第八皇子は人質王子を幸福にしたい

アオウミガメ

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第弐部-Ⅳ:尼嶺

172.東 混乱と意地と護衛の仕事

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 最初に見えたのは──研究者みたいな男達の笑顔。
 そして、目の前に置かれたコンピュータの真っ黒な画面に映る、己の姿。
「──‼」
 俺は、この時抱いた感情をよく覚えている。
 それは、激しい拒絶だった。
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