上 下
9 / 36
1章 「目覚めし鼓動」

5節 叛逆

しおりを挟む
次回の事を考慮して、今回は後書き的なものを書きません

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 竜/龍はこの世界でも生態系の頂点に君臨することが多い、なんせ奴らの祖先は神罰の残滓から発生した神獣とも、神と魔神が戦争を起こしたときの膨大なエネルギーから生まれたともいわれているのだ、しかも始祖竜は今だどこかに健在という伝説もあるそうだ

 ここまでいえば、竜/龍がどれ程の驚異なのかも分かるだろう

 そして目の前には、亜龍が5体内1体が亜種、この状況が想像できるだろうか、勿論中盤から終盤ならこれぐらい、という感じだが、まだ序盤の中の序盤だ大抵の転生者は詰むんじゃないかな?

 こうも毎日強敵戦を送り、危険な存在を排除しようとするのは、普通の転生者対策としては正しい、殆どの場合は疲弊し、いつか破れるだろう、だがしかし、この人物相手には悪手だった、実際、既に《殲滅意思》《反抗意思》がいる、勿論他にもいる、この程度では終わらない

〔ゴォーン ゴォーン〕

[条件 強敵撃破 強者圧倒 百戦錬磨 達成]
[人格復活 【戦闘意思】達成]
[戦闘意思の一部能力解放]
[選定中・・・【強者渇望】【揺らがぬ闘志】【折れぬ刃】が選ばれた]
[【戦闘意思】 一人称 固定 「俺」]
[引き続き他の意思を復旧せよ]

(俺が目覚めた!さぁ、戦わせろ!!)

(分かった、じゃあ目の前の蛇よろしく)

(うし、任せとけ、戦闘という面においてはおめぇにゃ負けねぇからな)

[表層人格変更 《本体》⇒《戦闘意思》]
[暴走確率 3% 安全域]
[変更解除の条件 『敵軍全滅』『生命力50%以上』設定完了]
[変更が完了しました]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ここに来て戦闘特化の意志が復活した、その意思は、世界中の知的生命体の『闘いたい』という欲望の強さに応じて戦闘能力が上がる
 他の意思も同じだ、それぞれの冠する感情や欲望で強くなる

「ヨッシャァーーー!初陣じゃーー!」

「そぉれ!腕試しだ、オリャー!」

小手調べの一撃が、相手の胴を深々と切り裂く

「ギャァァァァァァ」

 反撃とばかりに強酸を吐き出す、この強酸は鉄の全身鎧も1秒で溶かしきる劇物だ、さらに切り裂かれた場所からでる亜龍血は膨大な魔力により劇毒となっている、かかればもはや、動くこともままならなくなる
 それを彼は事もなさげに回避し、そのまま別の個体の背に乗り、剣を突き刺す、武術など使用しない、経験と、純粋な身体能力のみで次々と切り刻んで行く

「ほらっ、コイツを食らいな!」

 砲弾も弾く強固な亜龍鱗に投擲された長剣がつかまでグッサリと一体の亜龍の額に突き刺さった

「ギィィ...ィィ」

 一体目が絶命、いかに強力な龍とはいえ、脳を傷つけられればやむ無し
 他の亜龍は激しく激昂し、戦闘意思に牙を剥く、それに対して、彼は、熱くなりながらも、あくまで冷静に、絶命した亜龍ごと、剣を振りかぶった
 龍と戦闘意思の体格差は圧倒的、亜龍の方が150倍以上、重量ならば200倍ほどある、それなのに奴はその細い腕で、亜龍ごと振るった
 これは各々が持つ意思の力と奴のスキル【折れぬ刃】の相乗効果である
 3体の亜龍はその攻撃で、弾かれ、鱗が剥がれ落ちたり、牙が折れたり、眼球が飛び出たり、中には脳漿が飛び散ったのもいた、唯一亜種だけが咄嗟に身を引き、掠るだけに留めた

「ほらほらほらぁ!俺を、もっと、悦しませてくれよぉ!」

 あぁ、かわいそうに、神々がギリギリを攻めるばかりに、この龍達はこんな化け物に蹂躙される、その目には怯えの色がありありと浮かんでいる、他の生物は既に危険を察知し、60km以上離れた場所へ逃げた
 ウラさんが救出した者は余りの恐怖に気絶している、戦闘意思は狂気を纏わせながら愉悦に満ちた表情を浮かべている

「ん?どうしたの?ほら、来いよ」

「なに?怖くて動けないの?は?ふざけんなよ」

 戦闘意思はどこまでも戦いを求める意思だ、特に非常に不利な状況でこそ真価を発揮する、逆に相手にもならなければ興味を失くす、まぁそれだからと言って見逃してもらえるわけでもないのだが

「今更だけどいっか【鑑定眼】」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名   称:土長亜龍レッサー・クレイワーム
推奨レベル:500~600
属   性:土・岩・竜
不 利 属 性:水・雷・魔
有 利 属 性:風・木・天
種 族 能 力:地中遊泳、地形効果無視、物理耐性(強)、魔法耐性(強)、亜龍の瞳、亜龍の咆哮、地震
固 有 能 力:無し
 草原や岩山、火山など、比較的広い範囲に生息する亜龍種
 非常に獰猛な性格で、満腹時でも獲物を見付ければ襲い掛かる、人々の間では、単体ならAランク、複数ならSランクと扱われている


名称:土長亜龍・亜種レッサー・クレイワーム・バリアント
推奨レベル:650~800
属性:土・岩・火・竜
不利属性:水・雷・木・魔
有利属性:天
種族能力:通常種と同じ
固有能力:軍勢指揮、弱点克服、焼滅の神の加護
 土長亜龍の亜種、この個体は、焼滅神の加護によって、火属性の攻撃が可能となり、弱点が減り、残っている弱点の有効度も下がっている
 また、加護の力で知性が宿り、通常種より数段上の力を持つ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「へー、以外といいスキル持ってんじゃん、じゃあ貰っちゃおうか」

[スキル【焼滅の神の加護】【地形効果無視】【物理耐性(強)】【魔法耐性(強)】【亜龍の咆哮】【亜龍の瞳】【地中遊泳】【軍勢指揮】【弱点克服】【地震】の覆製が完了しました]

「うん、終わったな、じゃあバイバイ」

 無慈悲な一振りによって亜龍達は全滅した

[条件が達成されました、表層人格を通常時に戻します]

(お疲れさん、どうだった?この世界での初陣は)

(どうもこうもない、正直弱すぎて話にならん)

(そういってやるな、奴らは亜龍だ、お前が相手じゃ手に余るのは当然だろ)

(いやいや、確か魔王とか、獄卒に転生したときの亜龍はもっと強かっただろ)

(あれは、迷宮産だし、そもそも魔力過多で暴走した個体だろ、むしろこの世界のが素の状態では強いぞ)

(レベル的にか?)

(レベル的にだ)

(・・・まぁいいや、思念空間で殲滅意思に相手して貰うわ)

(そうか、程々にしてくれよ?)

(わーってるよ、そんじゃぁな)

 こうして、戦闘(蹂躙ともいう)は終わった、残った素材も全部回収して、また先へ先へと歩を進めて行く、戦闘意思の殺気によって、殆どの魔獣達は逃げていった、その為、今日はかなりスムーズに進めたと思う、あまりにも同じ風景だから正直体感でしかないけどな
 7日目、夜
 空は雲一つない快晴で、満点の星空が伺えるこの世界は3つの月、4つの太陽のようなものがあるらしい
 ただ、毎日それら全てが見えるのではなく、毎日違うものが1つずつ浮かんでいる、今日の月は】《狂月 割れる海》の夜らしい
 《狂月》は満月に近づく程に魔獣や、魔物が強化され、凶暴化し、その他の生物の波長を乱す危険な月らしい
 《割れる海》は月がひび割れたように見える月で、この星のどこかの海が真っ二つに割れて、その中心に『星海の覇者』と云われる単独撃破不可の超大型の魔物が一晩の間のみ出現しているらしい

 なんとも危険な星だと思わざるを得ない、それにその魔物達は一般冒険者にも視認できる程度である、だがあの山脈には自衛本能で認識しないものもいる、さらに直感でしかないが、それらより強い魔獣もまだまだいる、そう感じるのだ

 ただ、この世界、心当たりがある、まぁ、その心当たりを説明するのに必要な説明をするととんでもなく長くなって面倒だ、機会があれば記述するだろうが今はやらん

 8日目、朝、雲が見えた、草原に出てから一度たりとも見ることの無かった天候の変化が、遠くの空に確認できた、もう少しだ、目視観測に過ぎないが、明日には正常な環境に行ける事だろう

 さて、今日の試練は何だろうか、どうせまた凶悪な試練だろうが

 そんなことを考えていたら、空からの刺客が現れた
 それは、半透明な8枚の翅に空色の滑らかで頑丈そうな外骨格を纏う20m近くある細長い胴、口の脇に生える2本の巨大かつ鋭利な牙と口内に並ぶ血の付着した鋭利な歯が並んでいる、外骨格の関節部分には、黒光りする細くも力強い足が生えている
 要するに、空とぶ巨大な空色の百足ムカデが3匹襲ってきたのだ
 昨日は龍だったのに今日は蟲かよと思っていたが、他の同行人をみると、昨日より怯えている、まさか、こっちの方が危険なのか?
 取り敢えず鑑定しておこう

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名称:殲滅骸蟲マーダーセンチピード
推奨レベル:1000~1050
属性:風・空・魔・蟲
不利属性:岩・木・地・天・野
有効属性:火・宙・竜・知
種族能力:不快な音、複眼、飛翔、高速飛翔、隠密、外骨格再生、空属性魔法(中級)、弱点軽減、即死無効、死亡時延命、精神不動、敵対強化(多数)
固有能力:無し
 平原、荒野、砂漠など、凹凸の少ない土地の上空に生息する巨大な百足
 別名『空色の死神』と呼ばれている
 いくら身体を切り刻まれても、頭を飛ばされても約1分~10分は動き続けて、執拗に獲物を襲うため、多くの冒険者が犠牲となっている
 また、群れで行動することが多く、また、単体でもSクラスであるため、見付けたら即逃げるよう教育される

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 おっふ、凄いのが飛び出たな
 よほど俺らを排除したいらしい、死んでやるつもりなど無いがな

「いつも通り、確実に返り討ちにしようか」

 いつも通り、相手のスキルを奪って、多数のスキルを併用して全て倒した、ざっと8~9時間ぐらいかかった
 それにしても、俊敏性と防御、攻撃力を全部兼ね備えた相手はなかなかに手を焼いた
 それに、頭を粉砕しても尾の毒針や、鋭尖な足を使って、無差別に攻撃してきた時は少し焦った
 それでも黒魔樹邪王よりは苦戦しなかったな

 そんなことを考えていたら、突如、とても嫌な予感を感じた
 その正体は分からないが、対策を練る必要があるな、俺が嫌な予感を感じる時は、大抵、生物の領域を逸脱した何かがこちらに敵意を向けた時だ

[ウラルロイドは【不可能を可能に、可能を不可能に】を発動した]
[スキル【存在掘削】【神喰らう者】【秩序崩壊】【生物の天敵】【霊の天敵】【概念攻撃】【概念防御】【神の御業】【次元拘束】【存在超越】【戦闘中全能力値継続成長(100)】【戦闘中全能力値継続成長(150)】【無尽の魔力】【消費魔力80%削減】を取り戻した]
[異能【天力行使】【禁術行使】【恐怖の遺伝子】【最果ての術式】【災禍顕現】【失われし原初の力】が修復されました]

 ふぅ、ここまで準備すれば最低限、誰も死なないだろう、四肢欠損とかは十分あり得るが、対価を支払うためにほぼすべての回復アイテムを消費してしまった、これ以上は明日まで待たなくてはならない、そして奴らは待ってはくれないだろう

 そら来なすった

「止まりなさい、愚かな者よ」

 透き通るように清らな、それでいて厳かな美声で天使がこちらに呼び掛ける

「断る」

 迷わず断る、そもそも応じたところで皆殺しになるだけだ

「はぁ、そうですか、では仕方ありません」
「我が主君の命によりあなた方を抹殺します」

 その言葉と共に、尋常でない殺気が漏れ出る、精神の弱いものがまともに浴びれば十中八九ショック死してしまう程の殺意の濁流だ

「その主君に別れは済ませたか?覚悟は出来たか?言っておくが、お前は眼中にない、その後だ俺が警戒しているのは」

 おっと、高麗(笑)な天使様が怒りと屈辱で顔が歪んでいる、煽り耐性ないね
 あぁ、これも聞こえてるか、どうでもいいけど

「我ら天使族を侮辱して、ただで死ねると思わないことです」
「私は10位階天使、主の命及び、天使族を侮辱した者に、死を」

 だいたい、5分稼げたか、天使系は煽りやすくて助かる、お陰で【災禍顕現】でより強力な武装が顕現された

[ウラルロイドは災禍【終焉剥離刀パージェントソード】を顕現した]
[ウラルロイドは災禍【復讐般若鎧リベンディーガアーマー】を顕現した]

 刀は10段階評価だと7位、鎧は8位くらいだ
 刀の能力は、斬った場所から約10m程度の大きさの弱い暗黒渦ブラックホールが発生し、超広範囲の全てを呑み込む、更に、収まった後も、剣筋の後には捻れが残り、触れれば異界に引きずり込まれる仕様で直すのは使用者が直すか、5万年待つ必要がある
 ただし、一振り毎に50mlの血液を吸われる

 鎧の方は攻撃を受けた時に、その威力に応じた異常生命体を創造する、基準は、1~50ダメージがSSS級、51~200がレイド級、それ以上は惑星災害級が創造される、創造された物は例外無く鎧の装着者に従順で、特効も厭わない忠誠度である
 ただし、装備中は、ひどい頭痛と、手に持った真っ直ぐな剣ですら、渦を巻いているように見える程の目眩を起こす

 この説明で、(ランクの割に強くね?)と思わなかっただろうか
 だが残念、合っている
 そもそも災禍級は最低ランクの10位階でも聖剣、魔剣の類の最高ランクより強い、もちろんその分自身への悪影響も大きい

「じゃ、さっさとご退場願おうか?テンシサマ」

 歪む視界の中、天使を見つめ(既に表情も、姿勢も分からないが)俺は刀に手を沿えて脱力する、本当なら先に【鑑定眼】で見ておきたいが、歪みすぎてもう反応しない
 この先、頼れるのは、何度も積み重ねてきた戦闘の勘だけ、まだ魂が肉体に完全に融合していないから五感は正直頼りないのだ

 刹那、赤い閃光がこちらに襲いかかった

 天使の標準装備【赤色天力剣レッド・フィリア】が振り下ろされたことで出来る軌跡は赤く光るいくら捻れた視界でも、色は正常だ、軌道は経験則と勘に従って外れる
 巨大な純白の何かが急接近してくる、恐らく、天使が好んで扱う【純然たる聖盾ピリアス・ホールン】で【盾撃シールドバッシュ】してきたといったところか
 これもまた、前述と同じように避ける
 大量の天力が飛来してくる、【刃羽の雨】と呼ばれる上級の魔物等も使う単純で防ぎにくく、避けにくい技だ
 ただし、今相手は気が立っている、一応天使というだけあって、ギリギリのところで、制御できているので、大抵の奴は気付かないだろう、だが俺は違う、天力を少し込めすぎている、それ故に、避けやすかった
 
 他にも天力由来の力をいくつも行使してこちらを攻め立ててくる、もちろん俺も反撃する

 天使の攻撃は一切俺には当たらない、しかし、俺の攻撃は、全て無効化される

 これは神の掟、地上の者は、天上のものにたうちできない理不尽な掟
 それを打ち消すのが【概念攻撃】である
 それに抗うのが【概念防御】である
 ただ、まだそれらは使わない、相手が油断するのを、消耗し、疲弊するのをひたすら待つ
 今使用している能力は職業系の全て、継続成長系、魔力消費削減系、【無尽の魔力】である
 職業系は、ただレベルを上げたいから、継続成長系は、毎分全ステータスが成長し続けるぶっ壊れ性能がある、このスキルで成長した分は、消えない、魔力削減系は集中力を切らさないため、【無尽の魔力】はほぼ無限にあるかのごとく、魔力を生成し続けるスキルだ
 まぁ、要するに、だ。「楽して勝とう!」と言うことだ

 そうして約46時間後、天使はその屍を俺の前に晒していた
 直後、世界が完全停止する、雲も、鳥も、川の水すらも静止した世界、そこで奴が姿を現した
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

性転換スーツ

廣瀬純一
ファンタジー
着ると性転換するスーツの話

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

メインをはれない私は、普通に令嬢やってます

かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・ だから、この世界での普通の令嬢になります! ↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・

婚約破棄されたら魔法が解けました

かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」 それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、王太子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。 「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」 あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。 「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」 死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー! ※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する

高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。 手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

魔道具作ってたら断罪回避できてたわw

かぜかおる
ファンタジー
転生して魔法があったからそっちを楽しんで生きてます! って、あれまあ私悪役令嬢だったんですか(笑) フワッと設定、ざまあなし、落ちなし、軽〜く読んでくださいな。

処理中です...