71 / 153
第2章 カフェから巡る四季
第71話 今日は、雨の日ですよ? 2
しおりを挟む
肉の準備も整い、炭の準備も出来上がったところで現れたのは、4人。
巧、奈々美、瑞樹、優の4人だ。
「酒、持ってきたぞぉー」
巧が大きな袋を掲げてみせる。
瑞樹の両手にも袋がぶら下がっていることから、かなりの量を買い込んできたようだ。
大きいアルミのタライに氷を詰めると、そこに奈々美と優が差し込んでくれる。
「最初の冷えたやつは、うちから出しますね」
莉子が出してきたのは、ランブルスコの赤だ。微発泡の赤ワインである。
辛口を選んできたので、今日のような蒸し暑い日によく冷やして飲むと喉越しがよく、スッキリとした甘さがあるためおすすめだ。
いつものようにグラスに注ぎ、みんなに配ると、焼き台からはいい香りが漂ってきた。
「よぉーし、グラスは回ったな。肉も順次焼けてくから、ガンガン食べろ! 乾杯!」
三井の張り切る声が響き、皆それぞれにグラスを傾けていく。
だが三井は乾杯のドリンクを一気に飲み干すと、氷に刺さったビールを取りだした。
焼き台のフチに、蓋を引っ掛け開けると、再びそれを飲み干していく。
あまりの手際に莉子が見とれていると、
「莉子、肉焼けたぞぉ」
大きな串が皿にどん! と乗せられた。
他のメンバーにも次々肉が乗せられていく。
巧と瑞樹は美味しそうに頬張り始めるが、女性陣はためらいがちだ。
かぶりつくにも大きすぎる……
としていたら、三井は素早く串から肉を外し、どうぞと手で差し出してきたではないか。
連藤の皿は、すでにほどかれた肉が野菜と分けられ、盛り付けられている。
慣れたもので、そうなっているとわかっている連藤は、皿の場所だけ確認し、使い捨てのナイフとフォークで上手に食べていく。
連藤の食べ方を真似するように、女性陣も使い捨てのナイフとフォークを取り上げると、ゆっくり食べ始めるが、美味しい!
「わぁ……カリッとジューシー!」
優の目がキラキラしている。
となりの奈々美も大きく頷きながら、頬張っている。
莉子は二人の笑顔に満足していると、巧と瑞樹はすでに2本目に突入だ。
テーブルの上に置いた焼き台の上には、追加のエビと野菜を置いておいたのだが、それすらも三井は器用に確認しながら周りのメンバーに与えつつ、自分も食べ、ビールを飲み込む。
あまりの手際の良さに、彼のプレイボーイの片鱗が見えた気がする莉子だが、さすがだな。心の中で感心しながら、隣に腰掛ける連藤を見やった。
こういった催しの際、連藤は動き続けるタイプの人間だ。
だが、乾杯から彼は全く動くことなく、ゆっくりと食事を楽しんでいる。
莉子は連藤の穏やかな表情に見とれていると、連藤が莉子の方を向いた。
「食べているかな、莉子さん」
「はい。美味しくいただいてます。あの、三井さんって、いっつもこう?」
「そうだな。バーベキューとか、アウトドアのときはかなり仕切ってくれる。それに人の3倍は動く。気配りもできるし。おかげで食事がゆっくり食べられる。だから俺は三井のいるバーベキューだけは毎回参加している」
「なるほど」
莉子は焼けたエビを殻ごと頬張っていると、奈々美が不思議そうに視線を向けてきた。
「莉子さんって、意外とめんどくさがり?」
「そうですね。なんでです?」
「エビの殻、そのまま食べてるから」
莉子は手掴みのエビを見下ろし、にこりと笑う。
「パリッパリに焼いてるやつはそのまま食べてしまうもので」
「奈々美って思えば、殻は外すし、皮はしっかり剥くよね。それこそくし切りのポテトフライの皮も剥ぐよね」
優もエビを殻ごと頬張りながらそう言うと、
「だって食べ物じゃないもん」
確かに。
そう思いながらも、この殻の旨みがいいんだよ。二人は思いながら無言で飲み込んだが、巧が一言、「神経質だよな」ぼそりとこぼした。
奈々美の顔が凍っていくのがわかる。
「なら巧は肉の脂、剥ぐなよ。シンケイシツ、だからな」
三井から、脂の皮がべっとりとついた肉が皿に乗せられた。彼は肉の脂の塊が大嫌いなのである。
霜降りなら食べられるが、皮となってついている脂はすべて剥がすクセがある。
ちなみに鶏肉の皮だけは剥がさない主義だそうだ。
今日の牛肉はこんがりと焼けてはいる、が、でろりとした脂は健在だ。
「……奈々美、ごめん」
食べたくなかったようだ。
美味しそうなお肉だが、脂を剥がなければ食べられないため、眉を八の字に描き、眉間に皺が寄りながらも、困ったような泣きそうな顔を肉に向かって浮かべ続けている。
奈々美はそれを見つめ、小さく息を吐くと、
「……お互い、剥ぎながら食べよ……」
奈々美の中の妥協点はそこのようだった。
奈々美はエビの皮を剥き、巧は肉の脂を剥いでいるとき、
「そういえば、優さんは嫌いなものとかはないんですか?」
莉子が尋ねると、
「あ、優ちゃんは生の魚がダメだよ。青魚が無理なんだ」
瑞樹が指を舐めながら言った。
すべて手づかみで彼は食べ続けていたようだ。
無言で優がウェットテッシュを渡し、瑞樹はそれを受け取ると、思いついたように手を拭いている。
「魚の匂いがダメなの?」
「一度、アタって……」
苦い顔が浮かんでくる。
皆それぞれに食べ物の黒い過去は持っているものだ。
だいぶ食事も進んできた頃だが、三井はずっと立ちっぱなしである。
準備の時から立ち続けているためいい加減座らせてあげようかと、莉子が立ち上がる。
「三井さん、焼き場変わろうか?」
「俺は焼きながら食うのがいいんだ。一番美味しいタイミングで食えるだろ?」
確かに、そういう考え方もある。
「それに今日は雨で微妙な暑さだからな。焼き場にいるほうが、めちゃくちゃ暑いからビールが美味いんだよ」
満面に笑顔を散らす彼の額から首にかけて、汗の川が流れている。
普通であれば耐え難いことだろう。
だが彼にとってはこれはスポーツの一種なのかもしれない。
連藤は相変わらず自分のペースを崩さず、淡々と食事を楽しんでいる。
焼きあがった肉が皿に盛られれば、匂いと感触を確かめ、焼き具合に合わせて追加の調味料で味の変化を楽しみ、莉子が入れたイタリアワインの香りを嗅いで味を確かめ、さらに肉を頬張り、ワインとのマリアージュを堪能しているのがよくわかる。実に満足そうなその顔に莉子は思わず笑ってしまった。
「莉子さん、なんで笑うんだ?」
「バレましたか」
「俺の顔に、何かついてたり……?」
ぱたぱたと顔を触る連藤にまた笑い、莉子は彼の頬を撫でる。
「ううん。幸せそうだなぁって、思いまして」
「ああ、確かに幸せだな。こうやって食事を楽しみ、共有できる人がいるのは、本当に素敵なことだ」
連藤は莉子のその手を握り、そう言った。
握られた手の強さと、このタイミングに、思わず莉子の顔が赤くなってしまう。
「莉子さん、脈が早いな」
手を振り払うのもできないまま、顔を俯かせて時間を稼ぐ莉子だが、すぐに皿の上が肉だらけになる。
「莉子、残さず食えよ」
「どんだけ食べさす気ですか!?」
赤い顔のまま突っ込んだのは言うまでもない。
近所迷惑にならない程度の時間にお開きにしなければ、そう思ってみた腕時計の針は、20時になるところ。
あと1時間は外でも大丈夫だろうか───
少し賑やかな夜が更けていく。
巧、奈々美、瑞樹、優の4人だ。
「酒、持ってきたぞぉー」
巧が大きな袋を掲げてみせる。
瑞樹の両手にも袋がぶら下がっていることから、かなりの量を買い込んできたようだ。
大きいアルミのタライに氷を詰めると、そこに奈々美と優が差し込んでくれる。
「最初の冷えたやつは、うちから出しますね」
莉子が出してきたのは、ランブルスコの赤だ。微発泡の赤ワインである。
