65 / 264
CHAPTER Ⅱ
第65話 都市防衛戦①
しおりを挟む
都市の北部を放棄するという石動の言葉に都市内部はパニックに陥った。もともと北部のグールは大半を殲滅したという情報と、南部に大群のグールが集まっているという情報が市民の間で広まり、都市北部には多くの住民が避難していた。北部であればこれ以上の戦火が降りかからないと聞いた市民達が密集していたからだ。
そこから防衛隊員などが主導で都市南部へ移動がはじまったが、群衆の避難行動は混乱を極めていた。
新ミナトミライ都市は35万の人口を抱え、内戦闘員は約2万と地方都市としては大規模な部類に入る。
だが今はその人口が足を引っぱっていた。
何とか避難してもらう他ないが、その為の時間を稼がなければいけない。
ドオン!ドオン!
オレは震える腕で一秒でも長く北部の防壁を守り抜こうとグールを銃撃し続けていた。
そこで南から爆発音らしき音が強化聴覚によって聞こえた。
南部防壁でとてつもない規模の攻撃が起こったのが分かった。
(こ、これは……モモさんか?)
『モモ! 聞こえるか! 極大魔術を使ったな!? 無事なのか!?』
突然セイヤの焦り声がオレたち部隊のローカル通信装置に流れた。西の壁にいるはずのセイヤにも南部の爆音が届いたようだ。
『……セイヤ、騒ぎ……立てないで』
『モモ!』
刎野がセイヤに応答するが、やはり声色に苦しみを隠しきれないようだ。
『ほ、報告! 刎野隊員の攻撃で司令型を含めA級50体! B級150体を討伐しました! 現在の敵の総殲滅数は62000を越えています!』
『……聞こえたわね。司令型ごとある程度の敵を薙ぎ払った。南部はこれでまだしばらくは持つわ。ここにいた東班の3人にそれぞれの防壁に向かってもらっているわ。特に北部は、もう少しだけ持たせて。市民が避難しきれてないわ』
「りょ、了解」
オレは思わず返事を返した。
刎野は強がっているが、もういつ倒れてもおかしくないだろう。一刻も早く、南部に向かわないといけない。
だが、ここにはまだ600近いB級とA級の群れが残っている。防衛隊員の報告だと、都市の死者は4000人を越えているらしい。
オレは生き残るために何ができるか必死に考えながら引き金を絞っていた。
「小見苗さん、佐々木くん」
中空から声が聞こえると、ふわりとオレたちの間に東班の中井が降り立った。飛行魔術で南部から一気に飛んできたようだ。だが、中井もかなりの疲弊がみて取れる。
中井は小見苗とやり取りをして、防壁外に魔術を放ち始めた。やはりA+ともなると、この戦況でもまだ少しは余力が有るようだ。
オレは以前から思っていたが、新トウキョウ都市の中央に詰める隊員達は何というか、やはり精神的なものも他の隊員とは違う。
折れる事をしらない不屈の闘志を持っている。
中井を始め、東や一ノ瀬からもいつもその強い意志を感じる。
今もそうだ。
(感心してるだけじゃダメだろう! オレももっと力を振り絞るぞ!!)
オレたちは中井の応援を受けて、本当にギリギリの攻防を何とかそこから1時間、持たせることが出来た。
20分という宣言を大きく越えたことが出来て混乱しながら避難していた市民たちは大部分が南側へと避難できたようだ。
「みんな! そろそろ移動を開始するぞ! 地雷型魔術を設置しつつ、防壁を放棄せよ!」
石動の声が響いた。
オレたちはついに北部防壁を離れ、都市の内部を建物を避けつつ南に進んだ。そしてしばらく離れたところにあるビルに登り、態勢を整えた。
防壁から地雷の爆発する音がいくつも響き渡ったが、少しずつグールが都市の内部へと侵入を始めていた。
とうとう新ミナトミライ都市はグールに侵入を許してしまった。
「報告! グールが都市へ侵入しました!!」
「承知している! まだ負けてはいない! 現在の戦況は!?」
防衛隊員の報告につい石動も大声で返す。
北部の防壁の隊員たちの生き残りは今のところ、1700人ほどにまで減っていた。
敵の数は500ちょっとというところだが、今の状態では勝ち目は薄い。
「設置型魔術、地雷型魔術などを設置しつつ後退!砲撃も続けろ!」
じりじりと後退を進めていくと、都市に激しい火の手が上がった。市民らの住居が燃えてしまっている。
「くそぉ!」
石動が石を噛む思いでグールの群れを見つめている。
そうする内に、大分都市の内側に入り込んできた。
中央部までももう1キロもないだろう。
「報告! 敵の総殲滅数は66000! 我が都市の侵略率はおよそ14パーセントです!」
(なるほど……侵略率ね……)
すでに都市の中央ビル群に設定をされた最終防衛システムからの砲撃も始まっており、その自陣からの攻撃によっても都市は破壊されている。
石動の苦悩の決断の結果、グール殲滅を優先していた。復興は勿論見据えているだろうが、今この場を乗り越えないと復興どころではない。
「市長! 近辺のB級の残数は400を切りました!」
「わかった! 後退時に設置した地雷を発動しろ!」
スドドドン!!
