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第2章 カフェから巡る四季
第72話 莉子の恩返し
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「今年はどうかしてる」
このフレーズは、意外と毎年聞くものだ。
去年はこれほど暑くなかっただの、もう少し雨が多かっただの、毎年のように議論される。
それぐらい、カフェでは天気の話題は事欠かない。
「今日も暑いね、莉子ちゃん」
常連の靖の声に、莉子は「ほんとに」そう返すが、ニュースでも連日の暑さがしつこく報道されている。
そんな気温が続く中で、体調をガタッと崩したのは、連藤である。
彼の完璧な食事をもってしても体調を維持することは難しかったようだ。
ここのところ、残業続きのせいもあったのだろう。
これは出番とばかりに、本日は連藤の家へ出張である。
しかし、久々の自転車だ。
リュックに2人分の野菜を詰め込み、出汁の素を用意。
お肉は冷凍をしてあるので、ちょうど溶けていい具合になるかもしれない。
背負って走り出してみると、風をきってはいるが、ぬるい湯気の立ち込めた空気の中を泳いでいる気分だ。
暑いっ!
莉子は口だけそう言い、急いで彼の家へと向かった。
ドアを開けてくれた連藤だが、マスクをしている。
莉子への気遣いは完璧だ。
「莉子さん、すまない。お店も休んだんじゃ……?」
「気にしないでください。風邪ひいたときのお返しですよ。午後からになってしまってごめんなさい」
言い終わるやいなや、莉子からくしゃみが飛び出した。
部屋の冷房にやられたようだ。
「莉子さんも風邪か? ここまでくる間にすっかり汗をかいたんじゃないのか?」
「エアコンが冷たかった体と思います」
莉子は連藤の額に手をのせる。
「連藤さん、熱は?」
「ああ、だいぶ引いた。疲れが出たんだろう。喉が少し痛む程度でおさまってる」
「よかったぁ」
「いや、これなら早くに連絡を入れるべきだった」
「来なくていいって? だめですよ。たまには頼ってください」
莉子はさっそくと準備をはじめた。
キッチンにならんだタッパには、大根、人参、胡瓜、生姜、茗荷、葱をそれぞれ千切りにしたものと豆苗のざく切りがある。
あとはくし切りにされたライムが別に用意され、お肉はしゃぶしゃぶ用の豚肉がたんまりと入っている。
また和風のスープストックも持参したようだ。
「これで、豚しゃぶをします。これ、テレビでやってて、試したらおいしかったし、風邪のときにもちょうどいいと思って」
テーブルに早速と鍋を準備し、和風出汁のストックを温めていく。
そこに薄口醤油、みりん、酒を加え一煮立ちさせたら、準備は万端である。
「さ、連藤さん、いっぱいは難しいけど、食べてくださいね」
莉子がお肉をしゃぶしゃぶとし、そこに千切り野菜を乗せていく。
そこに熱いだし汁をかけたら出来上がりだ。
味が足りなければぽん酢を足すようにと言い足して、連藤に大ぶりのお椀を渡した。
「では、いただきます」
だし汁を口に含むと、野菜の旨味が感じられる。
千切りにしたおかげだろう。茗荷と生姜のしゃきしゃきとした歯ごたえと爽やかな風味がなんとも食欲をそそってくれる。肉も柔らかく、だし汁と一緒に食べていくと身体の芯が温まってくる気がする。
「意外と身体は冷えてたんだな」
「冷房つけ続けてるとそうなりますよね。少し、あったかくなってきました?」
「ああ。今度は豆苗を多めでおねがいできるだろうか」
「喜んで」
莉子は連藤から差し出されたお椀を受け取り、さらに肉を湯がき、野菜をのせ、熱い汁をかけてやる。
「一味とかかけてみます?」
「いや、出汁の味がおいしいからそのままで」
莉子は言われた通りに渡し、自分のぶんには一味を足して頬張った。
「これだと野菜が結構食べれるんですよね。でも1人で食べたからあんまり量が食べられなかったんで、今日は連藤さんが一緒なんで結構食べれそう」
思わず顔をほころばすと、それが見えているわけでもないのに、連藤までも目を細めてくれる。
この瞬間が莉子はたまらなく好きな瞬間だ。
鼻歌が出そうなほどに幸せな気分に浸りながら、ゆっくりと鍋が進んでいく。
特に盛り上がる会話もないが、それでも話したい話題はあって、今日のことから昨日の夜見たネットの話まで、莉子から連藤から声がこぼれてくる。
会話も弾み、身体も温まったおかげか少し顔色が戻った連藤が、
「シメはなんだろう?」
確かに野菜も少なくなり、肉ももうすぐなくなるところだ。
「シメは、にゅうめんですよ」
そういうとキッチンへと一度戻り、鍋に火をかけそうめんを茹で始める。茹で上がったそうめんしっかり水で洗った後、水を切り、皿に盛り付けると、テーブルまで運んできた。
「さっきと同じようにお椀にそうめんをいれて、熱い出汁をかけたらシメとなります。この出汁に卵を落としたものをかけてもいいし、そのままでもいいし」
「莉子さんは卵の出汁が好きだったよな? 入れてくれるかな?」
「いいの?」
言いながらこつんと殻を叩く音が聞こえる。
すでに用意済みとは、連藤は少しやられた気分になる。
煮立たせた出汁から豚の灰汁を取り除き、そこに卵を流し入れ、蓋を閉めて30秒ほど待つ。
これだけでふわふわ卵出汁の出来上がりだ。
そうめんの上からかけ、残ったネギをふりかければ立派なにゅうめんの出来上がりだ。
「はい、できました」
莉子が手渡すと、連藤は湯気の香りを嗅いで満足そうに頷いた。
「豚肉の出汁もでて、絶対これは美味しい」
「私もそう思います」
そういうと、小さく手を合わせ、
「「いただきます」」
シメの儀式の呪文を二人で唱えると、同時に麺を啜りあげた。
やはり思った通りである。
出汁は柔らかくも豚の脂でコクがでて、さらに卵の甘みが出汁に溶け込み、これは汁まで食べられるにゅうめんである。薬味で入れた葱も風味をだしていて贅沢な味に仕上がっている。
「味が深くなって美味しいな」
連藤の声も笑っている。期待通りの美味しさのせいだろう。
「これなら何杯でも食べれそう」
とはいいつつも、茹でた2束で充分だった。
フルーツも用意はしてきたが、すでにお腹がはちきれそうである。
莉子は満足そうにお腹を撫でながら、
「連藤さんも食欲が少し戻ったようですし、安心しました」
「そうだな。莉子さん、今日はありがとう。薬を飲んだら、すぐ休むことにする」
「それがいいです。片付けは私がしておきますので、寝ててくださいね」
言った通りに食器をキッチンに運ぼうと立ち上がったとき、
「莉子さん、ありがとう。泊まっていけたらいいのにな……」
本当に寂しそうな声が連藤から出てきた。
驚きながらも莉子は連藤の手を取ると、
「寝付くまで一緒にいますよ。マスクしてれば大丈夫でしょ?」
大人になってからの病気は、精神的に弱くするようだ。
これまでの仕事もあってか、ほとほと疲れていたのかもしれない。
安心しきった連藤の表情に、逆に不安になる気持ちもあるが、莉子はここでできる自分のことをしようと改めて思う。
「一緒に添い寝してくれてもいいんだが」
「それはまた今度」
きっぱり言い切ると、食器を片付けに莉子はキッチンへと向かっていった。
このフレーズは、意外と毎年聞くものだ。
去年はこれほど暑くなかっただの、もう少し雨が多かっただの、毎年のように議論される。
それぐらい、カフェでは天気の話題は事欠かない。
「今日も暑いね、莉子ちゃん」
常連の靖の声に、莉子は「ほんとに」そう返すが、ニュースでも連日の暑さがしつこく報道されている。
そんな気温が続く中で、体調をガタッと崩したのは、連藤である。
彼の完璧な食事をもってしても体調を維持することは難しかったようだ。
ここのところ、残業続きのせいもあったのだろう。
これは出番とばかりに、本日は連藤の家へ出張である。
しかし、久々の自転車だ。
リュックに2人分の野菜を詰め込み、出汁の素を用意。
お肉は冷凍をしてあるので、ちょうど溶けていい具合になるかもしれない。
背負って走り出してみると、風をきってはいるが、ぬるい湯気の立ち込めた空気の中を泳いでいる気分だ。
暑いっ!
莉子は口だけそう言い、急いで彼の家へと向かった。
ドアを開けてくれた連藤だが、マスクをしている。
莉子への気遣いは完璧だ。
「莉子さん、すまない。お店も休んだんじゃ……?」
「気にしないでください。風邪ひいたときのお返しですよ。午後からになってしまってごめんなさい」
言い終わるやいなや、莉子からくしゃみが飛び出した。
部屋の冷房にやられたようだ。
「莉子さんも風邪か? ここまでくる間にすっかり汗をかいたんじゃないのか?」
「エアコンが冷たかった体と思います」
莉子は連藤の額に手をのせる。
「連藤さん、熱は?」
「ああ、だいぶ引いた。疲れが出たんだろう。喉が少し痛む程度でおさまってる」
「よかったぁ」
「いや、これなら早くに連絡を入れるべきだった」
「来なくていいって? だめですよ。たまには頼ってください」
莉子はさっそくと準備をはじめた。
キッチンにならんだタッパには、大根、人参、胡瓜、生姜、茗荷、葱をそれぞれ千切りにしたものと豆苗のざく切りがある。
あとはくし切りにされたライムが別に用意され、お肉はしゃぶしゃぶ用の豚肉がたんまりと入っている。
また和風のスープストックも持参したようだ。
「これで、豚しゃぶをします。これ、テレビでやってて、試したらおいしかったし、風邪のときにもちょうどいいと思って」
テーブルに早速と鍋を準備し、和風出汁のストックを温めていく。
そこに薄口醤油、みりん、酒を加え一煮立ちさせたら、準備は万端である。
「さ、連藤さん、いっぱいは難しいけど、食べてくださいね」
莉子がお肉をしゃぶしゃぶとし、そこに千切り野菜を乗せていく。
そこに熱いだし汁をかけたら出来上がりだ。
味が足りなければぽん酢を足すようにと言い足して、連藤に大ぶりのお椀を渡した。
「では、いただきます」
だし汁を口に含むと、野菜の旨味が感じられる。
千切りにしたおかげだろう。茗荷と生姜のしゃきしゃきとした歯ごたえと爽やかな風味がなんとも食欲をそそってくれる。肉も柔らかく、だし汁と一緒に食べていくと身体の芯が温まってくる気がする。
「意外と身体は冷えてたんだな」
「冷房つけ続けてるとそうなりますよね。少し、あったかくなってきました?」
「ああ。今度は豆苗を多めでおねがいできるだろうか」
「喜んで」
莉子は連藤から差し出されたお椀を受け取り、さらに肉を湯がき、野菜をのせ、熱い汁をかけてやる。
「一味とかかけてみます?」
「いや、出汁の味がおいしいからそのままで」
莉子は言われた通りに渡し、自分のぶんには一味を足して頬張った。
「これだと野菜が結構食べれるんですよね。でも1人で食べたからあんまり量が食べられなかったんで、今日は連藤さんが一緒なんで結構食べれそう」
思わず顔をほころばすと、それが見えているわけでもないのに、連藤までも目を細めてくれる。
この瞬間が莉子はたまらなく好きな瞬間だ。
鼻歌が出そうなほどに幸せな気分に浸りながら、ゆっくりと鍋が進んでいく。
特に盛り上がる会話もないが、それでも話したい話題はあって、今日のことから昨日の夜見たネットの話まで、莉子から連藤から声がこぼれてくる。
会話も弾み、身体も温まったおかげか少し顔色が戻った連藤が、
「シメはなんだろう?」
確かに野菜も少なくなり、肉ももうすぐなくなるところだ。
「シメは、にゅうめんですよ」
そういうとキッチンへと一度戻り、鍋に火をかけそうめんを茹で始める。茹で上がったそうめんしっかり水で洗った後、水を切り、皿に盛り付けると、テーブルまで運んできた。
「さっきと同じようにお椀にそうめんをいれて、熱い出汁をかけたらシメとなります。この出汁に卵を落としたものをかけてもいいし、そのままでもいいし」
「莉子さんは卵の出汁が好きだったよな? 入れてくれるかな?」
「いいの?」
言いながらこつんと殻を叩く音が聞こえる。
すでに用意済みとは、連藤は少しやられた気分になる。
煮立たせた出汁から豚の灰汁を取り除き、そこに卵を流し入れ、蓋を閉めて30秒ほど待つ。
これだけでふわふわ卵出汁の出来上がりだ。
そうめんの上からかけ、残ったネギをふりかければ立派なにゅうめんの出来上がりだ。
「はい、できました」
莉子が手渡すと、連藤は湯気の香りを嗅いで満足そうに頷いた。
「豚肉の出汁もでて、絶対これは美味しい」
「私もそう思います」
そういうと、小さく手を合わせ、
「「いただきます」」
シメの儀式の呪文を二人で唱えると、同時に麺を啜りあげた。
やはり思った通りである。
出汁は柔らかくも豚の脂でコクがでて、さらに卵の甘みが出汁に溶け込み、これは汁まで食べられるにゅうめんである。薬味で入れた葱も風味をだしていて贅沢な味に仕上がっている。
「味が深くなって美味しいな」
連藤の声も笑っている。期待通りの美味しさのせいだろう。
「これなら何杯でも食べれそう」
とはいいつつも、茹でた2束で充分だった。
フルーツも用意はしてきたが、すでにお腹がはちきれそうである。
莉子は満足そうにお腹を撫でながら、
「連藤さんも食欲が少し戻ったようですし、安心しました」
「そうだな。莉子さん、今日はありがとう。薬を飲んだら、すぐ休むことにする」
「それがいいです。片付けは私がしておきますので、寝ててくださいね」
言った通りに食器をキッチンに運ぼうと立ち上がったとき、
「莉子さん、ありがとう。泊まっていけたらいいのにな……」
本当に寂しそうな声が連藤から出てきた。
驚きながらも莉子は連藤の手を取ると、
「寝付くまで一緒にいますよ。マスクしてれば大丈夫でしょ?」
大人になってからの病気は、精神的に弱くするようだ。
これまでの仕事もあってか、ほとほと疲れていたのかもしれない。
安心しきった連藤の表情に、逆に不安になる気持ちもあるが、莉子はここでできる自分のことをしようと改めて思う。
「一緒に添い寝してくれてもいいんだが」
「それはまた今度」
きっぱり言い切ると、食器を片付けに莉子はキッチンへと向かっていった。
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