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隠れ家――アンフェールとグレン1
アンフェールと美味しそうな肉体
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アンフェールはグレンに『魔力循環』の説明をした。
魔力を貯蔵する『臓器』を育てるという医療行為がある――と。
この国にはその治療に関する知識が無いらしい。初めて聞く話に彼はビックリしていた。
アンフェールはグレングリーズに対し、短期間ではあったけれど『魔力循環』を行ったし、仕組みや、やり方も教えた。
産まれてくる子供達に魔力不足があった場合、治療を頼みたかったからだ。
という事は、グレングリーズも、拉致で連れていかれた竜種たちも、竜人や人間に『魔力循環』を教えなかったという事だ。
効果があるかは分からないけれど試してみよう、というアンフェールの誘いにグレンは力強く頷いてくれた。弟の為に頑張りたい、という気迫が伝わってくる。
アンフェールはそんな優しい彼の為に、出来る限りの治療を施してやろうと決めた。
「ここが精霊の家……」
「はい、ぼくのお家です。どうぞ、上がってください」
「お邪魔します」
扉を開けてグレンを招く。中は改装済みだ。
厳かな雰囲気だった家は、すっかり可愛らしくなっている。
家具は曲線や丸みを意識した有機的なデザインだ。植物で例えるとキノコっぽい感じだろうか。
カーテンやクッションはフリルがひらひらでフワフワだ。
アンフェールはグレンに精霊だと勘違いされているので、それっぽい内装にしてみたのだ。
「『ヴィシュニア王国史』……アンフェールは随分難しい本を読むんだな」
「うっ……」
可愛らしいまあるい机に、ゴツめの装丁の本が乗っている。先程まで読んでいた歴史書だ。グレンが戻って来たことに気がついて、慌てて外に出たからすっかり仕舞い忘れていた。
学術書であり、挿絵も皆無に近い。イメージ的に愛らしいフワフワした精霊が読む本じゃない。
「グレンと知り合ったから、興味があって。でも難しいね」
興味はあるものの、よく分からなかったフリをする。
てへへ、みたいにおどけて見せればやり過ごせるだろう、とアンフェールは無邪気な精霊を演じた。
「嬉しいな。私もアンフェールに興味津々なんだ。精霊を初めて見たからね。――……でも、興味か。私は興味を持ってもらえる程、面白みのある人間ではないから……」
「……!」
嬉しいと言いつつも、自己肯定感低めな発言をするグレンに、アンフェールは驚いてしまった。
グレンは王子様だ。見目も良く、何だかよく分からない『精霊』設定のアンフェールにも優しい。
ここまで揃っていて、何でこんなに弱気な顔をするんだろう。
「ぼくは、仲良しになったグレンの事が知りたいんだよ!!」
思わず強めにグレンに対する興味を主張してしまった。
グレンは驚いたように目を見開いて、アンフェールを見つめる。アンフェールもグレンに言葉をちゃんと届けたくて見つめ返した。
時が止まったかのように見つめ合う二人。
その間に微妙な空気が流れる。
グレンの頬はみるみる朱に染まっていく。
アンフェールも己の発言を反芻してぽぽぽと赤くなる。
(な……なんで恥ずかしいんだ……? 子孫に興味を持つのは祖先にとって当然じゃないか。グレンが変な顔をするから、私も変な感じになるのだ)
「はっ……はやく魔力循環をはじめよう! こっち。グレン、こっちにきて」
「あ、ああ」
アンフェールは上擦った声で強引に話題を変えた。グレンの手を掴んで寝室に引っ張っていく。
固まっていたグレンもハッと、意識を取り戻したかのようにアンフェールの手が引いていくままついて行った。
とはいえ、手を引くほどリビングと寝室に距離は無い。空気を変える為にした事だ。
扉を開けて、グレンを寝室に招いた。
寝室に入ったグレンは、ほう、と息を吐いて周囲を見回した。
「精霊の寝室……ベッドはずいぶん大きいんだな」
アンフェールの寝室のベッドは改装せずにそのままだ。
古代竜時代、大きなベッドでデーンと寝るのが好きだった。グレングリーズを保護する前からこの大きさだった。
二人で寝ても大きなベッドは、どれだけ激しく目合っても不都合を感じた事は無かった。
マットレスはアンフェール特製で寝心地も良く、天蓋には精霊の加護が宿っていて心落ち着く。四方のカーテンを閉じて眠れば、至上の安心感が得られるという仕様だ。
そしてカーテンに閉じられたそこは、ベッドというよりも部屋といった方が良い位大きな空間だった。
要するに一メートルくらいの背丈のアンフェールが眠るには、大きすぎるくらい大きい。巨大だ。
「お客さまが来てもいいように、大きくしたんだよ」
アンフェールはベッドが大きい理由を、自分以外の部分に乗っける事にした。
ベッド以外の家具は全て作り直したので、そもそもベッドだけデザインも浮いているのだ。
アンフェールはグレングリーズと初めて交わったベッドを、新しいものに入れ替える事が出来なかった。
「お客様……?」
「ぼくのお客さまはグレンが初めて。だから大きくしてよかったねー」
「そ、そうか。精霊の家の初めてのお客様か。……何だか光栄だな」
グレンは嬉しそうにキラキラと目を輝かせている。ジュースを飲んだ時と同じで精霊の不思議な世界に触れた気持ちになっているのかもしれない。
子供っぽい喜びを見せるグレンに、アンフェールの祖父心はキュンと満たされた。
「魔力循環は肌と肌をあわせる必要があるんだ。グレン、上だけでいいから脱いで、ベッドに横になって」
アンフェールが指示を出すと、グレンはワンテンポ置いて、何故か再びポッと赤くなった。
アンフェールはグレンの反応に、手をわたわたさせて慌てた。
「まっ、魔力循環は医療行為だからねっ! 治療だよ、治療!」
「す、すまない」
どうやらグレンはベッドの上で肌を合わすという『言葉』に赤くなったようだった。
赤くなられるとアンフェールも戸惑ってしまう。
先程の変な空気再びになるのは困るのだ。何故困るのかは分からない。言葉に上手く出来ないが、わー! っと叫びだしたい感じになるのだ。
『子孫可愛い』という何かが爆発するのだろうか、とアンフェールは首をひねる。
(しかし言葉に赤らむなど、子孫は純情すぎないか……?
王族で十七歳といったら閨教育だって受けているだろうに。若いならば毎晩誰ぞ抱く位の生活ではないのか……?)
アンフェールはグレンがちゃんと女と致せるのか心配になった。
グレンはぷつぷつとジャケットのボタンを外していく。それを脱いだところで、はたと何かに気付いたように手が止まった。グレンは視線をアンフェールの方に向けた。
「下穿きのみになっていいだろうか? 乗馬服だからシーツを汚してしまう」
「うん。気遣ってくれて、うれしいな。ありがとう」
グレンは人様のベッドに上がるのに、気遣いの出来る子だった。アンフェールは子孫のいい子っぷりにニッコリしてしまう。
グレンは医療行為という事で躊躇いなく脱いでいく。
脱げば意外に良い身体をしていた。着痩せするのだろう。
(綺麗だな……)
アンフェールは下穿きのみになったグレンの裸体に見惚れた。
滑らかな肌にかかる黒髪が、絶妙な艶っぽさを醸し出している。
鍛えられた胸部は張りがあり、その中央の窪みからヘソに至るラインはセクシーな曲線を描いていた。アンフェールの好みのラインだった。
淡く色づいた胸先は経験が薄そうで、粒は小さい。
当たり前だが王子であれば求められるのは雄の役割だ。閨教育ではあまり責められる部分ではないか、と納得する。
吸われれば気持ち良く育つのにな、などと考えてアンフェールは乾いた唇を舐めた。
それは傍から見れば舌なめずりをしている様にも見える仕草だった。
グレンの腰は十代らしく発展途上で細い。
骨盤の出っ張りに感じるのは成長途中の色気だ。あの部分に歯を立てたら、さぞ興奮するだろう。事実今、アンフェールは腰にズクリとした熱を感じている。
あの若木を思わせる伸びやかな脚に、舌を這わせたらどんな反応をするだろう。
内ももを舐め上げれば、善がる声を上げるんだろうか。
後ろを向いたときに見えた臀部は、下穿き越しにも分かる程キュッと引き締まっていた。両手で掴み、割り拓いて、その奥を暴いてしまいたい。
可愛い子孫を、その身の奥まで可愛がれば、より可愛くなるだろうか。
身体の外側も内側も、撫でまわして可愛がり尽くしたい。
甘えられたい。甘やかしたい――。
――そこまで考えてアンフェールはプルプルと首を振った。
アンフェールは我に返った。すっかり物騒な思考に堕ちていた。
何で急にこんな思考に囚われたのか。分からない。アンフェールは現在幼体だ。肉欲を覚えるような年齢ではないのだ。
有り体に言って、グレンは エロティックな身体をしている。
エロスを感じるという判断は、前世の記憶がしているのだろう。だからこの思考は前世の影響なのかもしれない。
アンフェールは番に対しては受け身であったが、番と出会う以前は組み敷いて愛を与える側だった。
だから無意識に、そちら側の目線で彼の身体を吟味していた。
(……私は今、視姦していたのか。いかん。そういった目で見る対象じゃないだろうに。この子は、私とグレングリーズの子孫だぞ。古代竜のプライドはどうした……!)