辛口を選んできたので、今日のような蒸し暑い日によく冷やして飲むと喉越しがよく、スッキリとした甘さがあるためおすすめだ。
いつものようにグラスに注ぎ、みんなに配ると、焼き台からはいい香りが漂ってきた。
「よぉーし、グラスは回ったな。肉も順次焼けてくから、ガンガン食べろ! 乾杯!」
三井の張り切る声が響き、皆それぞれにグラスを傾けていく。
だが三井は乾杯のドリンクを一気に飲み干すと、氷に刺さったビールを取りだした。
焼き台のフチに、蓋を引っ掛け開けると、再びそれを飲み干していく。
あまりの手際に莉子が見とれていると、
「莉子、肉焼けたぞぉ」
大きな串が皿にどん! と乗せられた。
他のメンバーにも次々肉が乗せられていく。
巧と瑞樹は美味しそうに頬張り始めるが、女性陣はためらいがちだ。
かぶりつくにも大きすぎる……
としていたら、三井は素早く串から肉を外し、どうぞと手で差し出してきたではないか。
連藤の皿は、すでにほどかれた肉が野菜と分けられ、盛り付けられている。
慣れたもので、そうなっているとわかっている連藤は、皿の場所だけ確認し、使い捨てのナイフとフォークで上手に食べていく。
連藤の食べ方を真似するように、女性陣も使い捨てのナイフとフォークを取り上げると、ゆっくり食べ始めるが、美味しい!
「わぁ……カリッとジューシー!」
優の目がキラキラしている。
となりの奈々美も大きく頷きながら、頬張っている。
莉子は二人の笑顔に満足していると、巧と瑞樹はすでに2本目に突入だ。
テーブルの上に置いた焼き台の上には、追加のエビと野菜を置いておいたのだが、それすらも三井は器用に確認しながら周りのメンバーに与えつつ、自分も食べ、ビールを飲み込む。
あまりの手際の良さに、彼のプレイボーイの片鱗が見えた気がする莉子だが、さすがだな。心の中で感心しながら、隣に腰掛ける連藤を見やった。
こういった催しの際、連藤は動き続けるタイプの人間だ。
だが、乾杯から彼は全く動くことなく、ゆっくりと食事を楽しんでいる。
莉子は連藤の穏やかな表情に見とれていると、連藤が莉子の方を向いた。
「食べているかな、莉子さん」
「はい。美味しくいただいてます。あの、三井さんって、いっつもこう?」
「そうだな。バーベキューとか、アウトドアのときはかなり仕切ってくれる。それに人の3倍は動く。気配りもできるし。おかげで食事がゆっくり食べられる。だから俺は三井のいるバーベキューだけは毎回参加している」
「なるほど」
莉子は焼けたエビを殻ごと頬張っていると、奈々美が不思議そうに視線を向けてきた。
「莉子さんって、意外とめんどくさがり?」
「そうですね。なんでです?」
「エビの殻、そのまま食べてるから」
莉子は手掴みのエビを見下ろし、にこりと笑う。
「パリッパリに焼いてるやつはそのまま食べてしまうもので」
「奈々美って思えば、殻は外すし、皮はしっかり剥くよね。それこそくし切りのポテトフライの皮も剥ぐよね」
優もエビを殻ごと頬張りながらそう言うと、
「だって食べ物じゃないもん」
確かに。
そう思いながらも、この殻の旨みがいいんだよ。二人は思いながら無言で飲み込んだが、巧が一言、「神経質だよな」ぼそりとこぼした。
奈々美の顔が凍っていくのがわかる。
「なら巧は肉の脂、剥ぐなよ。シンケイシツ、だからな」
三井から、脂の皮がべっとりとついた肉が皿に乗せられた。彼は肉の脂の塊が大嫌いなのである。
霜降りなら食べられるが、皮となってついている脂はすべて剥がすクセがある。
ちなみに鶏肉の皮だけは剥がさない主義だそうだ。
今日の牛肉はこんがりと焼けてはいる、が、でろりとした脂は健在だ。
「……奈々美、ごめん」
食べたくなかったようだ。
美味しそうなお肉だが、脂を剥がなければ食べられないため、眉を八の字に描き、眉間に皺が寄りながらも、困ったような泣きそうな顔を肉に向かって浮かべ続けている。
