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閑話 第384話〜現在までの全登場キャラクター
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ギュスカール
第384話から登場。魔神第3位、崩神。超特殊魔力である崩壊魔力の持ち主。本来自らをも崩壊させてしまう魔力であるのだが、崩拳と呼ばれる特殊技術を学ぶことで崩壊魔力に耐えられる肉体を得られる。現在崩拳の当主をしているが、長年崩壊魔力で外に出られなかった影響もあり、各地を転々としている。また快楽主義者とも知られており、いつも娯楽に飢えている。暇になるとそこらの戦争などに首をつっこむことがある。
煉獄
第386話から登場。煉獄の魔帝、準魔神クラス。世界最高の火の魔力の持ち主。通常の火の魔法の上位に値する煉獄の炎を扱う。この世のありとあらゆる火の魔法に耐性を持っていると言われ、多くの魔神たちに畏怖される存在。いつも身体が燃え盛っているため素顔はよくわからないのだが、実はかなり美人な女性。
多くの魔神たちに喧嘩を売り、生き延びている。ギュスカールもよく狙われ攻撃される。凶悪な存在だと知られているが、なぜか煉獄による大きな被害というのは無い。
白獣の村の住人たち
第387話から登場。白獣と呼ばれる獣人たち。白獣というのは一般的に体毛が白いだけの獣人。しかし一部を除いて白い体毛の獣人というのは存在が異物とされ迫害されてきた。しかしかつて白獣から一人の魔神、神獣が現れ白獣たちはまともな人権を得た。
しかし現在では白獣は秘密の多い種族ということで忌避の対象になっている。だがそれもかつて神獣と一人の異世界人の約束を守るための決断。今はミチナガの元にいるが、約束を果たすために暗躍している。
白獣の村の村長。
第387話から登場。白獣の村を治める村長であり、ミラルの祖母でもある。白獣として役目を全うするために何やら動いているようだが、ここ最近めっきり老け込んできた。本人もそう長くは無いことに気がついているため、孫のミラルに最後の役目を託している。
アルスデルト・レグシオン
第388話から登場。天罰の魔帝。武器を使わず素手で戦うことを得意とする。法国で魔神であるザラブゼルを除けば最強の男として世界に知られている。これまで英雄の国が法国と大きくことを構えたくなかったのもアルスデルトがいたからとも言われ、多くの魔神たちから一目置かれていた。普段は教会で神父をしており、子供からも誰からも人気がある。
その最後はザクラムと一騎打ちし、敗れた。しかし本来のアルセデルトであれば第一線を退いているとはいえザクラムに負けることなどあり得なかった。狂気に堕ち、自らの信仰にも裏切られた彼は本来の実力も発揮できず、死を望んでいたからこその敗北だろう。
エヴォルヴ
第391話から登場。人物では無いが特別に紹介。人型と四足歩行型の魔導科学兵器の2種類が存在する。科学と魔法が完全融合してできた機体。
設計図はゼロ戦の遺物を所有していた異世界人によってもたらされ、その動力は膨大な金貨を変質させた魔力炉と呼ばれる魔力生成装置からエネルギーを得ている。またいにしえの超大国アトランティスが残したとされる賢者の石の欠けらを伝説の鍛治師でもあり錬金術師でもあったトウショウの技術により復活。さらなる力を得た。
この中の誰か一人でも欠けたら使い魔たちはなんの戦力も持たないままであっただろう。本来であればこの世に存在しなかった兵器。今や100万以上の機体が生産されているが、まだまだ改良の余地はあるらしい。
ガリウス
第392話から登場。12英雄の一人、天騎士の魔帝。元々は法国で神官をしながらアルスデルトから見込みがあると鍛えられていた。しかし法国の上層部の悪事を知り、そのことを正そうとしたが法国の闇の深さは想像以上のもので投獄された。その後脱獄し英雄の国に仕官した。
仕官の際に法国から盗み出した聖装の一つであるランスと鎧を勇者神に捧げた。その後、実力と信頼を勝ち取ったガリウスは12英雄に選ばれ、そのランスと鎧を使用している。なお使用している盾はトウショウの弟子であったドワーフによる名作。
ゲゼフ
第393話から登場。法国の聖人の一人、聖鞭の魔帝。聖人の中でも古参で法国内の権力も五本の指に入るほど。鞭の聖装を扱う。その巧みな鞭さばきに幾人もの猛者が敗れてきた。また法国内で数々のおぞましい人体実験をしてきた。
その最後は使い魔たちによる数々の拷問によるショック死。この時ばかりは魔帝クラスという実力が仇となった。本来ならば即死してしまうような拷問をいくつもこなせてしまった。
ゲゼフの息子
第393話から登場。法国の聖人候補の一人。ゲゼフの晩年にできた子供で、ゲゼフ自身魔力の衰えも感じ取っていたため、自身の後継者として育てた。すでにその実力は魔帝クラスで毒仕込みのレイピアを巧みに扱う。
他人から見ればかなりの問題児であったが、ゲゼフの言うことはなんでも聞いた。おぞましい犯罪をいくつも犯したこの男も最後はガリウスの一撃によって絶命した。
ゲーテランド
第399話から登場。法国の元聖人、奇術師の魔帝。すでに十数年前に引退した老人。かつては複数の魔法を同時に使いこなし、相手が対処することもできず訳も分からないまま敗れていった。しかし今では体は弱り果て、かつてのような魔法行使はできない。しかし最後は戦場で散りたいと考えていたようで今回の法国の侵攻に参戦。
ゲーテランドの魔王クラスの取り巻き
第399話から登場。法国の騎士の隊長クラス。防御や近接戦が得意でゲーテランドと組み合わさると無類の強さを発揮する。ただ本人たちは年寄りのお守りはいやらしく、本当は部隊を引き連れて暴れたかったらしい。
ミスティルティア
第406話から登場。魔神第7位、氷神。大気すらも凍りつかせるほどの魔力を自由自在に扱う。氷国と呼ばれる南極大陸を統べる女王でもある。魔力を溜め込みすぎると周囲の環境に影響を与えてしまうため、毎日ある程度魔力をぬいている。
ポセイドルス
第406話から登場。魔神第5位、海神。巨大なクジラの魚人であり、海を統べる王。9大ダンジョンの一つ、深海のアトランティス最終階層から出土したゲイボルグを所有する。ただ海はあまりにも広いため、正式に配下に加わっていない魚人も数多くいる。
キュウ
第406話から登場。十本指の一人で異世界人。声真似とその声が偽物であることを相手に疑わせなくする能力を持つ。少年のようだが音声のみのため外見は不明。名前も能力が九官鳥のように声真似することと本名からとったものであくまで偽名。
ベビー
第406話から登場。十本指の一人で異世界人。声が低く、少しいかついような男。そこそこの歳のようだが音声のみのため外見は不明。能力も現状不明。
とある国の復興事業従事者たち
第409話から登場。法国によって破壊の限りが尽くされた国。なんとか生き残ったものたちにより復興事業が進むが、その際に街を新しく作り直している。計画的に作られた街は道路も家々も綺麗で大勢の人々が移住を希望。戦争による人口不足が一気に解決した。
カルー
第409話から登場。とある国でミチナガ商会に仕えている従業員の一人。元々は役人であったが、ミチナガ商会で引き抜いた。人々から食事の好みや傾向を聞き、それをレポートにまとめることで国の食文化の傾向調査に役立った。現在はミチナガ商会の事務担当。仕事が多いので休む暇がないと愚痴っているが、待遇は以前よりはるかに良いので辞めることはない。
風呂場警護の兵士
第412話から登場。英雄の国の城の地下にある風呂を守る兵士。この風呂には原則英雄に選ばれたものか、英雄に誘われた一部の客人しか入浴することはできない。普通なら風呂場を守るのなんて、しかも誰も風呂に入っていない時から監視し守るなんてと思う。しかしそれが初代勇者王のための風呂となると話は変わる。この仕事は英雄の国の兵士の仕事の中でも人気トップクラスだ。
彼らの仕事は風呂場を守ることと、風呂の掃除である。また特別に掃除する前の風呂であれば入浴が認められている。これは初代勇者王が決めたということで誰も反対しない。初代勇者王の風呂を守る兵士だというだけで街では人気者だ。
英雄の国の冒険者パーティー
第418話から登場。英雄の国の喫茶店でミチナガが声をかけた冒険者パーティー。最近増えたという墓荒らしについて調査に行く。ミチナガの助成によってタダ働きにはならなくなったが、調査に行く頃にはほとんどの墓は荒らされており、遺骨すら見当たらなかった。
魔神研究の歴史研究家
第421話から登場。英雄の国で過去の魔神について調べている歴史研究家。魔神に関する書物をいくつか出版しており、売れ行きはそこそこ。若い頃は調査のため遠出することもあったが、今では家でゆったりと文章を書いていることがほとんど。
ロクショウ・イッシン
