚があった。
大事なものを失った感覚が消えずにずっと残っている。
「貴影」
はっとして顔を上げると、由功がドアの傍に立っていた。
「由功」
今日一日顔を合わせながらも、由功が直接なにかを言ってくることはなかった。けれど、この男が見逃してくれるはずもない。司相手にしたような誤魔化しが利かないこともわかっていた。
「特に問題なく準備は終わった」
「ああ」
「オレももう帰る」
「ああ、明日からの本番に備えてくれ――そう言いたいところだけどな」
「オレはここで仕事以外の話をする気はない」
無駄なあがきだと思いつつ、貴影は由功と向き合うとそう言った。
「仕事の話だよ。イベントが終了後、今月いっぱいで美綾はここを辞めることになった」
きゅっと首が絞めつけられた気がした。言葉の意味がうまく理解できない。息の仕方も忘れて、貴影は取り繕うこともできずに由功を注視した。
「――冗談」
「冗談だったら良かったけどな」
口元だけは苦笑するように歪め、目だけはすべてを見透かすように貴影を捉える。
昨夜伸ばした手は確かに彼女を掴まえたと思った。いつもの彼女からは想像できないくらい、腕の中で乱れる様を見つめながら、揺らいでいた感情を確かなものに変えていった。
そんな覚悟は結局、口にすることは叶わずに彼女の決断を見守る羽目になったけれど。
「美綾の髪はおまえのせいだろう」
「オレが切った。彼女が望んだから」
由功が大きく目を見開く。
さすがに彼もそこまでは想像していなかったのだろう。
足元が揺らぐ感覚が消えなくて、貴影は手近な椅子をひいて浅く腰掛ける。誰にも言うつもりはなかったのに口にしてしまったのは、失くしたものが髪だけではなかったのだと知らされたせいだ。
自身の不甲斐なさに憤りさえ覚える。
「抱いたのも美綾が望んだからか!?」
本当に頭にくるほどこの男は彼女のことをよく見ているのだと思う。
「さすがだな……九条のことだとおまえ本当によくわかるんだな。それで好きじゃないなんて、オレはそのほうが驚きだよ」
「抱いたらあきらめるとでも言ったのかよ! おまえはそれを受け入れたのか?」
あからさまな由功の怒りが、苛立ちをかきたてる。
この結末を導いたのは自分だとわかっているのに、由功がそんな道筋を描かなければこんな風にならずに済んだのにと責任転嫁したくなった。
『託す――』なんてしなければ、彼女とチームを組まなければ、近づかずにいれば――こんな形で失うことなどなかった。
想って伸ばされた彼女の髪も、彼女自身も。
「オレが彼女を抱きたかっただけだ」
「だったら恋人とは別れるんだな。そうだろう? 別れて美綾と付き合うんだろう!!」
答えなどわかっているくせに、由功はらしくない台詞を吐く。
そんな結末になっていれば、彼女は髪を切らなかっただろうし、ここを辞める選択もしなかったはずだ。
なにより――おそらく彼女は『終わり』を望んで身を委ねてきたのだから。
「だったら! こんなことになったりしなかった!」
叫んだ瞬間、由功が襟首を掴んできた。咄嗟に振り上げられた拳が視界に入る。
殴ってくれれば少しは救われるかもしれないのに、由功は拳を頭上にあげたまま睨むに留める。
「殴れよ……」
由功はぎゅっと拳を握る。
襟首を締め上げる力が緩んで、乱暴に突き放された。
由功は殴りかかりたいのを耐えるかのように、自身の拳を反対の手で抑え込んだ。
「殴れよ! 由功!」
「殴らない……殴れない……」
貴影は両手で頭を抱え込んだ。
「九条と初めて会ったのは中一の終わりの春休み……電車の中だった。偶然乗り合わせて、彼女の髪がオレのシャツのボタンにからまった。綺麗な髪を切りたくなくてボタンを引きちぎった。たったそれだけだ……」
言葉にすれば呆気ないほどの出会い。けれど今でも幼さを残した彼女の柔らかで、恥ずかしそうなほほ笑みを思い出せる。
「それだけだったのに、もう一度会いたくて探した。そして次に再会したとき彼女はおまえの隣にいて――特別に大事にしていた。付き合っているんだと思った」
改装中の『SSC』のビルでの再会。由功に紹介されたとき互いに覚えていないと思い込んだ。階段を上るときに彼女を支えるために伸ばされた由功の手を、美綾はあたりまえのように繋いだ。
長く伸びた髪が揺れる背中と、目の前で繋がれた二人の手を見た時、彼女は由功のものなのだと思った。
由功が彼女を守っている、大事にしている。だったらこの感情に意味など必要ない。
「おまえと九条は付き合っていると思った。だからオレは華乃の気持ちに応えたんだ」
あきらめずに何度も告白してくれていた華乃。一番近くにいた彼女の想いを受け入れることで、美綾に対する気持ちがなんなのか考えることをやめた。ただ、由功が美綾を大事にするように、自分も華乃を大事にしたいと思った。
「華乃のことは大事だ。かわいいと思うし好きだと思う。でも、オレは多分華乃とは違う形で、九条を大事にしたかった。だから、おまえが大事にするのにかこつけて同じように接してきた。それが彼女をずっと苦しめていたなんて知らなかったけどな」
「中一の終わり……オレと美綾が知り合う前。そうか、あの頃にはすでに美綾の心の中にはおまえがいたんだな」
ぽつりとした由功の呟きが、鋭い棘となって胸に刺さる。
由功が掴んで乱れた襟元を貴影はぎゅっと握った。
目を閉じる。
綺麗に伸ばされた長い髪……『あなたが守ってくれたから伸ばしてきた』……それはつまりあの日からずっと美綾の気持ちは自分にあったのだということ。だとすれば、彼女はどんな気持ちで華乃との関係を見てきたのだろうか。
こちらに想いを気づかせることなく、感情を抑え込んで、きっと何度もあきらめようとしてきた。
終わりにしたいと願うほど――――
「わかっている。彼女にどれほど残酷なことをしたか。それで彼女が自身を責めていることも。それでもオレは泣いている彼女を放っておけなかった。抱かずにはいられなかった」
体を重ねながらも、互いが抱いた決断は噛み合わなかった。
再会した時から続いているすれ違いは、この先も続いていくように貴影には思えた。
だからせめて……彼女が自分に望んだ最初の願いが『終わり』であったのなら、それを叶えたいと思ったのだ。
一度ここですべてをリセットしなければ、この先を進めない気がしたから。
でもきっとそんなのは由功にはわからない。誰にも理解されない。
言葉にできない想いを伝えるために、抱き合った自分たちにしか――――
「髪を切って『SSC』を辞める。おまえに抱かれて彼女が出した答えがそれかよ。結局、オレもおまえも美綾を失うんだ……」
失うのだろうか。
彼女の手を掴んだのは、むしろ失わないためだったのに。
顔をあげれば無表情で宙を見つめる由功の横顔があった。
過ちを犯したのは抱いた自分か、それとも託したこの男か。
今回、彼女をチームに入れると決めた時、こんな結末を迎えることを想定していたのだろうか。
『SSC』からも、由功の隣からも美綾がいなくなるという現実を、貴影はうまく想像できなかった。
あとは明日の本番を迎えるだけだ。
一人残った部屋で貴影はようやく息をつく。
昨夜から怒涛のように状況が流れて、ただやるべきことをこなしていくので精一杯だった。仕事に集中していると昨夜の出来事が夢か幻だったように思える。
けれどふと手を見つめれば、自分が切り落とした髪の感触が蘇り、今日見かけた彼女の姿もそれが現実だと知らしめる。
致命的な過ちを犯した自覚があった。
大事なものを失った感覚が消えずにずっと残っている。
「貴影」
はっとして顔を上げると、由功がドアの傍に立っていた。
「由功」
今日一日顔を合わせながらも、由功が直接なにかを言ってくることはなかった。けれど、この男が見逃してくれるはずもない。司相手にしたような誤魔化しが利かないこともわかっていた。
「特に問題なく準備は終わった」
「ああ」
「オレももう帰る」
「ああ、明日からの本番に備えてくれ――そう言いたいところだけどな」
「オレはここで仕事以外の話をする気はない」
無駄なあがきだと思いつつ、貴影は由功と向き合うとそう言った。
「仕事の話だよ。イベントが終了後、今月いっぱいで美綾はここを辞めることになった」
きゅっと首が絞めつけられた気がした。言葉の意味がうまく理解できない。息の仕方も忘れて、貴影は取り繕うこともできずに由功を注視した。
「――冗談」
「冗談だったら良かったけどな」
口元だけは苦笑するように歪め、目だけはすべてを見透かすように貴影を捉える。
昨夜伸ばした手は確かに彼女を掴まえたと思った。いつもの彼女からは想像できないくらい、腕の中で乱れる様を見つめながら、揺らいでいた感情を確かなものに変えていった。
そんな覚悟は結局、口にすることは叶わずに彼女の決断を見守る羽目になったけれど。
「美綾の髪はおまえのせいだろう」
「オレが切った。彼女が望んだから」
由功が大きく目を見開く。
さすがに彼もそこまでは想像していなかったのだろう。
足元が揺らぐ感覚が消えなくて、貴影は手近な椅子をひいて浅く腰掛ける。誰にも言うつもりはなかったのに口にしてしまったのは、失くしたものが髪だけではなかったのだと知らされたせいだ。
自身の不甲斐なさに憤りさえ覚える。
「抱いたのも美綾が望んだからか!?」
本当に頭にくるほどこの男は彼女のことをよく見ているのだと思う。
「さすがだな……九条のことだとおまえ本当によくわかるんだな。それで好きじゃないなんて、オレはそのほうが驚きだよ」
「抱いたらあきらめるとでも言ったのかよ! おまえはそれを受け入れたのか?」
あからさまな由功の怒りが、苛立ちをかきたてる。
この結末を導いたのは自分だとわかっているのに、由功がそんな道筋を描かなければこんな風にならずに済んだのにと責任転嫁したくなった。
『託す――』なんてしなければ、彼女とチームを組まなければ、近づかずにいれば――こんな形で失うことなどなかった。
想って伸ばされた彼女の髪も、彼女自身も。
「オレが彼女を抱きたかっただけだ」
「だったら恋人とは別れるんだな。そうだろう? 別れて美綾と付き合うんだろう!!」
答えなどわかっているくせに、由功はらしくない台詞を吐く。
そんな結末になっていれば、彼女は髪を切らなかっただろうし、ここを辞める選択もしなかったはずだ。
なにより――おそらく彼女は『終わり』を望んで身を委ねてきたのだから。
「だったら! こんなことになったりしなかった!」
叫んだ瞬間、由功が襟首を掴んできた。咄嗟に振り上げられた拳が視界に入る。
殴ってくれれば少しは救われるかもしれないのに、由功は拳を頭上にあげたまま睨むに留める。
「殴れよ……」
由功はぎゅっと拳を握る。
襟首を締め上げる力が緩んで、乱暴に突き放された。
由功は殴りかかりたいのを耐えるかのように、自身の拳を反対の手で抑え込んだ。
「殴れよ! 由功!」
「殴らない……殴れない……」
貴影は両手で頭を抱え込んだ。
「九条と初めて会ったのは中一の終わりの春休み……電車の中だった。偶然乗り合わせて、彼女の髪がオレのシャツのボタンにからまった。綺麗な髪を切りたくなくてボタンを引きちぎった。たったそれだけだ……」
言葉にすれば呆気ないほどの出会い。けれど今でも幼さを残した彼女の柔らかで、恥ずかしそうなほほ笑みを思い出せる。
「それだけだったのに、もう一度会いたくて探した。そして次に再会したとき彼女はおまえの隣にいて――特別に大事にしていた。付き合っているんだと思った」
改装中の『SSC』のビルでの再会。由功に紹介されたとき互いに覚えていないと思い込んだ。階段を上るときに彼女を支えるために伸ばされた由功の手を、美綾はあたりまえのように繋いだ。
長く伸びた髪が揺れる背中と、目の前で繋がれた二人の手を見た時、彼女は由功のものなのだと思った。
由功が彼女を守っている、大事にしている。だったらこの感情に意味など必要ない。
「おまえと九条は付き合っていると思った。だからオレは華乃の気持ちに応えたんだ」
あきらめずに何度も告白してくれていた華乃。一番近くにいた彼女の想いを受け入れることで、美綾に対する気持ちがなんなのか考えることをやめた。ただ、由功が美綾を大事にするように、自分も華乃を大事にしたいと思った。
「華乃のことは大事だ。かわいいと思うし好きだと思う。でも、オレは多分華乃とは違う形で、九条を大事にしたかった。だから、おまえが大事にするのにかこつけて同じように接してきた。それが彼女をずっと苦しめていたなんて知らなかったけどな」
「中一の終わり……オレと美綾が知り合う前。そうか、あの頃にはすでに美綾の心の中にはおまえがいたんだな」
ぽつりとした由功の呟きが、鋭い棘となって胸に刺さる。
由功が掴んで乱れた襟元を貴影はぎゅっと握った。
目を閉じる。
綺麗に伸ばされた長い髪……『あなたが守ってくれたから伸ばしてきた』……それはつまりあの日からずっと美綾の気持ちは自分にあったのだということ。だとすれば、彼女はどんな気持ちで華乃との関係を見てきたのだろうか。
こちらに想いを気づかせることなく、感情を抑え込んで、きっと何度もあきらめようとしてきた。
終わりにしたいと願うほど――――
「わかっている。彼女にどれほど残酷なことをしたか。それで彼女が自身を責めていることも。それでもオレは泣いている彼女を放っておけなかった。抱かずにはいられなかった」
体を重ねながらも、互いが抱いた決断は噛み合わなかった。
再会した時から続いているすれ違いは、この先も続いていくように貴影には思えた。
だからせめて……彼女が自分に望んだ最初の願いが『終わり』であったのなら、それを叶えたいと思ったのだ。
一度ここですべてをリセットしなければ、この先を進めない気がしたから。
でもきっとそんなのは由功にはわからない。誰にも理解されない。
言葉にできない想いを伝えるために、抱き合った自分たちにしか――――
「髪を切って『SSC』を辞める。おまえに抱かれて彼女が出した答えがそれかよ。結局、オレもおまえも美綾を失うんだ……」
失うのだろうか。
彼女の手を掴んだのは、むしろ失わないためだったのに。
顔をあげれば無表情で宙を見つめる由功の横顔があった。
過ちを犯したのは抱いた自分か、それとも託したこの男か。
今回、彼女をチームに入れると決めた時、こんな結末を迎えることを想定していたのだろうか。
『SSC』からも、由功の隣からも美綾がいなくなるという現実を、貴影はうまく想像できなかった。
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