アラサー未亡人!

あやは

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マネージャー

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△△駅に着いた。
やっぱ人が多い。改札でノジを待つことにした。
「着いたよー!南改札の花屋の前にいるね!」
ノジに連絡した。
「ごめん、遅れるm(_ _)m」
ノジはまた遅刻だ。
若い子は時間にルーズなのかなぁとアヤは思った。
それまで自分より若い子との関わりがなかったアヤは若い子相手だと「しょうがないな」と許せる自分に気付いた。

ノジは15分遅れてきた。
少し離れたとこから歩いてくるノジはやはり小柄で女の子みたいだった。
身長は160ないくらいでアヤと変わらないくらいかもしれない。
「ごめんね、アヤさん!」
ノジは手を合わせて謝った。
「遅いー!でもごめんね、夜勤明けに。」
「全然!アヤさんに会えて嬉しいから!」
ノジは可愛い顔で嬉しいことを言ってくれる。

「お腹空いちゃった!なんか食べたい!」
アヤが言うと
「あ、美味しいとこあるよ!俺、ここは詳しいから!」
アヤを案内出来るように自分が詳しい街をわざわざチョイスしてくれたことに気付いた。
若いのにやるなぁと思った。
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