第422話から登場。魔神第10位、神剣。魔神としての順位は最下位であるが、あくまで世界への影響力が低いだけであり、その実力は世界最強の剣豪として知られる。扱える技は神速の抜刀術のみ。しかし誰にも知覚することのできないその抜刀術は間合いに入ればどんな強者でも一刀両断する。また斬撃は空間を切り裂くことができるため、それを用いて空間移動が可能。
蔑称としてガキの剣というものがあるが、それはまるで子供の語る最強の剣士を体現したかのようであるから。
ロクショウ・サエ
第423話から登場。ロクショウ流と呼ばれる世界最大派閥である武術の現当主。巧みな剣さばきとあらゆる武器を華麗に扱い、その実力はロクショウ流始まって以来最強ではないかと言われる。しかし本気のイッシンの前では数秒も持たないことから今でもその剣の腕を磨いている。
ガンドラス・エラルー
第423話から登場。魔国の現国王にして神魔フェイミエラルの父親。元魔神第5位の実力者でもある。今でも国王を続けているのは娘のフェイが自由に遊べるようにするため。愛妻家として知られていたが、妻はフェイを出産する際に体調を崩し、そのまま亡くなった。亡き妻の分まで娘を溺愛している。
氷国の防衛要塞を建設する作業員
第425話から登場。複数枚の防寒着をこれでもかと着込んだ作業員。ただこれだけ着込んでもちゃんと動いていないとすぐに寒くなるためしっかりと働いている。ただ吹雪が多く、作業は難航している。仕事終わりに度数の強い酒を飲むのが大好き。
歴史研究家の魚人
第426話から登場。かつての魚人たちの迫害の歴史を忘れてはならぬと歴史調査をしている。歴史調査の関係上、人間嫌いなものが多い。ただこれから前に進んでいくためにはいつまでも歴史に縛りつけられてはならない。ただ人間と魚人の歴史の闇は根深いためなかなかうまくはいかないだろう。
カナエ・ツグナオ
第428話から登場。異世界人の一人。100年戦争時代を生き抜き、そして100年戦争を終わらせた男。英雄の国の初代国王にして世界初の勇者。元々勇者という言葉は存在しなく、ツグナオを表すために生まれた言葉。今でもその英雄譚は残され、世界で一番愛されているが生前は違ったらしい。勇者であり、国王であったことから勇者王と呼ばれることが多い。
クロ
第428話から登場。黒騎士と呼ばれ勇者王カナエ・ツグナオの絶対なる信頼を得た騎士。英雄の国史上最強の騎士として知られる。物語としては男として語られるが、本人に会ったことのあるヴァルドール曰く可憐な女性。数多の伝説を残した黒騎士は大英雄として勇者王の次に愛されている。
第384話から登場。魔神第3位、崩神。超特殊魔力である崩壊魔力の持ち主。本来自らをも崩壊させてしまう魔力であるのだが、崩拳と呼ばれる特殊技術を学ぶことで崩壊魔力に耐えられる肉体を得られる。現在崩拳の当主をしているが、長年崩壊魔力で外に出られなかった影響もあり、各地を転々としている。また快楽主義者とも知られており、いつも娯楽に飢えている。暇になるとそこらの戦争などに首をつっこむことがある。
煉獄
第386話から登場。煉獄の魔帝、準魔神クラス。世界最高の火の魔力の持ち主。通常の火の魔法の上位に値する煉獄の炎を扱う。この世のありとあらゆる火の魔法に耐性を持っていると言われ、多くの魔神たちに畏怖される存在。いつも身体が燃え盛っているため素顔はよくわからないのだが、実はかなり美人な女性。
多くの魔神たちに喧嘩を売り、生き延びている。ギュスカールもよく狙われ攻撃される。凶悪な存在だと知られているが、なぜか煉獄による大きな被害というのは無い。
白獣の村の住人たち
第387話から登場。白獣と呼ばれる獣人たち。白獣というのは一般的に体毛が白いだけの獣人。しかし一部を除いて白い体毛の獣人というのは存在が異物とされ迫害されてきた。しかしかつて白獣から一人の魔神、神獣が現れ白獣たちはまともな人権を得た。
しかし現在では白獣は秘密の多い種族ということで忌避の対象になっている。だがそれもかつて神獣と一人の異世界人の約束を守るための決断。今はミチナガの元にいるが、約束を果たすために暗躍している。
白獣の村の村長。
第387話から登場。白獣の村を治める村長であり、ミラルの祖母でもある。白獣として役目を全うするために何やら動いているようだが、ここ最近めっきり老け込んできた。本人もそう長くは無いことに気がついているため、孫のミラルに最後の役目を託している。
アルスデルト・レグシオン
第388話から登場。天罰の魔帝。武器を使わず素手で戦うことを得意とする。法国で魔神であるザラブゼルを除けば最強の男として世界に知られている。これまで英雄の国が法国と大きくことを構えたくなかったのもアルスデルトがいたからとも言われ、多くの魔神たちから一目置かれていた。普段は教会で神父をしており、子供からも誰からも人気がある。
その最後はザクラムと一騎打ちし、敗れた。しかし本来のアルセデルトであれば第一線を退いているとはいえザクラムに負けることなどあり得なかった。狂気に堕ち、自らの信仰にも裏切られた彼は本来の実力も発揮できず、死を望んでいたからこその敗北だろう。
エヴォルヴ
第391話から登場。人物では無いが特別に紹介。人型と四足歩行型の魔導科学兵器の2種類が存在する。科学と魔法が完全融合してできた機体。
設計図はゼロ戦の遺物を所有していた異世界人によってもたらされ、その動力は膨大な金貨を変質させた魔力炉と呼ばれる魔力生成装置からエネルギーを得ている。またいにしえの超大国アトランティスが残したとされる賢者の石の欠けらを伝説の鍛治師でもあり錬金術師でもあったトウショウの技術により復活。さらなる力を得た。
この中の誰か一人でも欠けたら使い魔たちはなんの戦力も持たないままであっただろう。本来であればこの世に存在しなかった兵器。今や100万以上の機体が生産されているが、まだまだ改良の余地はあるらしい。
ガリウス
第392話から登場。12英雄の一人、天騎士の魔帝。元々は法国で神官をしながらアルスデルトから見込みがあると鍛えられていた。しかし法国の上層部の悪事を知り、そのことを正そうとしたが法国の闇の深さは想像以上のもので投獄された。その後脱獄し英雄の国に仕官した。
仕官の際に法国から盗み出した聖装の一つであるランスと鎧を勇者神に捧げた。その後、実力と信頼を勝ち取ったガリウスは12英雄に選ばれ、そのランスと鎧を使用している。なお使用している盾はトウショウの弟子であったドワーフによる名作。
ゲゼフ
第393話から登場。法国の聖人の一人、聖鞭の魔帝。聖人の中でも古参で法国内の権力も五本の指に入るほど。鞭の聖装を扱う。その巧みな鞭さばきに幾人もの猛者が敗れてきた。また法国内で数々のおぞましい人体実験をしてきた。
その最後は使い魔たちによる数々の拷問によるショック死。この時ばかりは魔帝クラスという実力が仇となった。本来ならば即死してしまうような拷問をいくつもこなせてしまった。
ゲゼフの息子
第393話から登場。法国の聖人候補の一人。ゲゼフの晩年にできた子供で、ゲゼフ自身魔力の衰えも感じ取っていたため、自身の後継者として育てた。すでにその実力は魔帝クラスで毒仕込みのレイピアを巧みに扱う。
他人から見ればかなりの問題児であったが、ゲゼフの言うことはなんでも聞いた。おぞましい犯罪をいくつも犯したこの男も最後はガリウスの一撃によって絶命した。
ゲーテランド
第399話から登場。法国の元聖人、奇術師の魔帝。すでに十数年前に引退した老人。かつては複数の魔法を同時に使いこなし、相手が対処することもできず訳も分からないまま敗れていった。しかし今では体は弱り果て、かつてのような魔法行使はできない。しかし最後は戦場で散りたいと考えていたようで今回の法国の侵攻に参戦。
ゲーテランドの魔王クラスの取り巻き
第399話から登場。法国の騎士の隊長クラス。防御や近接戦が得意でゲーテランドと組み合わさると無類の強さを発揮する。ただ本人たちは年寄りのお守りはいやらしく、本当は部隊を引き連れて暴れたかったらしい。
ミスティルティア
第406話から登場。魔神第7位、氷神。大気すらも凍りつかせるほどの魔力を自由自在に扱う。氷国と呼ばれる南極大陸を統べる女王でもある。魔力を溜め込みすぎると周囲の環境に影響を与えてしまうため、毎日ある程度魔力をぬいている。
ポセイドルス
第406話から登場。魔神第5位、海神。巨大なクジラの魚人であり、海を統べる王。9大ダンジョンの一つ、深海のアトランティス最終階層から出土したゲイボルグを所有する。ただ海はあまりにも広いため、正式に配下に加わっていない魚人も数多くいる。
キュウ
第406話から登場。十本指の一人で異世界人。声真似とその声が偽物であることを相手に疑わせなくする能力を持つ。少年のようだが音声のみのため外見は不明。名前も能力が九官鳥のように声真似することと本名からとったものであくまで偽名。
ベビー
第406話から登場。十本指の一人で異世界人。声が低く、少しいかついような男。そこそこの歳のようだが音声のみのため外見は不明。能力も現状不明。
とある国の復興事業従事者たち
第409話から登場。法国によって破壊の限りが尽くされた国。なんとか生き残ったものたちにより復興事業が進むが、その際に街を新しく作り直している。計画的に作られた街は道路も家々も綺麗で大勢の人々が移住を希望。戦争による人口不足が一気に解決した。
カルー
第409話から登場。とある国でミチナガ商会に仕えている従業員の一人。元々は役人であったが、ミチナガ商会で引き抜いた。人々から食事の好みや傾向を聞き、それをレポートにまとめることで国の食文化の傾向調査に役立った。現在はミチナガ商会の事務担当。仕事が多いので休む暇がないと愚痴っているが、待遇は以前よりはるかに良いので辞めることはない。
風呂場警護の兵士
第412話から登場。英雄の国の城の地下にある風呂を守る兵士。この風呂には原則英雄に選ばれたものか、英雄に誘われた一部の客人しか入浴することはできない。普通なら風呂場を守るのなんて、しかも誰も風呂に入っていない時から監視し守るなんてと思う。しかしそれが初代勇者王のための風呂となると話は変わる。この仕事は英雄の国の兵士の仕事の中でも人気トップクラスだ。
彼らの仕事は風呂場を守ることと、風呂の掃除である。また特別に掃除する前の風呂であれば入浴が認められている。これは初代勇者王が決めたということで誰も反対しない。初代勇者王の風呂を守る兵士だというだけで街では人気者だ。
英雄の国の冒険者パーティー
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魔神研究の歴史研究家
第421話から登場。英雄の国で過去の魔神について調べている歴史研究家。魔神に関する書物をいくつか出版しており、売れ行きはそこそこ。若い頃は調査のため遠出することもあったが、今では家でゆったりと文章を書いていることがほとんど。
ロクショウ・イッシン
第422話から登場。魔神第10位、神剣。魔神としての順位は最下位であるが、あくまで世界への影響力が低いだけであり、その実力は世界最強の剣豪として知られる。扱える技は神速の抜刀術のみ。しかし誰にも知覚することのできないその抜刀術は間合いに入ればどんな強者でも一刀両断する。また斬撃は空間を切り裂くことができるため、それを用いて空間移動が可能。
蔑称としてガキの剣というものがあるが、それはまるで子供の語る最強の剣士を体現したかのようであるから。
ロクショウ・サエ
第423話から登場。ロクショウ流と呼ばれる世界最大派閥である武術の現当主。巧みな剣さばきとあらゆる武器を華麗に扱い、その実力はロクショウ流始まって以来最強ではないかと言われる。しかし本気のイッシンの前では数秒も持たないことから今でもその剣の腕を磨いている。
ガンドラス・エラルー
第423話から登場。魔国の現国王にして神魔フェイミエラルの父親。元魔神第5位の実力者でもある。今でも国王を続けているのは娘のフェイが自由に遊べるようにするため。愛妻家として知られていたが、妻はフェイを出産する際に体調を崩し、そのまま亡くなった。亡き妻の分まで娘を溺愛している。
氷国の防衛要塞を建設する作業員
第425話から登場。複数枚の防寒着をこれでもかと着込んだ作業員。ただこれだけ着込んでもちゃんと動いていないとすぐに寒くなるためしっかりと働いている。ただ吹雪が多く、作業は難航している。仕事終わりに度数の強い酒を飲むのが大好き。
歴史研究家の魚人
第426話から登場。かつての魚人たちの迫害の歴史を忘れてはならぬと歴史調査をしている。歴史調査の関係上、人間嫌いなものが多い。ただこれから前に進んでいくためにはいつまでも歴史に縛りつけられてはならない。ただ人間と魚人の歴史の闇は根深いためなかなかうまくはいかないだろう。
カナエ・ツグナオ
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クロ
第428話から登場。黒騎士と呼ばれ勇者王カナエ・ツグナオの絶対なる信頼を得た騎士。英雄の国史上最強の騎士として知られる。物語としては男として語られるが、本人に会ったことのあるヴァルドール曰く可憐な女性。数多の伝説を残した黒騎士は大英雄として勇者王の次に愛されている。
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