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2章 そして冬休みが始まった
第18話 健太への報告
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ダンジョンから戻るとすでに健太とファーナさんが戻って来ていた。それと…
「ヨシオッ」
「リノとミネじゃないか…ちょっと久しぶりだな」
リノとミネは2人がファーナさんを引き連れて10階層のボス戦をやった後からほとんど来なくなっており、顔を出したのは2か月ぶりくらいになる。
「ヨシオしばらくぶりねっ」
「2人ともダンジョンまた行くのか?」
「うん、そう。さっきまで、ファーナ達と、一緒」
話を聞いてみると2人は11階層で健太とファーナさんと遭遇して一緒に行動していたらしい。
「ヨシオの、話、聞いた」
どうやらすでに健太達から俺が何をしていたのかは聞いていたらしい。説明しなくていいのは楽だな。
「由雄様お茶です」
「ヨシオ様お茶です」
「「……」」
「あーありがとう…」
結奈さんとホルンさんがほぼ同時に俺にお茶を用意した。先に健太とファーナさんに準備した後のところまで一緒だった。というかこんなに行動が似ているのに仲良くできないものなのか? もしかしなくても同族嫌悪ってやつなんだろうか。
「両方飲むから…睨むなよ」
「ヨシオモテモテね…」
ジト目をしたミネが変なことを言い出した。全然そんなんじゃないよっ むしろ色んな意味で怖いんだよこの2人は! と言いたいが口に出すのもさらに怖いという悪循環。無言で目をそらすので精一杯だ。
「そんなことより、よっすー2人のダンジョン進行どうだ?」
「あーうん…5階層が終わったとこだ」
「早くね?」
「うん、俺達がどんだけ雑魚なのかって思い知らされてるよ…」
そんな俺の言葉に珍しく健太が苦笑いを浮かべている。まあ結奈さんの強さを初めから知っていたんだろう。午後からもまたダンジョンに行くんだろうし、明日の午後には11階層へ進めるかもしれないな。ちょうど明日から冬休みなのだからこの2人連れていけば休みの間にかなり攻略出来ることだろう。まあそのために2人を10階層まで攻略させているんだろうけどな。
俺達がお茶を飲みつつ雑談をしていると結奈さんとホルンさんは昼食を用意していたようで机の上に食べ物が並び始めた。見た目からわかるように俺たちの世界の食べ物と、ファーナさん達の世界の食べ物が混在していてかなりカオスだ。ホルンさんには悪いけど料理に関しては結奈さんの勝ちだろう。以前ファーナさんからもらった食べ物からもそう判断出来た。
少しだけホルンさんが悔しそうな顔をしていたがこればっかりは仕方がないだろう。この人数で食事をするのに俺の部屋の机は少し狭かったのだがそれでもみんな満足したのか笑顔が絶えなかった。机…大きいのに替えようかな。
「ヨシオッ」
「リノとミネじゃないか…ちょっと久しぶりだな」
リノとミネは2人がファーナさんを引き連れて10階層のボス戦をやった後からほとんど来なくなっており、顔を出したのは2か月ぶりくらいになる。
「ヨシオしばらくぶりねっ」
「2人ともダンジョンまた行くのか?」
「うん、そう。さっきまで、ファーナ達と、一緒」
話を聞いてみると2人は11階層で健太とファーナさんと遭遇して一緒に行動していたらしい。
「ヨシオの、話、聞いた」
どうやらすでに健太達から俺が何をしていたのかは聞いていたらしい。説明しなくていいのは楽だな。
「由雄様お茶です」
「ヨシオ様お茶です」
「「……」」
「あーありがとう…」
結奈さんとホルンさんがほぼ同時に俺にお茶を用意した。先に健太とファーナさんに準備した後のところまで一緒だった。というかこんなに行動が似ているのに仲良くできないものなのか? もしかしなくても同族嫌悪ってやつなんだろうか。
「両方飲むから…睨むなよ」
「ヨシオモテモテね…」
ジト目をしたミネが変なことを言い出した。全然そんなんじゃないよっ むしろ色んな意味で怖いんだよこの2人は! と言いたいが口に出すのもさらに怖いという悪循環。無言で目をそらすので精一杯だ。
「そんなことより、よっすー2人のダンジョン進行どうだ?」
「あーうん…5階層が終わったとこだ」
「早くね?」
「うん、俺達がどんだけ雑魚なのかって思い知らされてるよ…」
そんな俺の言葉に珍しく健太が苦笑いを浮かべている。まあ結奈さんの強さを初めから知っていたんだろう。午後からもまたダンジョンに行くんだろうし、明日の午後には11階層へ進めるかもしれないな。ちょうど明日から冬休みなのだからこの2人連れていけば休みの間にかなり攻略出来ることだろう。まあそのために2人を10階層まで攻略させているんだろうけどな。
俺達がお茶を飲みつつ雑談をしていると結奈さんとホルンさんは昼食を用意していたようで机の上に食べ物が並び始めた。見た目からわかるように俺たちの世界の食べ物と、ファーナさん達の世界の食べ物が混在していてかなりカオスだ。ホルンさんには悪いけど料理に関しては結奈さんの勝ちだろう。以前ファーナさんからもらった食べ物からもそう判断出来た。
少しだけホルンさんが悔しそうな顔をしていたがこればっかりは仕方がないだろう。この人数で食事をするのに俺の部屋の机は少し狭かったのだがそれでもみんな満足したのか笑顔が絶えなかった。机…大きいのに替えようかな。
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