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第一章 異世界スローライフ開始
第二十話 決戦!戦う乙女たち
しおりを挟む向かってくる人物がマーカスであるかどうかは、誰も判断できなかった。
刀身までも黒い剣に、黒い服。体どころか金髪であるハズの髪の毛も黒く染まっており、唯一違う色があるとすれば赤い目ぐらいだろうか。
充血なんて生易しいモノではない。眼球ごと真っ赤に染まっているのだ。どう見ても普通ではなく、何かしらの異変によるモノとしか考えられない。
「マーカス……じゃないのかしら?」
「それは分からないけど、ヤバいってことは確かだよ。もしかしたらアイツが、今回の黒幕なんじゃ?」
戸惑うアヤメの隣で、ベアトリスが警戒心を高めながら前方を睨む。すると相手はニヤリと笑った。光る赤い目も相まって、これ以上にないほどの不気味さを醸し出している。
「どちらにせよ、魔物が狂暴化した原因に、大きな関係がありそうだな」
デュークが剣を抜きながら前に出た。
「お前たちは下がってろ。ここは俺がやる」
その瞬間、凄まじい闘気がオーラとなって彼の体を包み込む。風とともに、見えない何かが体を突き抜け、周囲の冒険者たち全員の背筋を震わせる。
(これが、デュークさんの本気――)
アヤメは目を見開いた。いつも工房やギルドで見せる、明るくおちゃらけた様子の彼とは、まるで別人だと思いながら。
ザッザッザッと草を踏む音だけを響き渡らせ――デュークは走り出した。
「はぁっ!!」
掛け声とともに剣を振り下ろす。しかし相手は黒い剣でそれを難なく受け止め、打ち払った。
その隙をついて、相手は剣を構え仕掛けてきたが――
「ふっ!」
焦る素振りすら見せず、デュークは滑らかな動きで体をひねるように躱し、その勢いのまま相手の胴体に刃を滑り込ませる。
引き裂くような音が響き渡った。デュークの体に傷一つなく、相手の動きだけがピタリと止まった。
(強い……まるで格が違う!)
アヤメは手の震えが止まらなかった。この数ヶ月でそれとなく知っていたハズの人物から、突如高すぎる壁が突き出て来たかのようだった。
まさに真の実力者――これはアヤメだけでなく、その場にいた誰もが思った、率直な感想である。
「さて、改めてその真っ黒なツラを……っ!?」
デュークが切り伏せた相手に歩み寄ろうとしたその瞬間、相手の黒い体が溶け出すように歪んだ。
それは真っ黒な靄となり、デュークに襲い掛かる。
「ぐっ、ぐわぁっ!」
「デューク!」
もがきながら倒れるデュークを助けるべく、彼のパーティの一人である青年剣士が走り出す。
そして剣を振り回し、必死に彼に纏う靄を振り払おうとした。
「このっ、デュークを放しやがれ――があぁっ!」
しかし黒い靄が青年剣士を吹き飛ばす。まるで意志を持っているかのようだ。
それでも負けじと青年剣士が立ち上がったところで、黒い靄が晴れ、倒れているデュークだけが残る。
「おいデューク、しっかりしろ!」
青年剣士が必死に声をかける。しかしデュークは苦しそうに呻くばかりで、とても平気なようには見えない。
「闇の呪いよ」
突如、冷たい声が聞こえた。皆が一斉に驚いて周囲を見渡すと、さっきまでその場にいなかったハズの人物がそこにいた。
「ヴァ、ヴァネッサ……さん?」
一体いつの間にそこにいたのか。そんな気持ちとともに、アヤメが呆然としながら問いかけると、彼女は冷たい表情のまま笑った。
◇ ◇ ◇
「彼が倒したマーカスは、闇の魔力が作り出した幻影――いわゆるニセモノよ」
