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配信者をやめると?上
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俺はルイ
配信者をしている。登録者も50万人を突破しているかなり人気だと思う。
しかし今日、俺は配信者をやめる。
理由は疲れたからだ。
俺に期待してくれる人もいるが、俺が始めた理由であるやりたいことをする。と言うことができなくなっているのだ。俺がやりたいことをしたらSNSなどで「おもしろくない」「別のことしてほしい」など言われるのだ。
だから俺は今日、配信を始め、
「俺は今日で配信者を引退します」と宣言した。
その次の瞬間雪崩のようにコメントが流れる。
「なんで?」や「やめてほしくない!」などのコメントが流れるが、俺は反応せずに淡々と理由を説明する。
「理由としては俺自身がやりたいことができなくて疲れたからです」と言う。
そういうとコメント欄には
「まあそういう理由だよね」や「それでもやめてほしくない」というコメントのほかに「そんなの配信者なんだから視聴者のことを考えるのが一番でしょ」というマイナスなコメントも流れる。
俺は一度深呼吸をし、「俺は何を言われようが配信者をやめることを変えるつもりはありません」と言い、
配信を終了しようとしたときスパチャが投げられる。「シロ..さん...」その人は俺を初期から推してくれている人だった。
この人がいたおかげでやめようとしたときも支えられて、続けることができたのだ。
だからこそ見たくなかった。
向けられる顔がないのだ。ここまで支えられてきて、いきなりやめると言ってしまったから。
しかし書かれていたコメントは俺の予想とは違い。
「今までお疲れ様です」だけだった。
俺も「シロさんありがとうございます。そして今まで推してくれた方いままでありがとうございます」と言い配信終了のボタンを押すのだった。
俺はアパートの自室で「今日もインスタントラーメンだな」と配信終了してアカウントも削除した後、俺はそうつぶやく。
そしてお湯を沸かそうとしたとき、インターホンが鳴る。
「なんか頼んでたっけ?」と俺は言い、ドアを開ける。
そこにいたのは配達員ではなくとてもきれいな女の人だった。
なんというか、こう目を奪われるような不思議な魅力をまとっていた。
しかし俺はこんな人を知らない。だから
「すみません部屋間違っていますよ」といい、ドアを閉めようとすると足を挟まれる。
「え?」と声をだすとその人はドアの隙間から俺の手首をつかみ、「間違ってないので入れてください」と言ってきて、俺は仕方なくその人を部屋へと入れるのだった。
あのあと女の人を部屋に入れた俺は彼女が持っている大荷物を見て、「その荷物はどうしたんですか?」と聞く。
するとその人は不思議そうな顔をして、「ここに住むための荷物ですけど?」と言ってくる。
「ちょっと待ってください、おれ知らないんですけど」と言うと、その人は「だって言ってないですもん」と言ってくる。
何だこの人話が通じない?てかこの人は誰なんだ?と思い、
「あなたは誰なんですか?」と聞くとその人は驚いたような顔をして、「わからないんですか?ルイさん」と言ってくる。「どうして俺の配信者名を!?」と驚くと、「私ですよ私、ずぅ~っとルイさんを推してたシロです」と言ってくる。
「シロさん!?てかなんで俺の家がバレて!?」というとシロさんは「だって最初のほうにお酒飲みながらゲームしてた時聞いたら答えてくれましたよ?」と言う。
「あっ」と俺は声をだす。そういえば最初のほうにお酒飲みながら配信してた時にそんなこと言ってた気がする。
「あっ、そうそう私の本名は白蓮(はくれん)って言います。なのでこれからはそう呼んでくれると嬉しいです」と言われ、俺は「よろしくおねがいします。シ、白蓮さん」と答え、俺と白蓮さん?の同居生活が始まるのであった。
配信者をしている。登録者も50万人を突破しているかなり人気だと思う。
しかし今日、俺は配信者をやめる。
理由は疲れたからだ。
俺に期待してくれる人もいるが、俺が始めた理由であるやりたいことをする。と言うことができなくなっているのだ。俺がやりたいことをしたらSNSなどで「おもしろくない」「別のことしてほしい」など言われるのだ。
だから俺は今日、配信を始め、
「俺は今日で配信者を引退します」と宣言した。
その次の瞬間雪崩のようにコメントが流れる。
「なんで?」や「やめてほしくない!」などのコメントが流れるが、俺は反応せずに淡々と理由を説明する。
「理由としては俺自身がやりたいことができなくて疲れたからです」と言う。
そういうとコメント欄には
「まあそういう理由だよね」や「それでもやめてほしくない」というコメントのほかに「そんなの配信者なんだから視聴者のことを考えるのが一番でしょ」というマイナスなコメントも流れる。
俺は一度深呼吸をし、「俺は何を言われようが配信者をやめることを変えるつもりはありません」と言い、
配信を終了しようとしたときスパチャが投げられる。「シロ..さん...」その人は俺を初期から推してくれている人だった。
この人がいたおかげでやめようとしたときも支えられて、続けることができたのだ。
だからこそ見たくなかった。
向けられる顔がないのだ。ここまで支えられてきて、いきなりやめると言ってしまったから。
しかし書かれていたコメントは俺の予想とは違い。
「今までお疲れ様です」だけだった。
俺も「シロさんありがとうございます。そして今まで推してくれた方いままでありがとうございます」と言い配信終了のボタンを押すのだった。
俺はアパートの自室で「今日もインスタントラーメンだな」と配信終了してアカウントも削除した後、俺はそうつぶやく。
そしてお湯を沸かそうとしたとき、インターホンが鳴る。
「なんか頼んでたっけ?」と俺は言い、ドアを開ける。
そこにいたのは配達員ではなくとてもきれいな女の人だった。
なんというか、こう目を奪われるような不思議な魅力をまとっていた。
しかし俺はこんな人を知らない。だから
「すみません部屋間違っていますよ」といい、ドアを閉めようとすると足を挟まれる。
「え?」と声をだすとその人はドアの隙間から俺の手首をつかみ、「間違ってないので入れてください」と言ってきて、俺は仕方なくその人を部屋へと入れるのだった。
あのあと女の人を部屋に入れた俺は彼女が持っている大荷物を見て、「その荷物はどうしたんですか?」と聞く。
するとその人は不思議そうな顔をして、「ここに住むための荷物ですけど?」と言ってくる。
「ちょっと待ってください、おれ知らないんですけど」と言うと、その人は「だって言ってないですもん」と言ってくる。
何だこの人話が通じない?てかこの人は誰なんだ?と思い、
「あなたは誰なんですか?」と聞くとその人は驚いたような顔をして、「わからないんですか?ルイさん」と言ってくる。「どうして俺の配信者名を!?」と驚くと、「私ですよ私、ずぅ~っとルイさんを推してたシロです」と言ってくる。
「シロさん!?てかなんで俺の家がバレて!?」というとシロさんは「だって最初のほうにお酒飲みながらゲームしてた時聞いたら答えてくれましたよ?」と言う。
「あっ」と俺は声をだす。そういえば最初のほうにお酒飲みながら配信してた時にそんなこと言ってた気がする。
「あっ、そうそう私の本名は白蓮(はくれん)って言います。なのでこれからはそう呼んでくれると嬉しいです」と言われ、俺は「よろしくおねがいします。シ、白蓮さん」と答え、俺と白蓮さん?の同居生活が始まるのであった。
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