アラサー未亡人!

あやは

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復縁

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「ママー!あれやろう!」
コトミが指さした先にあったのはターザンロープだった。
ロープを持ってまたがり滑車の力で進む遊具だ。
「あれコトミ出来るー?」
「出来るよ!ママもやって?」
「ママもー?」

コトミとアヤはターザンロープの列に並んだ。
ショウも寄って来た。
「アヤちゃんもやるの?」
「やらないよー恥ずかしいよ大人がやったら!笑」

コトミの順番が来た。
ショウが当たり前のようにコトミを持ち上げロープにまたがらせた。
「わーこわいー!」
と言いながらもコトミは笑顔だ。
「ちゃんと捕まっててね!いってらっしゃい!」
シュウが手を離すとコトミのロープはサーっと動き出した。
思ったより早いのか「怖いー!」と言っているが楽しそうだ。
アヤも「コトミ上手!早いー!」と言いながら見守った。
コトミのロープは端まで行ってゆっくり戻ってきた。
ゆっくりになったところでコトミは降りた。
「次ママ!」
「え?ママ?」
「ママにやってほしいよね?」
ショウも言った。
ちょうど列は途切れ、誰も待っていない。
「えーほんとにやるの?ママ運動苦手ー。」
「うん!ママ頑張れー!」
「ママ頑張れ!」シュウも言った。

しぶしぶアヤはロープにまたがり足を床から離した。
大人の重さで進むのがさっきより早い。
「キャー」
アヤは叫びながら進んだ。
「アヤちゃん叫び過ぎ!笑。」
ショウが笑っている。
「ママすごい!…あ、コトミ今度滑り台行く!」
コトミは最後まで見届けることなく違う遊具へ目移りしてしまった。
「えー?…ギャー!!」
アヤのロープは端までいって折り返しの時に勢いがつき過ぎてすごい速さで戻っていった。
その勢いでアヤはロープから落っこちた。
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