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病院編
第6話 美穂
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次から次へと発せられる少女の甘い誘惑に竜也は押され気味で、理性があるうちに行動した方が身の為だと感じた。
「え…と、じゃあ…する?」
戸惑いながら竜也は言う。その言葉に少女は頷き
「ええ…しましょうね、いっぱい」
お互いの了承が決まると少女は竜也の腕を引っ張り立ち上がろとする。
その時だった、竜也が顔を上に向けると…目の前に数名の看護師達の姿があった。
「失礼ですが…宮本琴美ちゃん、貴女の診察時間が来ているので小児科に行きましょうか」
「ちょっと彼と、大事な用があるので…それが終わったら行くわ」
「ダメです、今直ぐに行くのよ」
そう言って看護師達は琴美と言う少女の腕を引っ張って連れて行く。
少女が居なくなった事で、少し安心した竜也は看護師の1人が側に立っている事に気付く。
「貴方も大人なんだから、しっかり注意しなさいよ」
(注意したのだけど…)
そんな事を言うと言い訳になるので言わなかった。
「村石竜也さん」
診察の呼び出しが聞こえて竜也は中の待合室へと行く。
診察室に入った。その時竜也は医師の後方に居る看護師達を見てドキッとした。看護師の中に川島直美の姿があった。彼女は竜也を見てニコリと微笑んだ。
竜也は担当医に治療の回復具合を診て貰う。
「大分良くなっているね…来週まで入院して問題が無ければ、その後は通院にしようか」
担当医はカルテに診療経過等を書き込む。
診察は簡単に終わり、担当医が帰って良いよ…と伝え様とした時、竜也が口を開いた。
「あ…あの先生…」
「どうしたんだ?」
「自分は、事故に遭ってから…その、急にモテる様になったのですが…、怪我と関連ありますか?」
担当医は、しばらく考え込んで言う。
「君の言っている内容が少し分からないけど…正直、私達は君に驚いているのだよ」
「え…何故ですか?」
「事故に遭った君を最初見た時には、まず助からないだろうと思った。もし…助かっても一生植物人間では?と思った程だ。しかし…君は数日の間に昏睡状態から意識が回復して、現在は普通に生活出来る状態まで戻っている、長年…いろんな患者を相手にして来たけど…君の様な患者は初めて見たよ」
「そうですか…」
「で…何だっけ、モテる理由を知りたいのかね?ふうん…女性にモテるようには見えんが…」
「その…何故か、女性が来るのです…」
「言っている理由が分からないな…何が言いたいのだね…君は?」
「彼は、こう言いたいのよ、事故の後に何故か女性が自分に好意を抱く理由が何故なのか…?と、先生に尋ねたいのです」
直美が椅子に座っている竜也を後方から抱きしめて、彼の代弁者役をした。彼を抱きしめている時に直美の柔らかい胸が頭に当たっていた。
「なるほど…そう言う事ね」
「先生が知っているなら彼に教えてあげてください」
「君が何故モテるかは、残念ながら私達には専門外だから答えられない。どうしても気になるなら…私の知り合いで、脳科学に付いて研究している人がいるから…退院したら訪ねて見てくれ」
担当医は連絡先を紙に書き込み、それを竜也に渡す。
診察が終わり、待合室に出ると美穂の姿があった。
何処か期待しているようにも思える表情で彼女は竜也に近付いて来る。
「ねえ…どうだったの、診察の結果は?」
「もう一週間、様子見で入院だって…」
「そうなの…」
「君は?」
「明日、退院するわ…」
美穂は少し寂びしそうに言う。竜也自身は内心嬉しかった。
「そう…じゃあ、お別れだね」
「大丈夫よ、私は家が近いから毎日貴方に会いに来てあげる」
「え…?」
竜也は驚いた。
「心配しなくても大丈夫、貴方が退院するまで私お見舞いに来てあげるわ…そしてイッパイ楽しみましょうね」
「は…い…」
正直、竜也は美穂が少し怖かった。美穂は美少女で、ルックスもスタイルも身体も美しい…。アイドルとしてもやっていけるだろう…と思える程で、性交渉もお願いすればしてくれると思えた…。
しかし…それに付け加えて性格が少し問題だった。
