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噂・伝説
火の玉・人魂
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昭和時代。よく見たと…噂されていた火の玉。平成の前半位までチラホラと聞こえはありましたが…近年では全く聞かなくなりました。時代の流れなのかな…と、感じる部分があります。今回は自分が聞いた火の玉・人魂を少し紹介させて頂きます。
ちなみに自分は火の玉とかは見た事はありません。
*1
母の実家は群馬県にあります。聞いた話だと母の父親が若い頃、ため池の底に長い棒を入れて勢いよく掻き回せて、人工の火の玉を作ったらしいです。
ため池の底にはリンが溜まる事があるらしく、母の父親はそれを知っていたようで、人工の火の玉を作ってたらしいです。
ただ…夜中にそれをやった時に、たまたま近くを通った警察官が、それを目撃して驚いて気絶したそうです。
*2
僕が住む地元の村に伝わる話です。明治時代、地元の村に極道関係の人達が住み着き、毎晩博打をしてたそうです。そんな中、ある人物がイカサマをして金儲けしてたらしく、それが仲間達の耳に入り、彼にイカサマを止める様に言ったそうですが…彼は聞き耳を向けずに更にイカサマをして仲間達から反感を買い、遂に仲間達は彼を殺害して、近くの池に捨てたそうです。
それ以降、近所では火の玉を目撃した…と噂が流れ始めます。
実際見た人は何人か居たらしいですが、既に昔の事で…今となっては確認をするのは難しいですが…実際、捨てられた池もあり、近所でも噂になる程なので、信憑性は高いと思います。
ちなみに、殺された極道の遺体は、火の玉の噂を聞き知った仲間達が遺体を回収して墓に埋めて供養したらしく、それ以後火の玉も出なくなったとの事です。
*3
家を新しく立て直すことが決まり、我が家の家族は全員離れの家を少し増築させて少しの期間皆で過ごす事になりました。
その年の夏が近付いて来た夕方の頃でした…。
弟が友達と電話で話をしているとき、突然大声で何か言い出します。
自分はどうしたのかと聞き付けけると…
「今、火の玉を見た!」
と、言うので…自分はどっちに行ったのか聞き、弟が指した方を探しますが…
それらしい物を見つける事は出来ませんでした。
自分としては、火の玉はフワフワ…と浮かんでいるイメージでしたが、弟が見たと言うのは一瞬で何処かへと飛び去って行ってしまったようです。
*4
蕎麦屋で一緒に働いている仲間達から聞いた話です。
あるパートの女性が仕事が終わって帰宅する途中、自宅近くの近所の家の前で、青い光の玉が横切って行くのを見たそうです。
女性は一瞬見た人魂が何なのか分からずに帰宅して、しばらくしたら…連絡網で近所の家に住んでいた年寄りの方が亡くなったとの電話が周って来たとの事でした。
女性は自分が見たのが人魂だったと、その時気付いたそうです。
ちなみに自分は火の玉とかは見た事はありません。
*1
母の実家は群馬県にあります。聞いた話だと母の父親が若い頃、ため池の底に長い棒を入れて勢いよく掻き回せて、人工の火の玉を作ったらしいです。
ため池の底にはリンが溜まる事があるらしく、母の父親はそれを知っていたようで、人工の火の玉を作ってたらしいです。
ただ…夜中にそれをやった時に、たまたま近くを通った警察官が、それを目撃して驚いて気絶したそうです。
*2
僕が住む地元の村に伝わる話です。明治時代、地元の村に極道関係の人達が住み着き、毎晩博打をしてたそうです。そんな中、ある人物がイカサマをして金儲けしてたらしく、それが仲間達の耳に入り、彼にイカサマを止める様に言ったそうですが…彼は聞き耳を向けずに更にイカサマをして仲間達から反感を買い、遂に仲間達は彼を殺害して、近くの池に捨てたそうです。
それ以降、近所では火の玉を目撃した…と噂が流れ始めます。
実際見た人は何人か居たらしいですが、既に昔の事で…今となっては確認をするのは難しいですが…実際、捨てられた池もあり、近所でも噂になる程なので、信憑性は高いと思います。
ちなみに、殺された極道の遺体は、火の玉の噂を聞き知った仲間達が遺体を回収して墓に埋めて供養したらしく、それ以後火の玉も出なくなったとの事です。
*3
家を新しく立て直すことが決まり、我が家の家族は全員離れの家を少し増築させて少しの期間皆で過ごす事になりました。
その年の夏が近付いて来た夕方の頃でした…。
弟が友達と電話で話をしているとき、突然大声で何か言い出します。
自分はどうしたのかと聞き付けけると…
「今、火の玉を見た!」
と、言うので…自分はどっちに行ったのか聞き、弟が指した方を探しますが…
それらしい物を見つける事は出来ませんでした。
自分としては、火の玉はフワフワ…と浮かんでいるイメージでしたが、弟が見たと言うのは一瞬で何処かへと飛び去って行ってしまったようです。
*4
蕎麦屋で一緒に働いている仲間達から聞いた話です。
あるパートの女性が仕事が終わって帰宅する途中、自宅近くの近所の家の前で、青い光の玉が横切って行くのを見たそうです。
女性は一瞬見た人魂が何なのか分からずに帰宅して、しばらくしたら…連絡網で近所の家に住んでいた年寄りの方が亡くなったとの電話が周って来たとの事でした。
女性は自分が見たのが人魂だったと、その時気付いたそうです。
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