奈々美はそれを見つめ、小さく息を吐くと、
「……お互い、剥ぎながら食べよ……」
奈々美の中の妥協点はそこのようだった。
奈々美はエビの皮を剥き、巧は肉の脂を剥いでいるとき、
「そういえば、優さんは嫌いなものとかはないんですか?」
莉子が尋ねると、
「あ、優ちゃんは生の魚がダメだよ。青魚が無理なんだ」
瑞樹が指を舐めながら言った。
すべて手づかみで彼は食べ続けていたようだ。
無言で優がウェットテッシュを渡し、瑞樹はそれを受け取ると、思いついたように手を拭いている。
「魚の匂いがダメなの?」
「一度、アタって……」
苦い顔が浮かんでくる。
皆それぞれに食べ物の黒い過去は持っているものだ。
だいぶ食事も進んできた頃だが、三井はずっと立ちっぱなしである。
準備の時から立ち続けているためいい加減座らせてあげようかと、莉子が立ち上がる。
「三井さん、焼き場変わろうか?」
「俺は焼きながら食うのがいいんだ。一番美味しいタイミングで食えるだろ?」
確かに、そういう考え方もある。
「それに今日は雨で微妙な暑さだからな。焼き場にいるほうが、めちゃくちゃ暑いからビールが美味いんだよ」
満面に笑顔を散らす彼の額から首にかけて、汗の川が流れている。
普通であれば耐え難いことだろう。
だが彼にとってはこれはスポーツの一種なのかもしれない。
連藤は相変わらず自分のペースを崩さず、淡々と食事を楽しんでいる。
焼きあがった肉が皿に盛られれば、匂いと感触を確かめ、焼き具合に合わせて追加の調味料で味の変化を楽しみ、莉子が入れたイタリアワインの香りを嗅いで味を確かめ、さらに肉を頬張り、ワインとのマリアージュを堪能しているのがよくわかる。実に満足そうなその顔に莉子は思わず笑ってしまった。
「莉子さん、なんで笑うんだ?」
「バレましたか」
「俺の顔に、何かついてたり……?」
ぱたぱたと顔を触る連藤にまた笑い、莉子は彼の頬を撫でる。
「ううん。幸せそうだなぁって、思いまして」
「ああ、確かに幸せだな。こうやって食事を楽しみ、共有できる人がいるのは、本当に素敵なことだ」
連藤は莉子のその手を握り、そう言った。
握られた手の強さと、このタイミングに、思わず莉子の顔が赤くなってしまう。
「莉子さん、脈が早いな」
手を振り払うのもできないまま、顔を俯かせて時間を稼ぐ莉子だが、すぐに皿の上が肉だらけになる。
「莉子、残さず食えよ」
「どんだけ食べさす気ですか!?」
赤い顔のまま突っ込んだのは言うまでもない。
近所迷惑にならない程度の時間にお開きにしなければ、そう思ってみた腕時計の針は、20時になるところ。
あと1時間は外でも大丈夫だろうか───
少し賑やかな夜が更けていく。
0
お気に入りに追加
140
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
独身寮のふるさとごはん まかないさんの美味しい献立
水縞しま
ライト文芸
旧題:独身寮のまかないさん ~おいしい故郷の味こしらえます~
第7回ライト文芸大賞【料理・グルメ賞】作品です。
◇◇◇◇
飛騨高山に本社を置く株式会社ワカミヤの独身寮『杉野館』。まかない担当として働く有村千影(ありむらちかげ)は、決まった予算の中で献立を考え、食材を調達し、調理してと日々奮闘していた。そんなある日、社員のひとりが失恋して落ち込んでしまう。食欲もないらしい。千影は彼の出身地、富山の郷土料理「ほたるいかの酢味噌和え」をこしらえて励まそうとする。
仕事に追われる社員には、熱々がおいしい「味噌煮込みうどん(愛知)」。
退職しようか思い悩む社員には、じんわりと出汁が沁みる「聖護院かぶと鯛の煮物(京都)」。