アンフェールは激しく反省した。
魔力を貯蔵する『臓器』を育てるという医療行為がある――と。
この国にはその治療に関する知識が無いらしい。初めて聞く話に彼はビックリしていた。
アンフェールはグレングリーズに対し、短期間ではあったけれど『魔力循環』を行ったし、仕組みや、やり方も教えた。
産まれてくる子供達に魔力不足があった場合、治療を頼みたかったからだ。
という事は、グレングリーズも、拉致で連れていかれた竜種たちも、竜人や人間に『魔力循環』を教えなかったという事だ。
効果があるかは分からないけれど試してみよう、というアンフェールの誘いにグレンは力強く頷いてくれた。弟の為に頑張りたい、という気迫が伝わってくる。
アンフェールはそんな優しい彼の為に、出来る限りの治療を施してやろうと決めた。
「ここが精霊の家……」
「はい、ぼくのお家です。どうぞ、上がってください」
「お邪魔します」
扉を開けてグレンを招く。中は改装済みだ。
厳かな雰囲気だった家は、すっかり可愛らしくなっている。
家具は曲線や丸みを意識した有機的なデザインだ。植物で例えるとキノコっぽい感じだろうか。
カーテンやクッションはフリルがひらひらでフワフワだ。
アンフェールはグレンに精霊だと勘違いされているので、それっぽい内装にしてみたのだ。
「『ヴィシュニア王国史』……アンフェールは随分難しい本を読むんだな」
「うっ……」
可愛らしいまあるい机に、ゴツめの装丁の本が乗っている。先程まで読んでいた歴史書だ。グレンが戻って来たことに気がついて、慌てて外に出たからすっかり仕舞い忘れていた。
学術書であり、挿絵も皆無に近い。イメージ的に愛らしいフワフワした精霊が読む本じゃない。
「グレンと知り合ったから、興味があって。でも難しいね」
興味はあるものの、よく分からなかったフリをする。
てへへ、みたいにおどけて見せればやり過ごせるだろう、とアンフェールは無邪気な精霊を演じた。
「嬉しいな。私もアンフェールに興味津々なんだ。精霊を初めて見たからね。――……でも、興味か。私は興味を持ってもらえる程、面白みのある人間ではないから……」
「……!」
嬉しいと言いつつも、自己肯定感低めな発言をするグレンに、アンフェールは驚いてしまった。
グレンは王子様だ。見目も良く、何だかよく分からない『精霊』設定のアンフェールにも優しい。
ここまで揃っていて、何でこんなに弱気な顔をするんだろう。
「ぼくは、仲良しになったグレンの事が知りたいんだよ!!」
思わず強めにグレンに対する興味を主張してしまった。
グレンは驚いたように目を見開いて、アンフェールを見つめる。アンフェールもグレンに言葉をちゃんと届けたくて見つめ返した。
時が止まったかのように見つめ合う二人。
その間に微妙な空気が流れる。
グレンの頬はみるみる朱に染まっていく。
アンフェールも己の発言を反芻してぽぽぽと赤くなる。
(な……なんで恥ずかしいんだ……? 子孫に興味を持つのは祖先にとって当然じゃないか。グレンが変な顔をするから、私も変な感じになるのだ)
「はっ……はやく魔力循環をはじめよう! こっち。グレン、こっちにきて」
「あ、ああ」
アンフェールは上擦った声で強引に話題を変えた。グレンの手を掴んで寝室に引っ張っていく。
固まっていたグレンもハッと、意識を取り戻したかのようにアンフェールの手が引いていくままついて行った。
とはいえ、手を引くほどリビングと寝室に距離は無い。空気を変える為にした事だ。
扉を開けて、グレンを寝室に招いた。
寝室に入ったグレンは、ほう、と息を吐いて周囲を見回した。
「精霊の寝室……ベッドはずいぶん大きいんだな」
アンフェールの寝室のベッドは改装せずにそのままだ。
古代竜時代、大きなベッドでデーンと寝るのが好きだった。グレングリーズを保護する前からこの大きさだった。
二人で寝ても大きなベッドは、どれだけ激しく目合っても不都合を感じた事は無かった。
マットレスはアンフェール特製で寝心地も良く、天蓋には精霊の加護が宿っていて心落ち着く。四方のカーテンを閉じて眠れば、至上の安心感が得られるという仕様だ。
そしてカーテンに閉じられたそこは、ベッドというよりも部屋といった方が良い位大きな空間だった。
要するに一メートルくらいの背丈のアンフェールが眠るには、大きすぎるくらい大きい。巨大だ。
「お客さまが来てもいいように、大きくしたんだよ」
アンフェールはベッドが大きい理由を、自分以外の部分に乗っける事にした。
ベッド以外の家具は全て作り直したので、そもそもベッドだけデザインも浮いているのだ。
アンフェールはグレングリーズと初めて交わったベッドを、新しいものに入れ替える事が出来なかった。
「お客様……?」
「ぼくのお客さまはグレンが初めて。だから大きくしてよかったねー」
「そ、そうか。精霊の家の初めてのお客様か。……何だか光栄だな」
グレンは嬉しそうにキラキラと目を輝かせている。ジュースを飲んだ時と同じで精霊の不思議な世界に触れた気持ちになっているのかもしれない。
子供っぽい喜びを見せるグレンに、アンフェールの祖父心はキュンと満たされた。
「魔力循環は肌と肌をあわせる必要があるんだ。グレン、上だけでいいから脱いで、ベッドに横になって」
アンフェールが指示を出すと、グレンはワンテンポ置いて、何故か再びポッと赤くなった。
アンフェールはグレンの反応に、手をわたわたさせて慌てた。
「まっ、魔力循環は医療行為だからねっ! 治療だよ、治療!」
「す、すまない」
どうやらグレンはベッドの上で肌を合わすという『言葉』に赤くなったようだった。
赤くなられるとアンフェールも戸惑ってしまう。
先程の変な空気再びになるのは困るのだ。何故困るのかは分からない。言葉に上手く出来ないが、わー! っと叫びだしたい感じになるのだ。
『子孫可愛い』という何かが爆発するのだろうか、とアンフェールは首をひねる。
(しかし言葉に赤らむなど、子孫は純情すぎないか……?
王族で十七歳といったら閨教育だって受けているだろうに。若いならば毎晩誰ぞ抱く位の生活ではないのか……?)
アンフェールはグレンがちゃんと女と致せるのか心配になった。
グレンはぷつぷつとジャケットのボタンを外していく。それを脱いだところで、はたと何かに気付いたように手が止まった。グレンは視線をアンフェールの方に向けた。
「下穿きのみになっていいだろうか? 乗馬服だからシーツを汚してしまう」
「うん。気遣ってくれて、うれしいな。ありがとう」
グレンは人様のベッドに上がるのに、気遣いの出来る子だった。アンフェールは子孫のいい子っぷりにニッコリしてしまう。
グレンは医療行為という事で躊躇いなく脱いでいく。
脱げば意外に良い身体をしていた。着痩せするのだろう。
(綺麗だな……)
アンフェールは下穿きのみになったグレンの裸体に見惚れた。
滑らかな肌にかかる黒髪が、絶妙な艶っぽさを醸し出している。
鍛えられた胸部は張りがあり、その中央の窪みからヘソに至るラインはセクシーな曲線を描いていた。アンフェールの好みのラインだった。
淡く色づいた胸先は経験が薄そうで、粒は小さい。
当たり前だが王子であれば求められるのは雄の役割だ。閨教育ではあまり責められる部分ではないか、と納得する。
吸われれば気持ち良く育つのにな、などと考えてアンフェールは乾いた唇を舐めた。
それは傍から見れば舌なめずりをしている様にも見える仕草だった。
グレンの腰は十代らしく発展途上で細い。
骨盤の出っ張りに感じるのは成長途中の色気だ。あの部分に歯を立てたら、さぞ興奮するだろう。事実今、アンフェールは腰にズクリとした熱を感じている。
あの若木を思わせる伸びやかな脚に、舌を這わせたらどんな反応をするだろう。
内ももを舐め上げれば、善がる声を上げるんだろうか。
後ろを向いたときに見えた臀部は、下穿き越しにも分かる程キュッと引き締まっていた。両手で掴み、割り拓いて、その奥を暴いてしまいたい。
可愛い子孫を、その身の奥まで可愛がれば、より可愛くなるだろうか。
身体の外側も内側も、撫でまわして可愛がり尽くしたい。
甘えられたい。甘やかしたい――。
――そこまで考えてアンフェールはプルプルと首を振った。
アンフェールは我に返った。すっかり物騒な思考に堕ちていた。
何で急にこんな思考に囚われたのか。分からない。アンフェールは現在幼体だ。肉欲を覚えるような年齢ではないのだ。
有り体に言って、グレンは エロティックな身体をしている。
エロスを感じるという判断は、前世の記憶がしているのだろう。だからこの思考は前世の影響なのかもしれない。
アンフェールは番に対しては受け身であったが、番と出会う以前は組み敷いて愛を与える側だった。
だから無意識に、そちら側の目線で彼の身体を吟味していた。
(……私は今、視姦していたのか。いかん。そういった目で見る対象じゃないだろうに。この子は、私とグレングリーズの子孫だぞ。古代竜のプライドはどうした……!)
アンフェールは激しく反省した。
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