独占欲が強く、竜也に関わる女性がいると相手と衝突する…。そう言う意味では…竜也は、美穂には自分以外の人と一緒になって自分の事は忘れてもらいたいと思っていた。
「ねえ、早く病室に戻ってヤリましょうね」
竜也の病室のベッドは女性との行為の場になりつつあった。更に、最近ではベッドがキシキシ…と音がする様になって来た。
「あ…あの、今日はちょっと…」
「何、ダメなの?」
「うん…」
「どうして?」
「ちょっと…少し横になりたくて…」
「そう…」
美穂は少し顔を俯かせた。
「じゃあ、私…添い寝するわ」
「え…」
美穂は竜也の腕を引っ張って病室へと向かう。
美穂に引っ張られて病室に入ったて行く竜也…。ベッドに向かうと美穂は竜也をベッドに座らせてカーテンを引く。その時美穂はチラリと周囲を見回した。
「横にならないの?」
「う…うん」
竜也はベッドに寝る、美穂は竜也の隣に入って来た。シングルベッドである為、2人が入ると少し小さく感じた。
やや狭く感じるベッドの上で竜也は自分の隣で寝る少女を見た。
「フフフ…」
愛らしい笑みを浮かべた少女。まだ…あどけなさが残っている顔、艶やかで長い髪…。可愛らしさのある大人未満の娘ではあるが…それとは間逆に性欲が強く、独占欲もあった。
「ねえ…何考えているの?」
「別に…って、ちょっと!」
美穂は、ベッドのシーツの中から竜也の股間をいきなり触る。
「大っきくなっているわよ」
彼女の前では隠し事は難しかった。
「あのねッ…」
竜也が美穂を見て言おうとした時、彼女は竜也の顔に近付きキスをしようとして来た。
その瞬間、竜也が美穂の体を掴んで押し倒す。
始めて自分が女性の上になった。真上から美穂を見ると今まで強がっていた少女は、竜也に対して初めて恥ずかしそうな振る舞いを見せた。
「ねえ…私の中に貴方の大きなモノを入れて」
「欲しいの?」
その言葉に美穂はコクリと頷く。
「痛くても我慢出来る?」
「ええ…するわ」
「分かった」
そう言うと竜也は美穂に唇を交わす。
彼が得た知識だと…いきなり男の肉棒を女性の中に突っ込むと、女性は痛がる…と聞いた。まずは女性の感度を高めて、ワレメをほぐして、分泌液を溢れさせてから入れた方が良いと聞いた。
「え…と、じゃあ…する?」
戸惑いながら竜也は言う。その言葉に少女は頷き
「ええ…しましょうね、いっぱい」
お互いの了承が決まると少女は竜也の腕を引っ張り立ち上がろとする。
その時だった、竜也が顔を上に向けると…目の前に数名の看護師達の姿があった。
「失礼ですが…宮本琴美ちゃん、貴女の診察時間が来ているので小児科に行きましょうか」
「ちょっと彼と、大事な用があるので…それが終わったら行くわ」
「ダメです、今直ぐに行くのよ」
そう言って看護師達は琴美と言う少女の腕を引っ張って連れて行く。
少女が居なくなった事で、少し安心した竜也は看護師の1人が側に立っている事に気付く。
「貴方も大人なんだから、しっかり注意しなさいよ」
(注意したのだけど…)
そんな事を言うと言い訳になるので言わなかった。
「村石竜也さん」
診察の呼び出しが聞こえて竜也は中の待合室へと行く。
診察室に入った。その時竜也は医師の後方に居る看護師達を見てドキッとした。看護師の中に川島直美の姿があった。彼女は竜也を見てニコリと微笑んだ。
竜也は担当医に治療の回復具合を診て貰う。
「大分良くなっているね…来週まで入院して問題が無ければ、その後は通院にしようか」
担当医はカルテに診療経過等を書き込む。
診察は簡単に終わり、担当医が帰って良いよ…と伝え様とした時、竜也が口を開いた。
「あ…あの先生…」
「どうしたんだ?」
「自分は、事故に遭ってから…その、急にモテる様になったのですが…、怪我と関連ありますか?」
担当医は、しばらく考え込んで言う。
「君の言っている内容が少し分からないけど…正直、私達は君に驚いているのだよ」
「え…何故ですか?」
「事故に遭った君を最初見た時には、まず助からないだろうと思った。もし…助かっても一生植物人間では?と思った程だ。しかし…君は数日の間に昏睡状態から意識が回復して、現在は普通に生活出来る状態まで戻っている、長年…いろんな患者を相手にして来たけど…君の様な患者は初めて見たよ」
「そうですか…」
「で…何だっけ、モテる理由を知りたいのかね?ふうん…女性にモテるようには見えんが…」
「その…何故か、女性が来るのです…」
「言っている理由が分からないな…何が言いたいのだね…君は?」
「彼は、こう言いたいのよ、事故の後に何故か女性が自分に好意を抱く理由が何故なのか…?と、先生に尋ねたいのです」
直美が椅子に座っている竜也を後方から抱きしめて、彼の代弁者役をした。彼を抱きしめている時に直美の柔らかい胸が頭に当たっていた。
「なるほど…そう言う事ね」
「先生が知っているなら彼に教えてあげてください」
「君が何故モテるかは、残念ながら私達には専門外だから答えられない。どうしても気になるなら…私の知り合いで、脳科学に付いて研究している人がいるから…退院したら訪ねて見てくれ」
担当医は連絡先を紙に書き込み、それを竜也に渡す。
診察が終わり、待合室に出ると美穂の姿があった。
何処か期待しているようにも思える表情で彼女は竜也に近付いて来る。
「ねえ…どうだったの、診察の結果は?」
「もう一週間、様子見で入院だって…」
「そうなの…」
「君は?」
「明日、退院するわ…」
美穂は少し寂びしそうに言う。竜也自身は内心嬉しかった。
「そう…じゃあ、お別れだね」
「大丈夫よ、私は家が近いから毎日貴方に会いに来てあげる」
「え…?」
竜也は驚いた。
「心配しなくても大丈夫、貴方が退院するまで私お見舞いに来てあげるわ…そしてイッパイ楽しみましょうね」
「は…い…」
正直、竜也は美穂が少し怖かった。美穂は美少女で、ルックスもスタイルも身体も美しい…。アイドルとしてもやっていけるだろう…と思える程で、性交渉もお願いすればしてくれると思えた…。
しかし…それに付け加えて性格が少し問題だった。
独占欲が強く、竜也に関わる女性がいると相手と衝突する…。そう言う意味では…竜也は、美穂には自分以外の人と一緒になって自分の事は忘れてもらいたいと思っていた。
「ねえ、早く病室に戻ってヤリましょうね」
竜也の病室のベッドは女性との行為の場になりつつあった。更に、最近ではベッドがキシキシ…と音がする様になって来た。
「あ…あの、今日はちょっと…」
「何、ダメなの?」
「うん…」
「どうして?」
「ちょっと…少し横になりたくて…」
「そう…」
美穂は少し顔を俯かせた。
「じゃあ、私…添い寝するわ」
「え…」
美穂は竜也の腕を引っ張って病室へと向かう。
美穂に引っ張られて病室に入ったて行く竜也…。ベッドに向かうと美穂は竜也をベッドに座らせてカーテンを引く。その時美穂はチラリと周囲を見回した。
「横にならないの?」
「う…うん」
竜也はベッドに寝る、美穂は竜也の隣に入って来た。シングルベッドである為、2人が入ると少し小さく感じた。
やや狭く感じるベッドの上で竜也は自分の隣で寝る少女を見た。
「フフフ…」
愛らしい笑みを浮かべた少女。まだ…あどけなさが残っている顔、艶やかで長い髪…。可愛らしさのある大人未満の娘ではあるが…それとは間逆に性欲が強く、独占欲もあった。
「ねえ…何考えているの?」
「別に…って、ちょっと!」
美穂は、ベッドのシーツの中から竜也の股間をいきなり触る。
「大っきくなっているわよ」
彼女の前では隠し事は難しかった。
「あのねッ…」
竜也が美穂を見て言おうとした時、彼女は竜也の顔に近付きキスをしようとして来た。
その瞬間、竜也が美穂の体を掴んで押し倒す。
始めて自分が女性の上になった。真上から美穂を見ると今まで強がっていた少女は、竜也に対して初めて恥ずかしそうな振る舞いを見せた。
「ねえ…私の中に貴方の大きなモノを入れて」
「欲しいの?」
その言葉に美穂はコクリと頷く。
「痛くても我慢出来る?」
「ええ…するわ」
「分かった」
そう言うと竜也は美穂に唇を交わす。
彼が得た知識だと…いきなり男の肉棒を女性の中に突っ込むと、女性は痛がる…と聞いた。まずは女性の感度を高めて、ワレメをほぐして、分泌液を溢れさせてから入れた方が良いと聞いた。
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