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番外編
楓にゃんとネット配信①
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これはある夏休みの話。
「はひ、はじめまひて!!!柳る、瑠衣ともうしましゅぅ!!」
「クスクスっ何この子可愛い~!!私は真希楓。芸能人やってる晴人のカノピでーす!!」
「瑠衣...お前.......。」
はいどうも僕です。今日は晴人の家にお邪魔してるんだけど、楓にゃんが居ました。何の心の準備もしていなかった僕は楓にゃんを前にカチコチになってしまった。芸能人ってオーラやばいとか聞くけど楓にゃんやばいわ。
「楓にゃ、さんは!晴人のどこが好きなんですか!」
混乱しすぎて頭がおかしくなった僕は楓にゃんに変な質問をしてしまい、楓にゃんもビックリしていたが、クスクスと笑い出した。
「何この子面白すぎでしょ!晴人が仲良いだけはある!!」
終始ニコニコの楓にゃんにほっとしつつ晴人の表情を見れば、うんざりした表情をしていた。ちょっと面白い。
「んー無愛想なとこが好きねぇ」
「無愛想なとこですか?」
これはまた意外だ。普通の女の子って王子様タイプが好きかと.......。
「え~八方美人とか無理無理!嫉妬しておかしくなるし!!それなら晴人みたいに知り合いしか優しくしないのの方が良くない??」
「た、確かにですね!!」
優しそうに微笑んで語る楓にゃんに僕もほわほわした気分になる。
晴人の事を思ったより楓にゃんは好きみたいだ。晴人も嬉しそうだし。
なんか惚気られてる??あれ?
「てか、瑠衣ぴょん前髪邪魔くない?あげてみてもいーい?」
「え?あ、はい!どうぞ!」
僕が頭を差し出せば、ピンを取り出して、前髪を止めた楓にゃんが、僕の顔を見て唖然としている。どうしたのだろうか。
「はる、晴人.......?この子。」
「ん?あー。やばいよねぇこいつ」
びっくりしている楓にゃんの後ろで。クックックッと笑っている晴人。
なに?何かついてる??
「かわぃ~、、。」
つい無意識に出てしまったかのような声を出した楓にゃんは僕が聞き返す間もなく僕に抱きついてきた。
「ねぇ!ほんとに可愛い!私のグループ入らない??男の娘枠で!絶対面白い事になるよ!!!どう?」
「.......?!?!ど、どうって言われても.......えぇ?僕が?」
ぼ、僕がアイドル???え???何を言ってるんだろう。
「む、無理です!!」
僕が断固拒否をしても楓にゃんは引かないようでグイグイとくる。
「お化粧しましょ?お洋服も!!髪の毛も私なりのオリジナルにしてもいい?」
ぐへへっと僕に迫って来る楓にゃんに僕がじりじりと後ずされば、晴人が声をかけてきた。
「諦めろ。楓がそうなったら誰も止められねぇから。」
は、晴人ー!僕を助けて~!!!
「じゃあ、、私のお人形さんになってもらうわよ~!!!!」
「ぐへっ!?」
こうして僕が変身させられたのは言うまでもない。
「はひ、はじめまひて!!!柳る、瑠衣ともうしましゅぅ!!」
「クスクスっ何この子可愛い~!!私は真希楓。芸能人やってる晴人のカノピでーす!!」
「瑠衣...お前.......。」
はいどうも僕です。今日は晴人の家にお邪魔してるんだけど、楓にゃんが居ました。何の心の準備もしていなかった僕は楓にゃんを前にカチコチになってしまった。芸能人ってオーラやばいとか聞くけど楓にゃんやばいわ。
「楓にゃ、さんは!晴人のどこが好きなんですか!」
混乱しすぎて頭がおかしくなった僕は楓にゃんに変な質問をしてしまい、楓にゃんもビックリしていたが、クスクスと笑い出した。
「何この子面白すぎでしょ!晴人が仲良いだけはある!!」
終始ニコニコの楓にゃんにほっとしつつ晴人の表情を見れば、うんざりした表情をしていた。ちょっと面白い。
「んー無愛想なとこが好きねぇ」
「無愛想なとこですか?」
これはまた意外だ。普通の女の子って王子様タイプが好きかと.......。
「え~八方美人とか無理無理!嫉妬しておかしくなるし!!それなら晴人みたいに知り合いしか優しくしないのの方が良くない??」
「た、確かにですね!!」
優しそうに微笑んで語る楓にゃんに僕もほわほわした気分になる。
晴人の事を思ったより楓にゃんは好きみたいだ。晴人も嬉しそうだし。
なんか惚気られてる??あれ?
「てか、瑠衣ぴょん前髪邪魔くない?あげてみてもいーい?」
「え?あ、はい!どうぞ!」
僕が頭を差し出せば、ピンを取り出して、前髪を止めた楓にゃんが、僕の顔を見て唖然としている。どうしたのだろうか。
「はる、晴人.......?この子。」
「ん?あー。やばいよねぇこいつ」
びっくりしている楓にゃんの後ろで。クックックッと笑っている晴人。
なに?何かついてる??
「かわぃ~、、。」
つい無意識に出てしまったかのような声を出した楓にゃんは僕が聞き返す間もなく僕に抱きついてきた。
「ねぇ!ほんとに可愛い!私のグループ入らない??男の娘枠で!絶対面白い事になるよ!!!どう?」
「.......?!?!ど、どうって言われても.......えぇ?僕が?」
ぼ、僕がアイドル???え???何を言ってるんだろう。
「む、無理です!!」
僕が断固拒否をしても楓にゃんは引かないようでグイグイとくる。
「お化粧しましょ?お洋服も!!髪の毛も私なりのオリジナルにしてもいい?」
ぐへへっと僕に迫って来る楓にゃんに僕がじりじりと後ずされば、晴人が声をかけてきた。
「諦めろ。楓がそうなったら誰も止められねぇから。」
は、晴人ー!僕を助けて~!!!
「じゃあ、、私のお人形さんになってもらうわよ~!!!!」
「ぐへっ!?」
こうして僕が変身させられたのは言うまでもない。
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