僕とピアノ姫のソナタ

 音大でヴァイオリンを専攻しながらも、日々音楽よりも女遊びにいそしむ椎名哲朗。
 彼はある合コンで目を奪われるような美人と出会うが、彼女は場の空気をまったく読めず、周囲から浮きまくっていた。実は同じ大学で『ピアノ姫』と呼ばれている音楽バカの天才ピアニスト、真山調だったのだ。
 ひょんなことから哲朗は調とホテルに行くことになり、流されて一夜を共にしてしまうが――。
24h.ポイント 0pt
4
小説 192,053 位 / 192,053件 ライト文芸 7,618 位 / 7,618件

あなたにおすすめの小説

おしゃべり本屋のお人柄

流音あい
ライト文芸
話好きな店主がいる本屋さんと、そこを訪れる客との交流のお話。静かに選びたい人もいる中で、おしゃべり好きな本屋の店主は疎まれることもしばしば。しゃべり過ぎる自覚がある店主は、大好きなおしゃべりを控えようとするが……。 1、おしゃべりな店主 2、アドバイスは適切に 3、あるまじきこと 4、贖罪、進展、再構築 5、おしゃべり本屋の噂の実態 6、おしゃべり店主のご紹介

浴槽海のウミカ

ベアりんぐ
ライト文芸
「私とこの世界は、君の深層心理の投影なんだよ〜!」  過去の影響により精神的な捻くれを抱えながらも、20という節目の歳を迎えた大学生の絵馬 青人は、コンビニ夜勤での疲れからか、眠るように湯船へと沈んでしまう。目が覚めるとそこには、見覚えのない部屋と少女が……。  少女のある能力によって、青人の運命は大きく動いてゆく……! ※こちら小説家になろう、カクヨム、Nolaでも掲載しています。

彼女にも愛する人がいた

まるまる⭐️
恋愛
既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。

僕は精神病である。

中七七三
ライト文芸
 僕は精神病である。まだ寛解していない。  仕事がきっかけで病気になったらしいのだが、いつおかしくなったかはとんと見当がつかない。  何でも、薄暗く誰もいない深夜のオフィスの床に倒れ込み、寝ていた事は記憶している。翌日、新人が僕を発見した。そこで絶叫されたので記憶は鮮明だ。 ======================= 完全フィクションの精神病、闘病記である。 =====================

【取り下げ予定】愛されない妃ですので。

ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。 国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。 「僕はきみを愛していない」 はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。 『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。 (ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?) そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。 しかも、別の人間になっている? なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。 *年齢制限を18→15に変更しました。

命の輝きをキミに伝えたくて

矢田川いつき
ライト文芸
家族を事故で亡くし荒んだ日々を送る陽人は、新学期初日、「病死した女優が生き返った」という話を耳にする。 心を落ち着かせようとするも、放課後の帰り道で「その女優さんを生き返らせたの、私なんだ」と話す同じ高校に通う少女、光里と出会う。 「あなたが生き返らせたい人は、だれ?」 正体不明の能力を持つ光里との奇妙な高校生活の中で、陽人は自身の気持ちに気づいてしまい…… そして、光里が抱える「秘密」とは――。

おかえり、私

朱宮あめ
青春
本音を飲み込むたび自分が分からなくなっていく私を救ってくれたのは、久しぶりに再会した幼馴染だった。

異常性癖

赤松康祐
ミステリー
変態的感性を持った男の顛末。