凄まじい数の地雷が一斉に爆発した。
北部防壁から数多く設置しただけあって、これはかなりの数のグールを倒せたようだ。
「北壁からのグールは残り200です!」
「……よし! 防衛を続けるぞ! 現在の侵略率は?」
「現在……18パーセントです!」
「……承知した! みんな気張るんだ!」
「了解!!」
北部からの侵攻を続けたB級グールの大群はしばらくすると100体以下に減っていた。だが、こちらの隊員も残りは1600人を切っており、その誰もが傷だらけであり、なお厳しい戦況が続いていた。
「市長!! 東西からもグールがなだれ込んで来ました! 東からB級120! 西からB級140! C級以下も合計して600近い数が来てます!!」
防衛隊員の悲鳴が響いた。
(ヤバい! ヤバい! オレたちももうこれ以上、強力な攻撃は連発出来ない!! どうする!?)
「砲撃と地雷! 設置魔術だ!」
石動が叫ぶと、都市の中で激しい爆音が響いた。
だが、オレはグールがまだ大量に生き残っていることと、都市に仕掛けた地雷が尽きたことを感じた。
(ぐっ! もう中央部からも後退するしか……)
『みんな、聞いて。刎野よ』
ここで刎野からの通信が入った。これは都市全体に開いた通信だ。
(今度は何だ……?)
『私達中央部隊は、新トウキョウ都市の秘密装置によって、瞬間転移をしてこの地に駆けつけた。そしてその装置では私達3部隊、12名だけを送るのが限界だったの』
(な、なにを……)
急にこの状況で都市にきた経緯を説明する刎野にオレは激しく戸惑いを感じた。
『そして、私達が転移する前から、新トウキョウ都市はこの都市に近い位置にいた上級隊員に別途、応援を依頼していたわ』
(え! まさか!)
『たった今、その増援からの連絡を受けたわ。今、通信を繋いだ。みんな聞いていて』
ジジッ
『えー、ただいま紹介いただいた、欄島といいます。新ミナトミライ都市へグールを倒しに来ました』
深刻な戦況とかけ離れた軽い声が都市に響いた。
(欄島……って! あの時の!!)
『今は北部防壁から300位の位置にいます。オレはこれから都市に入り込んだグールを殲滅に向かうよ。他の増援は遅いから置いてきたんで、とりあえずオレ1人です。まあその内来るんじゃないかな』
欄島はこれから1人で北部のグールを倒すと言うが、皆大丈夫かと心配げだ。
彼が吻野の同じ階級の隊員だとはあまり知られていないようだ。
『じゃあ、欄島タモン 新トウキョウ都市所属S級隊員、阿倍野マスターの要請により、戦闘開始します!』
そこから防衛隊員などが主導で都市南部へ移動がはじまったが、群衆の避難行動は混乱を極めていた。
新ミナトミライ都市は35万の人口を抱え、内戦闘員は約2万と地方都市としては大規模な部類に入る。
だが今はその人口が足を引っぱっていた。
何とか避難してもらう他ないが、その為の時間を稼がなければいけない。
ドオン!ドオン!
オレは震える腕で一秒でも長く北部の防壁を守り抜こうとグールを銃撃し続けていた。
そこで南から爆発音らしき音が強化聴覚によって聞こえた。
南部防壁でとてつもない規模の攻撃が起こったのが分かった。
(こ、これは……モモさんか?)
『モモ! 聞こえるか! 極大魔術を使ったな!? 無事なのか!?』
突然セイヤの焦り声がオレたち部隊のローカル通信装置に流れた。西の壁にいるはずのセイヤにも南部の爆音が届いたようだ。
『……セイヤ、騒ぎ……立てないで』
『モモ!』
刎野がセイヤに応答するが、やはり声色に苦しみを隠しきれないようだ。
『ほ、報告! 刎野隊員の攻撃で司令型を含めA級50体! B級150体を討伐しました! 現在の敵の総殲滅数は62000を越えています!』
『……聞こえたわね。司令型ごとある程度の敵を薙ぎ払った。南部はこれでまだしばらくは持つわ。ここにいた東班の3人にそれぞれの防壁に向かってもらっているわ。特に北部は、もう少しだけ持たせて。市民が避難しきれてないわ』
「りょ、了解」
オレは思わず返事を返した。
刎野は強がっているが、もういつ倒れてもおかしくないだろう。一刻も早く、南部に向かわないといけない。
だが、ここにはまだ600近いB級とA級の群れが残っている。防衛隊員の報告だと、都市の死者は4000人を越えているらしい。
オレは生き残るために何ができるか必死に考えながら引き金を絞っていた。
「小見苗さん、佐々木くん」
中空から声が聞こえると、ふわりとオレたちの間に東班の中井が降り立った。飛行魔術で南部から一気に飛んできたようだ。だが、中井もかなりの疲弊がみて取れる。
中井は小見苗とやり取りをして、防壁外に魔術を放ち始めた。やはりA+ともなると、この戦況でもまだ少しは余力が有るようだ。
オレは以前から思っていたが、新トウキョウ都市の中央に詰める隊員達は何というか、やはり精神的なものも他の隊員とは違う。
折れる事をしらない不屈の闘志を持っている。
中井を始め、東や一ノ瀬からもいつもその強い意志を感じる。
今もそうだ。
(感心してるだけじゃダメだろう! オレももっと力を振り絞るぞ!!)
オレたちは中井の応援を受けて、本当にギリギリの攻防を何とかそこから1時間、持たせることが出来た。
20分という宣言を大きく越えたことが出来て混乱しながら避難していた市民たちは大部分が南側へと避難できたようだ。
「みんな! そろそろ移動を開始するぞ! 地雷型魔術を設置しつつ、防壁を放棄せよ!」
石動の声が響いた。
オレたちはついに北部防壁を離れ、都市の内部を建物を避けつつ南に進んだ。そしてしばらく離れたところにあるビルに登り、態勢を整えた。
防壁から地雷の爆発する音がいくつも響き渡ったが、少しずつグールが都市の内部へと侵入を始めていた。
とうとう新ミナトミライ都市はグールに侵入を許してしまった。
「報告! グールが都市へ侵入しました!!」
「承知している! まだ負けてはいない! 現在の戦況は!?」
防衛隊員の報告につい石動も大声で返す。
北部の防壁の隊員たちの生き残りは今のところ、1700人ほどにまで減っていた。
敵の数は500ちょっとというところだが、今の状態では勝ち目は薄い。
「設置型魔術、地雷型魔術などを設置しつつ後退!砲撃も続けろ!」
じりじりと後退を進めていくと、都市に激しい火の手が上がった。市民らの住居が燃えてしまっている。
「くそぉ!」
石動が石を噛む思いでグールの群れを見つめている。
そうする内に、大分都市の内側に入り込んできた。
中央部までももう1キロもないだろう。
「報告! 敵の総殲滅数は66000! 我が都市の侵略率はおよそ14パーセントです!」
(なるほど……侵略率ね……)
すでに都市の中央ビル群に設定をされた最終防衛システムからの砲撃も始まっており、その自陣からの攻撃によっても都市は破壊されている。
石動の苦悩の決断の結果、グール殲滅を優先していた。復興は勿論見据えているだろうが、今この場を乗り越えないと復興どころではない。
「市長! 近辺のB級の残数は400を切りました!」
「わかった! 後退時に設置した地雷を発動しろ!」
スドドドン!!
凄まじい数の地雷が一斉に爆発した。
北部防壁から数多く設置しただけあって、これはかなりの数のグールを倒せたようだ。
「北壁からのグールは残り200です!」
「……よし! 防衛を続けるぞ! 現在の侵略率は?」
「現在……18パーセントです!」
「……承知した! みんな気張るんだ!」
「了解!!」
北部からの侵攻を続けたB級グールの大群はしばらくすると100体以下に減っていた。だが、こちらの隊員も残りは1600人を切っており、その誰もが傷だらけであり、なお厳しい戦況が続いていた。
「市長!! 東西からもグールがなだれ込んで来ました! 東からB級120! 西からB級140! C級以下も合計して600近い数が来てます!!」
防衛隊員の悲鳴が響いた。
(ヤバい! ヤバい! オレたちももうこれ以上、強力な攻撃は連発出来ない!! どうする!?)
「砲撃と地雷! 設置魔術だ!」
石動が叫ぶと、都市の中で激しい爆音が響いた。
だが、オレはグールがまだ大量に生き残っていることと、都市に仕掛けた地雷が尽きたことを感じた。
(ぐっ! もう中央部からも後退するしか……)
『みんな、聞いて。刎野よ』
ここで刎野からの通信が入った。これは都市全体に開いた通信だ。
(今度は何だ……?)
『私達中央部隊は、新トウキョウ都市の秘密装置によって、瞬間転移をしてこの地に駆けつけた。そしてその装置では私達3部隊、12名だけを送るのが限界だったの』
(な、なにを……)
急にこの状況で都市にきた経緯を説明する刎野にオレは激しく戸惑いを感じた。
『そして、私達が転移する前から、新トウキョウ都市はこの都市に近い位置にいた上級隊員に別途、応援を依頼していたわ』
(え! まさか!)
『たった今、その増援からの連絡を受けたわ。今、通信を繋いだ。みんな聞いていて』
ジジッ
『えー、ただいま紹介いただいた、欄島といいます。新ミナトミライ都市へグールを倒しに来ました』
深刻な戦況とかけ離れた軽い声が都市に響いた。
(欄島……って! あの時の!!)
『今は北部防壁から300位の位置にいます。オレはこれから都市に入り込んだグールを殲滅に向かうよ。他の増援は遅いから置いてきたんで、とりあえずオレ1人です。まあその内来るんじゃないかな』
欄島はこれから1人で北部のグールを倒すと言うが、皆大丈夫かと心配げだ。
彼が吻野の同じ階級の隊員だとはあまり知られていないようだ。
『じゃあ、欄島タモン 新トウキョウ都市所属S級隊員、阿倍野マスターの要請により、戦闘開始します!』
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
第一次世界大戦はウィルスが終わらせた・しかし第三次世界大戦はウィルスを終らせる為に始められた・bai/AI
パラレル・タイム
SF
この作品は創造論を元に30年前に『あすかあきお』さんの
コミック本とジョンタイターを初めとするタイムトラベラーや
シュタインズゲートとGATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて・斯く戦えり
アングロ・サクソン計画に影響されています
当時発行されたあすかあきおさんの作品を引っ張り出して再読すると『中国』が経済大国・
強大な軍事力を持つ超大国化や中東で
核戦争が始まる事は私の作品に大きな影響を与えましたが・一つだけ忘れていたのが
全世界に伝染病が蔓延して多くの方が無くなる部分を忘れていました
本編は反物質宇宙でアベが艦長を務める古代文明の戦闘艦アルディーンが
戦うだけでなく反物質人類の未来を切り開く話を再開しました
この話では主人公のアベが22世紀から21世紀にタイムトラベルした時に
分岐したパラレルワールドの話を『小説家になろう』で
『青い空とひまわりの花が咲く大地に生まれて』のタイトルで発表する準備に入っています
2023年2月24日第三話が書き上がり順次発表する予定です
話は2019年にウィルス2019が発生した
今の我々の世界に非常に近い世界です
物語は第四次世界大戦前夜の2038年からスタートします
「メジャー・インフラトン」序章3/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節 FIRE!FIRE!FIRE!No2. )
あおっち
SF
とうとう、AXIS軍が、椎葉きよしたちの奮闘によって、対馬市へ追い詰められたのだ。
そして、戦いはクライマックスへ。
現舞台の北海道、定山渓温泉で、いよいよ始まった大宴会。昨年あった、対馬島嶼防衛戦の真実を知る人々。あっと、驚く展開。
この序章3/7は主人公の椎葉きよしと、共に闘う女子高生の物語なのです。ジャンプ血清保持者(ゼロ・スターター)椎葉きよしを助ける人々。
いよいよジャンプ血清を守るシンジケート、オリジナル・ペンタゴンと、異星人の関係が少しづつ明らかになるのです。
次の第4部作へ続く大切な、ほのぼのストーリー。
疲れたあなたに贈る、SF物語です。
是非、ご覧あれ。
※加筆や修正が予告なしにあります。
職場が宇宙の国際都市で、私があいつに恋をして。
和久田純
SF
20XX年。ー人間が宇宙空間に居住区を建設し始めてすでに30年ー
既に二つの惑星が小さな第二の地球として都市を形成していた。
そして、現在より良い環境を求め、新たな開発計画が進行していた。
プロジェクトは過去最大規模となり、多くの研究者や防衛員、従業員、さらにはテレビ局までもが作らた。
これから、文化の最高傑作とも言える街、『Decade』が完成する。10年という短期間で街を作るという壮大な夢に青春をかけた3人の物語。
谷本亜美 24歳
シンガポールにある大学の建築デザイン学科卒業後、デザイナーとして中国で働く。転職先としてこのプロジェクトに応募。都市デザイン部で芸術的な街を目指す。天性の芸術家肌。人とコミュニケーションを取るのが上手いが、頑固な一面もあり度々論争になる。
ハドリー・ケイ・圭大郎 21歳
日本人の母親とアメリカ人の父親の元に生まれる。高校の時に両親と死別し、奨学生として飛び級後、東海岸にある大学の建築工学部を21歳で卒業。
大学院に進学しようか迷った際に、このプロジェクトの幹部候補生としてポストを保証され参加。人付き合いが上手い方ではないが、基地内で最年少として可愛がられる。
王・リア 23歳
(ワン・リア)
大学卒業後このプロジェクトに参加。地質調査所で働く。中国系ドイツ人としてフランスとドイツで勉学に励む。プライドが高いが涙もろく、将来は女優になることを夢見る野心家でもある。地質調査員は夢を叶えるためのステップであると考える。
アシュターからの伝言
あーす。
SF
プレアデス星人アシュターに依頼を受けたアースルーリンドの面々が、地球に降り立つお話。
なんだけど、まだ出せない情報が含まれてるためと、パーラーにこっそり、メモ投稿してたのにパーラーが使えないので、それまで現実レベルで、聞いたり見たりした事のメモを書いています。
テレパシー、ビジョン等、現実に即した事柄を書き留め、どこまで合ってるかの検証となります。
その他、王様の耳はロバの耳。
そこらで言えない事をこっそりと。
あくまで小説枠なのに、検閲が入るとか理解不能。
なので届くべき人に届けばそれでいいお話。
にして置きます。
分かる人には分かる。
響く人には響く。
何かの気づきになれば幸いです。
召喚学園で始める最強英雄譚~仲間と共に少年は最強へ至る~
さとう
ファンタジー
生まれながらにして身に宿る『召喚獣』を使役する『召喚師』
誰もが持つ召喚獣は、様々な能力を持ったよきパートナーであり、位の高い召喚獣ほど持つ者は強く、憧れの存在である。
辺境貴族リグヴェータ家の末っ子アルフェンの召喚獣は最低も最低、手のひらに乗る小さな『モグラ』だった。アルフェンは、兄や姉からは蔑まれ、両親からは冷遇される生活を送っていた。
だが十五歳になり、高位な召喚獣を宿す幼馴染のフェニアと共に召喚学園の『アースガルズ召喚学園』に通うことになる。
学園でも蔑まれるアルフェン。秀な兄や姉、強くなっていく幼馴染、そしてアルフェンと同じ最底辺の仲間たち。同じレベルの仲間と共に絆を深め、一時の平穏を手に入れる
これは、全てを失う少年が最強の力を手に入れ、学園生活を送る物語。
転生鍛冶師は異世界で幸せを掴みます! 〜物作りチートで楽々異世界生活〜
かむら
ファンタジー
剣持匠真は生来の不幸体質により、地球で命を落としてしまった。
その後、その不幸体質が神様によるミスだったことを告げられ、それの詫びも含めて匠真は異世界へと転生することとなった。
思ったよりも有能な能力ももらい、様々な人と出会い、匠真は今度こそ幸せになるために異世界での暮らしを始めるのであった。
☆ゆるゆると話が進んでいきます。
主人公サイドの登場人物が死んだりなどの大きなシリアス展開はないのでご安心を。
※感想などの応援はいつでもウェルカムです!
いいねやエール機能での応援もめちゃくちゃ助かります!
逆に否定的な意見などはわざわざ送ったりするのは控えてください。
誤字報告もなるべくやさしーく教えてくださると助かります!
#80くらいまでは執筆済みなので、その辺りまでは毎日投稿。
後輩と一緒にVRMMO!~弓使いとして精一杯楽しむわ~
夜桜てる
SF
世界初の五感完全没入型VRゲームハードであるFUTURO発売から早二年。
多くの人々の希望を受け、遂に発売された世界初のVRMMO『Never Dream Online』
一人の男子高校生である朝倉奈月は、後輩でありβ版参加勢である梨原実夜と共にNDOを始める。
主人公が後輩女子とイチャイチャしつつも、とにかくVRゲームを楽しみ尽くす!!
小説家になろうからの転載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる