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(11) ドランとデート②
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どれどれ?なんて言いながらドランが手にしている魔導具を見た
「…ごめん、良さがわからない」
見た目ほぼほぼ一緒だし、説明見てもよく分からないもん…
ドラン『これはね高いけど使用するには一番かなって、これでお話したり文字を打って会話できるんだ』
ちょっと待って、それって、携帯電話??!
「えっと、他になにかできたりするのかな…?」
ドラン『使う魔力も少ないし契約した人しか使えないから奪われる心配もない、そして持ち運びにも便利だよ』
写真とかは無理か、さすがに
「…な、なるほど」
充電とかしないのかな?
「それってずっと使えたりするの?」
ドラン『自分の魔力が無くなってしまったら使えないけど…いや、魔力全て使い切ったら死ぬからね、気をつけてね??レーナって気づかずにギリギリまで使いそう…』
「軽くディスられた」
ドラン『でぃす?なにそれ!』
「ううん、なんでもない!」
とりあえず通話とメールができるってことだよね?凄いな…化学もないのに…
ドラン『安いのはねー、あ、こういうのは、お話しかできないし魔力も一回に凄い使っちゃうんだよ』
「なるほど…」
MP切れはここに暮らす以上必要なものだしね、ここは高いのにするか…?
「ねぇドラン、それっていくらするの?」
ドラン『えっと、待ってね…銀貨5枚と銅貨8枚だ、ごめん勧めたのはいいけどこんな高いと買えないよね』
「…いや、いいよ、それにするよ」
幸いにもアーグさんが好きに使っていいと言ってくれた方の財布には銀貨15枚入ってあったから。
いや本当に優しすぎるよね、こんな大金持ってたら怖い人たちに取られてしまいそうだけど…
ドラン『ならよかった…!』
会計を済ませてゲットした携帯。
ここではベルと言うらしい。
「えっと、前貰ったやつをどうすればいいの?」
ドラン『ここに当ててみて』
魔法陣のような絵が描かれている所に当ててみると、シュンッと手から消えて吸い込まれた
「す、吸い込まれちゃった!!」
ドラン『そういうやつだよ』
「なんかよく分からないけどここに当てればいいんだね」
ドラン『うん、これでいつでもレーナと話せれる』
ニコニコした顔でこちらを見てくるドラン
……うん、すごく可愛い
「ほんとだね、いつでもお話できるね」
ドラン『レーナ他にどこか行きたいところはある?』
「ええっと、服屋さんに行きたい!」
ドラン『ドレスが欲しいの?』
「なわけないよ、普段着として!」
ドラン『なるほどね、なら行こうか』
衣服を仕立てている店に着いたら、ぐるぐるお店を見回す
デザインがほぼほぼ一緒かあ…
写真の技術がないからプリントアウトされた服ないな。
そういう服好きだったからまた着たかったな…
ドラン『欲しいなって思ったのとかあった?』
「うーん、ビビッとくるものはなかったかなぁ…私の好みはなー…」
今更ながらなんだけど、女子スカートしかなくない?女子用のズボンなくない?
私スカートよりズボン派なのに!!
ラノベとかだったら自分の得意を活かして服を作ったり料理したりして主人公感強いけど…ほんと私何も出来ないな…
ドラン『レーナ?止まってどうしたの?疲れちゃった?』
「あっ、ううん!大丈夫…」
ドラン『ねぇ、レーナちょっと休憩しよう!あ、あそこのケーキ美味しいんだ!食べに行こう!』
「うおっ、ちょっ、引っ張らないで、ドラン~!!」
「…ごめん、良さがわからない」
見た目ほぼほぼ一緒だし、説明見てもよく分からないもん…
ドラン『これはね高いけど使用するには一番かなって、これでお話したり文字を打って会話できるんだ』
ちょっと待って、それって、携帯電話??!
「えっと、他になにかできたりするのかな…?」
ドラン『使う魔力も少ないし契約した人しか使えないから奪われる心配もない、そして持ち運びにも便利だよ』
写真とかは無理か、さすがに
「…な、なるほど」
充電とかしないのかな?
「それってずっと使えたりするの?」
ドラン『自分の魔力が無くなってしまったら使えないけど…いや、魔力全て使い切ったら死ぬからね、気をつけてね??レーナって気づかずにギリギリまで使いそう…』
「軽くディスられた」
ドラン『でぃす?なにそれ!』
「ううん、なんでもない!」
とりあえず通話とメールができるってことだよね?凄いな…化学もないのに…
ドラン『安いのはねー、あ、こういうのは、お話しかできないし魔力も一回に凄い使っちゃうんだよ』
「なるほど…」
MP切れはここに暮らす以上必要なものだしね、ここは高いのにするか…?
「ねぇドラン、それっていくらするの?」
ドラン『えっと、待ってね…銀貨5枚と銅貨8枚だ、ごめん勧めたのはいいけどこんな高いと買えないよね』
「…いや、いいよ、それにするよ」
幸いにもアーグさんが好きに使っていいと言ってくれた方の財布には銀貨15枚入ってあったから。
いや本当に優しすぎるよね、こんな大金持ってたら怖い人たちに取られてしまいそうだけど…
ドラン『ならよかった…!』
会計を済ませてゲットした携帯。
ここではベルと言うらしい。
「えっと、前貰ったやつをどうすればいいの?」
ドラン『ここに当ててみて』
魔法陣のような絵が描かれている所に当ててみると、シュンッと手から消えて吸い込まれた
「す、吸い込まれちゃった!!」
ドラン『そういうやつだよ』
「なんかよく分からないけどここに当てればいいんだね」
ドラン『うん、これでいつでもレーナと話せれる』
ニコニコした顔でこちらを見てくるドラン
……うん、すごく可愛い
「ほんとだね、いつでもお話できるね」
ドラン『レーナ他にどこか行きたいところはある?』
「ええっと、服屋さんに行きたい!」
ドラン『ドレスが欲しいの?』
「なわけないよ、普段着として!」
ドラン『なるほどね、なら行こうか』
衣服を仕立てている店に着いたら、ぐるぐるお店を見回す
デザインがほぼほぼ一緒かあ…
写真の技術がないからプリントアウトされた服ないな。
そういう服好きだったからまた着たかったな…
ドラン『欲しいなって思ったのとかあった?』
「うーん、ビビッとくるものはなかったかなぁ…私の好みはなー…」
今更ながらなんだけど、女子スカートしかなくない?女子用のズボンなくない?
私スカートよりズボン派なのに!!
ラノベとかだったら自分の得意を活かして服を作ったり料理したりして主人公感強いけど…ほんと私何も出来ないな…
ドラン『レーナ?止まってどうしたの?疲れちゃった?』
「あっ、ううん!大丈夫…」
ドラン『ねぇ、レーナちょっと休憩しよう!あ、あそこのケーキ美味しいんだ!食べに行こう!』
「うおっ、ちょっ、引っ張らないで、ドラン~!!」
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