淡々と、それでいてどこか楽しそうに彼女は語る。
「幻影を倒した衝撃で闇の魔力が怒りを伴い、彼に呪いとして襲い掛かった。かざした正義が仇となったわね。本当に哀れな人だわ、フフッ♪」
いつもの物言いに聞こえるが、アヤメは戦慄していた。
怒りも苛立ちもない。それで済ませられるならどれほど良かったか。そう思いたくなるほど、目の前にいる彼女は危険極まりない。
「彼を助けたければさっさと下がらせなさい。せいぜい頑張るのね。もっともムダに終わる可能性が高いでしょうけど」
「う、うるせぇっ! そんなこと、やってみなけりゃ分かんねぇだろうがよ!」
青年剣士は強がり同然で声を荒げつつ、デュークを担いで立ち上がる。無防備にもほどがある姿だったが、彼女は何かをする素振りすら見せない。
わざわざ手を出す価値もない――そう言わんばかりに。
そんな彼女に苛立ちを募らせつつ、青年剣士はデュークとともに後方へ下がる。今はリーダーを助けることが先決だと判断したのだ。
彼らを見送ったところで、彼女はアヤメに視線を向ける。
「一応言っておくけど、私は本物のヴァネッサよ。ニセモノでもなんでもないわ。もっとも、あんな出来損ないと私を一緒にされても困るのだけどね」
彼女ことヴァネッサは、腰に携える剣を抜く。刀身に宿る闇のオーラが、肉眼でもハッキリと確認できた。
「まさかそれ、伝説の呪いの剣じゃ……?」
「あら、知ってたのね? 説明する手間が省けて助かるわ♪」
アヤメが恐る恐る問いかけると、ヴァネッサが嬉しそうな笑みを浮かべる。同時に呪いの剣に纏う闇のオーラが増殖していく。
「見てごらんなさい。この剣のおかげで私にも魔法が宿ったのよ。つまり今の私は魔法剣士……やっとアヤメさんを越えられるわ!」
嬉しそうではあるが、その笑い声は明らかに正気とは程遠いモノだった。
完全に剣に憑りつかれてしまっている。もはや彼女に説得は通じない。アヤメにはそう見えていた。
ヴァネッサは恍惚な表情で、呪いの剣を掲げる。
「それにしても、この剣の魔力って凄いのよね。こうして持っているだけで、周囲の魔物たちが騒ぎ出しちゃうのだから」
「……魔物の大群が押し寄せてきた原因は、呪いの剣にあったってことね」
アヤメがそう呟くと、ベアトリスが目を見開きながらヴァネッサを見る。
「まさかアイツ、王都を滅ぼそうと企んでいたとか?」
「さぁ、どうかしらね? 私が思ってるのは、嬉しそうに剣を振り回すヴァネッサさんから逃げた先が、たまたまここの方角だった、という感じかしら」
「うわぁ、なんかすっごいあり得そう」
引きつった表情で言いつつ、ベアトリスはアヤメを見る。
「てゆーかアヤメさん、アイツの経緯とか、どうでも良い感じになってない?」
「なってるわね」
アヤメはヴァネッサを見据えながら即答する。
「この状況で一番考えるべきは、呪いの剣を持つヴァネッサさんを、私たちでどうにかしなければならないということよ」
「流石はアヤメさんだわ」
嬉しそうに発言したのは、ヴァネッサだった。
「さっきのアヤメさんの戦いぶりは、なかなか見事だったわ。そんなあなたをこの剣で倒してこそ意味がある。この私から逃げられるだなんて思わないことね」
「やはりそうなるのね……ベアトリス、下がってて!」
「は、はいっ!」
ベアトリスが慌てて後方へ移動し、ヴァネッサが呪いの剣を構える。同時にアヤメも短剣を構えた。
(良いわ。こうなったら剣と剣で、直接彼女に語り掛けてやろうじゃない!)
短剣を握る手に力を込め、アヤメは動き出す。
――ギィンッ!!
刃がぶつかり合い、単純な力比べが展開される。アヤメは必死な表情だったが、ヴァネッサはあからさまに余裕だと言わんばかりの笑みを浮かべていた。
「嬉しいわぁ、あなたの剣からは凄まじい本気が感じられる……そうそう、別にこれは一騎打ちのつもりなんてないので――」
剣同士をはじき、互いに距離を取ったところで、ヴァネッサがアヤメの後ろにいる冒険者たちに向かって言う。
「アヤメさんを援護なさりたければ、皆さんもご自由にどうぞ? もっとも、私の遊び相手になり得るとも思ってませんけどね♪」
ヴァネッサが嘲笑しながら挑発を仕掛けたその瞬間――
「くそぉ……王宮騎士の力を見せてやる!」
苛立ちが頂点に達したケニーが、ヴァネッサに向かって勢いよく走り出した。
「やめろ、ケニー! 迂闊に突っ込むんじゃねぇ!」
「うおおおおぉぉぉーーーっ!!」
ケニーの耳にダンの叫びは入ってこなかった。まっすぐアヤメを通り過ぎ、ヴァネッサに向かって飛び、大きく振りかぶった剣を力の限り振り下ろす。
しかし――
「ぐわぁっ!?」
まるで小さな虫を掃うかのように振ったヴァネッサの剣が、ケニーを剣ごと吹き飛ばしてしまう。
さっきまで笑っていた彼女の表情は、途轍もない不機嫌さを醸し出していた。
「お遊びにもならないわね。王宮騎士の力とはその程度だったのかしら?」
ヴァネッサが剣を前に突き出すと、その切っ先から闇の魔力が生成される。それは弾丸となって無防備なケニーに向かって放たれた。
――ボオォォンッ!
爆発が起こり、ケニーは地面に叩き落とされる。刃は砕け落ち、右腕が変な方向に曲がってしまっており、その激痛から声も出せない。
「くっ、あのバカヤロウが!」
ダンは顔をしかめるも、その場から動けないでいた。他の冒険者たちも、苛立ちから一転して、青ざめた表情に切り替わっている。
少しでも近づいたらやられる――そんな恐怖が彼らの脳裏を横切っていた。
「ふぅ、ちょっとでも楽しめるかと期待した私がバカだったわ。やはりこの私に勝てる者なんていないのね。ガッカリだわ……」
心の底から失望したと言わんばかりに深いため息をつき、ヴァネッサはアヤメに視線を向ける。
「あなたも少しはやるようになったみたいだけど、所詮は付け焼刃ね。この私と戦うには、実力不足も良いところだわ。だからもう――終わらせる」
ヴァネッサは力強く地を蹴った。そして次の瞬間、ギィンと刃の交わる音が平原に響き渡る。
間一髪だった。あと少し反応が遅ければ、アヤメは完全に斬られていた。
しかし、依然として不利な状況であることに変わりはない。ヴァネッサは更に力も勢いも増しているのだ。
刃をはじいて距離を取り、アヤメはヴァネッサに向かって魔法を放つ。しかしそれをヴァネッサは軽やかな動きで躱し、お返しと言わんばかりに剣先から闇の魔法が放たれた。
「くっ……!」
連続して放たれる魔弾をアヤメは躱していく。しかし威力とスピードが桁違いである故に、反撃の糸口が掴めない。更にヴァネッサも動き続けており、彼女の動きを捕らえるので精いっぱいとなっていた。
――実力不足も良いところ。
ヴァネッサの冷たい言葉が、アヤメの脳裏に蘇る。
確かにそのとおりだ。勝てるどころか、良い勝負に持ち込むことすらできない。足掻けば足掻くほど追い詰められるばかりだ。
そう思いながらもアヤメは、ヴァネッサから目を逸らす気はなかった。
少しでも逸らせばやられてしまう。たとえ万に一つの可能性しかなくとも、最後まで諦めるつもりはないと。
そこに――
「はぁっ!」
掛け声とともに何かが飛んできた。それはヴァネッサに向かっていたが、彼女の剣から放たれた魔弾が、それを爆発させてしまう。
飛んできた方向を見ると、ベアトリスが両手に爆弾を持っていた。
「一騎打ちじゃないんでしょ? だったら別に良いよね?」
緊張か恐怖か――激しく息を乱しつつ、ベアトリスは強気な笑みを崩さない。ほんの一瞬アヤメも驚いたが、すぐにその表情を笑みに切り替えた。
アヤメは短剣をギュッと握り直し、力強く走り出す。
ちょうどベアトリスを狙おうとヴァネッサが魔法を仕掛けようとしたそこに、アヤメがすかさず魔法を放った。
発動のタイミングを狂わされたことで、魔法は不発に終わる。その隙をついて短剣で切り込む。それはアッサリと相手の剣で止められるが、それはアヤメの計算内に過ぎない。
自ら剣をはじいて、後方へ飛び距離を取る。その衝撃はヴァネッサにも起こり、ほんのわずかではあるが、体制を整えるためのタイムラグが生まれる。
アヤメはそれを狙っていたのだ。
一秒足らずの隙さえあれば、ベアトリスが爆弾を投げ込むには十分であると。
「……ふっ!」
ベアトリスも動きながらタイミングを計っており、アヤメが距離を取ると同時に爆弾を投げつけるが――
「はっ!」
崩した体制のままヴァネッサは体をひねり、爆弾を躱した。そして華麗に着地しつつ、勝ち誇った笑みを浮かべる。
外したか――そうアヤメは苦々しい表情を浮かべた、その瞬間だった。
「……油断大敵です」
「っ!?」
突如、ヴァネッサの後ろに現れた人影が、躱した爆弾をキャッチ。そのままフルスイングで投げつけた。
まさかの増援に、流石のヴァネッサは対処できず――
「ぶわっ、な、これ……えほっ、ぶぇほっ!?」
爆弾は見事ヴァネッサの顔面に命中。中身が盛大に飛び出し、ヴァネッサは涙と鼻水で顔がぐしゃぐしゃになった。
そして剣を投げ捨て、地面をのたうち回る。どう考えても何かがおかしい。
アヤメが一瞬そう疑問に思った時――
「今ですよ、アヤメさんっ!」
その人物が叫んだ。アヤメも反射的に反応し、全力で魔法を放つ。
――どおおぉーーーん!
魔法はもがき苦しむヴァネッサに命中し、遂に気絶させることに成功。同時に彼女の体から闇のオーラが湧き出し、空高くへ登り、消えていった。
ヴァネッサが元に戻ったのだと実感したアヤメの元に、助太刀に現れた人物が近づいてくる。
「アヤメさん、お見事でしたよ」
「いえ、こちらこそ……え? あっ、ベ、ベティさん!?」
ようやく彼女の存在に気づいたアヤメは、戸惑いながら名前を呼んだ。ベティはふんわりとした笑みを浮かべ、ドレスの裾を摘まみ、お辞儀をする。
「はい、フィリーネ様お付きのメイドことベティでございます。此度はアヤメさんの初の大仕事ということで、お手伝いに参りました」
「あ、そ、そうですか……えと、その、本当に助かりましたです、ハイ……」
いつものアヤメからは想像もつかないような口ぶりである。それだけ混乱しているということなのだが、幸か不幸か周囲も似たような気持ちであるため、特に疑問を抱いたりツッコミを入れるような者はいなかった。
だからと言って、たくさんの疑問が浮かんでいることも事実であった。
(何でメイドがここにいるんだろ?)
(どうやって情報掴んだんだ? 状況的にアヤメさんが教えたとも思えんし)
(つーか、どうやってこの平原に来たんだ?)
(街門って閉まってるハズだよな。開いた気配もなかったし……)
(王女様のメイドか……下手な冒険者よりも強い気がする)
(勘弁してくだせぇよ姐さん。後で団長にドヤされるのは俺なんスから)
冒険者たちが呆然としながら疑問を浮かべ、ダンは頭を抱えていた。一方のアヤメも、ボロボロのケニーを介抱するベティを見ながら苦笑する。
(フィリーネから話に聞いたことはあったけど、ホントに超人だったのね)
当初は聞いた話でしかなく、それほど大きく受け止めてはいなかった。まさか聞いた話そのものだとは夢にも思わず、まんまと驚かされた。
そしてアヤメは、さっきの戦いでもう一つ気になっていることがあった。
「ところでベアトリスさん? 最後の爆弾、なんか普通の違っていたような……」
「おぉ、よくぞ気づいてくれました!」
アヤメの指摘に、ベアトリスが嬉しそうな反応を見せる。
「何を隠そう、アレは私の隠し玉! 激辛スパイスをふんだんに使った特注品で、目つぶしと攻撃の両方を兼ね備えた代物なんです! 私はこれを『激辛くん』と名づけるつもりなんだよねぇ。どうどう? 私って凄いでしょー♪」
褒めて褒めて、天才的な私を褒めて――そんな裏の言葉が見えた気がした。
最後の最後で堂々と目つぶしを投げるとか、爆弾名の安直さなど、色々と疑問に思える部分はあったが、どうにもツッコむ気力が萎えてしまい――
「あーうん、凄いと思うわね」
「でっしょーっ♪」
かなり投げやりな返事を送るアヤメだったが、ベアトリスは素直に受け取った。
小さなため息をつきながら周囲を見渡したところで、アヤメは思い出す。
「そうだ、ヴァネッサさん!」
アヤメが慌てて振り向くと、呪いの剣が闇のオーラとともに、霧と化していくのが見えた。
「これって……」
戸惑いながらアヤメが近づこうとしたその瞬間、呪いの剣は跡形もなく消滅してしまった。残骸の一つも残っていない。
アヤメは呆然と、風に揺れる芝生を見下ろしていたそこに、ダンが剣を収めながら歩いてきた。
「よぉ、嬢ちゃんたち。よくやってくれたな」
そしてダンは、気絶しているヴァネッサを見下ろす。
「ヴァネッサの嬢ちゃんも無事だな。とりあえず治癒師のところへ運ぶか」
「では、私が運びましょう」
「うぉわっ!?」
突如現れたベティに、ダンは飛び跳ねる勢いで驚いた。
「姐さんいつの間に……ケニーの手当てをしてたんじゃねぇんですかい?」
「もう終わりましたので。ちなみに彼の状態は、全身打撲と骨折程度でした。命に別状はありません」
「そ、そうでしたか。じゃあ嬢ちゃんのほうも頼んますわ」
「お任せを」
そしてベティが軽々とヴァネッサを持ち上げる。それを見たベアトリスが、意外そうな表情で疑問を投げかけた。
「あのぉ、ホントに助けるんですか? 敵さんですよ?」
「もう異変はなさそうだからな。それにこっちとしても、この嬢ちゃんには色々と聞きてぇこともあるからよ」
「はぁ、なるほど……」
どうにも理解しがたい感じであったが、ベアトリスは頷いた。ひとまずヴァネッサが助かりそうだと、アヤメも安堵しつつ追いかける。
そして皆で救護を務める治癒師の元へ向かうと、なにやら騒然としていた。
「大変です! デュークさんの容体が、どんどん悪くなっていってます!」
治癒師が叫びが、更に冒険者たちを動揺させる。デュークの体のあちこちに、黒い刺青のような模様が浮かび上がっていた。
――闇の呪いよ。
ヴァネッサの冷たい言葉が、再びアヤメの脳内に蘇るのだった。
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