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鮎川家編
第46話 恋人奪還作戦⑤
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見知らぬ男女達の車に乗った美穂は無言の表情で2人を見ていた。
助手席から美穂を見ていた少女が話し掛ける。
「そんなに緊張しないで下さい、貴女を怪しい場所に連れて行くつもりは無いですので…」
少女は、美穂に向かって挨拶をする。
「初めまして私は、鬼頭沙耶と言います、よろしく」
「私は篠崎美穂と言います。よろしく…。ところで私に協力したい…と言ってましたね」
「ええ…是非とも、お願いしたいのです。同じ仲間としてね…」
「はい?」
運転席で車を運転している男性が信号待ちしている時に、美穂に自分の名刺を渡す。
「私は研究所で脳外科関係の研究をしている柳沢と言います。村石竜也君は先日…ウチの研究所に来たのです」
「え…彼が来たのですか?今はどちらに居ますか教えて下さい!」
美穂は、席を乗り出して柳沢の肩を掴む。
「まあ…ちょっと、落ち着いて焦る気持ちは分かるけど…これから少しずつ説明するので、聞いて下さい」
「あ…はい」
美穂は、席に戻って2人の花を聞く事にした。
「先日…私は、彼と会って一夜を過ごしたの。私の家には執事が居て彼に外出許可を与えたのだけど…それっきり彼は戻って来て居ないの…。それで私達は彼の行方を追っているのだけど…唯一彼が居る可能性が見つかったの」
「それは…何処ですか?」
沙耶は、柳沢に向かって話す。
「先生、タブレット借りますね」
「どうぞ」
許可を頂いた沙耶は、タブレットのグーゴルマップを使って、ある場所を検索すると、その場所を美穂に見せる。
「多分…この家に居ると思われます」
それは上空から航空写真で撮影された場所だが…とても大きな屋敷だった。
「これは…なんかの施設ですか?」
「個人の家です。敷地面積だけで考えるなら…東京ドームよりも大きいと思われます」
「こんな場所に竜也さんが、幽閉されて居るのですか?」
「幽閉では無いですが…何らかの経緯でこの家に入った可能性は考えられます」
「鮎川家と呼ばれる大きな財閥の家だよ、政府運営にも加担している。そちらのお嬢さんの住む鬼頭家とは、昔から商売敵として競り合っている中だった…」
「今は…恋敵かもしれないけどね…」
その話を聞いた美穂が、自分のスケールを超えた場所に恋人が居ると感じて、想像が追い付かななって来た。
「それで…私には、どんな協力が必要なのですか?」
「研究所に着いてから詳しく話すわ」
そう言っている間に車は研究所に着いてしまって、3人は車から降りると研究所の中へと入って行く。
ロビーで3人はテーブルを囲んで話を再開する。
沙耶は昨日の一部始終を美穂に伝える。
「竜也さんは、今朝…電車でアパートに戻る予定だったの、でも…アパートに戻る途中で、誰かが彼の魅力に取り憑かれて彼を誘惑したのよ…。その相手を探そうと私の従兄弟の子が、色んな事を見抜く事が出来る子に相談しようと思ってたのだけど…上手く相談に乗って貰えれなかったの…彼女との会話の中で、相手には恋人が出来たらしく…その相手が多分…竜也さんじゃないかと思われるのよ…」
沙耶の話を聞いた美穂は、沙耶を見て答える。
「あくまでも推測の範囲の話ね…その相手がもし…彼でなかったら、相手に迷惑を掛けた事になるわ。まして…大きな屋敷に住む娘となると、下手に手出ししたら…かなりの慰謝料を要求されるわよ。その辺の事は考えているの?」
「確かに、それは一理あるな…」
柳沢が頷きながら答える。
「この家に住む鮎川凛とは、私は昔からの顔見知りよ…彼女の事は私が良く知っているわ。これまで何人かの男性と交際して来て結構…欲が強いのよ。彼女は私と会って話をする時にどんな男性と交際したかを…話すけど…。これまで1度も自分と会った男性に対して決して『素敵』とか『最高』なんて言う事は無かった。今日…私の知り合いに電話して貰った時だけ、現在の交際相手に彼女は、そう言ったのよ」
その言葉に美穂は口を閉ざして考える。
「他に何か…言っていたかしら?」
「上手く情報を掴める事が出来なかったわ、彼女は不思議な能力があり、相手の素性を見抜く事が出来るのよ。私達が何を調べようとしてるか、あっさり見抜いてしまわれて電話は直ぐに切られてしまったわ」
話が終わると…美穂は「成る程ね…」と、頷く。
「貴女の話からは…竜也さんを拉致した奴は鮎川凛の可能性は考えられるわね。でも…屋敷に入るのは難しいのでは無いの?仮に竜也さんが居たとしても、連れ出すのは難しいでしょう?」
美穂が『拉致した奴』…と言う言葉を使って柳沢は少し驚いた。
「そこで…私は貴女に協力を求めたのよ。貴女は彼が病院に居る時に彼と知り合った、他の女性達とも知り合っているはず。その方達の中の誰かと連絡して欲しいわ」
「まあ…連絡は可能よ・・・他の人達も皆、彼に会いたがっているからね。で…どんな女性を呼ぶの?」
「そうね…入院した事の無い女性が良いわね。それで竜也さんとも肉体関係があると思われる方で…」
「そんな相手居るの?」
柳沢は思わず沙耶に向かって言う。
沙耶の言葉に思わず美穂が笑いながら答える。
「居るわ…とっておきの子が…」
それを聞いた柳沢は、少し恐れた表情をする。
「で…その子には、何をさせるの?」
「私の調べでは、鮎川家は日本舞踊の稽古を定期的に行って居るわ、無料体験も行なって居るの。その時に…その子を屋敷に入れさせて、竜也さんが居るか…を探らせるのよ。上手く行けば、奴から彼を救える筈だから…」
沙耶も凛に対して『奴』呼ばわりし始めた。
「成る程ね…分かったわ、とりあえず彼女には…一応伝えて置くけど…。一言だけ言っても良いかしら?」
「何か…?」
「ハッキリ言って、その子以上に…日本舞踊が1番似合わない子は、多分いないと思えるくらい、彼女は清楚とは程遠い感じの子なのよね…」
それを聞いた柳沢と沙耶は呆気に取られた。
~梅木家…
「コラッ雫ー!」
家の外からも聞こえそうな母の大声が響く。
「もう…なに~?」
髪を掻きながら、シャツとショートパンツをだらしなく着て、ソファーで横になっていた雫が面倒くさそうに母を見る。
「貴女ね、女の子なんだから…もう少し包み深くしなさいよ」
「はあい…ふぁ…」
欠伸しながら、ソファーに置いてあるクッションに顔を乗せる。
「って…言っている側から、ダメじゃない!顔を洗って来なさい」
「はい…はい…」
お腹辺りを掻きながら起き上がり、廊下を歩いて行く。
「全く…一体何処で女の子らしさを置き忘れて来たのかしら…?」
母が呆れた表情で雫を見ている時、家の固定電話が鳴り出した。
「はい、もしもし…梅木ですが。はい…?」
母は少し不思議そうな感じで雫に声を掛ける。
「雫ー!あなたに電話よ」
そう言われて、雫は洗面所からタオルを首に掛けて電話に出る。
「はい…私ですが…何か?」
電話に出た雫は一瞬「え?」と、声出してしまった。
電話相手の話を真剣に聞いていた雫は最後に「分かった…」と、言って電話を切る。
そして…受話器を置いて、部屋に戻ろうとした時、母が気になって雫に話し掛けた。
「何の話しだったの?」
母から電話の内容を聞いた雫だが・・・
「アレ…何だっけ?」
と、3歩歩いた時点で先ほどの事を忘れてしまっていた。
「あ…思い出した、御手洗いに行こうとしてたんだ」
トイレから戻ると、雫は母に向かって
「さっきの電話って誰だっけ?」
「貴女が出たのでしょう!」
「あ…そうだ、えっと・・・日本舞踊が何とか言ってたのよ・・・確か?」
その言葉に母は呆気に取られた。
「貴女…まさか、本気で日本舞踊を学ぶの?」
「ん…学ぼうかと思う」
「まず先に、貴女には女の子らしさを身につけないと無理ね」
「そうなの?ところで日本舞踊って何をするの?」
雫の言葉に母は少し呆れ返っていた。
助手席から美穂を見ていた少女が話し掛ける。
「そんなに緊張しないで下さい、貴女を怪しい場所に連れて行くつもりは無いですので…」
少女は、美穂に向かって挨拶をする。
「初めまして私は、鬼頭沙耶と言います、よろしく」
「私は篠崎美穂と言います。よろしく…。ところで私に協力したい…と言ってましたね」
「ええ…是非とも、お願いしたいのです。同じ仲間としてね…」
「はい?」
運転席で車を運転している男性が信号待ちしている時に、美穂に自分の名刺を渡す。
「私は研究所で脳外科関係の研究をしている柳沢と言います。村石竜也君は先日…ウチの研究所に来たのです」
「え…彼が来たのですか?今はどちらに居ますか教えて下さい!」
美穂は、席を乗り出して柳沢の肩を掴む。
「まあ…ちょっと、落ち着いて焦る気持ちは分かるけど…これから少しずつ説明するので、聞いて下さい」
「あ…はい」
美穂は、席に戻って2人の花を聞く事にした。
「先日…私は、彼と会って一夜を過ごしたの。私の家には執事が居て彼に外出許可を与えたのだけど…それっきり彼は戻って来て居ないの…。それで私達は彼の行方を追っているのだけど…唯一彼が居る可能性が見つかったの」
「それは…何処ですか?」
沙耶は、柳沢に向かって話す。
「先生、タブレット借りますね」
「どうぞ」
許可を頂いた沙耶は、タブレットのグーゴルマップを使って、ある場所を検索すると、その場所を美穂に見せる。
「多分…この家に居ると思われます」
それは上空から航空写真で撮影された場所だが…とても大きな屋敷だった。
「これは…なんかの施設ですか?」
「個人の家です。敷地面積だけで考えるなら…東京ドームよりも大きいと思われます」
「こんな場所に竜也さんが、幽閉されて居るのですか?」
「幽閉では無いですが…何らかの経緯でこの家に入った可能性は考えられます」
「鮎川家と呼ばれる大きな財閥の家だよ、政府運営にも加担している。そちらのお嬢さんの住む鬼頭家とは、昔から商売敵として競り合っている中だった…」
「今は…恋敵かもしれないけどね…」
その話を聞いた美穂が、自分のスケールを超えた場所に恋人が居ると感じて、想像が追い付かななって来た。
「それで…私には、どんな協力が必要なのですか?」
「研究所に着いてから詳しく話すわ」
そう言っている間に車は研究所に着いてしまって、3人は車から降りると研究所の中へと入って行く。
ロビーで3人はテーブルを囲んで話を再開する。
沙耶は昨日の一部始終を美穂に伝える。
「竜也さんは、今朝…電車でアパートに戻る予定だったの、でも…アパートに戻る途中で、誰かが彼の魅力に取り憑かれて彼を誘惑したのよ…。その相手を探そうと私の従兄弟の子が、色んな事を見抜く事が出来る子に相談しようと思ってたのだけど…上手く相談に乗って貰えれなかったの…彼女との会話の中で、相手には恋人が出来たらしく…その相手が多分…竜也さんじゃないかと思われるのよ…」
沙耶の話を聞いた美穂は、沙耶を見て答える。
「あくまでも推測の範囲の話ね…その相手がもし…彼でなかったら、相手に迷惑を掛けた事になるわ。まして…大きな屋敷に住む娘となると、下手に手出ししたら…かなりの慰謝料を要求されるわよ。その辺の事は考えているの?」
「確かに、それは一理あるな…」
柳沢が頷きながら答える。
「この家に住む鮎川凛とは、私は昔からの顔見知りよ…彼女の事は私が良く知っているわ。これまで何人かの男性と交際して来て結構…欲が強いのよ。彼女は私と会って話をする時にどんな男性と交際したかを…話すけど…。これまで1度も自分と会った男性に対して決して『素敵』とか『最高』なんて言う事は無かった。今日…私の知り合いに電話して貰った時だけ、現在の交際相手に彼女は、そう言ったのよ」
その言葉に美穂は口を閉ざして考える。
「他に何か…言っていたかしら?」
「上手く情報を掴める事が出来なかったわ、彼女は不思議な能力があり、相手の素性を見抜く事が出来るのよ。私達が何を調べようとしてるか、あっさり見抜いてしまわれて電話は直ぐに切られてしまったわ」
話が終わると…美穂は「成る程ね…」と、頷く。
「貴女の話からは…竜也さんを拉致した奴は鮎川凛の可能性は考えられるわね。でも…屋敷に入るのは難しいのでは無いの?仮に竜也さんが居たとしても、連れ出すのは難しいでしょう?」
美穂が『拉致した奴』…と言う言葉を使って柳沢は少し驚いた。
「そこで…私は貴女に協力を求めたのよ。貴女は彼が病院に居る時に彼と知り合った、他の女性達とも知り合っているはず。その方達の中の誰かと連絡して欲しいわ」
「まあ…連絡は可能よ・・・他の人達も皆、彼に会いたがっているからね。で…どんな女性を呼ぶの?」
「そうね…入院した事の無い女性が良いわね。それで竜也さんとも肉体関係があると思われる方で…」
「そんな相手居るの?」
柳沢は思わず沙耶に向かって言う。
沙耶の言葉に思わず美穂が笑いながら答える。
「居るわ…とっておきの子が…」
それを聞いた柳沢は、少し恐れた表情をする。
「で…その子には、何をさせるの?」
「私の調べでは、鮎川家は日本舞踊の稽古を定期的に行って居るわ、無料体験も行なって居るの。その時に…その子を屋敷に入れさせて、竜也さんが居るか…を探らせるのよ。上手く行けば、奴から彼を救える筈だから…」
沙耶も凛に対して『奴』呼ばわりし始めた。
「成る程ね…分かったわ、とりあえず彼女には…一応伝えて置くけど…。一言だけ言っても良いかしら?」
「何か…?」
「ハッキリ言って、その子以上に…日本舞踊が1番似合わない子は、多分いないと思えるくらい、彼女は清楚とは程遠い感じの子なのよね…」
それを聞いた柳沢と沙耶は呆気に取られた。
~梅木家…
「コラッ雫ー!」
家の外からも聞こえそうな母の大声が響く。
「もう…なに~?」
髪を掻きながら、シャツとショートパンツをだらしなく着て、ソファーで横になっていた雫が面倒くさそうに母を見る。
「貴女ね、女の子なんだから…もう少し包み深くしなさいよ」
「はあい…ふぁ…」
欠伸しながら、ソファーに置いてあるクッションに顔を乗せる。
「って…言っている側から、ダメじゃない!顔を洗って来なさい」
「はい…はい…」
お腹辺りを掻きながら起き上がり、廊下を歩いて行く。
「全く…一体何処で女の子らしさを置き忘れて来たのかしら…?」
母が呆れた表情で雫を見ている時、家の固定電話が鳴り出した。
「はい、もしもし…梅木ですが。はい…?」
母は少し不思議そうな感じで雫に声を掛ける。
「雫ー!あなたに電話よ」
そう言われて、雫は洗面所からタオルを首に掛けて電話に出る。
「はい…私ですが…何か?」
電話に出た雫は一瞬「え?」と、声出してしまった。
電話相手の話を真剣に聞いていた雫は最後に「分かった…」と、言って電話を切る。
そして…受話器を置いて、部屋に戻ろうとした時、母が気になって雫に話し掛けた。
「何の話しだったの?」
母から電話の内容を聞いた雫だが・・・
「アレ…何だっけ?」
と、3歩歩いた時点で先ほどの事を忘れてしまっていた。
「あ…思い出した、御手洗いに行こうとしてたんだ」
トイレから戻ると、雫は母に向かって
「さっきの電話って誰だっけ?」
「貴女が出たのでしょう!」
「あ…そうだ、えっと・・・日本舞踊が何とか言ってたのよ・・・確か?」
その言葉に母は呆気に取られた。
「貴女…まさか、本気で日本舞踊を学ぶの?」
「ん…学ぼうかと思う」
「まず先に、貴女には女の子らしさを身につけないと無理ね」
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