70 / 123
深化1
アンフェールと魔鉱石と茶色いモップ
しおりを挟む
魔鉱石は天然の魔素を蓄積した鉱石だ。
鉱山の中には魔素噴出の激しい山がある。そういった山では鉱石が魔力を含有するようになるのだ。
生物の魔石よりも純度が落ちる分、含有魔力は少ない。
不純物を含む為爆発しやすいし、山自体魔素が濃い為、現在、どの国も魔鉱石鉱山を閉山している。
戦争が起こらなくなった現在、魔鉱石の需要が無いからだ。
たまに、通常の鉱山から魔鉱石が採取される事がある。猟銃の発火に使う魔鉱石は、そんな採掘量でも足りてしまう。
離宮に飾られていた猟銃にも魔鉱石が使われている。時代は変われども銃火器には魔鉱石なのだ。
(あえて、魔鉱石を大量に準備しようとしている……)
その意味は裏側を知っているアンフェールなら、正解に近いラインで想像出来る。
「魔鉱石の採掘……前王朝時代は行われていたと本で読んだ。確か、魔素だまりで鉱山夫が多く死んだと」
「王様物知りネ。ソウソウ。魔鉱石の鉱山はちょっとした窪みで人が死ぬのヨ」
「恐ろしいな。鉱山夫達は採掘に納得しているんだろうか……」
「知らないかもヨ。採掘されなくなって長いからネ」
グレンとカンジの会話にアンフェールは眉を顰める。
給料がいいとか何とか言って、鉱山夫達を集めたのかもしれない。リスクを教えないまま。
「ああ、デモ」
カンジは何かに思い出した様子で言葉を続ける。
「魔素用の防護服が作られたって噂を聞いた事があるヨ」
「防護服……」
「それがあったとしても、鉱山夫に配られるかは分からないけどネ」
アンフェールはそれに反応する。
魔素防護服。それがどの程度の精度か分からないけれど、完全に防げるなら厄介だ。
こんな時だというのに、考えてしまうのは『竜の谷』の事だ。
飛空船が無いから『竜の谷』は安全だった。
『裂界』と呼ばれる谷から噴出する高濃度の魔素が、集落を守ってくれていた。
魔素代謝が無い人間や竜人はそこを渡れない。そうなっていた。
――防護できるのでは、その前提が崩れてしまう。
飛竜は竜の谷を渡れる。
防護服を着て、飛竜に騎乗すれば『裂界』を渡れるのではないか。そう考えるとアンフェールの顔は青くなった。
(……魔素防護服があれば『竜の谷』に到達できるのではないか、と思いつくにはまだ時間が掛かるだろう。
そもそもカンジが言っているのも『噂』に過ぎない。まずは実在するものなのかどうかを知りたい。ベロニカは知っているだろうか。今度会ったら聞いてみるか……)
グレンがアンフェールの肩に手を置いた。
何だろうと思って顔を上げると、グレンは心配そうにこちらを見ていた。
「怖かった? 変な話をしてしまってごめんね。顔色が悪い」
「大丈夫です。私もこの国を支えていくのですから、色々知っていかないと」
アンフェールが顔を青くしていた理由は言えない。
なので、ショックを受けつつも気丈に振舞う健気な王弟を装った。
グレンにギュッと抱き締められる。
健気っぷりが上手く伝わったようだ。アンフェールは安心した。
グレンがお目当ての新書の会計を済ませ、こちらに戻って来た。
四人で書店を出る。
大通りに面した道でグレンが声を掛けられた。
「ああ、王様、来てたの?」
「オーナー」
散歩に出ていた書店オーナーだ。
オーナーは眼鏡の渋いおじさんだった。こじゃれたスカーフを巻いていて服装は若々しい。
そのオーナーの隣に茶色い塊がいる。
いる、と認識した次の瞬間には茶色い塊はアンフェールの上に乗っていた。
「あ、うわあぁぁぁぁぁぁぁ!」
「アンフェール!」
絶叫するアンフェールと、シエルという偽名を忘れるグレン。
アンフェールの上に乗っているのは書店の看板犬、チョコだ。
チョコという可愛い名前の割に見た目は巨大なモップだ。
大型犬、いや超大型犬だ。大人の男に乗られているようなボリューム感だ。
チョコは腰を振っている。そういう事らしい。
グレンはよいしょとチョコを引っぺがしてくれた。グレンは力持ちなのだ。
グレンがチョコを威圧すると、チョコは「きゅーん」と言って丸くなってしまった。鳴き声だけ可愛らしかった。
アンフェールはボロボロだ。
服は乱れているし、帽子は脱げて黄金の髪が広がっている。眼鏡はどこかに飛んでいってしまった。
――要するに、素の状態のアンフェールが乱れた格好で転がっている形だ。
往来だし、人もいる。
目の前にいるオーナーはポカンとしてアンフェールを見ている。
周囲の時が止まっている。アンフェールは冷や汗をかいた。
グレンが逸早く動いた。
アンフェールをサッと抱き込み、魔術で身体強化を発動する。
彼は「馬車で待ち合わせだ」と、短くロビンたちに伝えた。
アンフェールは抱きかかえられたまま、運ばれていく。バザールの中心を抜ける様に、最短距離の疾走だ。
バザールのざわめきも、風のように後ろへ、後ろへと流れていく。
(なんだか、ドキドキしてしまうな……)
乙女を守る、王子様のようだ。
実際番だし、グレンは王様なのだが。
そんな風のようなスピードだった為、馬車にはすぐ着くことが出来た。
アンフェールは即馬車内に収納されてしまう。更には丁寧に『浄化』を施され、着乱れた服装を直されてしまった。
グレンはうんうんと頷いている。大丈夫になったらしい。
「すみません、兄上。折角の視察でしたのに……」
「いや、先程のは事故のようなものだから」
確かにアンフェールは何も悪くない。
でも、騒ぎになって今後のグレンの視察活動に影響が出てしまうのは嫌だった。
そんなシュンとしたアンフェールの頭に、グレンの手がポンと乗る。
「しょげないで、アンフェール。また、みんなが忘れた頃に街に行こう。
今日は凄く楽しかったんだ。二人で歩くのがこんなに楽しいとは思わなかった。今まで、一人だったからね」
「兄上……」
アンフェールはジーンとしてグレンを見つめる。グレンも優しく微笑んでくれる。
見つめ合う二人。
そして、寄り添う距離は近くなり、ぎゅっと抱き合う。
「私もまた兄上と街を歩きたいです。私も……凄く楽しかった」
グレンは、返事であるかのように髪を撫でてくれた。
アンフェールも、その仕草が嬉しいという意思表示で、グレンの胸元に顔を埋める。
良い匂いがする。すんすんといつまでも嗅いでいたい匂いだ。
アンフェールはうっとりしてしまった。
「ただいまー。開けますよ、入りますよ」
エドワードが結構な音量で声掛けをしてくる。
その意味はちょっと分かる。なんかこう、馬車の中が濃密に二人の世界になっていたからだ。
車内の二人は示し合わせたように行儀よく座り直す。
馬車の扉がジャストのタイミングで開いた。
「陛下も殿下も、ちゃんとご無事でしたね。よかった」
ロビンがこちらを見て、心底ほっとしたように息を吐いている。
「ロビンが心配するからさ。ここまでダッシュして来たんだよ。……ええと、もう少しゆっくりの方が良かった?」
エドワードの方は苦笑いしている。
ぽわぽわした番との空気を気取られただろうか。ちょっと恥ずかしい。
安心した様子の二人も車内に乗り込む。
待機していた御者が御者台に座り、馬車は離宮への道を走り始めた。
◇◇◇
アンフェールは車窓に流れる景色を見ながら、視察で手にした情報を思い返す。
魔鉱石について考える。
鉱山採掘を再開したのは半年前。
閉鎖していた山を開き、採掘を再開するなら採掘以外にも色んな準備が必要だ。寝食、衛生。人を集めるなら必要な物は多い。
例え以前から諸々準備は終わっており、採掘スタート自体が半年前からだとしても、採掘が安定するまで時間は掛かるはずだ。
魔素は人間にとって毒も同然だ。
魔素で死者が出れば現場は混乱するだろう。
閉鎖空間での恐慌状態とは恐ろしいものだ。その恐怖に慣れるまでの時間を考えたら半年など短い。
要するに、まだ大して採掘量は確保できていないんじゃないか、とアンフェールは予想する。
入出国を規制する段階に至るには少し早い。
入出国を規制するのは戦争開始の合図のようなものだ。
アンフェールがエックハルトに渡した証拠書類。
急速に裏取りが進められているらしいそれを、ミセス・ガーベラが察し、動き始めたのか。
向こうとしては書類は予想外だろう。慌てているのかもしれない。
アンフェールは古代竜の顔をして、考え込んだ。
鉱山の中には魔素噴出の激しい山がある。そういった山では鉱石が魔力を含有するようになるのだ。
生物の魔石よりも純度が落ちる分、含有魔力は少ない。
不純物を含む為爆発しやすいし、山自体魔素が濃い為、現在、どの国も魔鉱石鉱山を閉山している。
戦争が起こらなくなった現在、魔鉱石の需要が無いからだ。
たまに、通常の鉱山から魔鉱石が採取される事がある。猟銃の発火に使う魔鉱石は、そんな採掘量でも足りてしまう。
離宮に飾られていた猟銃にも魔鉱石が使われている。時代は変われども銃火器には魔鉱石なのだ。
(あえて、魔鉱石を大量に準備しようとしている……)
その意味は裏側を知っているアンフェールなら、正解に近いラインで想像出来る。
「魔鉱石の採掘……前王朝時代は行われていたと本で読んだ。確か、魔素だまりで鉱山夫が多く死んだと」
「王様物知りネ。ソウソウ。魔鉱石の鉱山はちょっとした窪みで人が死ぬのヨ」
「恐ろしいな。鉱山夫達は採掘に納得しているんだろうか……」
「知らないかもヨ。採掘されなくなって長いからネ」
グレンとカンジの会話にアンフェールは眉を顰める。
給料がいいとか何とか言って、鉱山夫達を集めたのかもしれない。リスクを教えないまま。
「ああ、デモ」
カンジは何かに思い出した様子で言葉を続ける。
「魔素用の防護服が作られたって噂を聞いた事があるヨ」
「防護服……」
「それがあったとしても、鉱山夫に配られるかは分からないけどネ」
アンフェールはそれに反応する。
魔素防護服。それがどの程度の精度か分からないけれど、完全に防げるなら厄介だ。
こんな時だというのに、考えてしまうのは『竜の谷』の事だ。
飛空船が無いから『竜の谷』は安全だった。
『裂界』と呼ばれる谷から噴出する高濃度の魔素が、集落を守ってくれていた。
魔素代謝が無い人間や竜人はそこを渡れない。そうなっていた。
――防護できるのでは、その前提が崩れてしまう。
飛竜は竜の谷を渡れる。
防護服を着て、飛竜に騎乗すれば『裂界』を渡れるのではないか。そう考えるとアンフェールの顔は青くなった。
(……魔素防護服があれば『竜の谷』に到達できるのではないか、と思いつくにはまだ時間が掛かるだろう。
そもそもカンジが言っているのも『噂』に過ぎない。まずは実在するものなのかどうかを知りたい。ベロニカは知っているだろうか。今度会ったら聞いてみるか……)
グレンがアンフェールの肩に手を置いた。
何だろうと思って顔を上げると、グレンは心配そうにこちらを見ていた。
「怖かった? 変な話をしてしまってごめんね。顔色が悪い」
「大丈夫です。私もこの国を支えていくのですから、色々知っていかないと」
アンフェールが顔を青くしていた理由は言えない。
なので、ショックを受けつつも気丈に振舞う健気な王弟を装った。
グレンにギュッと抱き締められる。
健気っぷりが上手く伝わったようだ。アンフェールは安心した。
グレンがお目当ての新書の会計を済ませ、こちらに戻って来た。
四人で書店を出る。
大通りに面した道でグレンが声を掛けられた。
「ああ、王様、来てたの?」
「オーナー」
散歩に出ていた書店オーナーだ。
オーナーは眼鏡の渋いおじさんだった。こじゃれたスカーフを巻いていて服装は若々しい。
そのオーナーの隣に茶色い塊がいる。
いる、と認識した次の瞬間には茶色い塊はアンフェールの上に乗っていた。
「あ、うわあぁぁぁぁぁぁぁ!」
「アンフェール!」
絶叫するアンフェールと、シエルという偽名を忘れるグレン。
アンフェールの上に乗っているのは書店の看板犬、チョコだ。
チョコという可愛い名前の割に見た目は巨大なモップだ。
大型犬、いや超大型犬だ。大人の男に乗られているようなボリューム感だ。
チョコは腰を振っている。そういう事らしい。
グレンはよいしょとチョコを引っぺがしてくれた。グレンは力持ちなのだ。
グレンがチョコを威圧すると、チョコは「きゅーん」と言って丸くなってしまった。鳴き声だけ可愛らしかった。
アンフェールはボロボロだ。
服は乱れているし、帽子は脱げて黄金の髪が広がっている。眼鏡はどこかに飛んでいってしまった。
――要するに、素の状態のアンフェールが乱れた格好で転がっている形だ。
往来だし、人もいる。
目の前にいるオーナーはポカンとしてアンフェールを見ている。
周囲の時が止まっている。アンフェールは冷や汗をかいた。
グレンが逸早く動いた。
アンフェールをサッと抱き込み、魔術で身体強化を発動する。
彼は「馬車で待ち合わせだ」と、短くロビンたちに伝えた。
アンフェールは抱きかかえられたまま、運ばれていく。バザールの中心を抜ける様に、最短距離の疾走だ。
バザールのざわめきも、風のように後ろへ、後ろへと流れていく。
(なんだか、ドキドキしてしまうな……)
乙女を守る、王子様のようだ。
実際番だし、グレンは王様なのだが。
そんな風のようなスピードだった為、馬車にはすぐ着くことが出来た。
アンフェールは即馬車内に収納されてしまう。更には丁寧に『浄化』を施され、着乱れた服装を直されてしまった。
グレンはうんうんと頷いている。大丈夫になったらしい。
「すみません、兄上。折角の視察でしたのに……」
「いや、先程のは事故のようなものだから」
確かにアンフェールは何も悪くない。
でも、騒ぎになって今後のグレンの視察活動に影響が出てしまうのは嫌だった。
そんなシュンとしたアンフェールの頭に、グレンの手がポンと乗る。
「しょげないで、アンフェール。また、みんなが忘れた頃に街に行こう。
今日は凄く楽しかったんだ。二人で歩くのがこんなに楽しいとは思わなかった。今まで、一人だったからね」
「兄上……」
アンフェールはジーンとしてグレンを見つめる。グレンも優しく微笑んでくれる。
見つめ合う二人。
そして、寄り添う距離は近くなり、ぎゅっと抱き合う。
「私もまた兄上と街を歩きたいです。私も……凄く楽しかった」
グレンは、返事であるかのように髪を撫でてくれた。
アンフェールも、その仕草が嬉しいという意思表示で、グレンの胸元に顔を埋める。
良い匂いがする。すんすんといつまでも嗅いでいたい匂いだ。
アンフェールはうっとりしてしまった。
「ただいまー。開けますよ、入りますよ」
エドワードが結構な音量で声掛けをしてくる。
その意味はちょっと分かる。なんかこう、馬車の中が濃密に二人の世界になっていたからだ。
車内の二人は示し合わせたように行儀よく座り直す。
馬車の扉がジャストのタイミングで開いた。
「陛下も殿下も、ちゃんとご無事でしたね。よかった」
ロビンがこちらを見て、心底ほっとしたように息を吐いている。
「ロビンが心配するからさ。ここまでダッシュして来たんだよ。……ええと、もう少しゆっくりの方が良かった?」
エドワードの方は苦笑いしている。
ぽわぽわした番との空気を気取られただろうか。ちょっと恥ずかしい。
安心した様子の二人も車内に乗り込む。
待機していた御者が御者台に座り、馬車は離宮への道を走り始めた。
◇◇◇
アンフェールは車窓に流れる景色を見ながら、視察で手にした情報を思い返す。
魔鉱石について考える。
鉱山採掘を再開したのは半年前。
閉鎖していた山を開き、採掘を再開するなら採掘以外にも色んな準備が必要だ。寝食、衛生。人を集めるなら必要な物は多い。
例え以前から諸々準備は終わっており、採掘スタート自体が半年前からだとしても、採掘が安定するまで時間は掛かるはずだ。
魔素は人間にとって毒も同然だ。
魔素で死者が出れば現場は混乱するだろう。
閉鎖空間での恐慌状態とは恐ろしいものだ。その恐怖に慣れるまでの時間を考えたら半年など短い。
要するに、まだ大して採掘量は確保できていないんじゃないか、とアンフェールは予想する。
入出国を規制する段階に至るには少し早い。
入出国を規制するのは戦争開始の合図のようなものだ。
アンフェールがエックハルトに渡した証拠書類。
急速に裏取りが進められているらしいそれを、ミセス・ガーベラが察し、動き始めたのか。
向こうとしては書類は予想外だろう。慌てているのかもしれない。
アンフェールは古代竜の顔をして、考え込んだ。
32
お気に入りに追加
1,784
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
【完結】ここで会ったが、十年目。
N2O
BL
帝国の第二皇子×不思議な力を持つ一族の長の息子(治癒術特化)
我が道を突き進む攻めに、ぶん回される受けのはなし。
(追記5/14 : お互いぶん回してますね。)
Special thanks
illustration by おのつく 様
X(旧Twitter) @__oc_t
※ご都合主義です。あしからず。
※素人作品です。ゆっくりと、温かな目でご覧ください。
※◎は視点が変わります。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
君は番じゃ無かったと言われた王宮からの帰り道、本物の番に拾われました
ゆきりん(安室 雪)
恋愛
ココはフラワーテイル王国と言います。確率は少ないけど、番に出会うと匂いで分かると言います。かく言う、私の両親は番だったみたいで、未だに甘い匂いがするって言って、ラブラブです。私もそんな両親みたいになりたいっ!と思っていたのに、私に番宣言した人からは、甘い匂いがしません。しかも、番じゃなかったなんて言い出しました。番婚約破棄?そんなの聞いた事無いわっ!!
打ちひしがれたライムは王宮からの帰り道、本物の番に出会えちゃいます。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる