34 / 264
CHAPTER Ⅰ
第34話 魔素操作
しおりを挟む
御美苗班とはその後も週に一度、一緒に巡回討伐任務に出た。オレたちは毎回何百というグールを倒し、任務のない日は訓練に明け暮れていた。
そんな日々をもう1ヶ月ほど続けていた。
「昇級審査?」
「ああ、もうすぐだ」
御美苗がセイヤに話した昇級審査とは、3ヶ月に一度、隊員等級の見直しを行う試験、面接のことだ。審査という名前の通り、審査官何人かに向き合い試験を受ける。その試験内容は様々らしいが、日々の任務の働きが良くないとそもそも審査を受けることもできないらしい。
オレは元の時代では8月の真夏に居たのだが、この時代では1月の頭くらいに転移していた。新ツクバ都市でおよそ2ヶ月、新トウキョウ都市でおよそ1ヶ月。
暦は4月を迎えていた。
「オレたちは今回こそ昇級してやる、前回はダメだったからな」
そう言う御美苗は現在B+級で、他の隊員は3人はB-級だ。今回昇級できれば、かなりの強部隊になる。だが、それでも中央の部隊には届かない。主都のレベルの高さが伺える。
「そうか、オレたちもその審査は受けられるのか?」
「ああ、申込方法を教えるよ。まずは……」
セイヤ達が話している間、オレは聞いてみたいことがあり、ユウナとアオイに近づいた。
「なあ、ユウナ」
「はい?」
「最近、ユウナとアオイの技?っていうのかな、何か叫んで攻撃するやつなんだけど」
「ええ、魔術とか剣術ですよね」
「ああ、それなんだけど。最近明らかに威力が上がってるよな?」
「あ、はい。この都市で新しい装備品を貰いまして。この杖も強化されてます。アオイの剣も新しくなってますよ」
「うん、それは知ってるんだけど。うーん、何て言うか2人の地力がここ最近で急に上がってる感じがするんだけど」
「地力、ですか……?」
ユウナがオレの疑問の論点が分からないと言うように首を傾げる。もちろんかわいい仕草だ。
「お前は何が言いてーんだよ?」
アオイもオレに逆に質問をぶつける。
オレも質問の要点を何と言えばいいのかはっきり分からないので、アオイは少しイラついてしまったようだ。
「うーん、2人の魔素が明らかに増えてるみたいだから、どうやってるのか教えて欲しいんだ」
「は?」
ユウナとアオイが顔を見合わせる。
「魔素が増えてるのは、任務と訓練を繰り返してるからだよ。お前も同じだろーが」
アオイが何言ってるんだと言いたげに返答を返す。
「同じ? うーん……どう言えばいいのかな……」
「あ、佐々木さんの疑問が分かりました」
「え? 本当に?」
「はい。つまりこういうことじゃないですか? 私たちは同じ任務と訓練をしているのに私とアオイ、セイヤさんがどんどん大技を使うようになっていて、自分だけが置いていかれている気がする。なぜ魔素の量が多いと言われている自分だけがこの状態なんだと。そう思ってませんか?」
(さすが……! あなたは私の天使です!)
「そうそう!」
「なんだ、そんなことか」
アオイがまた失礼なことを言う。
「お前はまたそんなこととか言って!」
「私たちはな、12の頃から魔素操作訓練を受けてんだ。お前は魔素量が多いだけで魔素量操作がヘタなんだよ」
アオイがすっとオレの疑問に答えたので少し驚いた。
「え? 魔素操作? 何それ?」
「お前は大出力の銃でバンバン撃ってるだけだからそう感じるんだろーけど、十分強力だぞ。佐々木の持ってるその銃は多分その辺のヤツじゃ使いこなせねー代物だし」
「そうなの?」
何というか、アオイがこんなにオレの疑問に答えられると、オレのことを誉めているとも取れる発言をしたことが意外だった。
「ああ、C級くらいの階級の隊員じゃお前のその銃のストレージに魔素戦闘中に何度も充填できる余裕はねーだろ。お前だけだ。その銃をバカスカ撃てるのは」
「ああ……そうか。って、いや! 魔素操作ってのはなんなの?」
アオイは面倒だなという顔をしてユウナを見た。
「佐々木さん、魔素操作は自分の持つ武器、剣や杖から魔素を放出する設定をする出力操作ですよ。その種類によって私たちは使う技を決めているんです」
(おお! 天使が説明してくれた)
「そうなんだ」
だが、言っている意味は全く分からない。
「はい。ですが、出力操作の前に入力操作もあります」
「入力操作……」
(だんだん面倒になってきたな……)
「はい。例えば私は火炎系が得意ですが、あらかじめこの杖に火炎形式になる魔素を入力してます」
「火炎形式……?」
(難しそうだ)
「はい、水冷系、風嵐系、雷電系、土岩系、光波系でそれぞれ違う形式で魔素を入力しなくてはいけないんです」
(ああ、属性ってやつかな? 良く聞く設定だよな)
「そうなんだ、でもユウナはたまにフレイムストーム! とかやってない?」
「ええ。それは、合成魔術です。火炎と風嵐の魔素を同時に入力して、同時に出力するんです」
「そんな難しいことしてたんだ……」
ここでアオイがしょうがないという態度でオレに説明を続けた。
「ちなみに私の剣術は、衝撃、爆発、飛斬、散弾とかっていう種類の入力をして、それを組み合わせてんだ」
アオイは自慢気に話をしてきた。さっきから内心がまる分かりだ。
「え? アオイもそんな難しいことやってるの!?」
「もってなんだよ? まあ、魔術師よりは難易度は低いけどよ。その分私らは近接戦闘をしながらの魔素操作だからな」
「そうなんだ……」
「佐々木さんの魔素操作の話に戻りますけど、銃術はそういった魔素操作はあまり必要とされていません」
(どこかでもそんな話を聞いたな)
「魔銃は、基本魔素を込めれば引き金を引いて出力が出来ます。威力の大小は、込めた魔素の量によります」
「それじゃあ、どうすれば……」
「私は、佐々木さんはそのままでいいと思いますよ」
「え?」
ユウナがありのままの自分を受け入れてくれてる……って、そんなわけないか。
「佐々木さんの魔素量は異常ですから」
「異常って」
「実際そうです。なので、私は難しい魔素操作に目を向けるより、まずは銃の性能を上げることを考えた方がいいと思いますよ」
「なるほど、そうか!」
オレは取り敢えず納得した。
「銃の性能が上がればその分オレは強くなれるんだな」
「はい。だけど何かもうひとつ欲しいと言うことであれば、銃だけでなくその魔素量を生かした戦闘方法も考えた方がいいと思いますよ。魔素操作は長期間の訓練が必要ですし。兵学校にも通ってない佐々木さんが今から始めるのはちょっと色々と難しいと思います」
「うーん」
その後も色々とユウナとアオイにアドバイスを貰ったが、これといった結論は出なかった。引き続き試行錯誤をしていこうと、オレたちは解散した。
そして翌日。
「みんな、聞いてくれ。オレたちも昇級審査を受けられることになった」
セイヤがいつものように訓練を始めようとする前にオレたちに言った。
「ああ、昨日御美苗さんとそんな話をしていたな」
「そうだ。彼の話だと、この都市に来て1ヶ月で昇級審査はしてくれないという話だったが、何故か審査を受けられることになった。試験は来週だ」
「来週……、じゃあそれまでにどんな準備をすればいいんだ?」
昇級試験の内容が分からないことには傾向と対策は練れない。試験対策の基本だ。
「それが……」
珍しくセイヤの歯切れが悪い。
「どうしたんですか? 結城さん」
あまり見ない表情にユウナも少し心配そうだ。
「審査内容だが、毎回違うらしい」
(それが心配なのか? なんでだろ?)
「オレたち結城班の昇級審査の内容は、千城支部長との決闘だ」
そんな日々をもう1ヶ月ほど続けていた。
「昇級審査?」
「ああ、もうすぐだ」
御美苗がセイヤに話した昇級審査とは、3ヶ月に一度、隊員等級の見直しを行う試験、面接のことだ。審査という名前の通り、審査官何人かに向き合い試験を受ける。その試験内容は様々らしいが、日々の任務の働きが良くないとそもそも審査を受けることもできないらしい。
オレは元の時代では8月の真夏に居たのだが、この時代では1月の頭くらいに転移していた。新ツクバ都市でおよそ2ヶ月、新トウキョウ都市でおよそ1ヶ月。
暦は4月を迎えていた。
「オレたちは今回こそ昇級してやる、前回はダメだったからな」
そう言う御美苗は現在B+級で、他の隊員は3人はB-級だ。今回昇級できれば、かなりの強部隊になる。だが、それでも中央の部隊には届かない。主都のレベルの高さが伺える。
「そうか、オレたちもその審査は受けられるのか?」
「ああ、申込方法を教えるよ。まずは……」
セイヤ達が話している間、オレは聞いてみたいことがあり、ユウナとアオイに近づいた。
「なあ、ユウナ」
「はい?」
「最近、ユウナとアオイの技?っていうのかな、何か叫んで攻撃するやつなんだけど」
「ええ、魔術とか剣術ですよね」
「ああ、それなんだけど。最近明らかに威力が上がってるよな?」
「あ、はい。この都市で新しい装備品を貰いまして。この杖も強化されてます。アオイの剣も新しくなってますよ」
「うん、それは知ってるんだけど。うーん、何て言うか2人の地力がここ最近で急に上がってる感じがするんだけど」
「地力、ですか……?」
ユウナがオレの疑問の論点が分からないと言うように首を傾げる。もちろんかわいい仕草だ。
「お前は何が言いてーんだよ?」
アオイもオレに逆に質問をぶつける。
オレも質問の要点を何と言えばいいのかはっきり分からないので、アオイは少しイラついてしまったようだ。
「うーん、2人の魔素が明らかに増えてるみたいだから、どうやってるのか教えて欲しいんだ」
「は?」
ユウナとアオイが顔を見合わせる。
「魔素が増えてるのは、任務と訓練を繰り返してるからだよ。お前も同じだろーが」
アオイが何言ってるんだと言いたげに返答を返す。
「同じ? うーん……どう言えばいいのかな……」
「あ、佐々木さんの疑問が分かりました」
「え? 本当に?」
「はい。つまりこういうことじゃないですか? 私たちは同じ任務と訓練をしているのに私とアオイ、セイヤさんがどんどん大技を使うようになっていて、自分だけが置いていかれている気がする。なぜ魔素の量が多いと言われている自分だけがこの状態なんだと。そう思ってませんか?」
(さすが……! あなたは私の天使です!)
「そうそう!」
「なんだ、そんなことか」
アオイがまた失礼なことを言う。
「お前はまたそんなこととか言って!」
「私たちはな、12の頃から魔素操作訓練を受けてんだ。お前は魔素量が多いだけで魔素量操作がヘタなんだよ」
アオイがすっとオレの疑問に答えたので少し驚いた。
「え? 魔素操作? 何それ?」
「お前は大出力の銃でバンバン撃ってるだけだからそう感じるんだろーけど、十分強力だぞ。佐々木の持ってるその銃は多分その辺のヤツじゃ使いこなせねー代物だし」
「そうなの?」
何というか、アオイがこんなにオレの疑問に答えられると、オレのことを誉めているとも取れる発言をしたことが意外だった。
「ああ、C級くらいの階級の隊員じゃお前のその銃のストレージに魔素戦闘中に何度も充填できる余裕はねーだろ。お前だけだ。その銃をバカスカ撃てるのは」
「ああ……そうか。って、いや! 魔素操作ってのはなんなの?」
アオイは面倒だなという顔をしてユウナを見た。
「佐々木さん、魔素操作は自分の持つ武器、剣や杖から魔素を放出する設定をする出力操作ですよ。その種類によって私たちは使う技を決めているんです」
(おお! 天使が説明してくれた)
「そうなんだ」
だが、言っている意味は全く分からない。
「はい。ですが、出力操作の前に入力操作もあります」
「入力操作……」
(だんだん面倒になってきたな……)
「はい。例えば私は火炎系が得意ですが、あらかじめこの杖に火炎形式になる魔素を入力してます」
「火炎形式……?」
(難しそうだ)
「はい、水冷系、風嵐系、雷電系、土岩系、光波系でそれぞれ違う形式で魔素を入力しなくてはいけないんです」
(ああ、属性ってやつかな? 良く聞く設定だよな)
「そうなんだ、でもユウナはたまにフレイムストーム! とかやってない?」
「ええ。それは、合成魔術です。火炎と風嵐の魔素を同時に入力して、同時に出力するんです」
「そんな難しいことしてたんだ……」
ここでアオイがしょうがないという態度でオレに説明を続けた。
「ちなみに私の剣術は、衝撃、爆発、飛斬、散弾とかっていう種類の入力をして、それを組み合わせてんだ」
アオイは自慢気に話をしてきた。さっきから内心がまる分かりだ。
「え? アオイもそんな難しいことやってるの!?」
「もってなんだよ? まあ、魔術師よりは難易度は低いけどよ。その分私らは近接戦闘をしながらの魔素操作だからな」
「そうなんだ……」
「佐々木さんの魔素操作の話に戻りますけど、銃術はそういった魔素操作はあまり必要とされていません」
(どこかでもそんな話を聞いたな)
「魔銃は、基本魔素を込めれば引き金を引いて出力が出来ます。威力の大小は、込めた魔素の量によります」
「それじゃあ、どうすれば……」
「私は、佐々木さんはそのままでいいと思いますよ」
「え?」
ユウナがありのままの自分を受け入れてくれてる……って、そんなわけないか。
「佐々木さんの魔素量は異常ですから」
「異常って」
「実際そうです。なので、私は難しい魔素操作に目を向けるより、まずは銃の性能を上げることを考えた方がいいと思いますよ」
「なるほど、そうか!」
オレは取り敢えず納得した。
「銃の性能が上がればその分オレは強くなれるんだな」
「はい。だけど何かもうひとつ欲しいと言うことであれば、銃だけでなくその魔素量を生かした戦闘方法も考えた方がいいと思いますよ。魔素操作は長期間の訓練が必要ですし。兵学校にも通ってない佐々木さんが今から始めるのはちょっと色々と難しいと思います」
「うーん」
その後も色々とユウナとアオイにアドバイスを貰ったが、これといった結論は出なかった。引き続き試行錯誤をしていこうと、オレたちは解散した。
そして翌日。
「みんな、聞いてくれ。オレたちも昇級審査を受けられることになった」
セイヤがいつものように訓練を始めようとする前にオレたちに言った。
「ああ、昨日御美苗さんとそんな話をしていたな」
「そうだ。彼の話だと、この都市に来て1ヶ月で昇級審査はしてくれないという話だったが、何故か審査を受けられることになった。試験は来週だ」
「来週……、じゃあそれまでにどんな準備をすればいいんだ?」
昇級試験の内容が分からないことには傾向と対策は練れない。試験対策の基本だ。
「それが……」
珍しくセイヤの歯切れが悪い。
「どうしたんですか? 結城さん」
あまり見ない表情にユウナも少し心配そうだ。
「審査内容だが、毎回違うらしい」
(それが心配なのか? なんでだろ?)
「オレたち結城班の昇級審査の内容は、千城支部長との決闘だ」
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説
流星のアドヴェント ~魔装少女の回旋曲~
兎城宮ゆの
SF
現代世界は科学と魔法で満ちている。
そんな当たり前の世界に突如起こった次元震。それは魔法兵装『XUNIS』の生まれる前触れとして、引き起こされた異世界との境界を隔てた門の扉が開いた瞬間だった。
扉の先に広がるのは、地球に似たもう一つの世界。
科学の進歩は勿論、魔法が栄えた時期でもあった為に発足された異世界探索部隊の進行。
それは安泰を侵す事件の幕開けでもあった。
外交し得る事の出来ない圧倒的技術の差に世界は涙し、血は大量に流れてしまった。
世界に放たれた脅威に月面都市で暮らしていた『カグヤ』は、その事件を機に異世界の目標に定められてしまった。
【なろう400万pv!】船が沈没して大海原に取り残されたオッサンと女子高生の漂流サバイバル&スローライフ
海凪ととかる
SF
離島に向かうフェリーでたまたま一緒になった一人旅のオッサン、岳人《がくと》と帰省途中の女子高生、美岬《みさき》。 二人は船を降りればそれっきりになるはずだった。しかし、運命はそれを許さなかった。
衝突事故により沈没するフェリー。乗員乗客が救命ボートで船から逃げ出す中、衝突の衝撃で海に転落した美岬と、そんな美岬を助けようと海に飛び込んでいた岳人は救命ボートに気づいてもらえず、サメの徘徊する大海原に取り残されてしまう。
絶体絶命のピンチ! しかし岳人はアウトドア業界ではサバイバルマスターの通り名で有名なサバイバルの専門家だった。
ありあわせの材料で筏を作り、漂流物で筏を補強し、雨水を集め、太陽熱で真水を蒸留し、プランクトンでビタミンを補給し、捕まえた魚を保存食に加工し……なんとか生き延びようと創意工夫する岳人と美岬。
大海原の筏というある意味密室空間で共に過ごし、語り合い、力を合わせて極限状態に立ち向かううちに二人の間に特別な感情が芽生え始め……。
はたして二人は絶体絶命のピンチを生き延びて社会復帰することができるのか?
小説家になろうSF(パニック)部門にて400万pv達成、日間/週間1位、月間2位、四半期/年間3位の実績あり。
カクヨムのSF部門においても高評価いただき80万pv達成、最高週間2位、月間3位の実績あり。
空想科学小説-蘇り転生の魔王、絶滅寸前の魔族を救う!
shiba
SF
プログラマーの田中一郎はデバッグ中に意識を失い死亡する。死因は強制的に転生させられた事、享年35歳のおっさんである。しかし、目覚めると、やたらと豪奢なベッドの上で……
そこで彼は300年前に勇者と相打ちになった魔王である事を思い出す。今や魔族は風前の灯、生存圏はダンジョンのみ、かつての友や配下も討ち死にしてしまっている現状。
”世界は一つではない”と知った彼は転移ゲートを設置し、地球から異世界に輸入した様々な物品と知識で、天狼の娘や吸血鬼の令嬢、貴族の悪役令嬢(予定)たちと共に魔族勢力の巻き返しを図る!
※小説家になろう様でも掲載しております。
「メジャー・インフラトン」序章5/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節 JUMP! JUMP! JUMP! No2.
あおっち
SF
海を埋め尽くすAXISの艦隊。
飽和攻撃が始まる台湾、金門県。
海岸の空を埋め尽くすAXISの巨大なロボ、HARMARの大群。
同時に始まる苫小牧市へ着上陸作戦。
苫小牧市を守るシーラス防衛軍。
そこで、先に上陸した砲撃部隊の砲弾が千歳市を襲った!
SF大河小説の前章譚、第5部作。
是非ご覧ください。
※加筆や修正が予告なしにあります。
第一次世界大戦はウィルスが終わらせた・しかし第三次世界大戦はウィルスを終らせる為に始められた・bai/AI
パラレル・タイム
SF
この作品は創造論を元に30年前に『あすかあきお』さんの
コミック本とジョンタイターを初めとするタイムトラベラーや
シュタインズゲートとGATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて・斯く戦えり
アングロ・サクソン計画に影響されています
当時発行されたあすかあきおさんの作品を引っ張り出して再読すると『中国』が経済大国・
強大な軍事力を持つ超大国化や中東で
核戦争が始まる事は私の作品に大きな影響を与えましたが・一つだけ忘れていたのが
全世界に伝染病が蔓延して多くの方が無くなる部分を忘れていました
本編は反物質宇宙でアベが艦長を務める古代文明の戦闘艦アルディーンが
戦うだけでなく反物質人類の未来を切り開く話を再開しました
この話では主人公のアベが22世紀から21世紀にタイムトラベルした時に
分岐したパラレルワールドの話を『小説家になろう』で
『青い空とひまわりの花が咲く大地に生まれて』のタイトルで発表する準備に入っています
2023年2月24日第三話が書き上がり順次発表する予定です
話は2019年にウィルス2019が発生した
今の我々の世界に非常に近い世界です
物語は第四次世界大戦前夜の2038年からスタートします
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
「メジャー・インフラトン」序章3/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節 FIRE!FIRE!FIRE!No2. )
あおっち
SF
とうとう、AXIS軍が、椎葉きよしたちの奮闘によって、対馬市へ追い詰められたのだ。
そして、戦いはクライマックスへ。
現舞台の北海道、定山渓温泉で、いよいよ始まった大宴会。昨年あった、対馬島嶼防衛戦の真実を知る人々。あっと、驚く展開。
この序章3/7は主人公の椎葉きよしと、共に闘う女子高生の物語なのです。ジャンプ血清保持者(ゼロ・スターター)椎葉きよしを助ける人々。
いよいよジャンプ血清を守るシンジケート、オリジナル・ペンタゴンと、異星人の関係が少しづつ明らかになるのです。
次の第4部作へ続く大切な、ほのぼのストーリー。
疲れたあなたに贈る、SF物語です。
是非、ご覧あれ。
※加筆や修正が予告なしにあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる