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冒険者生活
8歳の誕生日
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この世界に転生してやっと8年、今日俺は冒険者ギルドへとやってきたぞ!
本来今日は神殿で洗礼を受けるべき日なのだが、生まれた時に洗礼を受けた俺にはその必要はなく。
早速冒険者ギルドへとやってきた。
ギルドの扉を開けて、真っ直ぐに受付カウンターを目指す。
新規登録者用と書かれた窓口を見つけた。
「冒険者登録をお願いしたいのですが。」
窓口には誰もいなかったのでとりあえず声をかけてみる。
「は~い。今行きますね。」
少し離れた場所から女性がこちらへ向かってくる。
「新規の登録ですね?こちらの用紙にご記入をお願いします。」
一瞬、仮面の姿にぎょっとした様子だったけどきちんと登録用の用紙を出してくれた。
何も聞かれないもんなんだな。
ちょっと感心しながら用紙を埋めていく。
名前は大神様からリベルタスと付けてもらったが、あまりにも長いとおもったのでリベルと省略することにした。
「リベル様ですね。登録料に銀貨1枚必要ですが大丈夫ですか?」
「はい。問題ありません。」
「では、こちらの板の上に手をのせていただけますか?」
平たい硝子盤のようなものに右手を乗せる。
「年齢は8歳で間違いないですね。職業はまだないようですが、魔法の適性が高いようですね。
あと…12歳になるまで討伐や護衛の依頼を受けることはできません。
薬草採取や簡単な素材集めがメインの活動になると思います。」
「はい。わかりました。」
「では、こちらがギルド証になりますからなくさないようにお願いしますね。」
薄いプレートのついたブレスレットが渡された。
「そちらの黒猫は従魔登録されますか?」
「従魔ですか?」
耳慣れない言葉に、キョトンとしてしまうが仮面をつけているので相手には俺の表情はわからないはず。
「従魔登録とは、どのようなものでしょうか?」
わからないことは聞いておくに限る。
「リベル様が連れている黒猫を登録しておくと、万が一はぐれた時や従魔が攫われた時などに居場所が簡単に特定できるようになります。
さらに、契約を結ぶことで意思の疎通ができやすくなります。
後は、双方の相性と魔力量によって会話が可能になる場合があります。」
今の俺の状態は、黒猫シーグムと意思疎通も出来るし、大神様の加護のおかげでどこにいても呼べばすぐに来るから従魔登録は必要ないなと判断した。
「今のところ、冒険に連れていくことはないから大丈夫。
教えてくれてありがとう。」
そういってギルドを後にした。
本来今日は神殿で洗礼を受けるべき日なのだが、生まれた時に洗礼を受けた俺にはその必要はなく。
早速冒険者ギルドへとやってきた。
ギルドの扉を開けて、真っ直ぐに受付カウンターを目指す。
新規登録者用と書かれた窓口を見つけた。
「冒険者登録をお願いしたいのですが。」
窓口には誰もいなかったのでとりあえず声をかけてみる。
「は~い。今行きますね。」
少し離れた場所から女性がこちらへ向かってくる。
「新規の登録ですね?こちらの用紙にご記入をお願いします。」
一瞬、仮面の姿にぎょっとした様子だったけどきちんと登録用の用紙を出してくれた。
何も聞かれないもんなんだな。
ちょっと感心しながら用紙を埋めていく。
名前は大神様からリベルタスと付けてもらったが、あまりにも長いとおもったのでリベルと省略することにした。
「リベル様ですね。登録料に銀貨1枚必要ですが大丈夫ですか?」
「はい。問題ありません。」
「では、こちらの板の上に手をのせていただけますか?」
平たい硝子盤のようなものに右手を乗せる。
「年齢は8歳で間違いないですね。職業はまだないようですが、魔法の適性が高いようですね。
あと…12歳になるまで討伐や護衛の依頼を受けることはできません。
薬草採取や簡単な素材集めがメインの活動になると思います。」
「はい。わかりました。」
「では、こちらがギルド証になりますからなくさないようにお願いしますね。」
薄いプレートのついたブレスレットが渡された。
「そちらの黒猫は従魔登録されますか?」
「従魔ですか?」
耳慣れない言葉に、キョトンとしてしまうが仮面をつけているので相手には俺の表情はわからないはず。
「従魔登録とは、どのようなものでしょうか?」
わからないことは聞いておくに限る。
「リベル様が連れている黒猫を登録しておくと、万が一はぐれた時や従魔が攫われた時などに居場所が簡単に特定できるようになります。
さらに、契約を結ぶことで意思の疎通ができやすくなります。
後は、双方の相性と魔力量によって会話が可能になる場合があります。」
今の俺の状態は、黒猫シーグムと意思疎通も出来るし、大神様の加護のおかげでどこにいても呼べばすぐに来るから従魔登録は必要ないなと判断した。
「今のところ、冒険に連れていくことはないから大丈夫。
教えてくれてありがとう。」
そういってギルドを後にした。
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ありがとうございました。
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