上 下
96 / 137
第五章 ミナヅキと小さな弟

第九十六話 兄弟

しおりを挟む


 その夜、リュートはミナヅキと二人でベッドの中に入っていた。
 ――兄弟二人でゆっくりと話しなさい。
 そう言ってアヤメに気を利かせられてしまい、ミナヅキは幼い弟を連れて部屋に戻ったのだった。いきなり過ぎやしないかと言ってはみたが、交流に早いも遅いもないという妻の言葉に対し、何も言い返すことができなかったのである。
 当然ながらリュートは緊張状態だ。
 最初はミナヅキから少し距離を取り、ベッドの端で身を縮めつつ、しっかりと背を向けていた。要は見事なまでに警戒されていたのだ。
 無理もない話だとミナヅキは思っていた。
 むしろこうして一緒に寝るところまで来たのは、かなり良いほうだろう。全力で拒否されてもおかしくなかったのだから。
 このまま黙って寝てしまうのも一つの選択肢として思い浮かんだが、それもなんだか勿体ない気がした。故にミナヅキは、自分たち二人の共通している人物について切り出してみた。
 そう――父親の話である。

「正直言うとな。俺は父親のことを殆ど覚えてない――いや、知らないと言ってもいいくらいだ」

 ミナヅキが語り出すと同時に、リュートの体がピクッと動いた。

「そもそも、ちゃんと名前で呼ばれたこともあったかどうか……それすらも全然思い出せないくらいさ」
「ぼくも……」

 自虐的な笑みを浮かべつつ話していると、か細い声が聞こえてきた。いつの間にかリュートが振り向いており、ミナヅキをじっと見つめている。

「ぼくも、よばれたこと……たぶんない」
「――そうか」

 ミナヅキは一瞬驚いたような反応を見せ、そして優しい笑みに切り替える。無意識に手を伸ばしてリュートの頭をポンポンと撫でていた。しかしリュートは逃げようとせず、むしろ少しだけだが、ミナヅキに体を近づけてさえいた。

「ずっと家にいなくて、たまに帰ってきたときに話しかけてみたところで、ちっとも振り向いてくれやしなかった」
「……それ、ぼくもおなじ」
「そうなのか?」
「うん。おとーさんってよんでも、ぜんぜんへんじしてくれなかった」
「マジかよ……俺の時から全然変わってないってことか」

 気がついたら二人は普通に話していた。あれだけ緊張していた気持ちはどこへ行ってしまったのかと、そう思いたくなるほどに。
 ミナヅキ自身、これまで父親のことを考えることは全然してこなかった。
 良い思い出なんか全くなく、最後に話した会話が会話なだけに、良い印象は全く抱いていない。だから思い出せば思い出すほど、憎しみが生まれてくるだけだろうと思っていたのだった。
 しかし、こうしていざ話してみると、なんてことなく話せていることに驚く。
 好きではないが恨んでもいない。あくまで血の繋がった赤の他人――それが自分にとっての父親なのだろうと、ミナヅキは思う。

「リュートは、お父さんたちに酷いことをされたとかはあるのか? こう、ゲンコツで頭をボカッと叩かれたとか……」
「ううん、ないよ」
「そうか」

 ひとまず暴力による虐待はなさそうだということで、そこだけは安心した。もっとも盛大にネグレクトしている点は否定のしようもないため、ミナヅキは苦笑せずにはいられない。

「その様子だと、お父さんの笑顔を見たこともなさそうだな」
「あるよ」
「えっ、あるのか?」

 ミナヅキは思わず驚いてしまった。しかし次のリュートの言葉で、ある意味最大級の納得をすることとなる。

「いそがしくはたらいて、こんなひろいいえをたてることができたおれは、なんてすばらしいにんげんなんだーとかいってた」
「……あぁ、そういう笑顔ね」

 つまりはリュートに向けられたということではない。どこまでも自分に酔いしれ自分を中心に世界が回っていると思い込む――そんな姿が目に浮かぶ。

(ってことは、七年前のアレも……?)

 病院の裏庭での一件。ミナヅキではなく、生まれたばかりのリュートを選んだのだと思っていた。
 しかしそれは正しくもあり、間違っていたのだとしたら。
 生まれたばかりの子を想い、泣く泣く前の妻との子に区切りをつける。そんな苦渋の選択をした自分は、まるでドラマを駆け巡る主人公のようだと、自分で自分をカッコいいと思い込んでいただけだったとしたら。

(……なんか普通にあり得そうだな)

 全ては憶測。証拠は何もないし、見当違いかもしれない。しかしミナヅキは、どうにも当たっているような気がしてならなかった。
 もっとも、今それを考えたところで、何も得られないのも確かであるのだが。

(あの父親がどんなことを考えていたにせよ、リュートを容赦なく置き去りにしちまったことは事実だ。もうその時点で許されることじゃあないわな)

 そのまま車で逃げ出した父親とリュートの母親は、その後どうなったのか。それは知る由もないことだが、せめて罰の一つでも当たってほしいと、ミナヅキは無意識のうちにほくそ笑んでいた。

「リュートは、お父さんと離れ離れになって、寂しいか?」
「んー……よくわかんない」
「分からないか」

 無理もない反応だとは思った。リュートも父親に笑顔を向けてもらった記憶すらないのだ。つまり良い意味でも悪い意味でも、本当に何もされることなく、こうして行き別れた状態となってしまったことになる。
 驚きこそすれど、求めるような気持ちはない。こうして新しく暮らす場所が見つかったのならば尚更だろう。
 あくまで父親と認識しているだけ――そこについては、リュートも自分と同じなのかもしれないと、ミナヅキは思った。

「ねぇ。おにーちゃんは、おとーさんがいなくてさびしい?」
「――さぁな。俺もよく分からん」

 目を閉じながらミナヅキが答える。リュートから『おにーちゃん』と呼ばれたことに対して、思わずドキッとしたことをなんとか隠しながら。

「それよりも、リュートのほうが寂しいだろ? 幼稚園や小学校の友達と、お別れの挨拶もできなかっただろうし」

 誤魔化すように話を振るミナヅキ。しかしリュートは、悩ましげにコテンと首を傾げた。

「ようちえんやしょうがっこうって……なに?」
「――えっ?」

 ミナヅキは耳を疑った。まるでリュートは、本当にそれらの言葉を知らない様子であった。

(ウソだろ……いや、ウソを言ってるようには見えないし……まさか?)

 ある一つの憶測を頭の中で立てつつ、ミナヅキは聞いてみることにした。

「じゃあ、今まではどこでどんなふうに過ごしていたんだ?」
「……おうちであそんでた」
「それだけか?」
「うん。おとーさんもおかーさんも、おうちからそとにはでるなって。おにわであそぶのはいいっていってた」
「つまり、家の外には、一度も出たことがなかったってことか?」
「うん。おとーさんたちとくるまにのってでたのがはじめて。そのあとに、ぼくをおいてどっかいっちゃったの」
「な、なるほど……」

 つまり最後に置き去りにされるまでの間、リュートは幼稚園にも小学校にも行くこともなく、ずっと家の敷地内で過ごしていたことになる。
 しかしそれならそれで、ミナヅキは疑問に思えてならないことがあった。

「周りの人たちは気づかなかったのか? 隣のお家とかもあったろ?」
「ううん、なかった」
「なかった?」
「うん。このおうちみたいになかった」

 このおうち――すなわちラステカのミナヅキの家のことだ。
 確かに田舎町の端っこにポツンと建つ家だけあって、隣近所との距離はかなり離れている。庭に野生のスライムが来ても、全く騒ぎにならないほどに。
 しかし王都ないしそれに準ずる大きな町でもない限り、この世界ではそれほど珍しくもない。ラステカの町においては、むしろ住宅街の如く家がひしめき合っている光景のほうが珍しいくらいだ。
 とはいえ、あくまでこれは異世界の事情である。
 地球の現代日本で、そこまで広い土地が、果たしてどれだけあることか。

(ラステカみたいなだだっ広い土地は、俺の住んでた町にはないぞ? てゆーか、その周辺のどの町にも普通にあるとは思えんし……)

 ミナヅキが悩ましげな表情で考えていると、リュートが何かを思い出したような反応を見せた。

「あとね、ねこさんがよくあそびにきてた」
「猫?」
「うん。なんかわかんないけど、ねこさんがぼくとあそんでくれたの」

 リュートが笑顔で話す。それほど楽しかったのだろうということは分かるが、やはりどうしても気になることがあった。

「その猫さんは、どこから来たんだ?」
「わかんない。おうちのまわりはもりだったから」
「森?」
「うん。とちゅうでおおきなさくとかべがあって、そのさきにはいけなかったよ」

 話を聞いているうちにミナヅキは思った。リュートが暮らしていた家は、どう考えても普通の住宅地にあるような家ではなさそうだと。

「大きな柵と壁、か……そこから外は見えなかったのか?」
「ぜんぜんみえなかったよ」
「そうか」
「でも、かべのおくから、ねこさんがでてくるのはみたことがあるかも」
「なるほどな。恐らく小さな隙間でもあったんだろう。猫ってのは、結構色んなところを潜り抜けちまうもんだからな」
「へぇー、そうなんだ」

 興味深そうに笑顔を見せるリュートの頭を撫でつつ、ミナヅキは少し考える。

(広い庭に森、そして隣の家はなく、大きな壁に囲まれている。そしてリュートは外の世界を知らなかった……)

 ミナヅキは頭の中で、これまでの会話で出てきたキーカードを並べていく。そしてリュートが暮らしていた家が、段々と思い浮かんできていた。

(住宅地から遠く外れた土地にある豪邸――恐らくそんなところか? 周りに家がないくらいに大きなその場所で、リュートは世間から隔離された状態で過ごしてきたんだろうな)

 我ながら言い得て妙かもしれないとミナヅキは思う。しかしそれならそれで、大きな問題点が浮上してくる。

(オマケに幼稚園や小学校をマジで知らない。そしてそれが、外部から問題視されることすら恐らくなかった。薄々予感はしていたが、リュートは――)

 出生届が出されていない――いわゆる無戸籍の子供の可能性が高い。
 如何せんそう言った子供が少なくないことは、地球で暮らしていた時も耳にしたことはあった。まさか自分と血を分けた兄弟がその可能性に当たるとはと、ミナヅキは流石に驚きを隠せないでいたが。

(七歳の割には口調がおぼつかないと思っていたが……恐らく親と喋ることすら殆どなかったんだろうな。どこまでどうしようもない親たちだったんだ? 明らかにちゃんと育てる気ゼロじゃないか)

 そもそもリュートの両親が、自分たちは親であると認識していたかどうかも非常に怪しい。父親のほうは考えるまでもないが、果たしてリュートの母親のほうはどうだったのか。
 少なくともミナヅキの中では、とても良い方向に期待はできなかった。

(ユリスが気づいてくれなかったら、リュートは今頃死んでいたかもしれない。アイツにはマジで感謝しないといけないな)

 気持ち良さそうに撫でられているリュートを見ながら、ミナヅキは強く思う。兄としてもそうだが、自分の父親がこんな小さな子をと考えただけで、腹の底から熱い何かがたぎってくる気持ちに駆られる。
 やはり親たちには、大きな罰の一つや二つは当たってほしい――ミナヅキは心の底から、そう願って止まなかった。

「ねぇ、おにーちゃん」

 リュートがミナヅキのパジャマを掴みながら尋ねてくる。

「おにーちゃんのおかーさんはどんなひとだったの?」
「……あぁ、それな」

 その問いかけに、ミナヅキは困ったような表情を浮かべた。

「実を言うと……全く覚えてないんだな、これが」

 誤魔化しなどではない。本当に思い出そうとしても思い出せなかったのだ。
 思えば小さい頃、母親が愛人の男を自宅に連れ込み、寝室のベッドで大人の運動をしていた場面が見つかって以来、まともに姿を見ていない気さえする。

(リュートに聞かれるまで、マジで忘れてたな)

 つまり自分にとっての母親は、その程度の存在だったということだ。自分を生んだ人以外の何者でもないと。

「おぼえてないの? ぼくでもおかーさんのことおぼえてるよ?」

 リュートが信じられないと言わんばかりに驚き、詰め寄るようにして尋ねる。
 確かにその疑問は、至極真っ当だと言える。どんな形であれ、母親という存在が当たり前のようにいる子供からすれば、尚更であろう。

「まぁ、何だ。ちょうどリュートぐらいの頃に会ったっきりだからな」
「ずっとあってないの?」
「あぁ。こうして大人になるまで、ずっとだ」
「そうなんだ……」

 リュートはギュッとミナヅキのパジャマを掴む手を強める。それ以降、何も聞いてくることはなかった。

「――もう、寝ようか」

 ミナヅキの声に、リュートは無言でコクリと頷く。ミナヅキは小さな笑みを浮かべながらリュートの頭を撫で、そのまま優しく抱き寄せる。

「おやすみ、リュート」
「うん……おやすみなさい」

 戸惑いながらも答え、リュートはそのまま目を閉じる。二人は暖かい温もりを感じながら、意識を沈めていくのだった。


しおりを挟む
感想 47

あなたにおすすめの小説

姫軍師メイリーン戦記〜無実の罪を着せられた公女

水戸尚輝
ファンタジー
「お前を追放する!」無実の罪で断罪された公爵令嬢メイリーン。実は戦いに長けた彼女、「追放されるのは想定済み」と計画通りの反撃開始。慌てふためく追放する側の面々。用意周到すぎる主人公のファンタジー反逆記をお楽しみください。 【作品タイプ説明】 イライラ期間短く、スカッと早いタイプの短期作品です。主人公は先手必勝主義でバトルシーンは短めです。強い男性たちも出てきますが恋愛要素は薄めです。 【ご注意ください】 随時、(タイトル含め)手直ししていますので、作品の内容が(結構)変わることがあります。また、この作品は「小説家になろう」様「カクヨム」様でも掲載しています。最後まで閲覧ありがとうございますm(_ _)m

愛しのお姉様(悪役令嬢)を守る為、ぽっちゃり双子は暗躍する

清澄 セイ
ファンタジー
エトワナ公爵家に生を受けたぽっちゃり双子のケイティベルとルシフォードは、八つ歳の離れた姉・リリアンナのことが大嫌い、というよりも怖くて仕方がなかった。悪役令嬢と言われ、両親からも周囲からも愛情をもらえず、彼女は常にひとりぼっち。溢れんばかりの愛情に包まれて育った双子とは、天と地の差があった。 たった十歳でその生を終えることとなった二人は、死の直前リリアンナが自分達を助けようと命を投げ出した瞬間を目にする。 神の気まぐれにより時を逆行した二人は、今度は姉を好きになり協力して三人で生き残ろうと決意する。 悪役令嬢で嫌われ者のリリアンナを人気者にすべく、愛らしいぽっちゃりボディを武器に、二人で力を合わせて暗躍するのだった。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~

一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。 しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。 流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。 その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。 右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。 この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。 数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。 元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。 根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね? そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。 色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。 ……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?

サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。 *この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。 **週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

積みかけアラフォーOL、公爵令嬢に転生したのでやりたいことをやって好きに生きる!

ぽらいと
ファンタジー
アラフォー、バツ2派遣OLが公爵令嬢に転生したので、やりたいことを好きなようにやって過ごす、というほのぼの系の話。 悪役等は一切出てこない、優しい世界のお話です。

王国冒険者の生活(修正版)

雪月透
ファンタジー
配達から薬草採取、はたまたモンスターの討伐と貼りだされる依頼。 雑用から戦いまでこなす冒険者業は、他の職に就けなかった、就かなかった者達の受け皿となっている。 そんな冒険者業に就き、王都での生活のため、いろんな依頼を受け、世界の流れの中を生きていく二人が中心の物語。 ※以前に上げた話の誤字脱字をかなり修正し、話を追加した物になります。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

処理中です...