他にも飛騨高山の「赤かぶ漬け」「みだらしだんご」、大阪の「モダン焼き」など、故郷の味が盛りだくさん。
おいしい故郷の味に励まされたり、癒されたり、背中を押されたりするお話です。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
希望が丘駅前商店街~透明人間の憂鬱~
白い黒猫
ライト文芸
ここは東京郊外松平市にある希望が丘駅前商店街、通称【ゆうYOU ミラーじゅ希望ヶ丘】。
国会議員の重光幸太郎先生の膝元であるこの土地にある商店街は、パワフルで個性的な人が多く明るく元気な街。就職浪人になりJazzBarを経営する伯父の元で就職活動をしながら働く事になった東明(とうめい)透(ゆき)は、商店街のある仕事を担当する事になり……。
※ 鏡野ゆうさんの『政治家の嫁は秘書様』に出てくる商店街が物語を飛び出し、仲良し作家さんの活動スポットとなってしまいました。その為に同じ商店街に住む他の作家さんのキャラクターが数多く物語の中で登場して活躍しています。鏡野ゆうさん及び、登場する作家さんの許可を得て創作させて頂いております。
コラボ作品はコチラとなっています。
【政治家の嫁は秘書様】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/210140744/354151981
【希望が丘駅前商店街 in 『居酒屋とうてつ』とその周辺の人々 】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/274274583/188152339
【日々是好日、希望が丘駅前商店街-神神飯店エソ、オソオセヨ(にいらっしゃいませ)】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/177101198/505152232
【希望が丘駅前商店街~看板娘は招き猫?喫茶トムトム元気に開店中~】
https://ncode.syosetu.com/n7423cb/
【希望が丘駅前商店街 ―姉さん。篠宮酒店は、今日も平常運転です。―】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/172101828/491152376
【Blue Mallowへようこそ~希望が丘駅前商店街】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/427152271
【希望が丘駅前商店街~透明人間の憂鬱~】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/427152271
【希望が丘駅前商店街~黒猫のスキャット~】
https://www.alphapolis.co.jp/novel/265100205/813152283
Husband's secret (夫の秘密)
設樂理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
『 ゆりかご 』 ◉諸事情で非公開予定ですが読んでくださる方がいらっしゃるのでもう少しこのままにしておきます。
設樂理沙
ライト文芸
皆さま、ご訪問いただきありがとうございます。
最初2/10に非公開の予告文を書いていたのですが読んで
くださる方が増えましたので2/20頃に変更しました。
古い作品ですが、有難いことです。😇
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
・・・・・・・・・・
💛イラストはAI生成画像自作
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる