236 / 243
2章 そして冬休みが始まった
第46話 再出発
しおりを挟む
いや~…トロールはやばいね。なんでレイノアールはあんなのつくたんだよ…どうにか倒せないこともないけれども、あのビームみたいなやつが使えなくなるまで30分くらいかかったんだよね実際。一匹に毎回そんな時間かけてたらやってられん。だがただ単純に俺たちのレベルがまだ狩場に追いついていないだけなのかもしれないので何とも言えないところ。
「よっすー一度戻って休憩して、それからどうするよ?」
「そうだな…」
レベル上げとか普通にだるいし…先は気になるし…でも俺は自分の部屋手に入れたし…というかダンジョン化した部屋のおかげで色々便利になっている。室温は一定だし明かりも俺の気持ち一つで勝手に切り替わるんだ。ただやはりダンジョンということで出入り口のカギを開けておくとたまに知らない人がやってくる。まあ情報交換の場として使っているみたいだ。それも俺が夜間だけは鍵を閉じているので出来ないんだが…とどうするかだったよな。
「ひとまず12階層がどんなところか見に行ってみるか?」
「おっ いいね! やっぱそうじゃないとな」
話がまとまったところで俺たちはプレハブへと戻ることにした。
「…ん?」
先客がいたようだ。プレハブの中にはユージン、リリノアーゼさん、シーナさんの3人がそろっている。やっぱり回復の人がいない。
「ヨシオ~また来たよっ」
シーナさんが元気に声をかけてくるが他2人は少し暗い雰囲気だ。まあ言い逃げしたからな~多少は気まずいんだろうね。
「にせ、勇者?」
おおーいっ 何言いだすんだリノ! 怖い…怖いよ! リリノアーゼさんがこっち睨んでるよ!! ユージンは無表情で固まってるし、健太こらそこっ 笑いをこらえるなって!
「わー…あっ おやつにしよう! うん、それがいい」
「ではお茶の用意をしますね」
こらそこ、現実逃避しないっ というかファーナさんはさっきもおやつ食べてたよね? 休憩は必ずおやつが出るものと思っているのかな? ホルンさんはお茶は入れてくれるけどおやつを出してくれるとは言ってないよっ そしてミネと結奈さんは視線をそらして我関せずって顔してるしこれどうやって納めればいいんだよ!
「ユージン休憩の後12階層覗いてみるけどいくか~?」
「え…また俺たちもついて行っていいのか?」
「ん? そのつもりで来たんじゃないのか??」
「いや…うんそうだ。昨日は言い過ぎた悪かったな」
「おう気にすんなっ 言いたいことは言った方がいいしな!」
やばい…健太が勇者に見えるわ…まあただの空気の読めないやつなのかもしれないが。
「よっすー一度戻って休憩して、それからどうするよ?」
「そうだな…」
レベル上げとか普通にだるいし…先は気になるし…でも俺は自分の部屋手に入れたし…というかダンジョン化した部屋のおかげで色々便利になっている。室温は一定だし明かりも俺の気持ち一つで勝手に切り替わるんだ。ただやはりダンジョンということで出入り口のカギを開けておくとたまに知らない人がやってくる。まあ情報交換の場として使っているみたいだ。それも俺が夜間だけは鍵を閉じているので出来ないんだが…とどうするかだったよな。
「ひとまず12階層がどんなところか見に行ってみるか?」
「おっ いいね! やっぱそうじゃないとな」
話がまとまったところで俺たちはプレハブへと戻ることにした。
「…ん?」
先客がいたようだ。プレハブの中にはユージン、リリノアーゼさん、シーナさんの3人がそろっている。やっぱり回復の人がいない。
「ヨシオ~また来たよっ」
シーナさんが元気に声をかけてくるが他2人は少し暗い雰囲気だ。まあ言い逃げしたからな~多少は気まずいんだろうね。
「にせ、勇者?」
おおーいっ 何言いだすんだリノ! 怖い…怖いよ! リリノアーゼさんがこっち睨んでるよ!! ユージンは無表情で固まってるし、健太こらそこっ 笑いをこらえるなって!
「わー…あっ おやつにしよう! うん、それがいい」
「ではお茶の用意をしますね」
こらそこ、現実逃避しないっ というかファーナさんはさっきもおやつ食べてたよね? 休憩は必ずおやつが出るものと思っているのかな? ホルンさんはお茶は入れてくれるけどおやつを出してくれるとは言ってないよっ そしてミネと結奈さんは視線をそらして我関せずって顔してるしこれどうやって納めればいいんだよ!
「ユージン休憩の後12階層覗いてみるけどいくか~?」
「え…また俺たちもついて行っていいのか?」
「ん? そのつもりで来たんじゃないのか??」
「いや…うんそうだ。昨日は言い過ぎた悪かったな」
「おう気にすんなっ 言いたいことは言った方がいいしな!」
やばい…健太が勇者に見えるわ…まあただの空気の読めないやつなのかもしれないが。
0
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
転生弁護士のクエスト同行記 ~冒険者用の契約書を作ることにしたらクエストの成功率が爆上がりしました~
昼から山猫
ファンタジー
異世界に降り立った元日本の弁護士が、冒険者ギルドの依頼で「クエスト契約書」を作成することに。出発前に役割分担を明文化し、報酬の配分や責任範囲を細かく決めると、パーティ同士の内輪揉めは激減し、クエスト成功率が劇的に上がる。そんな噂が広がり、冒険者は誰もが法律事務所に相談してから旅立つように。魔王討伐の最強パーティにも声をかけられ、彼の“契約書”は世界の運命を左右する重要要素となっていく。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる