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第壱部-Ⅲ:ぼくのきれいな人たち
19.菫子(すみれこ) 書簡
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考えることが山のようにある。
きれいに整え重ねられた書類を見ると、うんざりした。私も休息が必要ね。無理は禁物。もう若くないんですから。
そう考えて、遅くまで付き合ってくれる侍女にお茶を頼んだら、私の向かいで書類に目を通していた晴海が「殿下」と短く声をかけた。
あらまあ、嫌だわ。こんな時間にお客様がいらしたのかしら。
「朱華(はねず)さんが?」
半色乃宮(はしたいろのみや)の執務室で、第一皇子の使者から、一通の書簡を受け取った。
使者の言葉に驚いて見せたけれど、私は晴海からずいぶんと前に聞いていますよ。
私のもとへ使者を送るまで、時間がかかったのでしょう。ご苦労様。大変だったでしょうから、お話は合わせてあげますね。
「ええ、ですが、朱華殿下は車にはお乗りではなく、ご無事です。ーーーただ、事前の知らせでは、殿下が乗られると知れておりましたから、おそらく計画的な襲撃だと予測されます。」
「それで、朱華さんは?」
「尼嶺(にれ)での予定を早めて、帰路に着かれた、ということになっております。」
「私の他に知っているのは?」
「皇帝陛下にはお知らせしております。」
「それで、この書簡は?」
「朱華殿下から、董子殿下へ直接渡すようにと申し使っております。可能であれば、早急にお返事いただきたいと。」
朱華さんが、尼嶺に入ったのは2日前。
長く対抗した尼嶺王家と国教会の調停の場に、帝国の代表として赴き、合議を得たと聞いた。
調停の後、内乱の落ち着いた尼嶺の国内の視察を経て、3日後に帰国。これが公の予定。
その視察途中の車列が、襲われた。
朱華さんはご無事だから、良いとして。
尼嶺の動きは加速しつつあるように感じる。
もとより、帝国への従属に対する反発は、王家よりも教会や市民の間で顕著だった。王家が従属を決めたことが、さらに過激な反発につながったことも否めない。
というより、王家への反発を帝国への反発にすり替えているのでしょうね。
ため息が洩れる。
尼嶺は、本当に厄介な国だこと。
その統制は、朱華さんの役割だけど、半色乃宮は、その動向を無視できない。それをわかっていて、朱華さんは書簡を寄越す。
本当は頼りたくもないのでしょうけど、朱華さんも大変ねえ。
尼嶺の日向さんを迎えたいと私が願ったとき、朱華さんは反対なさったものねえ。
半色乃宮は、属国の要人をあずかる役割を担う。
その役目を請われて、妃の一人となったのは、もう30年も昔の話。
30年で数十人。
留学の名目で送られた、属国の貴人たち。
幼少の者から年老いた者まで、男女問わず、さまざまな者たちを離宮に受け入れた。
彼らを慈しみ親しむ一方で、監視し、決して帝国に害とならぬよう、最大の利益となるよう謀るのが、私の役目。
国と国をつなぐお役目。
でもねえ、朱華さん。
貴方にとっては、国でしょうけど、私が受け入れてきたのは、一人の人間なんですよ。
どんなに敵対した国同士であっても、一人一人は理解し合えることがあるでしょう?
どんなに憎しみあった国の者同士でも、膝を突き合わせて語り合い、国としてではなく、1人の人として接する日々の中では、いつしか友となることだって叶うでしょう?
この30年。
国の役目の中で、一人の人間と触れあってきたの。
彼らは、駒であり、駒でなかった。
朱華さん。
貴方は日向さんを受け入れれば、帝国の枷となるとおっしゃっていましたね。
益がなく、不利益ばかりがふえる人質だと。
そして今、その不安が現実になっていると考えていらっしゃるのよね。
私のわがままが、帝国の栄光に傷をつけるのだと。
でもねえ、朱華さん。
最近、日向さんはお話ができるようになったんですよ。
まだたどたどしいけれど、私たちの言葉をまねたり、自分の知っている言葉で、精一杯お話しようと努力しているんです。
日一日と、成長して、毎日いろんなことができるようになっているんですよ。
私はそれが愛おしい。
その命を貴方の望む駒になどさせたくないの。
紫鷹さんも、変わりましたよ。
あの子は日向さんのおかげで、貴方がかぶせた仮面を脱ぎましたよ。
貴方のように、国以外に目を向けなかった紫鷹さんが、今は一人の人間を見ることができるようになったんですよ。
もう一度、我が子に仮面を被せるなんて、させやしませんよ。
半色乃宮にはねえ、帝国より優れた調査ができる優秀な「草」がいるんですよ。
私はね、彼らの報告を聞いて、国と一人を天秤にかけずにはおられなかったの。
紫鷹さんも、同じ。半色乃宮の者の思いは、今は皆同じ。
ええ、わがままを言ったのは承知の上ですとも。
でもねえ、朱華さん。安心してくださいな。
王妃として、国母として、1人の人として、わがままを言うからには責任を持ちますよ。
覚悟なら、とっくに決まっています。
尼嶺は関係ないの。この30年が、私にそうさせるだけ。
不遇の王子を救うと願ったからには、尼嶺が何を謀ろうとも、覆して見せましょう。
「妃殿下、お返事はいかように?」
あら、晴海。
貴方なら聞かなくてもわかると思っていたのだけれど。
ええ、その表情は知っているでしょうね。
どんな謀りも跳ね除けて見せましょう。
少しの不利益も帝国にもたらさぬよう、戦いましょう。
帝国と一人をどちらも守って見せましょう。
日向さんに人質としての価値がないですって。
いいえ、この私に火をつけたでしょう。
日陽乃帝国(にちようのていこく)・第三王妃、董子。国母と呼ばれるこの私の。
帝国で1番強い女である、この私の。
「尼嶺の謀り事、半色乃宮が引き受けると、朱華さんにお伝えいただけるかしら。」
きれいに整え重ねられた書類を見ると、うんざりした。私も休息が必要ね。無理は禁物。もう若くないんですから。
そう考えて、遅くまで付き合ってくれる侍女にお茶を頼んだら、私の向かいで書類に目を通していた晴海が「殿下」と短く声をかけた。
あらまあ、嫌だわ。こんな時間にお客様がいらしたのかしら。
「朱華(はねず)さんが?」
半色乃宮(はしたいろのみや)の執務室で、第一皇子の使者から、一通の書簡を受け取った。
使者の言葉に驚いて見せたけれど、私は晴海からずいぶんと前に聞いていますよ。
私のもとへ使者を送るまで、時間がかかったのでしょう。ご苦労様。大変だったでしょうから、お話は合わせてあげますね。
「ええ、ですが、朱華殿下は車にはお乗りではなく、ご無事です。ーーーただ、事前の知らせでは、殿下が乗られると知れておりましたから、おそらく計画的な襲撃だと予測されます。」
「それで、朱華さんは?」
「尼嶺(にれ)での予定を早めて、帰路に着かれた、ということになっております。」
「私の他に知っているのは?」
「皇帝陛下にはお知らせしております。」
「それで、この書簡は?」
「朱華殿下から、董子殿下へ直接渡すようにと申し使っております。可能であれば、早急にお返事いただきたいと。」
朱華さんが、尼嶺に入ったのは2日前。
長く対抗した尼嶺王家と国教会の調停の場に、帝国の代表として赴き、合議を得たと聞いた。
調停の後、内乱の落ち着いた尼嶺の国内の視察を経て、3日後に帰国。これが公の予定。
その視察途中の車列が、襲われた。
朱華さんはご無事だから、良いとして。
尼嶺の動きは加速しつつあるように感じる。
もとより、帝国への従属に対する反発は、王家よりも教会や市民の間で顕著だった。王家が従属を決めたことが、さらに過激な反発につながったことも否めない。
というより、王家への反発を帝国への反発にすり替えているのでしょうね。
ため息が洩れる。
尼嶺は、本当に厄介な国だこと。
その統制は、朱華さんの役割だけど、半色乃宮は、その動向を無視できない。それをわかっていて、朱華さんは書簡を寄越す。
本当は頼りたくもないのでしょうけど、朱華さんも大変ねえ。
尼嶺の日向さんを迎えたいと私が願ったとき、朱華さんは反対なさったものねえ。
半色乃宮は、属国の要人をあずかる役割を担う。
その役目を請われて、妃の一人となったのは、もう30年も昔の話。
30年で数十人。
留学の名目で送られた、属国の貴人たち。
幼少の者から年老いた者まで、男女問わず、さまざまな者たちを離宮に受け入れた。
彼らを慈しみ親しむ一方で、監視し、決して帝国に害とならぬよう、最大の利益となるよう謀るのが、私の役目。
国と国をつなぐお役目。
でもねえ、朱華さん。
貴方にとっては、国でしょうけど、私が受け入れてきたのは、一人の人間なんですよ。
どんなに敵対した国同士であっても、一人一人は理解し合えることがあるでしょう?
どんなに憎しみあった国の者同士でも、膝を突き合わせて語り合い、国としてではなく、1人の人として接する日々の中では、いつしか友となることだって叶うでしょう?
この30年。
国の役目の中で、一人の人間と触れあってきたの。
彼らは、駒であり、駒でなかった。
朱華さん。
貴方は日向さんを受け入れれば、帝国の枷となるとおっしゃっていましたね。
益がなく、不利益ばかりがふえる人質だと。
そして今、その不安が現実になっていると考えていらっしゃるのよね。
私のわがままが、帝国の栄光に傷をつけるのだと。
でもねえ、朱華さん。
最近、日向さんはお話ができるようになったんですよ。
まだたどたどしいけれど、私たちの言葉をまねたり、自分の知っている言葉で、精一杯お話しようと努力しているんです。
日一日と、成長して、毎日いろんなことができるようになっているんですよ。
私はそれが愛おしい。
その命を貴方の望む駒になどさせたくないの。
紫鷹さんも、変わりましたよ。
あの子は日向さんのおかげで、貴方がかぶせた仮面を脱ぎましたよ。
貴方のように、国以外に目を向けなかった紫鷹さんが、今は一人の人間を見ることができるようになったんですよ。
もう一度、我が子に仮面を被せるなんて、させやしませんよ。
半色乃宮にはねえ、帝国より優れた調査ができる優秀な「草」がいるんですよ。
私はね、彼らの報告を聞いて、国と一人を天秤にかけずにはおられなかったの。
紫鷹さんも、同じ。半色乃宮の者の思いは、今は皆同じ。
ええ、わがままを言ったのは承知の上ですとも。
でもねえ、朱華さん。安心してくださいな。
王妃として、国母として、1人の人として、わがままを言うからには責任を持ちますよ。
覚悟なら、とっくに決まっています。
尼嶺は関係ないの。この30年が、私にそうさせるだけ。
不遇の王子を救うと願ったからには、尼嶺が何を謀ろうとも、覆して見せましょう。
「妃殿下、お返事はいかように?」
あら、晴海。
貴方なら聞かなくてもわかると思っていたのだけれど。
ええ、その表情は知っているでしょうね。
どんな謀りも跳ね除けて見せましょう。
少しの不利益も帝国にもたらさぬよう、戦いましょう。
帝国と一人をどちらも守って見せましょう。
日向さんに人質としての価値がないですって。
いいえ、この私に火をつけたでしょう。
日陽乃帝国(にちようのていこく)・第三王妃、董子。国母と呼ばれるこの私の。
帝国で1番強い女である、この私の。
「尼嶺の謀り事、半色乃宮が引き受けると、朱華さんにお伝えいただけるかしら。」
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