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第壱部-Ⅴ:小さな箱庭から
56.萩花 魔法の理由
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煌玉(こうぎょく)の中心に灯った光が、すうっと消えて静かになった。
同時に、わずかに体が重くなる感覚がある。
「うん、ひな。ちゃんと制御できている。上手だ。いいよ、戻そう、」
藤夜(とうや)が声をかけるとすぐに、煌玉の中心に七色の光が灯って、日向様の顔を照らした。
青白い日向様の顔からわずかに緊張がほどけて、私もようやく安堵する。
日向様の隣で寄り添っていた藤夜も、少し離れた位置で見守っていた燵彩(たちいろ)と灯草(ひぐさ)もやっと安心したように息を吐いた。
朱華(はねず)殿下の突然の来訪から3日。
今日の訓練を見る限り、魔力制御に問題はない。
どころか、さすがとしか言いようがない。
魔力の色は相も変わらず未熟。それなのに、息を吸うように自然に、魔力の流れを変えてしまった。
ならば、息ができなくなるほどの負荷が、日向様かかっていたということか。
この3日間、日向様は一時的に魔力を制御ができないことが何度かあった。
急激に癒しの魔法が増大し、放っておけば魔力が枯渇しそうなほどに膨れ上がる。そのたびに、日向様自身で制御できないかと試みたが、結局は畝見(うねみ)の魔力干渉で強制的に抑えさせるしかなかった。
日向様は干渉を受け入れた。
けれど、干渉に伴う疲労感と、制御できないもどかしさが、身体と精神を消耗させる。
今日は、食事もほとんど摂れていなかった。おやつの時間に董子殿下がいらした時も、隠れ家から出られず、少しお話をしただけで、途中で眠ってしまったようだった。
鍛錬の為に隠れ家から出てきたが、今も顔色が悪く、気怠そうにしていて、見ているこちらがつらい。
「日向様、爺と少しお話をしましょう、」
離れて見守っていた燵彩が歩み寄る。藤夜が立ち上がり、日向様の隣の席を譲った。
日向様の小さな手が、すがるように藤夜を追いかけるが、思いとどまって、膝の上に戻る。
「…また、やくそく、ごめん、なさい、」
「うむ、ちゃんとごめんなさいができましたな。日向様は、良い御子です。」
「やくそく、やぶるは、わるい、」
「悪いとちゃんとわかって、反省できるなら、爺は日向様を叱りませんよ。」
「…うん、」
約束を守れなかったのは、ほとんど事故のようなものだ。日向様にはどうすることもできなかっただろうと、全員の意見が一致している。
日向様が自分を責める必要はないのだと、言ってさしあげたかった。
けれど、日向様は悔いている。
その気持ちを否定するべきではないと、燵彩は言った。
「日向様が悪いと思ったことを、一緒に考えましょうな。そうしたら、次はどうしたらいいか良い考えが浮かびます。日向様だけでなくて、爺も灯草も、藤夜様も萩花様も一緒に考えれば、心強いと思いますがの?」
「や、る、」
「うむ、偉い。やる気のある御子が、爺は大好きです、」
無条件に日向様は悪くない、とはいわず、できなかったことは必ず正面から認める。
それでいて、日向様が怯えず前を向けるように甘やかす爺様だ。
気づけば、少し離れて座っていた日向様が、ぴったりと燵彩の脇に収まっていた。
疲れた顔をしているが、心なしか、安心したように見える。
私たちだけでは、こうはいくまい。
日向様の指導者に、こういう爺様がいて良かったと、心底思った。
「しおうが、ね、泣くが、いやだった、」
燵彩にほぐされて導かれるまま、日向様の口が開く。
「こうたいし、でんか、がおこるは、ぼくなの、に。ゆりねと、はぎなと、あずまと、かんべが、ぼくを、かくすが、いやだった。」
「だから、朱華殿下へご挨拶を?」
「ひとじち、のあいさつ、ぼくは、わかる。こうたいし、でんかが、おこる、は、ぼくがいい、」
たどたどしい言葉に、目を見張った。
部屋の隅に控えた唯理音(ゆりね)さんが息をのむ音がする。
そうか、守ろうとしたのか。
紫鷹殿下や唯理音さん、私を。
身体強化を使ってまで、朱華殿下に従わねばならないほどの恐怖を、日向様に与えてしまったのだと思っていた。癒しや治癒の魔法、身体守護の魔法がそうであったように、日向様自身を守るための無意識の魔法だったと。
私は、小さくて弱い王子を守ることが、私の役割だと心得ている。
たとえ、朱華殿下に歯向かうことになったとしても、不安や恐怖から隠し、守ってやることが、私たちの役目だとそう思っていた。
――それなのに私の主は、
「私や唯理音さんが、皇太子殿下に歯向かわずに済むように、ご挨拶してくださったんですね、」
日向様の前に膝をつき、視線を合わせる。
水色の瞳が、今にも泣きだしそうに揺れた。
「うまく、でき、なく、て、ごめんな、さい」
「魔法を使う結果にはなりましたが、ご挨拶は立派でした。」
「で、も、」
「ご立派でした。」
燵彩のように、日向様が悔いたことを、そのまま受け止めるべきだったかもしれない。
けれど、どこまでも清らかでまっすぐな日向様に、私も素直に伝えたかった。
「私は、私のためにご挨拶してくださった日向様を、誇らしく思いますよ。」
伝わるだろうか。
この小さな主人に。
「日向様が、私を思ってくださったことが嬉しいのです。怖いのに、頑張ってくださったことが、とてもとても嬉しいのです。」
故郷を去って、根なし草だった。
恩人に導かれて、主人をえることになったが、あまりに小さく幼い主に戸惑いもした。まだ主の全てを理解できるほど、長く時間を過ごしたわけでもない。
でも心地よい子どもだった。拠り所がなくて孤独に荒んでいた心を、いつの間にか、癒してくれた。
そして今また、救われていく。
癒しの魔法は今もあるけれど、それだけでないと私が一番わかっている。
「例えうまくできなかったと日向様が思っても、私は嬉しくて、誇らしくて、日向様にお仕えできて良かったと、心から思いますよ。」
ほろりと、水色の瞳から、こらえきれずに雫が落ちる。
この世のどんな宝石よりも美しいと、思った。
この方が私の主。
私が守るべき日向様。
それが誇らしかった。
「…日向様、実は私は結構強いんです。」
「うん、」
「もしまた皇太子殿下が来ても、危害を加えずに日向様をお守りして見せます。」
「うん、」
「だから、今度は、私に日向様を守らせていただけますか?」
うん、
手を握ると、小さな主も握り返してくれた。
燵彩が、うむ、と頷く。
「ひな、萩花は強いからな。その辺は、萩花を信用して、守られてやってくれ、」
藤夜の援護に、日向様は「うん、」とまた手を握ってくれた。
思いがけない理由だった。
それでも理由がわかれば、守れる。
東(あずま)や畝見、官兵(かんべ)に伝えたらどう受け取るだろうか。東はおそらく喜んだ後に悔しがるだろう。畝見は一層鍛錬に励むだろうなとその姿が浮かぶ。官兵は何も言わないかもしれない。それでも、静かに強く心を定めるのだろう。
日向様が憂うことなく、私たちに任せられるよう、強くならねばならない。
それはとても困難な道ではあるけれど、喜ばしくもあった。
それだと言うのに。
「…日向様?」
魔法が急激に膨れ上がるのを感じた。
癒しの魔法と治癒の魔法。
水色の瞳が大きくなって、視線をさまよわせたから、日向様自身もわかっているのだろう。
「日向様、制御できますか、」
「でき、ない、」
青白い顔から汗が噴き出して、急激に土気色に変わっていく。
「畝見!」
ひな、と藤夜が名を呼ぶけれど、聞こえていないようだった。
間を置かず畝見が現れて日向様の手を握ったときには、もう体を支えられず燵彩の腕の中に倒れ込む。
寸でのところで畝見が日向様の魔力を制御したが、すでに意識はなく、昼に食べたわずかなものもすべて吐いてしまった。赤黒いものが混じっている。
なぜ、と藤夜も燵彩も灯草も顔色を失くす。
おそらく、急激な魔力の変化は彼らにもわかっただろう。
そして、急速に近づいてくる、彼にも。
「日向、」
息を切らせた紫鷹殿下が、飛び込んでくる。
左腕に真新しい包帯が巻かれているのが見えた。
そうか、守ろうとしたのか。
同時に、わずかに体が重くなる感覚がある。
「うん、ひな。ちゃんと制御できている。上手だ。いいよ、戻そう、」
藤夜(とうや)が声をかけるとすぐに、煌玉の中心に七色の光が灯って、日向様の顔を照らした。
青白い日向様の顔からわずかに緊張がほどけて、私もようやく安堵する。
日向様の隣で寄り添っていた藤夜も、少し離れた位置で見守っていた燵彩(たちいろ)と灯草(ひぐさ)もやっと安心したように息を吐いた。
朱華(はねず)殿下の突然の来訪から3日。
今日の訓練を見る限り、魔力制御に問題はない。
どころか、さすがとしか言いようがない。
魔力の色は相も変わらず未熟。それなのに、息を吸うように自然に、魔力の流れを変えてしまった。
ならば、息ができなくなるほどの負荷が、日向様かかっていたということか。
この3日間、日向様は一時的に魔力を制御ができないことが何度かあった。
急激に癒しの魔法が増大し、放っておけば魔力が枯渇しそうなほどに膨れ上がる。そのたびに、日向様自身で制御できないかと試みたが、結局は畝見(うねみ)の魔力干渉で強制的に抑えさせるしかなかった。
日向様は干渉を受け入れた。
けれど、干渉に伴う疲労感と、制御できないもどかしさが、身体と精神を消耗させる。
今日は、食事もほとんど摂れていなかった。おやつの時間に董子殿下がいらした時も、隠れ家から出られず、少しお話をしただけで、途中で眠ってしまったようだった。
鍛錬の為に隠れ家から出てきたが、今も顔色が悪く、気怠そうにしていて、見ているこちらがつらい。
「日向様、爺と少しお話をしましょう、」
離れて見守っていた燵彩が歩み寄る。藤夜が立ち上がり、日向様の隣の席を譲った。
日向様の小さな手が、すがるように藤夜を追いかけるが、思いとどまって、膝の上に戻る。
「…また、やくそく、ごめん、なさい、」
「うむ、ちゃんとごめんなさいができましたな。日向様は、良い御子です。」
「やくそく、やぶるは、わるい、」
「悪いとちゃんとわかって、反省できるなら、爺は日向様を叱りませんよ。」
「…うん、」
約束を守れなかったのは、ほとんど事故のようなものだ。日向様にはどうすることもできなかっただろうと、全員の意見が一致している。
日向様が自分を責める必要はないのだと、言ってさしあげたかった。
けれど、日向様は悔いている。
その気持ちを否定するべきではないと、燵彩は言った。
「日向様が悪いと思ったことを、一緒に考えましょうな。そうしたら、次はどうしたらいいか良い考えが浮かびます。日向様だけでなくて、爺も灯草も、藤夜様も萩花様も一緒に考えれば、心強いと思いますがの?」
「や、る、」
「うむ、偉い。やる気のある御子が、爺は大好きです、」
無条件に日向様は悪くない、とはいわず、できなかったことは必ず正面から認める。
それでいて、日向様が怯えず前を向けるように甘やかす爺様だ。
気づけば、少し離れて座っていた日向様が、ぴったりと燵彩の脇に収まっていた。
疲れた顔をしているが、心なしか、安心したように見える。
私たちだけでは、こうはいくまい。
日向様の指導者に、こういう爺様がいて良かったと、心底思った。
「しおうが、ね、泣くが、いやだった、」
燵彩にほぐされて導かれるまま、日向様の口が開く。
「こうたいし、でんか、がおこるは、ぼくなの、に。ゆりねと、はぎなと、あずまと、かんべが、ぼくを、かくすが、いやだった。」
「だから、朱華殿下へご挨拶を?」
「ひとじち、のあいさつ、ぼくは、わかる。こうたいし、でんかが、おこる、は、ぼくがいい、」
たどたどしい言葉に、目を見張った。
部屋の隅に控えた唯理音(ゆりね)さんが息をのむ音がする。
そうか、守ろうとしたのか。
紫鷹殿下や唯理音さん、私を。
身体強化を使ってまで、朱華殿下に従わねばならないほどの恐怖を、日向様に与えてしまったのだと思っていた。癒しや治癒の魔法、身体守護の魔法がそうであったように、日向様自身を守るための無意識の魔法だったと。
私は、小さくて弱い王子を守ることが、私の役割だと心得ている。
たとえ、朱華殿下に歯向かうことになったとしても、不安や恐怖から隠し、守ってやることが、私たちの役目だとそう思っていた。
――それなのに私の主は、
「私や唯理音さんが、皇太子殿下に歯向かわずに済むように、ご挨拶してくださったんですね、」
日向様の前に膝をつき、視線を合わせる。
水色の瞳が、今にも泣きだしそうに揺れた。
「うまく、でき、なく、て、ごめんな、さい」
「魔法を使う結果にはなりましたが、ご挨拶は立派でした。」
「で、も、」
「ご立派でした。」
燵彩のように、日向様が悔いたことを、そのまま受け止めるべきだったかもしれない。
けれど、どこまでも清らかでまっすぐな日向様に、私も素直に伝えたかった。
「私は、私のためにご挨拶してくださった日向様を、誇らしく思いますよ。」
伝わるだろうか。
この小さな主人に。
「日向様が、私を思ってくださったことが嬉しいのです。怖いのに、頑張ってくださったことが、とてもとても嬉しいのです。」
故郷を去って、根なし草だった。
恩人に導かれて、主人をえることになったが、あまりに小さく幼い主に戸惑いもした。まだ主の全てを理解できるほど、長く時間を過ごしたわけでもない。
でも心地よい子どもだった。拠り所がなくて孤独に荒んでいた心を、いつの間にか、癒してくれた。
そして今また、救われていく。
癒しの魔法は今もあるけれど、それだけでないと私が一番わかっている。
「例えうまくできなかったと日向様が思っても、私は嬉しくて、誇らしくて、日向様にお仕えできて良かったと、心から思いますよ。」
ほろりと、水色の瞳から、こらえきれずに雫が落ちる。
この世のどんな宝石よりも美しいと、思った。
この方が私の主。
私が守るべき日向様。
それが誇らしかった。
「…日向様、実は私は結構強いんです。」
「うん、」
「もしまた皇太子殿下が来ても、危害を加えずに日向様をお守りして見せます。」
「うん、」
「だから、今度は、私に日向様を守らせていただけますか?」
うん、
手を握ると、小さな主も握り返してくれた。
燵彩が、うむ、と頷く。
「ひな、萩花は強いからな。その辺は、萩花を信用して、守られてやってくれ、」
藤夜の援護に、日向様は「うん、」とまた手を握ってくれた。
思いがけない理由だった。
それでも理由がわかれば、守れる。
東(あずま)や畝見、官兵(かんべ)に伝えたらどう受け取るだろうか。東はおそらく喜んだ後に悔しがるだろう。畝見は一層鍛錬に励むだろうなとその姿が浮かぶ。官兵は何も言わないかもしれない。それでも、静かに強く心を定めるのだろう。
日向様が憂うことなく、私たちに任せられるよう、強くならねばならない。
それはとても困難な道ではあるけれど、喜ばしくもあった。
それだと言うのに。
「…日向様?」
魔法が急激に膨れ上がるのを感じた。
癒しの魔法と治癒の魔法。
水色の瞳が大きくなって、視線をさまよわせたから、日向様自身もわかっているのだろう。
「日向様、制御できますか、」
「でき、ない、」
青白い顔から汗が噴き出して、急激に土気色に変わっていく。
「畝見!」
ひな、と藤夜が名を呼ぶけれど、聞こえていないようだった。
間を置かず畝見が現れて日向様の手を握ったときには、もう体を支えられず燵彩の腕の中に倒れ込む。
寸でのところで畝見が日向様の魔力を制御したが、すでに意識はなく、昼に食べたわずかなものもすべて吐いてしまった。赤黒いものが混じっている。
なぜ、と藤夜も燵彩も灯草も顔色を失くす。
おそらく、急激な魔力の変化は彼らにもわかっただろう。
そして、急速に近づいてくる、彼にも。
「日向、」
息を切らせた紫鷹殿下が、飛び込んでくる。
左腕に真新しい包帯が巻かれているのが見えた。
そうか、守ろうとしたのか。
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