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帰還②★
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家に入り、賢者様に詳しく聞いてみると……。
〈あー、そのなんだぁ、魔力が供給過多だからな……、魔力が一番含まれているのが体液なんだよ、……だから体液を放出すれば楽になるってもんだ、……まあ、頑張れ!……俺は寝る〉
頑張れって……賢者様。え、どういう……あーー、そういうことか……僕は呆けた。
仕方なく、下衣を脱いでベッドに入り、一人で弄ってみるも、朦朧としているためか、なかなか反応してくれない。
苦しくて、辛くて、涙目になる、半ば諦めて布団を深く被る。
☆
暫くすると、玄関のベルが鳴り誰かが入ってくる音がして、布団を捲り上半身を起こして玄関を見やる。
セオが駆けつけて来てくれたとわかり、心が解けた。
来るなり「大丈夫か?」と声をかけられて、寝かしつけ、体温計を口に入れられ(これ、脇下用なんだけど……)おでこに冷やしタオルを当てて、一連の動作を流れるように行う。意外に家庭的な所あるんだ……、侍女にそう看病してもらうのかな。
「食べられるなら、何か作ろうか?」
「ちょっと待って」とセオの袖口を掴む。
どうしよう、自分から言うの恥ずかしい……。でも、背に腹はかえられない。
「病気じゃなくて、魔石を食べたら魔力が過多で、上手く放出できなくて、苦しくて……その、……抱いて欲しい」
セオを真っ直ぐ見つめる。恥ずかしさと高熱で、目尻が潤んでしまう。
普段は、自分から誘うことは少ない。セオは面食らった様子で顔が紅潮している、可愛い……。いつもは余裕 綽綽のセオのこんな表情が見れるなんて貴重だ。こんなセオが見れるならまた誘ってみようかな……なんて思ったことを後々、後悔することになる。
僕は、セオの手を引いてベッドに招き入れる。瞳を見つめて。
「セオ……、好き。今日はメチャクチャにして欲しい……。」
「いいのか?」
コクリと頷いて、どちらからともなくキスをする。
上衣のボタンを外され、熱で火照った身体が露わになる。セオも手早く服を脱ぎ捨てた。
後頭部を支えていたセオの手が首筋から鎖骨を経て胸の尖りに届いて、親指と中指で摘まれ捏ねくり回される。
魔力の影響で血液の巡りが良く、感じやすくなっていたのだろうか、僕は達してしまった。
虚ろな瞳に映ったその愛液がいつもと違うような気がして、セオの身体から指に掬って見てみる。二人でその愛液を見て驚愕した。
「『金の精液!?』」
二人の声はシンクロして、顔を見合わせる。
「どうしよう?普通じゃなくなっちゃった」潤んだ瞳で憂慮する僕に。
「どんなルカも、愛してる」
そう言ってくれるのは嬉しい、嬉しいんだけど複雑、浮かない顔をしていると。
「今は集中しよう、…………俺がくる前、一人でシてた?」
「え!……んー、一人じゃ上手くイケなくて……」消え入りそうな声で言う。
「俺じゃなきゃ、イケない?」と耳元で囁かれる。
僕は首を縦に振る、羞恥で耳まで熱くなる、その耳に口付けを落とし。
「今日はいっぱい出そうな、ルカがして欲しいこと何でもしてあげる」
その艶気を含んだ低い声で全身がゾクっとして、猫耳がピンとなる。
尖った胸の飾りを口に含んで甘噛みすると、舌で転がし捏ねくると同時に僕の昂りを扱く、やはり今日はいつもより感じやすいのか、すぐに達してしまう。
ベッド下から、何やらゴソゴソ段ボールから出しているような音が聞こえる。
ん!?そんな所に何があるの?
