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第五章 ミナヅキと小さな弟
第百話 ミナヅキとフィリーネ
しおりを挟む七年前――フレッド王都の近くにある小さな森。
そこに小学校を卒業したばかりのミナヅキが歩いていた。当時まだ地球で暮らしていた彼は、春休みを利用して異世界に訪れたのだ。
「やっと冒険者になれたんだ。頑張るぞー!」
右手を突き上げながら、ミナヅキは声に出して気合いを入れる。この度、彼は正式にギルドに登録を済ませ、調合師として冒険者の道を歩き出したのだ。
ちなみに彼は先日、父親から呼び出しを受けるなり、一方的に身勝手極まりない言葉を容赦なく突きつけられたばかりであった。
冷たい態度にショックを受けなかったと言えばウソにはなる。しかしそれ以上に彼の気持ちは、異世界で正式に冒険者になれるというワクワク感のほうが、圧倒的なレベルで勝っていたのだった。
故に最初は意味の分からなさを不満に思っていたが、異世界でギルド登録を済ませた瞬間、父親に対する気持ちはどこかへ吹き飛んでしまっていた。
(まずは薬草集めだ。調合師としても基本中の基本だから、失敗はできないな)
ミナヅキは今、ギルドから課せられた初クエストに赴いている。
基本だからこそ油断は禁物――調合を教わった先生の言葉を思い出し、気を引き締め地面を一歩ずつ踏み固めるように歩いていく。
(ここら辺の魔物はどれも大人しいって話だけど、それでも気を付けろって先生は言ってたもんな)
周囲を注意深く観察しながら、ミナヅキは森を進んでいく。途中でスライムや、頭に角を生やしたホーンラビットに遭遇したが、ミナヅキに気づくこともなく、そのまま奥へと行ってしまう。
奇しくもそれは、ミナヅキが進もうとしていた方角であった。
(あの魔物たち、なんだか楽しそうな感じだったな。あの奥に何かあるのか?)
ミナヅキは興味が湧いた。ちゃんとした道が続いているため、人間でも無理なく行ける場所。その先には一体何があるというのか。
ゆっくりと歩を進め、やがてミナヅキはその場所に出た。
「池だ……」
思わずそう呟いてしまうくらい、神秘的という言葉が似合う場所だった。
森が開けているその場所は、太陽の光が差し込んでとても明るく、反射する水の光はとても綺麗であった。
しばらくボーッとその光景を見ていると――
「何奴じゃ?」
突然、そんな声が聞こえてきた。ミナヅキは驚いて声のしたほうを振り向くと、そこには少女が座っていた。
見る限りミナヅキよりも年齢は少し下。着用している服はワンピース。服に疎いミナヅキでさえ、一目見ただけでもよく分かるほどの上質さを誇り、庶民が簡単に買える代物とは思えない。
なにより少女そのものから、特別なオーラが湧き出ている気がした。
まるで自分とあなたは住んでいる世界が違うんですよと、それを全身全霊で表現しているようにミナヅキは思えた。
「む……返事なしか? お主は何奴じゃと聞いておるのじゃが?」
思わずボーッと見ていたミナヅキは、少女の問いかけで我に返る。口を尖らせて半目となっており、かなり警戒している様子であった。
それが圧となってきており、ミナヅキは思わず気圧されてしまう。
「あ、えっと……ただの、通りすがり?」
「何で疑問形なんじゃ。まぁ、別にどうでもいいが」
なんとか返した言葉は変になってしまったが、ひとまず少女の圧を消すことに成功したようであった。
「ふむ。どうやら妾を探しに来たというワケでもなさそうじゃの」
少女は目を閉じながら、少し安心したような反応を示す。随分と変わった喋り方だと思いつつ、ミナヅキは少女の言葉について、一つの疑問を抱いた。
「……探しに来た?」
「気にするな。こっちの話じゃ」
「いや、そう言われても」
あからさまに何かあるとしか思えない。しかし何故かそれを問いただすことができなかった。
どうせ聞いても答えてくれないだろうと思ったのか、それとも――
「まぁよい。見たところお主はヒマそうじゃな。少しだけ妾の話相手となれ」
「え? 俺は今、クエスト中で……」
「男なら細かいことなど気にするでないわ」
少女は一方的に決めつけ、自身の隣の芝生をポンポンと叩く。そこに座れという合図なのだと思い、ミナヅキは無言でゆっくりと座った。
「実はな。教師と少しケンカをしてしまい、思わず逃げてきてしまったのじゃ」
原因は少女の特徴的な口調であった。女性らしくするために治せと言われたが、少女は頑なにそれを拒んだ。
何故ならこれは、亡くなった祖母から譲り受けた口調だったからだ。
「婆さまは、それはもう芯の強い人じゃった。爺さまを尻に敷き、人の上に立って凛とし続けるその強さとたくましさに、妾は憧れておった。そして妾もまた、婆さまのようになりたいと、心から願うようになったのじゃ」
祖母が亡くなって以降、少女は口調を受け継いだことを、より強く誇りに思うようになった。しかし周囲がそれを許してくれなかった。
特に彼女を教える先生なる人物は、真っ先に少女の口調を直そうとした。父親は少女の気持ちを汲み取ったのか、ほどほどにと言っていたらしいが、先生なる人物はその言葉を『未来のためです』の一言で一蹴してしまった。
もはや父親も何も言えなくなってしまい、少女と先生なる人物の関係は、それはもう悪い方向を辿る一方なのだという。
「まぁ、妾なりに先生の気持ちも、それなりに分からんではない。母上が亡くなって大分経つというのに、父上は頑なに新しい妻を娶ろうともしておらんからな」
「……母親が?」
「妾が生まれてそう経たんうちにな。まぁ、それについては良いのじゃ」
苦笑する少女の横顔を見て、ミナヅキはなんとなく感じた。恐らく彼女は貴族か何かであり、色々と教育が厳しいのだろうと。
「とにかくまぁ、それでもじゃ。妾も譲りたくないモノの一つや二つはある。それ故に先生とはすれ違ってばかりなのじゃ」
「それはなんてゆーか、複雑とでも言えば良いのか?」
「うむ。先生に恨みを抱いた回数は数知れぬ――じゃがそのすぐ後に、恨んでも恨み切れんことに気づいてしまう。それを幾度となく繰り返し、遂に爆発させてしまったのじゃよ」
「その結果が今、ってか?」
ミナヅキが尋ねると、少女は無言でコクリと頷く。しかしさっきと比べると、幾分スッキリとした表情になっていた。
「しかしまぁ、ワガママを言ってばかりおれぬことも確かじゃ。そろそろ帰って、ひとつ叱りの言葉をもらうとしようかの」
少女は立ち上がり、ミナヅキに笑みを向ける。
「妾の話を聞いてくれて感謝するぞ。おかげで少し気が晴れたわい」
「……そりゃなによりなことで」
「それではな。いつかまた、会えるときが来るじゃろう」
呆然と見上げるミナヅキに構うこともなく、少女は踵を返して歩き出す。そしてそのまま、森の出口がある方向へと一直線に向かい、姿を消した。
「何だったんだ……今の女の子?」
少女が去っていった方角を見つめながら、ミナヅキは声に出して呟いた。
◇ ◇ ◇
「――確かあの後すぐだったよな? お前の誕生日を兼ねたお披露目パーティは」
遊び疲れて、スライムたちと一緒に昼寝をするリュートの頭を撫でながら、ミナヅキは言う。
「そこで初めて王女様としてのフィリーネを見たんだ。あの時は驚いたぜ」
「なんじゃ? 妾も美しさに感動でもしたか?」
「まぁ、そーゆーこった」
ミナヅキは苦笑気味に頷く。それに対してフィリーネは、軽く目を丸くした。
「えらくアッサリと認めおったな」
「そりゃまー事実だし」
おちゃらけるように言ってのけるミナヅキだったが、実際その当時は、本当にフィリーネが神様のように見えていた。
しかしその後に、ミナヅキは更なる驚きを体験することになる。
「森の女の子と王女様が同一人物だと知った瞬間、その驚きのレベルは完全に塗り替えられちまったがな」
懐かしむように頷くミナヅキに、フィリーネが呆れたような笑みを向ける。
「確かに名乗りはせんかったが、気づいても良かったじゃろ」
「残念ながら当時は、フィリーネ王女のお顔を拝見したことがなかったもんでね」
手のひらを水平にしてやれやれのポーズを作りながら、ミナヅキは芝居がかった口調で言う。
フィリーネも小さくため息をつき、追及を諦めるのだった。
「まぁ、結果的にこうして友という関係を築き上げられたから、別に良いがの」
「お前が自ら生産工房に殴り込んできたおかげでな」
同一人物と知ったのもそのタイミングであった。フィリーネはミナヅキと話したことが忘れられず、それから何度も森に足を運んでいたが、彼の姿は確認できないでいた。
それもそのハズである。当時ミナヅキがフレッド王都に来るのは、秋を除く季節ごとの長期休暇だけだったのだ。
しかしフィリーネはそれを知る由もない。
忙しい合間を縫ってどれだけ探しても見つからない――そんな彼女の心境は、果たしてどれほどのモノだったことか。
「今でも強く思うぞ。お主の事情を知らんかったのは痛恨の極みじゃったとな」
「はは、そりゃ悪かったな」
ミナヅキが地球という名の異世界から来ていた。それを本人の口から直接聞かされたフィリーネの驚き顔は、それはもう凄まじいの一言であった。
「で、お前は俺に言ったんだったよな?」
「散々ムダに探させた罰として、妾と一生の友達になれ――じゃったの」
「あぁ」
ミナヅキは苦笑しながら思い出す。それを言った場所は工房であったため、それはもう大変な騒ぎとなった。
当時のミナヅキはまだ色々な意味で無名であり、周囲はミナヅキに対してあらぬ疑いをかけていた。貴族でもない子供が信じられない、これはきっと何か裏があるに違いないと。
思えばこれこそが、ミナヅキの名前がフレッド王都に広まった、一番最初の瞬間でもあった。
相手にするのが疲れるという理由で、本人は気にも留めていなかったが。
「お主は一時期、妾のことを妹扱いしておったな」
「あー、そういやそうだっけ」
フィリーネに言われて、ミナヅキはようやく思い出した。三歳年下の女の子ということもあって、兄という意識が自然と芽生えたのだ。
しかし――
「意地でも妹扱いは許さなかったよな」
「当たり前じゃろ。妾を散々子ども扱いしおってからに」
「ハハッ」
すぐさまその考えは撤去することとなった。以来二人は、対等な友の関係を築き上げてきた。
それでも流石に、時と場合と場所は弁えなければいけなかったが、そもそも公式の場所で二人が顔を合わせることはなく、些細な問題の一つに過ぎなかった。
「ところで話は変わるけど――」
ミナヅキがかねて疑問に思っていたことを切りだした。
「お前の親父さん――バートラム国王は、結局ずっと再婚しないままか?」
「うむ。今じゃもう、周りもすっかりと諦めておる」
フィリーネの母親でもある王妃を亡くして以来、バートラムは新たな王妃を頑なに娶ろうとしてこなかった。
表向きの理由は、王位継承問題を拗らせたくないから。しかし本当は、亡くなった王妃に対するバートラムの気持ちが強すぎたからであることは、子供であるフィリーネですら知っていることであった。
「妾からすれば、もはや愛を拗らせておるようにしか思えんがの」
そんなふうに吐き捨てるフィリーネだったが、心の底から嫌悪感を抱いてはいないことも確かであった。
実際、彼女の表情には笑みが宿っている。全く仕方がない父親だ――例えて言うならばそんなところだろうか。
「愛と言えば――不思議なもんじゃな」
フィリーネはふと、思い立ったかのように切り出した。
「お主とは遠慮なく言い合えるほどの仲じゃというのに、何故かお主に対しては、恋愛感情のれの字も抱かんのじゃよ」
穏やかな笑みを向けてくるフィリーネに対し――
「ソイツは奇遇だな。俺もだ」
ミナヅキもまた、子供のような笑みをニカッと浮かべるのだった。
◇ ◇ ◇
昼寝をしていたリュートたちが起き、スライムたちと別れてミナヅキたちが家に着く頃には、空がオレンジ色に染まっていた。
家の前では馬車が出発できる状態で待機されており、フィリーネはそのままベティとともに王都へ帰ることとなった。
「全く慌ただしいのう」
「散々のんびりお散歩しておきながら、何をおっしゃるんですか」
口を尖らせるフィリーネに、ベティの容赦ないツッコミが炸裂する。もはやリュートやスラポンですらも、全く驚く様子はない。
「そういえば、これはまだオフレコではあるのじゃが――」
フィリーネがふと思い出したような反応を示す。
「こないだ妾に縁談が来たのじゃよ」
「へぇー、そうなんだ? 流石はお姫様ね」
アヤメが素直に感激の表情を見せるが、隣に立つミナヅキは、どこか冷めた様子で首を傾げている。
「……前々から来てただろ? そんなにかしこまって言うことか?」
何を今更――それがミナヅキの率直な感想であった。
フィリーネは今年で十七歳を迎える。一国の王女ともなれば、とっくの昔に婚約者がいるのが普通だ。むしろ、いないほうがおかしいとすら言えるだろう。
しかしフィリーネには、未だそう言った相手がいない。ミナヅキの言うとおり、前々から彼女への縁談はあったのだが、何かにつけてなかったことになるという結末を迎えていた。
彼女側から断ることが殆どだが、相手側から断られるケースも多い。顔写真だけで言えば美人そのものだが、如何せん特徴的な口調のおかげで、相手側から遠ざかってしまうことも少なくないのだった。
しかしそれもまた、毎度のことであった。ミナヅキも幾度となく聞かされてきたことであり、今更縁談がどうのこうので驚きはしない。
それはフィリーネとて、十分に理解しているハズなのだが――
「まぁ、そうなんじゃがな。どうもその相手は、前々から妾のことを気にかけておったらしい。なんでも妾のこの口調が気に入ったそうじゃ」
「……へぇー」
ミナヅキの返事に間が開いた。無論フィリーネは、その部分を見逃さない。
「珍しい人間もいたもんじゃな――とでも思ったか?」
「よく分かったな」
ミナヅキは正直に頷くと、フィリーネは表情を引きつらせる。
「いや、少しは誤魔化すくらいのことはしても良いと思うのじゃが……」
「誤魔化したところで、お前はすぐ見抜いてくるだろ」
苦笑気味にそう言ってのけるミナヅキ。フィリーネが何か言いたそうだったが、その前にこちらから行こうと決めた。
「何にせよ、大きなチャンスが来たみたいだな。頑張れよ」
「お主に言われるまでもない……って、強引に話を捻じ曲げおったな」
「そこはせめて、戻したと言ってほしいもんだがな」
ミナヅキはケタケタと笑い出す。仮にも王女であるフィリーネに対し、プライベートとはいえどこまでもブレない姿勢は、流石というべきか。
フィリーネ自身もそれをなんとなくながら感じており、目を閉じながらフッと小さな笑みを浮かべる。
「まぁ良い。それじゃあ妾たちはこれで帰るぞ。それから――」
フィリーネはスラポンを抱きかかえているリュートに近づき、少しかがみながら視線を合わせる。
「リュートとスラポンも、是非とも我が王都へ遊びに来てくれ。またな」
小さな頭を優しく撫でながらフィリーネは言った。そしてベティとともに馬車へ乗り込み、王都への道を走り出す。
するとここでリュートが、少し道に出て手を振りながら叫んだ。
「ばいばーい、フィーねーちゃーん!」
「ポヨポヨーッ!」
そのリュートとスラポンの声は、ちゃんと馬車の中にいるフィリーネたちの耳にも届いていた。まさか言ってくれるとは思わず、フィリーネとベティは驚く。
即座にフィリーネが動き出す。馬車の窓を全開にして、顔を出しながらリュートたちに向かって思いっきり手を振った。
その様子に対して、ベティが苦笑しながらも小さなため息をつく。
「フィリーネ様。王女ともあろうお方が、はしたないですよ」
「これぐらい見逃せ! 今日は人生最高の日じゃ!」
「はいはい。今日だけですからね」
心の底からご満悦の様子のフィリーネに対し、ベティも静かに笑みを浮かべ、良かったですねと心の中で呟くのだった。
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