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生い立ち

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短大2年の2月。
私は幼稚園に内定が決まっていました。
しかし研修期間中に鬱がひどくなり、精神科に入院が決まり内定を辞退することとなりました。何を言われても自分なんかじゃ出来ないと自信がなくなってしまったのです。。
その頃の医者は「この子死んじゃうんじゃないか」と本気で思ったらしく入院させたようです。母もかなり動揺していました。

入院しても落ち着かず、むしろ環境が合わないので1ヶ月もしないうちに退院しました。短大の卒業式にも出られませんでした。
しかし地獄はここからです。
周りの子はみんな就職して社会人として外に出ている。自分はバイトに行けたり行けなかったり。
自分は人より劣っている。なんで生きてるんだろ。
バイトしても人間関係につまづき、23歳でもう一度精神科に入院となりました。
劣等感は結婚するまで続きました。

していた恋愛もよくなかったのです。
17から22までバイト先で出会った5歳上の男が好きでした。
好きなだけじゃありません。
夜中呼び出されて会いに行ってました。
「今は勉強しなきゃいけないから誰とも付き合えない。」司法書士を目指すその男の言葉をバカみたいに信じ続け、都合の良い女をやっていました(-。-;
17から22ですよ?女の若くていい時期にもったいない!後悔しています。その時は男を知らな過ぎてその男がいい男か悪い男かも分別つかなかったんですね。
どーやって終わりが来たかというと、同じバイト先の私も知ってる元カノとよりを戻したと共通の知り合いから聞いたんです。
もーそれは地獄でした。
そいつに問い詰めたら私が弱いから自分が居なくなったら死んじゃうんじゃないかと思って言い出せなかったと。
まぁそもそも私と付き合うつもりはなかったんですよね。そんなことにも気付かない自分がおバカです(>_<)
それでまぁ「自分は誰にも愛されない。自分なんか選ばない。病気だし」とさらに卑下します。生きてる価値が見出せなかったです。。

しかーし
まさかの転機!
24歳の時に訪れました!
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