セオの手元を見ると、大人のおもちゃらしきものがいくつか見えた。こわっ!いつの間に隠してたんだろう、驚いた僕が言う。
「そんな所に何隠してたの!?」
「いつか必要な時があるかと思って……」
セオは何か企んでいるような微笑を、口角に漂わせる。
必要な時……、確かに今は必要だけれども……。躊躇しているのも、束の間。
セオは口付けを交わしながら、ローターのスイッチを入れる。乳首にあてられ、今まで感じたことのない刺激に翻弄される。当たるか当たらないか絶妙な力加減が焦ったくて、もっとして欲しくて胸を突き出す。
「して欲しいことは口で言ってくれなきゃ、わからないよ」にやけ顔でセオが言う。
こんな時だから従順になると思って言わせるのだろうか……。悔しくて、恥ずかしいけど仕方ない。
「その……ローターで……いろっ……んなとこ擦りながら……ぼくっ……のを扱いて……ほしっ」
「わかった」としたり顔のセオ。
セオは僕にキスや乳首を弄りながら、ローターを徐々に下へと下ろしていく。ベッドに組み敷かれ、下生えに近づいて、もうそろそろと期待に胸を弾ませていると、先ずは会陰を責められ、まだ焦らされるのかと思いきや、そのまま裏筋やカリ首、亀頭へと当てられる。
初めての感触で、更に感じやすくなっていた為、僕は何度も吐精した。
腰下にクッションを充てがい、指に避妊具を装着し香油をつける。僕の後孔に、つぷ、と入ってくる。
括約筋を丁寧に解すと、球状の 肬が沢山付いているバイブに香油を馴染ませて、スイッチを入れる。
「そんなの入らないってば、無理、こわい」戦々恐々の僕。
「無理だったら、止めるから……」
無理っ、むりっ、ムリッ…………と叫ぶ、目尻が潤んでいき、挿入したバイブの3つ目の肬が入った頃、感じやすい場所を掠めて、思わず甘い声が出る。
抜き差しされ、ストロークが激しくなり、振動と肬の刺激に翻弄される。
「アッ……あん……ァ……あっ……ん」咆哮に似た嬌声が止まない。自制が効かなくなり、セオの背中に猫爪を立ててしまう。
「ゔ……っ」
「ごめん、……痛かったね」
「いい、もっとイかせたい」
最奥に届くと、くぽっと音がして振動する。
「イヤッ、それやだ。…………セオのがいいっ」首をイヤイヤと横に振る。
ククッ、と喉の奥で笑う。
「俺も挿れたい」
バイブを引き抜くと、ヒクヒクと痙攣する窄らみが、熱くそりたったセオの昂ぶりを受け入れる、僕の中がきゅうっと締め付けた。
「っ……エロいな……、凄く締め付けてくる。可愛い」
「やだ、ちがっ……あっ♡あン、あー……っ」
全身が赤く火照る。僕の中にいるセオの律動を感じながら、どうしてこの人は、僕が苦しいと言えば駆けつけてくれて、こうやって付き合ってくれて、こんなにも優しいんだろう、愛しい気持ちが溢れそうだ。
生きて帰って来れて良かった、セオの腕の中に、この場所に……。
知らぬ間に、涙が 眦へ溢れ落ちる。
伝う涙に気がついたセオは「苦しいか?」と声を掛ける。
「ううん、嬉しくて、…………もっとちょうだい」
☆
その後も、何度か挿入したり、扱いてイかせてくれて、そのうちセオの気力が果てて眠ってしまった。
僕は寝ているセオの隣でオナホ?とやらを使ってみた、想像以上だった。
意識が戻って来たのだろう、改めて考えると、こんな異世界なのに大人のおもちゃがあったり、これも魔道具なのかな?すごいな。
今回はこの道具たちに助けられたけど、もう封印しよう。普通に戻れなくなりそうだ。
放出しきった僕も、倒れるように眠った。
〈あー、そのなんだぁ、魔力が供給過多だからな……、魔力が一番含まれているのが体液なんだよ、……だから体液を放出すれば楽になるってもんだ、……まあ、頑張れ!……俺は寝る〉
頑張れって……賢者様。え、どういう……あーー、そういうことか……僕は呆けた。
仕方なく、下衣を脱いでベッドに入り、一人で弄ってみるも、朦朧としているためか、なかなか反応してくれない。
苦しくて、辛くて、涙目になる、半ば諦めて布団を深く被る。
☆
暫くすると、玄関のベルが鳴り誰かが入ってくる音がして、布団を捲り上半身を起こして玄関を見やる。
セオが駆けつけて来てくれたとわかり、心が解けた。
来るなり「大丈夫か?」と声をかけられて、寝かしつけ、体温計を口に入れられ(これ、脇下用なんだけど……)おでこに冷やしタオルを当てて、一連の動作を流れるように行う。意外に家庭的な所あるんだ……、侍女にそう看病してもらうのかな。
「食べられるなら、何か作ろうか?」
「ちょっと待って」とセオの袖口を掴む。
どうしよう、自分から言うの恥ずかしい……。でも、背に腹はかえられない。
「病気じゃなくて、魔石を食べたら魔力が過多で、上手く放出できなくて、苦しくて……その、……抱いて欲しい」
セオを真っ直ぐ見つめる。恥ずかしさと高熱で、目尻が潤んでしまう。
普段は、自分から誘うことは少ない。セオは面食らった様子で顔が紅潮している、可愛い……。いつもは余裕 綽綽のセオのこんな表情が見れるなんて貴重だ。こんなセオが見れるならまた誘ってみようかな……なんて思ったことを後々、後悔することになる。
僕は、セオの手を引いてベッドに招き入れる。瞳を見つめて。
「セオ……、好き。今日はメチャクチャにして欲しい……。」
「いいのか?」
コクリと頷いて、どちらからともなくキスをする。
上衣のボタンを外され、熱で火照った身体が露わになる。セオも手早く服を脱ぎ捨てた。
後頭部を支えていたセオの手が首筋から鎖骨を経て胸の尖りに届いて、親指と中指で摘まれ捏ねくり回される。
魔力の影響で血液の巡りが良く、感じやすくなっていたのだろうか、僕は達してしまった。
虚ろな瞳に映ったその愛液がいつもと違うような気がして、セオの身体から指に掬って見てみる。二人でその愛液を見て驚愕した。
「『金の精液!?』」
二人の声はシンクロして、顔を見合わせる。
「どうしよう?普通じゃなくなっちゃった」潤んだ瞳で憂慮する僕に。
「どんなルカも、愛してる」
そう言ってくれるのは嬉しい、嬉しいんだけど複雑、浮かない顔をしていると。
「今は集中しよう、…………俺がくる前、一人でシてた?」
「え!……んー、一人じゃ上手くイケなくて……」消え入りそうな声で言う。
「俺じゃなきゃ、イケない?」と耳元で囁かれる。
僕は首を縦に振る、羞恥で耳まで熱くなる、その耳に口付けを落とし。
「今日はいっぱい出そうな、ルカがして欲しいこと何でもしてあげる」
その艶気を含んだ低い声で全身がゾクっとして、猫耳がピンとなる。
尖った胸の飾りを口に含んで甘噛みすると、舌で転がし捏ねくると同時に僕の昂りを扱く、やはり今日はいつもより感じやすいのか、すぐに達してしまう。
ベッド下から、何やらゴソゴソ段ボールから出しているような音が聞こえる。
ん!?そんな所に何があるの?
セオの手元を見ると、大人のおもちゃらしきものがいくつか見えた。こわっ!いつの間に隠してたんだろう、驚いた僕が言う。
「そんな所に何隠してたの!?」
「いつか必要な時があるかと思って……」
セオは何か企んでいるような微笑を、口角に漂わせる。
必要な時……、確かに今は必要だけれども……。躊躇しているのも、束の間。
セオは口付けを交わしながら、ローターのスイッチを入れる。乳首にあてられ、今まで感じたことのない刺激に翻弄される。当たるか当たらないか絶妙な力加減が焦ったくて、もっとして欲しくて胸を突き出す。
「して欲しいことは口で言ってくれなきゃ、わからないよ」にやけ顔でセオが言う。
こんな時だから従順になると思って言わせるのだろうか……。悔しくて、恥ずかしいけど仕方ない。
「その……ローターで……いろっ……んなとこ擦りながら……ぼくっ……のを扱いて……ほしっ」
「わかった」としたり顔のセオ。
セオは僕にキスや乳首を弄りながら、ローターを徐々に下へと下ろしていく。ベッドに組み敷かれ、下生えに近づいて、もうそろそろと期待に胸を弾ませていると、先ずは会陰を責められ、まだ焦らされるのかと思いきや、そのまま裏筋やカリ首、亀頭へと当てられる。
初めての感触で、更に感じやすくなっていた為、僕は何度も吐精した。
腰下にクッションを充てがい、指に避妊具を装着し香油をつける。僕の後孔に、つぷ、と入ってくる。
括約筋を丁寧に解すと、球状の 肬が沢山付いているバイブに香油を馴染ませて、スイッチを入れる。
「そんなの入らないってば、無理、こわい」戦々恐々の僕。
「無理だったら、止めるから……」
無理っ、むりっ、ムリッ…………と叫ぶ、目尻が潤んでいき、挿入したバイブの3つ目の肬が入った頃、感じやすい場所を掠めて、思わず甘い声が出る。
抜き差しされ、ストロークが激しくなり、振動と肬の刺激に翻弄される。
「アッ……あん……ァ……あっ……ん」咆哮に似た嬌声が止まない。自制が効かなくなり、セオの背中に猫爪を立ててしまう。
「ゔ……っ」
「ごめん、……痛かったね」
「いい、もっとイかせたい」
最奥に届くと、くぽっと音がして振動する。
「イヤッ、それやだ。…………セオのがいいっ」首をイヤイヤと横に振る。
ククッ、と喉の奥で笑う。
「俺も挿れたい」
バイブを引き抜くと、ヒクヒクと痙攣する窄らみが、熱くそりたったセオの昂ぶりを受け入れる、僕の中がきゅうっと締め付けた。
「っ……エロいな……、凄く締め付けてくる。可愛い」
「やだ、ちがっ……あっ♡あン、あー……っ」
全身が赤く火照る。僕の中にいるセオの律動を感じながら、どうしてこの人は、僕が苦しいと言えば駆けつけてくれて、こうやって付き合ってくれて、こんなにも優しいんだろう、愛しい気持ちが溢れそうだ。
生きて帰って来れて良かった、セオの腕の中に、この場所に……。
知らぬ間に、涙が 眦へ溢れ落ちる。
伝う涙に気がついたセオは「苦しいか?」と声を掛ける。
「ううん、嬉しくて、…………もっとちょうだい」
☆
その後も、何度か挿入したり、扱いてイかせてくれて、そのうちセオの気力が果てて眠ってしまった。
僕は寝ているセオの隣でオナホ?とやらを使ってみた、想像以上だった。
意識が戻って来たのだろう、改めて考えると、こんな異世界なのに大人のおもちゃがあったり、これも魔道具なのかな?すごいな。
今回はこの道具たちに助けられたけど、もう封印しよう。普通に戻れなくなりそうだ。
放出しきった僕も、倒れるように眠った。
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