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CHAPTER Ⅱ
第96話 東部遠征⑦
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オレは空中を自在に動き回るセイヤと司の動きを見つつ、S級に向かい牽制の射撃を連発した。
オレの銃撃はS級にとっては鬱陶しいと思う程度の威力しかないようだが、逆に言えばそれだけの注意を引いていて、空中陣への攻撃はとりあえず止んだようだ。
『よし! その調子で頼む! 佐々木くん!』
インカムから司の言葉が聞こえる。
『結城くんもなるべく横から敵に攻撃を! 近付きすぎるなよ!』
『了解しました』
セイヤが帝級の攻撃を連続で叩き込んでいるがS級にはほとんど効いていない。やはり決定打は司の攻撃だろう。
オレは攻撃の隙を作るために高威力の弾丸設定で魔素消費を度外視しているが、それでも距離が離れていることもあり、ほぼ効果は無い。
「くそっ! やっぱりこれじゃダメか!」
『焦るなよ、セイ。全兵能装甲最大を切らすな』
「わかってる!」
セイヤの言葉にオレは焦りを押さえる。
オレは全身に魔素を巡らす全兵能装甲最大状態で銃弾を撃ち込んでいるが、天狼弾は使っていない。
それを使ってしまうとほんの数発で魔素が尽きてしまうからだ。さすがに天狼弾ならS級にも多少はダメージを与えられるだろうが、まだタイミングを計っている状態だ。
『神級散飛斬弾剣!』
司が恐ろしい威力の斬撃を雨のように撃ち込むが、S級グールは空中の利点を生かして地面に急激に落下するようにかわしていく。
『三重帝級飛斬剣!!』
グールの移動した先を狙い、セイヤも攻撃を仕掛けるがS級は手のひらを斬撃に向けると光の玉を何十と打ち出し、相殺されてしまう。
そのまま相殺仕切れなかったグールの光の玉がセイヤと司に向かっていく。
オレはセイヤと司に向かう攻撃を少しでも少なくするためにグールの光弾を銃撃した。
ドドドン!!
何とか敵の攻撃を全て打ち落としすと、空中に煙が立ち上ぼりやや視界が悪くなるが、オレは感知能力で依然はっきりとS級の姿を捉えていた。
(今がチャンスだ!)
「うおお! 天狼弾!」
ギュオ!!
オレは一気に魔素を集中して狙撃を行った。
銃弾は敵に向かい一直線で向かい、直撃した。
ドオン!!
「よし! 司さん! 今です!」
オレはS級グールに少しはダメージを与えられたと思い、司に攻撃するようにインカムを飛ばした。
『佐々木くん、上手いこと当てたな。だが、あれは囮だ』
「え!?」
オレは敵を注意して感知すると、確かに攻撃をしたすぐ近くに別の反応があった。
感知能力持ちに対する罠だろう。
本体と思われる方の魔素がかなり感知しづらくなっている。
戦塵に紛れて隙を突くつもりだったが、相手はそれを逆手に取ろうとしているようだ。
「手強いな……!」
『大丈夫。二人ともそのまま敵の気を引いてくれ。もう少し魔素を練り込めば、究極級が出せる。』
囮につられないと気付いたS級が戦塵の中から飛び出して来た。狙いは司だ。恐らく司さえ倒せばオレとセイヤはどうにでもなると考えているのだろう。
『なめられているな。このままではいけない』
セイヤが怒りを言葉に出すが既にS級は司に肉薄しており、凄い速度で立体的な剣戟を繰り広げていた。
これではオレも援護射撃銃撃を出来ない。
司はさすがS級隊員と言うか、人間離れした動きをして上下左右から攻撃を加えているが、相手もバリアと体から発する光弾で互角の戦い繰り広げていた。
魔導石を装備した司ならば本来ここまで手こずる相手ではないのだろう。だが、司は今はかなり消耗していて、何とか持っているように見える。
そんななか、セイヤは二人の戦いの場のさらに上空に浮かび上がると剣を振りかぶった。
(な、何をする気だ? 下手に近付くと巻き込まれるぞ!)
『二重帝級伸展覆装剣』
(あれは!? 武蔵野くん達が使っていた技だ!)
セイヤの剣からは二本の光が伸びていて、ざっと10メートルくらいの長さになった。確かにあれでS級グールを攻撃すればそこまで近付かなくても攻撃ができる。
(さすがセイヤだ! 新オオサカの技術をものにしてる!)
セイヤは二本の光の刃を巧みに使い、凄まじい勢いで敵を刺突した。S級グールは手を振るって光の刃をひとつ砕いたが、一瞬の隙が生まれた。
すかさず司は距離を取り剣を構えた。
(よし! 今だ!)
「食らえ!天狼弾!」
オレの放った銃弾は高速で敵に進んだが、軽く空中で身を捻りかわされてしまった。
だが、身を捻ったタイミングでセイヤの光刃がグールに突き刺さった。
ガアアアア!!
致命傷には程遠いが、それなりにダメージはあったようだ。激しい咆哮で怒りをあらわにすると、上空にいるセイヤに向けて一瞬で何十という光弾を打ち出した。
『……!!』
ドドド!!
(食らった!!)
「セイヤ!」
司はまだ剣を構えて魔素を練り上げているようだ。
あたりには激しい爆発の黒煙が立ち上っていた。
『佐々木くん! グールを銃撃してくれ!!』
見るとS級が司に向き直っているところだった。
(くそ! くそ! セイヤは大丈夫なのか!?)
オレは焦りながらも銃を相手に向け、最後の一発になる攻撃を仕掛けた。
「よくもセイヤを! 天狼弾!!」
S級グールはこちらを見向きもせずに体を捻り、オレの銃撃をかわした。すでに手に魔素を集中して司を攻撃する態勢だ。
「なめすぎだ! 追尾付与!!」
オレは銃弾を打ち出す時に、その銃弾に爆発機能、貫通機能、追尾機能などの効果を設定することができる。最大攻撃である天狼弾も銃弾である以上、そういった機能を追加することができる。
銃弾に機能を与える魔素消費は通常よりはるかに多いがオレは今回追尾機能と付与機能の遠隔操作機能を設定して弾丸を発射した。
ドオオオン!!
かわされた銃弾がグールの頭上で弧を描き再度一直線にグールに向かい、炸裂した。
(やった! ま、 魔素は尽きたけど、やっと一発当てられた! あとの止めは司さんだ!)
オレは膝を地面につきながら司を見た。
『良くやってくれた、これで始末する! 』
司が直滑降の様にグールに向かって空中を突き進んだ。
『うおおお!究極衝撃剣!!!』
スドオオオオン!!!!
「おお!やった!!」
とてつもない衝撃が空に拡がった。
『ぐ、少し無理をした……陣へ帰還する』
「え?」
見ると司は力を使い切ったようで、自由落下ではないがゆっくりとこちらへ木の葉のように落ちてきていた。
(そうだよな、司さんはこれでS級3体目。他にも大量のグールを討伐しているし、敵の不意打ちも受けてるんだ。)
ゴアアアアア!!
「な、なに!?」
激しい咆哮に気付き、目を向けると血だらけのS級グールがこちらへ、正確には司に向かってきていた。
「う、嘘だろ!」
オレも、司ももうろくに動けない。
(このままじゃ、司さんが……!!)
その瞬間、司とグールの間に下からセイヤが飛び上がってきた。かなりボロボロで血も流している様子だ。
「セイヤ!!」
『すまない。何とか無事だったので魔素を練って隙を狙っていた』
『ゆ、結城くん……! しかし……!』
司がセイヤの心配をしている。A級隊員のセイヤではS級にやられてしまう。そう考えたのだろう。オレもそう思った。
グールはもうセイヤのすぐそこまで来ていた。
『うおお! 神級衝撃剣!!』
ドオオオン!!
(し、神級攻撃!!)
今度こそS級グールは空中でバラバラに吹き飛んでいった。
オレの銃撃はS級にとっては鬱陶しいと思う程度の威力しかないようだが、逆に言えばそれだけの注意を引いていて、空中陣への攻撃はとりあえず止んだようだ。
『よし! その調子で頼む! 佐々木くん!』
インカムから司の言葉が聞こえる。
『結城くんもなるべく横から敵に攻撃を! 近付きすぎるなよ!』
『了解しました』
セイヤが帝級の攻撃を連続で叩き込んでいるがS級にはほとんど効いていない。やはり決定打は司の攻撃だろう。
オレは攻撃の隙を作るために高威力の弾丸設定で魔素消費を度外視しているが、それでも距離が離れていることもあり、ほぼ効果は無い。
「くそっ! やっぱりこれじゃダメか!」
『焦るなよ、セイ。全兵能装甲最大を切らすな』
「わかってる!」
セイヤの言葉にオレは焦りを押さえる。
オレは全身に魔素を巡らす全兵能装甲最大状態で銃弾を撃ち込んでいるが、天狼弾は使っていない。
それを使ってしまうとほんの数発で魔素が尽きてしまうからだ。さすがに天狼弾ならS級にも多少はダメージを与えられるだろうが、まだタイミングを計っている状態だ。
『神級散飛斬弾剣!』
司が恐ろしい威力の斬撃を雨のように撃ち込むが、S級グールは空中の利点を生かして地面に急激に落下するようにかわしていく。
『三重帝級飛斬剣!!』
グールの移動した先を狙い、セイヤも攻撃を仕掛けるがS級は手のひらを斬撃に向けると光の玉を何十と打ち出し、相殺されてしまう。
そのまま相殺仕切れなかったグールの光の玉がセイヤと司に向かっていく。
オレはセイヤと司に向かう攻撃を少しでも少なくするためにグールの光弾を銃撃した。
ドドドン!!
何とか敵の攻撃を全て打ち落としすと、空中に煙が立ち上ぼりやや視界が悪くなるが、オレは感知能力で依然はっきりとS級の姿を捉えていた。
(今がチャンスだ!)
「うおお! 天狼弾!」
ギュオ!!
オレは一気に魔素を集中して狙撃を行った。
銃弾は敵に向かい一直線で向かい、直撃した。
ドオン!!
「よし! 司さん! 今です!」
オレはS級グールに少しはダメージを与えられたと思い、司に攻撃するようにインカムを飛ばした。
『佐々木くん、上手いこと当てたな。だが、あれは囮だ』
「え!?」
オレは敵を注意して感知すると、確かに攻撃をしたすぐ近くに別の反応があった。
感知能力持ちに対する罠だろう。
本体と思われる方の魔素がかなり感知しづらくなっている。
戦塵に紛れて隙を突くつもりだったが、相手はそれを逆手に取ろうとしているようだ。
「手強いな……!」
『大丈夫。二人ともそのまま敵の気を引いてくれ。もう少し魔素を練り込めば、究極級が出せる。』
囮につられないと気付いたS級が戦塵の中から飛び出して来た。狙いは司だ。恐らく司さえ倒せばオレとセイヤはどうにでもなると考えているのだろう。
『なめられているな。このままではいけない』
セイヤが怒りを言葉に出すが既にS級は司に肉薄しており、凄い速度で立体的な剣戟を繰り広げていた。
これではオレも援護射撃銃撃を出来ない。
司はさすがS級隊員と言うか、人間離れした動きをして上下左右から攻撃を加えているが、相手もバリアと体から発する光弾で互角の戦い繰り広げていた。
魔導石を装備した司ならば本来ここまで手こずる相手ではないのだろう。だが、司は今はかなり消耗していて、何とか持っているように見える。
そんななか、セイヤは二人の戦いの場のさらに上空に浮かび上がると剣を振りかぶった。
(な、何をする気だ? 下手に近付くと巻き込まれるぞ!)
『二重帝級伸展覆装剣』
(あれは!? 武蔵野くん達が使っていた技だ!)
セイヤの剣からは二本の光が伸びていて、ざっと10メートルくらいの長さになった。確かにあれでS級グールを攻撃すればそこまで近付かなくても攻撃ができる。
(さすがセイヤだ! 新オオサカの技術をものにしてる!)
セイヤは二本の光の刃を巧みに使い、凄まじい勢いで敵を刺突した。S級グールは手を振るって光の刃をひとつ砕いたが、一瞬の隙が生まれた。
すかさず司は距離を取り剣を構えた。
(よし! 今だ!)
「食らえ!天狼弾!」
オレの放った銃弾は高速で敵に進んだが、軽く空中で身を捻りかわされてしまった。
だが、身を捻ったタイミングでセイヤの光刃がグールに突き刺さった。
ガアアアア!!
致命傷には程遠いが、それなりにダメージはあったようだ。激しい咆哮で怒りをあらわにすると、上空にいるセイヤに向けて一瞬で何十という光弾を打ち出した。
『……!!』
ドドド!!
(食らった!!)
「セイヤ!」
司はまだ剣を構えて魔素を練り上げているようだ。
あたりには激しい爆発の黒煙が立ち上っていた。
『佐々木くん! グールを銃撃してくれ!!』
見るとS級が司に向き直っているところだった。
(くそ! くそ! セイヤは大丈夫なのか!?)
オレは焦りながらも銃を相手に向け、最後の一発になる攻撃を仕掛けた。
「よくもセイヤを! 天狼弾!!」
S級グールはこちらを見向きもせずに体を捻り、オレの銃撃をかわした。すでに手に魔素を集中して司を攻撃する態勢だ。
「なめすぎだ! 追尾付与!!」
オレは銃弾を打ち出す時に、その銃弾に爆発機能、貫通機能、追尾機能などの効果を設定することができる。最大攻撃である天狼弾も銃弾である以上、そういった機能を追加することができる。
銃弾に機能を与える魔素消費は通常よりはるかに多いがオレは今回追尾機能と付与機能の遠隔操作機能を設定して弾丸を発射した。
ドオオオン!!
かわされた銃弾がグールの頭上で弧を描き再度一直線にグールに向かい、炸裂した。
(やった! ま、 魔素は尽きたけど、やっと一発当てられた! あとの止めは司さんだ!)
オレは膝を地面につきながら司を見た。
『良くやってくれた、これで始末する! 』
司が直滑降の様にグールに向かって空中を突き進んだ。
『うおおお!究極衝撃剣!!!』
スドオオオオン!!!!
「おお!やった!!」
とてつもない衝撃が空に拡がった。
『ぐ、少し無理をした……陣へ帰還する』
「え?」
見ると司は力を使い切ったようで、自由落下ではないがゆっくりとこちらへ木の葉のように落ちてきていた。
(そうだよな、司さんはこれでS級3体目。他にも大量のグールを討伐しているし、敵の不意打ちも受けてるんだ。)
ゴアアアアア!!
「な、なに!?」
激しい咆哮に気付き、目を向けると血だらけのS級グールがこちらへ、正確には司に向かってきていた。
「う、嘘だろ!」
オレも、司ももうろくに動けない。
(このままじゃ、司さんが……!!)
その瞬間、司とグールの間に下からセイヤが飛び上がってきた。かなりボロボロで血も流している様子だ。
「セイヤ!!」
『すまない。何とか無事だったので魔素を練って隙を狙っていた』
『ゆ、結城くん……! しかし……!』
司がセイヤの心配をしている。A級隊員のセイヤではS級にやられてしまう。そう考えたのだろう。オレもそう思った。
グールはもうセイヤのすぐそこまで来ていた。
『うおお! 神級衝撃剣!!』
ドオオオン!!
(し、神級攻撃!!)
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