ホントの恋を教えてください。(旧題:恋をさけんであなたの前で)

沢渡奈々子

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番外編

番外編3「水科家の人々」2話

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 さてさて、こんにちは~。
 とうとう夏休みも終わりましたね。
 皆様、夏バテなどは大丈夫でしょうか。

 我が家はただでさえあまり丈夫でないムスメが体調悪化した上に、2学期の殺人的な運動会練習で毎日ヘロヘロしております。

 んで、今朝の事件を少し。
 うちは私もダンナもムスメより早く家を出なくてはなりませんが、毎日洗濯してそれを干してから行くことになっています。
 ここまでの流れをよーくご存知の読者の皆様はもうお分かりかと思いますが、早起きしてお弁当を作り、洗濯機を回してるのはダンナです……!!

 んで。
 私はっちゅうと、そのあとでゴソゴソ起き出して行って身支度したりやら朝ごはんを食べたりやら日記を書いたりやらしております。
 で、洗濯機が「できたでー」とピーピー鳴ると、洗濯物を干し始めます。おもにダンナが(いや一応私も手伝いますが・大汗)。

 で、今朝は何となしに横からTシャツ姿のダンナを見たら、胸元に何かがぽっちりと。

 ん? 乳首?

 と、すぐにエロい妄想に走る病気の私の脳。
 いや、普段からTシャツの時にはかわいいふたつのもんがぽっちりとでっぱって見えてるのは本当ですが。
 なんやどうも、えらい大きい。
 よくよく見たら、なんや茶色いもんがTシャツの外側にくっついとる。

「なにそれ?」
「ん?」

 キョトンとするダンナ。
 私の指さす先にある物は。

 ……そう、柿ピーでしたとさ!

 なにそれ! 
 もしかしてくっつけたまま寝てたとか?
 ダンナもいくらなんでも朝から柿ピーは食べないので、昨夜帰ってきてから夜にポリポリ1人で食べておったのでしょう。

 そんなんやからぽっちゃりやね~ん。
 ほんまにもう。
 朝から笑える「ピー事件」でしたとさ。
 ちゃんちゃん。


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