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本編
会計様はお休み
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「はぁ、はぁ、せ、先生!!」
僕がなだれ込むように保健室へと入れば、情事中だったようで、先生にアンアン言わせられている生徒と目が合う。僕はこれだから保健室へは来たくないのだ。見境なく手を出す先生は早く解雇されて欲しいと僕は強く願っている。
「おや、瑠衣くん。3Pのお誘いにでもきたんですかっ!」
「.......んぁ!」
先生が突き上げるのと同時に喘ぐ男の子を僕はガン無視して言葉をつのった。
「ちょ、エッチなんてしてる場合じゃないんです!!早く!来て!」
下半身が丸見えの先生を連れ出そうとすれば、ペシッと手を叩かれた。
「ちょ、んっはぁ、、まだ、僕が先生とあぁ、やってんだからぁんっ!後にしてぇぇえ!はぁ、先生強すぎぃ、んっ」
僕が異常事態だと言っているのにも関わらず、やめようとしない職務放棄先生に僕は段々イライラしてくる。
「あーもーキモイんだよ!この性欲ゴリラ共!!早くこいって言ってんだろ?生徒が危険な時に駆けつけんのが先生ってもんだろ???まじで教育委員会言うぞごら」
僕はスマホを取り出し、パシャリと1枚撮り先生に見せつけるようにすれば、先生も少し苛立ったような顔をした。
「.......はぁ。萎えました。早く行きましょう。」
「お前が準備しろよゴリラ!俺は待ってんの!!」
普段の俺だったら先生をゴリラ呼びは如何なものかと思っていたが今は関係ない。というよりもう、ぶちギレている。
喘いでいた生徒も、ちぇっと言って服を着直している。早着替えが得意な先生は、すぐに服を整えた。
「ほら、行きますよ。行きますけど、写真消してくださいよ。」
そう言われ俺は、分かってるから早く来いって!っと先生を急かした。
後ろから着いてくる先生は、強姦現場?とか色々聞いてくるが、僕はそれを全て無視し、生徒会室へと急ぐ。
バンッと音を立てて扉を開き、ソファに寝かせた書記様の傍による。
「先生!!早く!」
小走りながらもゆっくり来ていた先生は、何故生徒会室?っと不思議がっていたが、ソファで寝ている書記様を見るなり、驚いた顔をした。
書記様のそばに寄った先生は僕の方を見て来た。
「.........?寝ているだけでしょ?」
「いや、そこで倒れてたんです。」
俺が書記様を見つけた場所を指させば、先生は腰を折り、書記様を検診し始めた。先生としてはどうかと思うが保険医としては優秀な先生は、書記様をお姫様抱っこした。
「瑠衣くん。バスタオル持ってきて」
真剣な顔をしている先生に生徒会室にあったバスタオルを書記様にガバッと掛けてあげる。
「瑠衣くん。ありがとう。君はもういいよ。早く寮に帰りなさい。」
と言って先生は保健室に帰っていった。
生徒に見境ない先生だが、さすがに病人には手を出さないだろう。
それよりも僕の心配は書記様だった。
書記様があんなに窶れてるならば湊人様もどこかで倒れているのでは?っと考えると僕はゾッとした。
いても立っても居られなくなった僕は、1度教室へと走り出した。
僕がなだれ込むように保健室へと入れば、情事中だったようで、先生にアンアン言わせられている生徒と目が合う。僕はこれだから保健室へは来たくないのだ。見境なく手を出す先生は早く解雇されて欲しいと僕は強く願っている。
「おや、瑠衣くん。3Pのお誘いにでもきたんですかっ!」
「.......んぁ!」
先生が突き上げるのと同時に喘ぐ男の子を僕はガン無視して言葉をつのった。
「ちょ、エッチなんてしてる場合じゃないんです!!早く!来て!」
下半身が丸見えの先生を連れ出そうとすれば、ペシッと手を叩かれた。
「ちょ、んっはぁ、、まだ、僕が先生とあぁ、やってんだからぁんっ!後にしてぇぇえ!はぁ、先生強すぎぃ、んっ」
僕が異常事態だと言っているのにも関わらず、やめようとしない職務放棄先生に僕は段々イライラしてくる。
「あーもーキモイんだよ!この性欲ゴリラ共!!早くこいって言ってんだろ?生徒が危険な時に駆けつけんのが先生ってもんだろ???まじで教育委員会言うぞごら」
僕はスマホを取り出し、パシャリと1枚撮り先生に見せつけるようにすれば、先生も少し苛立ったような顔をした。
「.......はぁ。萎えました。早く行きましょう。」
「お前が準備しろよゴリラ!俺は待ってんの!!」
普段の俺だったら先生をゴリラ呼びは如何なものかと思っていたが今は関係ない。というよりもう、ぶちギレている。
喘いでいた生徒も、ちぇっと言って服を着直している。早着替えが得意な先生は、すぐに服を整えた。
「ほら、行きますよ。行きますけど、写真消してくださいよ。」
そう言われ俺は、分かってるから早く来いって!っと先生を急かした。
後ろから着いてくる先生は、強姦現場?とか色々聞いてくるが、僕はそれを全て無視し、生徒会室へと急ぐ。
バンッと音を立てて扉を開き、ソファに寝かせた書記様の傍による。
「先生!!早く!」
小走りながらもゆっくり来ていた先生は、何故生徒会室?っと不思議がっていたが、ソファで寝ている書記様を見るなり、驚いた顔をした。
書記様のそばに寄った先生は僕の方を見て来た。
「.........?寝ているだけでしょ?」
「いや、そこで倒れてたんです。」
俺が書記様を見つけた場所を指させば、先生は腰を折り、書記様を検診し始めた。先生としてはどうかと思うが保険医としては優秀な先生は、書記様をお姫様抱っこした。
「瑠衣くん。バスタオル持ってきて」
真剣な顔をしている先生に生徒会室にあったバスタオルを書記様にガバッと掛けてあげる。
「瑠衣くん。ありがとう。君はもういいよ。早く寮に帰りなさい。」
と言って先生は保健室に帰っていった。
生徒に見境ない先生だが、さすがに病人には手を出さないだろう。
それよりも僕の心配は書記様だった。
書記様があんなに窶れてるならば湊人様もどこかで倒れているのでは?っと考えると僕はゾッとした。
いても立っても居られなくなった僕は、1度教室へと走り出した。
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