2 / 37
番外編
楓にゃんとネット配信①
しおりを挟む
これはある夏休みの話。
「はひ、はじめまひて!!!柳る、瑠衣ともうしましゅぅ!!」
「クスクスっ何この子可愛い~!!私は真希楓。芸能人やってる晴人のカノピでーす!!」
「瑠衣...お前.......。」
はいどうも僕です。今日は晴人の家にお邪魔してるんだけど、楓にゃんが居ました。何の心の準備もしていなかった僕は楓にゃんを前にカチコチになってしまった。芸能人ってオーラやばいとか聞くけど楓にゃんやばいわ。
「楓にゃ、さんは!晴人のどこが好きなんですか!」
混乱しすぎて頭がおかしくなった僕は楓にゃんに変な質問をしてしまい、楓にゃんもビックリしていたが、クスクスと笑い出した。
「何この子面白すぎでしょ!晴人が仲良いだけはある!!」
終始ニコニコの楓にゃんにほっとしつつ晴人の表情を見れば、うんざりした表情をしていた。ちょっと面白い。
「んー無愛想なとこが好きねぇ」
「無愛想なとこですか?」
これはまた意外だ。普通の女の子って王子様タイプが好きかと.......。
「え~八方美人とか無理無理!嫉妬しておかしくなるし!!それなら晴人みたいに知り合いしか優しくしないのの方が良くない??」
「た、確かにですね!!」
優しそうに微笑んで語る楓にゃんに僕もほわほわした気分になる。
晴人の事を思ったより楓にゃんは好きみたいだ。晴人も嬉しそうだし。
なんか惚気られてる??あれ?
「てか、瑠衣ぴょん前髪邪魔くない?あげてみてもいーい?」
「え?あ、はい!どうぞ!」
僕が頭を差し出せば、ピンを取り出して、前髪を止めた楓にゃんが、僕の顔を見て唖然としている。どうしたのだろうか。
「はる、晴人.......?この子。」
「ん?あー。やばいよねぇこいつ」
びっくりしている楓にゃんの後ろで。クックックッと笑っている晴人。
なに?何かついてる??
「かわぃ~、、。」
つい無意識に出てしまったかのような声を出した楓にゃんは僕が聞き返す間もなく僕に抱きついてきた。
「ねぇ!ほんとに可愛い!私のグループ入らない??男の娘枠で!絶対面白い事になるよ!!!どう?」
「.......?!?!ど、どうって言われても.......えぇ?僕が?」
ぼ、僕がアイドル???え???何を言ってるんだろう。
「む、無理です!!」
僕が断固拒否をしても楓にゃんは引かないようでグイグイとくる。
「お化粧しましょ?お洋服も!!髪の毛も私なりのオリジナルにしてもいい?」
ぐへへっと僕に迫って来る楓にゃんに僕がじりじりと後ずされば、晴人が声をかけてきた。
「諦めろ。楓がそうなったら誰も止められねぇから。」
は、晴人ー!僕を助けて~!!!
「じゃあ、、私のお人形さんになってもらうわよ~!!!!」
「ぐへっ!?」
こうして僕が変身させられたのは言うまでもない。
「はひ、はじめまひて!!!柳る、瑠衣ともうしましゅぅ!!」
「クスクスっ何この子可愛い~!!私は真希楓。芸能人やってる晴人のカノピでーす!!」
「瑠衣...お前.......。」
はいどうも僕です。今日は晴人の家にお邪魔してるんだけど、楓にゃんが居ました。何の心の準備もしていなかった僕は楓にゃんを前にカチコチになってしまった。芸能人ってオーラやばいとか聞くけど楓にゃんやばいわ。
「楓にゃ、さんは!晴人のどこが好きなんですか!」
混乱しすぎて頭がおかしくなった僕は楓にゃんに変な質問をしてしまい、楓にゃんもビックリしていたが、クスクスと笑い出した。
「何この子面白すぎでしょ!晴人が仲良いだけはある!!」
終始ニコニコの楓にゃんにほっとしつつ晴人の表情を見れば、うんざりした表情をしていた。ちょっと面白い。
「んー無愛想なとこが好きねぇ」
「無愛想なとこですか?」
これはまた意外だ。普通の女の子って王子様タイプが好きかと.......。
「え~八方美人とか無理無理!嫉妬しておかしくなるし!!それなら晴人みたいに知り合いしか優しくしないのの方が良くない??」
「た、確かにですね!!」
優しそうに微笑んで語る楓にゃんに僕もほわほわした気分になる。
晴人の事を思ったより楓にゃんは好きみたいだ。晴人も嬉しそうだし。
なんか惚気られてる??あれ?
「てか、瑠衣ぴょん前髪邪魔くない?あげてみてもいーい?」
「え?あ、はい!どうぞ!」
僕が頭を差し出せば、ピンを取り出して、前髪を止めた楓にゃんが、僕の顔を見て唖然としている。どうしたのだろうか。
「はる、晴人.......?この子。」
「ん?あー。やばいよねぇこいつ」
びっくりしている楓にゃんの後ろで。クックックッと笑っている晴人。
なに?何かついてる??
「かわぃ~、、。」
つい無意識に出てしまったかのような声を出した楓にゃんは僕が聞き返す間もなく僕に抱きついてきた。
「ねぇ!ほんとに可愛い!私のグループ入らない??男の娘枠で!絶対面白い事になるよ!!!どう?」
「.......?!?!ど、どうって言われても.......えぇ?僕が?」
ぼ、僕がアイドル???え???何を言ってるんだろう。
「む、無理です!!」
僕が断固拒否をしても楓にゃんは引かないようでグイグイとくる。
「お化粧しましょ?お洋服も!!髪の毛も私なりのオリジナルにしてもいい?」
ぐへへっと僕に迫って来る楓にゃんに僕がじりじりと後ずされば、晴人が声をかけてきた。
「諦めろ。楓がそうなったら誰も止められねぇから。」
は、晴人ー!僕を助けて~!!!
「じゃあ、、私のお人形さんになってもらうわよ~!!!!」
「ぐへっ!?」
こうして僕が変身させられたのは言うまでもない。
0
お気に入りに追加
100
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

そんなの真実じゃない
イヌノカニ
BL
引きこもって四年、生きていてもしょうがないと感じた主人公は身の周りの整理し始める。自分の部屋に溢れる幼馴染との思い出を見て、どんなパソコンやスマホよりも自分の事を知っているのは幼馴染だと気付く。どうにかして彼から自分に関する記憶を消したいと思った主人公は偶然見た広告の人を意のままに操れるというお香を手に幼馴染に会いに行くが———?
彼は本当に俺の知っている彼なのだろうか。
==============
人の証言と記憶の曖昧さをテーマに書いたので、ハッキリとせずに終わります。
美人に告白されたがまたいつもの嫌がらせかと思ったので適当にOKした
亜桜黄身
BL
俺の学校では俺に付き合ってほしいと言う罰ゲームが流行ってる。
カースト底辺の卑屈くんがカースト頂点の強気ド美人敬語攻めと付き合う話。
(悪役モブ♀が出てきます)
(他サイトに2021年〜掲載済)



ある意味王道ですが何か?
ひまり
BL
どこかにある王道学園にやってきたこれまた王道的な転校生に気に入られてしまった、庶民クラスの少年。
さまざまな敵意を向けられるのだが、彼は動じなかった。
だって庶民は逞しいので。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる