4 / 8
七瀬沙羅
あなたは私をみてくれない
しおりを挟む
私は蒼輝くんが、好きだ。
それはきっと必然なのだろう。
だってこれまで、下心しか困っていない視線、優しさ、言葉しかかけられなかった生活に、いきなりほんとうの優しさを向けられたら、誰でも惚れるに決まってる。
でも彼には幼馴染がいた。とても仲が良くて、距離が近くて...
それが今までなんでも手に入れてきた私にとってじゃまで...妬ましかった。
でも彼に話しかけるようなゆうきもなくて、彼を盗撮することぐらいしかできなかった。
ある時、私は思いついた。そうだ邪魔者を消せば良いんだ。と
そこからの行動は早かった。複数人で蹴ったり、すれ違いざまに悪口も言った。それなのに、彼女は蒼輝くんに関わり続ける。
ある時、私は、心優を呼び出し、言った。
「もう2度と蒼輝くんに近づかないで」
そう言った。
当たり前だ蒼輝くんはこいつなんかが関わって良い存在じゃないのだ。
でも彼女は言い返してきた。
そこで私は彼女の腹を蹴り、二度とか変わらないように言い、靴箱に向かった。
するとそこには蒼輝くんがいた。
心臓がドクドクする。勇気を出して、私は
「一緒に帰らない?」
そういった。もちろん受け入れられる確信があった。でも彼は。
「ごめん。今日は心優と帰る約束があるから。」
そう断られた。涙が出そうだった。彼は私を見なかったのだ。いや、こちらを見ていたが、彼の心は心優に向いていたのだ。それに気づいてしまった私は、彼に涙を流すところを見られないように帰った。
そして私は...
それはきっと必然なのだろう。
だってこれまで、下心しか困っていない視線、優しさ、言葉しかかけられなかった生活に、いきなりほんとうの優しさを向けられたら、誰でも惚れるに決まってる。
でも彼には幼馴染がいた。とても仲が良くて、距離が近くて...
それが今までなんでも手に入れてきた私にとってじゃまで...妬ましかった。
でも彼に話しかけるようなゆうきもなくて、彼を盗撮することぐらいしかできなかった。
ある時、私は思いついた。そうだ邪魔者を消せば良いんだ。と
そこからの行動は早かった。複数人で蹴ったり、すれ違いざまに悪口も言った。それなのに、彼女は蒼輝くんに関わり続ける。
ある時、私は、心優を呼び出し、言った。
「もう2度と蒼輝くんに近づかないで」
そう言った。
当たり前だ蒼輝くんはこいつなんかが関わって良い存在じゃないのだ。
でも彼女は言い返してきた。
そこで私は彼女の腹を蹴り、二度とか変わらないように言い、靴箱に向かった。
するとそこには蒼輝くんがいた。
心臓がドクドクする。勇気を出して、私は
「一緒に帰らない?」
そういった。もちろん受け入れられる確信があった。でも彼は。
「ごめん。今日は心優と帰る約束があるから。」
そう断られた。涙が出そうだった。彼は私を見なかったのだ。いや、こちらを見ていたが、彼の心は心優に向いていたのだ。それに気づいてしまった私は、彼に涙を流すところを見られないように帰った。
そして私は...
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説


ヤクザの娘の本心を俺だけは知っている
青井風太
恋愛
赤城遥の通う高校には有名人がいた。
容姿端麗で成績優秀、ドラマでしか聞かなそうな才を持ち合わせた青崎楓は学校中から注目を集めていた。
しかし彼女を有名人たらしめる理由は他にある。
彼女は関東最大規模のヤクザ組織【青龍会】会長の愛娘であった。
『一人で暴走族を壊滅させた』『睨みつけるだけで不良が逃げ出した』などの噂が学校中に広まっていた。
ある日の放課後、忘れ物を取りに教室に戻ると遥は目撃してしまう。
ぬいぐるみに話しかけているヤクザの娘の姿を・・・
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本
しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。
関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください
ご自由にお使いください。
イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました

十年間片思いしていた幼馴染に告白したら、完膚なきまでに振られた俺が、昔イジメから助けた美少女にアプローチを受けてる。
味のないお茶
恋愛
中学三年の終わり、俺。桜井霧都(さくらいきりと)は十年間片思いしていた幼馴染。南野凛音(みなみのりんね)に告白した。
十分以上に勝算がある。と思っていたが、
「アンタを男として見たことなんか一度も無いから無理!!」
と完膚なきまでに振られた俺。
失意のまま、十年目にして初めて一人で登校すると、小学生の頃にいじめから助けた女の子。北島永久(きたじまとわ)が目の前に居た。
彼女は俺を見て涙を流しながら、今までずっと俺のことを想い続けていたと言ってきた。
そして、
「北島永久は桜井霧都くんを心から愛しています。私をあなたの彼女にしてください」
と、告白をされ、抱きしめられる。
突然の出来事に困惑する俺。
そんな俺を追撃するように、
「な、な、な、な……何してんのよアンタ……」
「………………凛音、なんでここに」
その現場を見ていたのは、朝が苦手なはずの、置いてきた幼なじみだった。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

一人用声劇台本
ふゎ
恋愛
一人用声劇台本です。
男性向け女性用シチュエーションです。
私自身声の仕事をしており、
自分の好きな台本を書いてみようという気持ちで書いたものなので自己満のものになります。
ご使用したい方がいましたらお気軽にどうぞ

久しぶりに帰省したら私のことが大好きな従妹と姫はじめしちゃった件
楠富 つかさ
恋愛
久しぶりに帰省したら私のことが大好きな従妹と姫はじめしちゃうし、なんなら恋人にもなるし、果てには彼女のために職場まで変える。まぁ、愛の力って偉大だよね。
※この物語はフィクションであり実在の地名は登場しますが、人物・団体とは関係ありません。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる