毎晩獣に襲われます

よん

パクパクとご飯を食べ始めていると、

「おはよう。」

「ん……！おはよう！」

同じギルド職員のアデスが来た。
彼は少し無口であまり喋らない。
筋トレをしているらしく僕よりがっちりとしているもちろん‪α‬だ。
‪α‬は、勉学も運動もβやΩに比べ突出している為、有能なやつがとても多い。

「僕も筋肉つけたら襲われないかなぁ」

なんて思いながらも筋トレなんてする気はない。僕が朝食の一番乗りだったらしく続々と皆がやってくる。

「おーはーよー。」
「そろってんじゃーんおっはー！」
「お、はようご、ざいます。」
「おはようございます。」

僕はもぐもぐしながら皆を見つめた。
黒髪でタレ目。身長が高くて、とても優しくておっとりしている。1番仲がいいアシュ。彼は‪α‬。
ピンク色の髪にキラキラした黄色の瞳のメイデー。ようはヤリチン。彼も‪α‬。
小柄で茶髪で顔にそばかすがあるランシェ。博識でなんでも知っている。彼はβ。
長髪の白髪で、メガネをかけ気難しそうな顔をしているドル。
彼は頭が良く、とてもお金持ち。彼は‪α‬。

「もぐもぐ……ｺﾞｸﾝ。おーはよ！」

僕は満面の笑みで4人に返した。
一日の始まりだ！




てか、挨拶個性的すぎだろ！！