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第三章
第十四話.顕現
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「久理子、隠れてろ!」
「言われるまでもなくっ」
俺は釣竿を放っておいて、久理子を後ろへと隠れさせる。
小鳥遊さんはやや首を傾げて、様子を窺っていた。黒い目が不気味だ。
財布からおふだを取り出し、地面へと張る。
結界が張られる――と同時に、小鳥遊さんは翼を広げた。
「来るかっ」
「ひゃー!」
翼が羽ばたき、彼女の体が浮き上がる。
ちらりと後方を見やる。空き家であろう倉庫が目に留まった。
このままだと自由に空から攻撃されて不利だ、室内で戦いたい。
「後ろの倉庫に行こう!」
「あいさー!」
背中を向けるのは勇気がいるが、思い切って踵を返す。
羽ばたく音が激しくなり、風が吹く。
俺達のいた場所に、ガリッと削る音が響く。彼女の攻撃であろう。
「ひょわー!」
「振り向くな! 真っ直ぐに向かえ!」
「あ、あいあいさー!」
木造の倉庫は扉も外れかけており、俺は足蹴りして扉を強引に開けて中へと二人で飛び込む。
新たなお札を取り出して、倉庫を中心に結界を張りなおした。
高さ二階分の、やや広い空間の倉庫。
屋根からはコツコツと足音が聞こえる、屋根の上にいるようだが次はどうでるか。
「久理子、隅のほうに行ったほうがいい」
「もう行ってる!」
「早いなおい」
久理子のほうを見ると隅に置いてあったドラム缶の影に隠れていた。
まるで自分もドラム缶であるかのように縮こまっていた、可愛い。
天井からは、木の割れる音が聞こえてくる。
窓から入ってくればいいものを、わざわざ天井を割って入ってきやがる。
亀裂からは黒い瞳が見え、その瞳は俺を捉える。
両手でこじ開けて亀裂を広げ、ずるりと中へ入ってくる。
地面へと落下する中で、翼を広げてふわりと体勢を整える。
またもや、首をやや傾げて、こちらの様子を窺っているようだった。久理子のほうを一瞥していたが、やはり目的は俺のようで、すぐに視線は俺へと移される。
そして更に。
天井から、落下してきた何かを彼女は掴む。
「コウトリバコか……」
彼女の手には、コウトリバコが握られていた。
今回は、昨日と違って本気のようだ。
本気で、俺を殺そうとしている。
まったく、ちょっと箱を壊そうとしただけなのになんて敵意だ。
「と、冬弥ー、大丈夫なの?」
「大丈夫だろう、多分」
「多分ってつけないで!」
「じゃあ、大丈夫」
そう、言い切る。
まあ、大丈夫。
きっと、大丈夫。
やれるだけやってやるさ。
なぁに、そうそう俺は死にやしない。
小鳥遊さんは翼を振るう、羽による攻撃だ――俺はすかさず横へと飛んでいくつも積まれているドラム缶の裏へと逃れた。
障害物があって戦いやすい。一つ気がかりなのは、この戦闘で久理子が巻き込まれやしないかということ。
「はわわー!」
「久理子、お前は隙を見て外に出たほうがいいかもっ」
「えー、せっかく中に逃げ込んだのにー」
「悪いな、俺の判断ミス!」
「許すぅ」
許してくれるか、ありがたい。
久理子は腰を低くして、近くの窓まで移動すると、窓を開けては芋虫のようにくねくねと窓枠へよじ登ってはでんぐり返しで窓の外へと出ていった。
尻餅をついたのか、どたんっといった音が聞こえてくる。
しかしながらこれで一安心ではある。やはり幸鳥は俺以外は興味がないようで見向きもしない、久理子を襲うことはないだろう。
それだけでも負担はかなり軽くなった。
久理子を守りながら戦うとなれば、相当苦労しただろう。
とはいえ状況がよくなったわけではない。
未だに襲い続ける羽攻撃、もはや壁はズタズタで外が丸見えだ。
どうにかして防御から攻撃へと転じたい。
じいちゃんがくれたおふだにはお祓い用もある、彼女の体に張りつければ幸鳥を引っぺがせるかもしれないが、現状では難しい。
ドラム缶を盾に、ずりずりと前進する。
前進するほどに、ドラム缶が羽攻撃によってへこんでいく音が聞こえる。たかが羽と侮るなかれ。石礫と同じだ。
徐々に距離を詰めて、懐へと入り込む。
これほど近ければ、羽攻撃はできないだろう。
彼女の眉がぴくりと動く、近すぎるこの距離感に攻めあぐねているとみた。
俺はおふだを彼女の体へ張ろうとするも、彼女は羽ばたいてまた距離を取る。
同時に羽攻撃――何とか先ほどのドラム缶へと逃げ込んだものの肩に攻撃を受けてしまった。
「いてて……」
殴られたかのような痛み、刺されたかのような刺激。羽を抜く、黒くて艶やかな、綺麗な羽だ。
全身にこれを受けたらもはや身動きが取れなくなるだろう。ぞっとするね。
「ちょいと気合入れるかね……!」
またもや仕掛けてくる羽攻撃。
俺はドラム缶から飛び出して横へ横へと移動する。
俺を追うようにして、羽攻撃も止まずに続く。
吊るされていた縄を手に取って、ターザンの如く揺られ、羽攻撃によって縄が切られるやゴロゴロと地面を転がる。
すぐに立ち上がり、再び彼女の傍へと近づくが、やはり近づかれることには警戒して、後方へと距離を取る。
とはいえこの室内はそれほど広いわけじゃあない。
彼女の翼が後方の壁に当たり、体勢がやや崩れる。
「いけるかっ!」
ぐっと足に力を入れて、前進する。
羽攻撃はやや不安定な状態から放たれたために俺へ照準は合っていない。
姿勢を低くして、羽攻撃を避けて彼女の懐へと入り込んだ。
「帰宅部ではあるけど、運動はしてるんでね!」
我ながら、思っている以上に動けるものだ。
日ごろから怪異を追っかけたりしているというのもあって、予想以上に動ける。
「そら、くらえ!」
彼女の体に、おふだを張り付けた。
おふだを中心に、黒い刺青のようなものが彼女の体へにじんでいく。
「があぁぁ……!」
彼女は悶絶し、コウトリバコが彼女の手から零れ落ちる。
箱は明らかに、地面へ落下した際に重みのある音を鳴らした。
力なく崩れ落ちる彼女の体から、黒い煙みたいなものが分離して出てくる。
やがてそれは実態へと変化していく。
小さな粒子が、集まって、巨大な一つの物体へと。
そして小鳥遊さんの背中に生えていた翼は消え、黒い物体から翼が形成されていく。
「ようやくお出ましか」
幸鳥の姿が、顕現する。
黒く巨大な鳥。カラスというよりは、ニワトリに近い容姿だ。
というか。ニワトリそっくり。
黒いニワトリと表現するのが、一番近く分かりやすい表現だと思う。
「言われるまでもなくっ」
俺は釣竿を放っておいて、久理子を後ろへと隠れさせる。
小鳥遊さんはやや首を傾げて、様子を窺っていた。黒い目が不気味だ。
財布からおふだを取り出し、地面へと張る。
結界が張られる――と同時に、小鳥遊さんは翼を広げた。
「来るかっ」
「ひゃー!」
翼が羽ばたき、彼女の体が浮き上がる。
ちらりと後方を見やる。空き家であろう倉庫が目に留まった。
このままだと自由に空から攻撃されて不利だ、室内で戦いたい。
「後ろの倉庫に行こう!」
「あいさー!」
背中を向けるのは勇気がいるが、思い切って踵を返す。
羽ばたく音が激しくなり、風が吹く。
俺達のいた場所に、ガリッと削る音が響く。彼女の攻撃であろう。
「ひょわー!」
「振り向くな! 真っ直ぐに向かえ!」
「あ、あいあいさー!」
木造の倉庫は扉も外れかけており、俺は足蹴りして扉を強引に開けて中へと二人で飛び込む。
新たなお札を取り出して、倉庫を中心に結界を張りなおした。
高さ二階分の、やや広い空間の倉庫。
屋根からはコツコツと足音が聞こえる、屋根の上にいるようだが次はどうでるか。
「久理子、隅のほうに行ったほうがいい」
「もう行ってる!」
「早いなおい」
久理子のほうを見ると隅に置いてあったドラム缶の影に隠れていた。
まるで自分もドラム缶であるかのように縮こまっていた、可愛い。
天井からは、木の割れる音が聞こえてくる。
窓から入ってくればいいものを、わざわざ天井を割って入ってきやがる。
亀裂からは黒い瞳が見え、その瞳は俺を捉える。
両手でこじ開けて亀裂を広げ、ずるりと中へ入ってくる。
地面へと落下する中で、翼を広げてふわりと体勢を整える。
またもや、首をやや傾げて、こちらの様子を窺っているようだった。久理子のほうを一瞥していたが、やはり目的は俺のようで、すぐに視線は俺へと移される。
そして更に。
天井から、落下してきた何かを彼女は掴む。
「コウトリバコか……」
彼女の手には、コウトリバコが握られていた。
今回は、昨日と違って本気のようだ。
本気で、俺を殺そうとしている。
まったく、ちょっと箱を壊そうとしただけなのになんて敵意だ。
「と、冬弥ー、大丈夫なの?」
「大丈夫だろう、多分」
「多分ってつけないで!」
「じゃあ、大丈夫」
そう、言い切る。
まあ、大丈夫。
きっと、大丈夫。
やれるだけやってやるさ。
なぁに、そうそう俺は死にやしない。
小鳥遊さんは翼を振るう、羽による攻撃だ――俺はすかさず横へと飛んでいくつも積まれているドラム缶の裏へと逃れた。
障害物があって戦いやすい。一つ気がかりなのは、この戦闘で久理子が巻き込まれやしないかということ。
「はわわー!」
「久理子、お前は隙を見て外に出たほうがいいかもっ」
「えー、せっかく中に逃げ込んだのにー」
「悪いな、俺の判断ミス!」
「許すぅ」
許してくれるか、ありがたい。
久理子は腰を低くして、近くの窓まで移動すると、窓を開けては芋虫のようにくねくねと窓枠へよじ登ってはでんぐり返しで窓の外へと出ていった。
尻餅をついたのか、どたんっといった音が聞こえてくる。
しかしながらこれで一安心ではある。やはり幸鳥は俺以外は興味がないようで見向きもしない、久理子を襲うことはないだろう。
それだけでも負担はかなり軽くなった。
久理子を守りながら戦うとなれば、相当苦労しただろう。
とはいえ状況がよくなったわけではない。
未だに襲い続ける羽攻撃、もはや壁はズタズタで外が丸見えだ。
どうにかして防御から攻撃へと転じたい。
じいちゃんがくれたおふだにはお祓い用もある、彼女の体に張りつければ幸鳥を引っぺがせるかもしれないが、現状では難しい。
ドラム缶を盾に、ずりずりと前進する。
前進するほどに、ドラム缶が羽攻撃によってへこんでいく音が聞こえる。たかが羽と侮るなかれ。石礫と同じだ。
徐々に距離を詰めて、懐へと入り込む。
これほど近ければ、羽攻撃はできないだろう。
彼女の眉がぴくりと動く、近すぎるこの距離感に攻めあぐねているとみた。
俺はおふだを彼女の体へ張ろうとするも、彼女は羽ばたいてまた距離を取る。
同時に羽攻撃――何とか先ほどのドラム缶へと逃げ込んだものの肩に攻撃を受けてしまった。
「いてて……」
殴られたかのような痛み、刺されたかのような刺激。羽を抜く、黒くて艶やかな、綺麗な羽だ。
全身にこれを受けたらもはや身動きが取れなくなるだろう。ぞっとするね。
「ちょいと気合入れるかね……!」
またもや仕掛けてくる羽攻撃。
俺はドラム缶から飛び出して横へ横へと移動する。
俺を追うようにして、羽攻撃も止まずに続く。
吊るされていた縄を手に取って、ターザンの如く揺られ、羽攻撃によって縄が切られるやゴロゴロと地面を転がる。
すぐに立ち上がり、再び彼女の傍へと近づくが、やはり近づかれることには警戒して、後方へと距離を取る。
とはいえこの室内はそれほど広いわけじゃあない。
彼女の翼が後方の壁に当たり、体勢がやや崩れる。
「いけるかっ!」
ぐっと足に力を入れて、前進する。
羽攻撃はやや不安定な状態から放たれたために俺へ照準は合っていない。
姿勢を低くして、羽攻撃を避けて彼女の懐へと入り込んだ。
「帰宅部ではあるけど、運動はしてるんでね!」
我ながら、思っている以上に動けるものだ。
日ごろから怪異を追っかけたりしているというのもあって、予想以上に動ける。
「そら、くらえ!」
彼女の体に、おふだを張り付けた。
おふだを中心に、黒い刺青のようなものが彼女の体へにじんでいく。
「があぁぁ……!」
彼女は悶絶し、コウトリバコが彼女の手から零れ落ちる。
箱は明らかに、地面へ落下した際に重みのある音を鳴らした。
力なく崩れ落ちる彼女の体から、黒い煙みたいなものが分離して出てくる。
やがてそれは実態へと変化していく。
小さな粒子が、集まって、巨大な一つの物体へと。
そして小鳥遊さんの背中に生えていた翼は消え、黒い物体から翼が形成されていく。
「ようやくお出ましか」
幸鳥の姿が、顕現する。
黒く巨大な鳥。カラスというよりは、ニワトリに近い容姿だ。
というか。ニワトリそっくり。
黒いニワトリと表現するのが、一番近く分かりやすい表現だと思う。
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