俺は普通の高校生なので、

雨ノ千雨

文字の大きさ
116 / 793
1章 魔法少女とは出逢わない

1章14 牢獄の空 ①

しおりを挟む

「七海ちゃんったら、こんな場所ではしたないですよ?」



 そこに居たのは今朝も教室で視た顏の、紅月 聖人あかつき まさとの妹だった。



「み、みらい……」

「はーい。みらいちゃんですよー」


 希咲は幼馴染でもあり妹分でもある彼女の姿を認め、盛大に顔を顰めた。

 希咲の言動を見咎めたような口ぶりだが、彼女の表情はいつもどおりの笑顔で、にっこりと楽しそうに目を細めている。


 彼女の表情を見たことで一気に頭が冷えて、それにより自分が今ここで何を口走っていたのかを正確に理解した。


 羞恥が湧きあがるよりも先に『マズイ』という焦燥感が先に走る。


「み、みらい……。あの、これは違うの……」


 よりにもよってマズイ奴にマズイところを見られたと、気ばかりが焦り弁明しようにも上手く言葉が出てこない。


 拙い言い訳を受けた紅月 望莱あかつき みらい希咲 七海きさき ななみの言い分を特に訝しがることもなく、ただ目を細めてニッコリとしたまま口元に手を遣って、「ふふふ……」と柔らかく漏れ出る声を隠した。


「ふふふ、いいんですよぉ。大丈夫です。ちゃーんとわかってます」

「あ、あんた……! マジでやめてよ⁉ ホントに違うんだからっ!」

「えーーー?」


 何かを恐れるように強調してくる希咲と対照的に、望莱はゆるい声で語尾をあげてコテンと首を傾げる。

 そして今度はその顔を弥堂の方へ向けた。


「せーんぱい?」

「……俺か?」

「はい。弥堂せんぱい」


 弥堂は彼女の発音する『先輩』という言葉のイントネーションから感じる甘ったるさに思わず顔を顰めた。


「……なんだ?」

「わ。見て見て七海ちゃん。すっごい嫌そうな顔されました」


 見たことのない動物を発見した子供のように目をまん丸く開いて、楽し気に希咲へ報告をする。

 希咲はそれには反応せず、ただサーっと顔を青褪めさせた。


(ヤバイヤバイヤバイっ……!)


 この二人は絶対に関わらせてはいけないと思っていたのに、完全に油断していたと危機感に身を縛られる。

 暴力事件的な意味では、もう一人の幼馴染の少女である天津 真刀錵あまつ まどかの方が弥堂と組み合わせてはいけないと考えられる。

 だが、そっちはまだわかりやすい。


 それに比べて今現在、自分の目の前に居るこの取り合わせは、何が起こるかわからないという意味での危険性がある。


 一体、何のつもりでここに現れたのかと、彼女の出方を窺いつつ、紅月 聖人あかつき まさとの頭のおかしい妹を警戒した。


 そうしている間に望莱は弥堂にチョッカイをかけていく。


「ねー、“せんぱい”? わたしのこと知ってますか?」

「……紅月の妹だろ」

「はい。そうですよー。兄がいつもお世話になっております。苗字だと兄と区別がつかないので、わたしのことは『みらい』って呼んでくださいね? 弥堂せんぱいっ」

「………」

「わ。見て見て七海ちゃん。こんな露骨な無視、初めてされました!」


 再度クルっと希咲の方へ顔を向けて、今しがたの弥堂とのコミュニケーションの成果を報告してくる。

 傍から見れば、可愛い後輩――妹分が無邪気に懐いてきている姿に見えるが、希咲は彼女の笑顔に愛想笑いすら返さない。


「先輩はあんたに興味ないのよ」

「んま、七海ちゃんったらヒドイです」

「そういうのいいから。大体なんであんたここに居るわけ?」

「なんでって……ここ正門ですし。普通に帰ろうとしてるだけですけど。そしたら偶然七海ちゃんがえっちなことしてる現場に遭遇したんです」

「えっちなことなんてしてないから!」

「えーー? でもぉ……男の子に自分のパンツをリスペクトしろって強要するのはえっちですよね? わたしはそういう経験ないですし、そういう気持ちになったこともないから、よくわからないですけど……」

「ちがうからっ! 強要なんてしてないし!」

「そうなんですか?」

「そうよ! こいつがここで道行く女の子のパンツを無差別にリスペクトしてて、あたしはそれを止めてたの!」

「それは普通に性犯罪者なのでは?」


 望莱はコテンと首を傾げつつ、一方の言い分だけで判断するのは不公平なのでもう一人の当事者にも事情を伺う。


「弥堂せんぱい? 七海ちゃんはこう言ってますけど、“せんぱい”は女の子と見れば誰彼構わずにパンツをリスペクトせずにはいられない不審者さんなんですか?」

「そのような事実はない」

「なるほど。七海ちゃん? そのような事実はないそうですよ?」

「あんた、あたしには口答えするくせに何でそいつの言うことはそのまんま受け入れるわけ⁉」

「そのような事実はないです」

「あんたホントなまいきっ!」


 揶揄うような望莱の態度に希咲は目尻を吊り上げて怒りを露わにするが、彼女は希咲が怒れば怒るほどに笑みを深めていく。


「ところで、パンツをリスペクトってどういう概念なんですか? わたし実は全然わからないんですけど……」

「あたしに聞くな! あたしだって意味わかんないわよ!」

「ほう……では、“せんぱい”?」

「…………」

「わ。すっごい嫌そうな顏で無視されました」

「…………」

「あたしを見るな。助けないわよ」


 望莱からの質問を適当に無視しようとした弥堂だったが、まん丸く開いた瞼に埋まった黒曜石のような瞳にじっと見詰められ、また対応を押し付けようとした希咲にも見放されたので諦めたように嘆息してから重い口を開く。


「……掟だ」

「なるほど。掟なら仕方ないですね。よくわかりました」

「わかるな! それでよくわかる人間がいるわけねーだろ!」

「んもぅ、七海ちゃんったらプリプリしちゃって。でも、そうですね、もうちょっと掘ってみましょうか。というわけで、“せんぱい”? もう少し詳しくお願いします」

「……詳しくは知らん。俺自身はお前らの股間を覆う股布のことなどどうでもいいと考えている。しかし、妙齢の女性の下着については敬意を払って『おぱんつ』と呼称するように上司に強く言われている。命令ならば仕方ない」

「なるほど。命令なら仕方ないですね。よくわかりました。それに……わたしも若輩の身ですが、下着に関しては自分なりに拘って選んでいるので、股布などと言われては確かにリスペクトが足りないな、と思いました。ダブルでよくわかりました。せんぱいはとても効率的な人ですね」

「ほう。わかるのか?」

「ええ。ふふっ、わたしたち、もしかしたら気が合うかもしれませんね」


『効率的』というフレーズが気に入って若干気をよくした弥堂と、彼が自分との間に立てたコミュニケーションの壁を若干下げてくれたことを感じ取って気をよくした望莱が和やかに向かい合う。

 目の前のその光景を見た希咲は盛大に顔を顰めた。


「みらい。もういいでしょ。さっさと帰りなさいよ」

「えー? 何でわたしを帰そうとするんです? 何か都合悪いことでもあるんですか?」

「ないわよ。こいつはろくでもないクズだから、あんたと関わらせたくないだけ」

「んま。七海ちゃんったら本人の前でなんてヒドイことを。“せんぱい”が可哀想です」

「こんくらいで傷つくくらいのメンタルだったらもう少しマシなヤツになってるわよ」

「へぇー……随分“せんぱい”に詳しいんですね? わたし、今日まで七海ちゃんが弥堂せんぱいと仲いいなんて知らなかったです」

「別に仲良くなんてないからっ! あんたが面白がるようなことなんてなんもないし!」

「でもぉ、七海ちゃんはツンデレだしなー。強く否定すると益々怪しいです」

「その否定したらツンデレだからーで片付けるのやめなさいよ! あんたが最初にこれ言い出したのあたしちゃんと覚えてるからね!」

「えーー? そうでしたっけぇ……?」


 コテンと首を傾げて記憶を探る素振りをみせるが、楽し気な彼女の表情を見れば、わかっていて惚けているのは誰からも明らかだった。


「“せんぱい”? 七海ちゃんはこう言ってますけど、どうなんですか?」

「どう、とは?」

「ですからー。二人は仲良しなんですか?」

「こんな女と仲がいいわけあるか」

「あんたの言い方、ホントむかつくわねっ!」

「ふふふ。どうですか、“せんぱい”? 自分で仲良くないって言っておいて、“せんぱい”にもそう言われると怒っちゃうこのメンドクサイところ。ちょーカワイイって思いません?」

「なんでそうなんのよ!」

「……面倒くさい女が可愛いという概念が理解できんのだが」

「またまたー。惚けちゃってー。わたしにはわかります。“せんぱい”はメンドクサイ女が好きな人です。そしてメンドクサイ女にしか好かれない人です」

「その、ような事実はない」


 過去に思い当たる事実があるような気がしたが、気がしただけなら気のせいなので弥堂は男らしく最後まで言い切った。


「――あ! ところで、弥堂せんぱい?」

「……今度はなんだ?」


 パンっと手を叩いてから、何かに気が付いた、もしくは思いついたといった風に話題を変えようとする彼女の仕草が、いかにもわざとらしかったので弥堂は不審な眼を向ける。


「わたしのパンツはリスペクトしなくてもいいんですか?」

「結構だ」

「……あんた何言ってるわけ?」


 スカートの両端をつまんで僅かに持ち上げてみせながら、トンデモ発言をしてくる望莱に対して、弥堂は即答し、希咲は面倒ごとの気配を感じて警戒心を強めた。

 弥堂も大分アレな男だが、この後輩も何を言い出すかわからない危険性のある子だ。それを二人合わせたら何が起こるかわからない。

 早く望莱を帰らせなければと、焦りが募る。


「本当にいいんですかー? 可愛い後輩女子が拘って選んでる下着をリスペクトできる機会なんてそうそうないですよ?」

「結構だ」

「ちょっと、みらい! あんた何のつもり⁉ やめなさいよ!」

「えーー? ほら、七海ちゃんがさっき、“せんぱい”は無差別に女の子のパンツをリスペクトしたがる的なことを言ってたから、試してみたんですよ」

「何を試したっつーのよ」

「ほら、わたしって可愛いじゃないですかー?」


 そう言って自分を指差しながらコテンと首傾げる望莱へ希咲はジト目を向ける。

 しかし、彼女の言葉を否定しなかったのは、あざとい仕草が鼻につくものの、実際にその顔の造形が優れているのは事実だったからだ。


「その可愛いみらいちゃんがですよ? リスペクトおっけーしてるのにノッテこないのは、“せんぱい”は無差別リスペクト魔ではないということですよね」

「……あんた何が言いたいわけ?」

「つまり! です。“せんぱい”は七海ちゃんのパンツだけをリスペクトしたいってことになりますよね?」

「なんでそうなんのよ!」

「えーー?」


 楽しそうにクスクス笑いながら希咲を揶揄いつつ、望莱はまた弥堂の方へ顔を戻す。


「どうなんですか? 弥堂せんぱい」

「そのような事実はない」

「ほんとうに?」

「神に誓って、そのような事実はない」

「えーー? ほんとうかなぁ……?」


 丁寧な口調ではあるが、一切の遠慮もなく弥堂にズケズケと話しかける望莱の様子に希咲の焦りは加速する。

『風紀の狂犬』などという異名で呼ばれている弥堂だが、そんなものに恐れを抱くような子ではないと知ってはいたものの、このままでは非常にマズイことになると焦燥する。


「……みらい、もういいでしょ。何を勘ぐってるのか知んないけど、あんたが期待するようなことは何もないから」

「えーー? ほんとうですかぁ? ほらほら、わたしたちって幼馴染ではありますけど、同時に『紅月ハーレム』のメンバーであり、ライバルでもあるわけじゃないですか?」

「ちげーっつーの」

「正妻の座を狙うわたしとしては、お兄ちゃんの女が一人減るならそれに越したことはないですし? 的な?」

「あんたね……」


 真実味が感じられないような軽い口調でドロドロとしたことを言う彼女へ胡乱な目を向ける。


「とにかく、違うから。こいつとはたまたまここで会っただけだし、普段も別に絡みないし」

「ふ~~ん……そうなんですかー?」

「そうよ」

「へぇ~~」

「……なによ、その態度っ」


 希咲からの咎めるような視線を無視して、望莱は弥堂に問いかける。


「ねぇ、弥堂せんぱい? 七海ちゃんは違うって言ってますけど、実際のところどうなんですか?」

「何に対しての『違う』なのかがまずわからんのだが」

「こいつ絶望的にコミュ力ないから、機微みたいなの期待しても無理よ。てか、もういいでしょ。無理矢理にでも『そういうこと』にしたいみたいだけどムダだから。もう帰んなさいよ、みらい」


 希咲が望莱の肩に触れ、無理にでも帰らせようとするが、彼女はそれもにこやかな笑顔で無視して尚も弥堂に絡む。


「ちなみにです。弥堂せんぱい。もしも『違くない』って言ってくれたら、今日はもう“せんぱい”に話しかけるのをやめてあげます」

「『違くない』」

「コラーーーーーっ⁉」

「まぁっ! やっぱりそうだったんですね!」

「あぁ。キミの言うとおりだ。帰れ」

「ちょっと! 弥堂っ、あんたはなんで――」

「んもぅ、七海ちゃんったら照れちゃってー。こういうところもカワイイって思いません? “せんぱい”」

「そうだな。帰れ」

「みらい! あんたふざけ――」

「“せんぱい”が喜ぶかもって七海ちゃんのカワイイとこ引き出してあげたんですよ? わたしって気の利く後輩だって思いません?」

「キミは素晴らしいな。もう帰れ」

「んま。“せんぱい”ったらヒドイです」


 わざとらしく傷ついたフリをして望莱は下がっていく。


「七海ちゃんにも“せんぱい”にも帰れって言われちゃったことですし、わたしもう帰ります」

「ちょっとみらい! 待ちなさいよ! 違うって言ってんでしょ!」

「もう七海ちゃんったらワガママさん。ふふふ。大丈夫ですよ。わたしはちゃんとわかってます」


 口元を手で隠し「ふふふ」と見た目だけは上品に笑いながら望莱はフェードアウトするようにその場を離れていく。


「待てっつってんだろ! あんた何をどうわかってんのよ! つーか絶対わかっててやってんだろ⁉」


 希咲は離脱しようとする彼女を追おうとするが――


「では、な――」


 それを好機と見たか、弥堂もこの場を辞そうとする。

 望莱の行く方とは逆の方向へ。


「あっ⁉ こらっ! あんたなに逃げようとしてんのよ!」


 弥堂の行動に気が付いた希咲はどちらを追うか迷い、どちらを追うことも出来ない。


「あーーーーっ! もうっ! やっぱりわけわかんないことになった!」


 逡巡し、両方を止めることは難しいと判断して取捨選択をする。

 そして彼女はガッと弥堂の制服の上着を背中から掴んだ。


「追わなくていいのか?」

「…………あんたに、用があるって、言ったでしょ……」


 色々な感情を堪えながらどうにか冷静に声に出した。


「……あたし、こんなに疲れたのに、まだ用件すら言えてないんだけど……? ほんと、なんなの? あんた……」

「俺に言われてもな」


 まるっきり身に覚えのない理不尽なことを言われたとばかりに、弥堂はその無表情顏に不愉快さを僅かに表す。


 希咲はそんな男の背中を掴みながら上体を折って息を整えつつ、首だけを回して振り向く彼の顏を咎めるような目でジッと見上げる。

 弾む息と共に疲労も身体の外へ抜けていってくれないものかと願った。



「それで? 結局お前は何の用なんだ?」


 まるでこれまでの出来事など何もなかったかのように促す弥堂に希咲は応えず、ただ無言でジトっとした目を向けた。


「……あんた、ホントきらい」

「それが用件か。なるほど、お前の気持ちは理解した。これで終わりだな? 帰るぞ」

「んなわけないでしょ。バカじゃないの」

「じゃあ、さっさとしろ。何でそんなにトロいんだ。バカじゃねえのか」


 どうしてこの女はいちいち余計な一言ばかり付け加えて先に進もうとしないのかと、いちいち余計な一言を付け加える男は苛立った。

 当然希咲もそれに苛立つが、先に進まないのは事実なのでガックリと肩を落とし疲労感を滲ませながら切り出す。


「……あーー、うん、そうね……用件は3つあります……」

「多いな。ひとつにしろ」

「イヤよ。ここまで疲れさせられて完遂せずに帰れるか。バカ」

「チッ。早くしろよ」

「なんなの、その態度。マジなまいき……って、もういいや。一つ目は愛苗のことです」

「……水無瀬だと?」


 希咲の口から出てきた名前に弥堂は眉を寄せる。


「イヤそうな顏すんな。マジ失礼」

「……で?」

「あーーと、あたしがさ、月曜からしばらく旅行でいないの知ってるわよね?」

「あぁ」

「は? なんで知ってんの? あたし、あんたにそんなこと教えてないわよね? キモいんだけど」


 肯定の意を示した途端、何故か真顔になりシラっとした目を向けてくる彼女に今度は弥堂が疲労感を表に出す。


「あのな。直接聞いてなくても周りであれだけデカい声で喋ってれば嫌でも情報は入ってくるだろうが……」

「ふふっ……ジョーダンよ。ちょっと揶揄っただけ」

「余計な口をきくな。お前が旅行に行くにあたって、水無瀬のことで俺に何を頼むというんだ」

「もうっ、つまんないヤツね。まぁ、いいわ。あのね……? 愛苗のこと少し気にしてあげて欲しいの」

「まぁ、そうだろうな。だが、俺の答えも想像ついていただろう。断る」


 弥堂にとっては決して好ましくないという意味で予想どおりの話であり、それを取り付く島もないほど端的に断る。


「もちろんそう言うと思ったけどさ。でも、お願い」

「……単純に面倒だからという点と、そんなこと頼まれる筋合いがないという点で断るというのを差し引いても、それ以前にまず人選ミスだろう。そもそも野崎さんたちに頼んでいただろうが、俺の出る幕などない」

「そんなことわかってるわよ。あんたにお願いしたいのは野崎さんたちにお願いしたこととは別のことよ」


 頼む側の希咲としても断られるのは予想どおりだったので、用意していた回答を展開していく。


「あんたにお願いしたいのは、普通にクラスでひとりぼっちにさせないであげて――とかじゃなくってさ、もっとあんた向きの話よ」

「俺向き……だと?」

「そ」


 訝しがる弥堂に人差し指を立てた手を見せながら理解を促していく。

しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~

尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。 だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。 全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。 勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。 そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。 エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。 これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。 …その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。 妹とは血の繋がりであろうか? 妹とは魂の繋がりである。 兄とは何か? 妹を護る存在である。 かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

ナッツアーモンド
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模S子。新入社員として入った会社でS子を待ち受ける運命とは....。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

処理中です...