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第2章 カフェから巡る四季
第37話 本日定休日
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火曜日は定休日だ。
週に1回のお休みの日────
のんびりと起きた莉子は、顔を適当に洗い、着替えをすませると、二階の階段をリズムよく降りていく。
しゃれっ気のない、鉄の扉をあけると、そこは厨房だ。
「はぁ~! コーヒーでも入れるかぁ……」
新装開店したカフェだが、店舗の2階は居住区だ。
おかげで通う必要はないし、カフェの戸締りに気を使う必要も無くなった。
ただ、『職場が家』というのは、仕事とプライベートの時間の区別がつきにくいもので、なにかと仕事をしてしまいがちだ。
だが、長いカフェ経営のなかで学んだことが一つある。
『一日は、一日』
これの意味は簡単だ。
どんな日も、一日だということ。
失敗をしても、売り上げが悪くても、一日は一日。
もう取り返しはつかないのだ。
昔はその一日を取り返そうと、休日をなくして営業したこともある。
だが正直、そうしたところで、前日の売り上げを上回るかというと、そういうことにはなかなかならない。
それであれば、しっかりと休みを楽しみ、仕事を楽しんだ方が、ちょっと失敗した一日でも素敵な一日になるのではないか───
と、莉子なりに悟ったのである。
それからは休みは休み! という、区切りがいつでもどこでもつけられるように頭を切り替える訓練をしてきた。
その成果が、まさに発揮されている───!
このイチョウ並木の景色を独占しながら、自分専用のお高いコーヒー豆でコーヒーをいれる。
贅沢中の贅沢だ!
さらに!
お客が座るカウンター椅子に腰をかけて、コーヒーを飲む。
これがなんとも言えない開放感……
莉子はマグカップを抱えながら、ふうと深呼吸をする。
「今日は仕込みもしなくていいから、のんびりだぁ……」
カフェの中をぐるりと見まわしてから、莉子は立ち上がって背伸びをする。
今日の天気は中途半端。
晴れてはいないけど、すごく曇りでもない。雨は降らないけど、空も見えない。
莉子は曇りが嫌いだ。
どんより、という雰囲気に感じるからだ。
「風でも吹けば違うのにな」
莉子はもう1杯コーヒーをいれて、2階へともどっていく。
電子音を響かせながら走り続けているのは、ロボット掃除機だ。
「お疲れ様~。お家へお帰り~」
ロボット掃除機のボタンを押すと、彼は静かな動きで充電器へと戻っていく。
「もう大方片付け終わりですな……」
コーヒーをすすりながら、腕時計を見ると10時30分を指している。
革張りのソファに腰を下ろし、スマホから曲を選ぶと再生ボタンを押した。
部屋に備え付けたスピーカーを通して、曲がながれはじめる。
ハスキーな声音と、少しアンニュイな雰囲気のメロディ───
「今日は連藤さん、ランチなにを食べるのかなぁ……」
莉子は独り言をいいつつ冷蔵庫を開けた。
そこにはなんと、昨日のあまり(にした)のチョコケーキがある。
「朝からケーキって、週一の楽しみですよね……」
少し明るめの曲にかけなおして、たっぷりのコーヒーとケーキを楽しんでいく。
だがひと口目は楽しめても、ふた口目がどうもおいしくない。
「やっぱり1人で食べてもあんまし美味しくないなー……」
コーヒーをあおるように飲み干すと、冷蔵庫に寝かしておいた赤ワインを取り出した。
「やっぱり、もうこれでしょ」
さっそくとグラスに注いでいく。
「このワイン、チョコケーキに合うー!」
ワインはイタリアの甘口赤ワインになる。
渋みがいいアクセントになるワイン。
しっかり果実味もあり、アルコール度数が低いのもあって、ぐびぐび飲めてしまう。
「気をつけて飲まなきゃ……っていっても、一杯分かぁ…」
あっというまにグラスは空になり、ケーキも綺麗になくなった。
物足りないと、再び冷蔵庫を開けると、白ワインのリースリングが目に入る。
「せっかくなので、これも飲んでしまいましょうか……」
抜き出したボトルを見ると、半分より少ないだろうか。
タッパにしまっておいた種無しオリーブと、切れ端の生ハムをつまみに決め、再びソファへとかけなおした。
まずはワインをひと口。
やはりリースリングは初夏のイメージ!
爽やかな香りと甘み、果実味が口の中に広がる。
程よい酸味が柑橘の果物のようで、あっさりと喉越しがいい。
初夏の香りが口の中に広がるよう───
大きく幸せのため息を吐くが、まだギリギリ午前中ということにギクリとする。
「ちょっとこれは、やりすぎ、かなぁ……」
とはいいつつ、飲みきってしまおうと決め、気になっていた海外ドラマをつけてみる。
「1本、1時間ぐらいか……で、8話……これはいいかも……」
気になっていただけあり、楽しめるうえに、ヒーローを揶揄した海外ドラマなのだが、現実臭くて面白い!
莉子はポテトチップスを食べつつ、お酒がなくなったので、炭酸水を飲みながらドラマに見入ること5時間───
「あと3話かぁ……一気に行くか、休憩するか……」
3本目の炭酸水を取りに立ち上がった時、スマホが震えた。
画面は連藤となっている。
「……あ、はい、連藤さん、お疲れ様」
「莉子さん、今、忙しいかな?」
「いえ、特に。どうしました?」
話しながら、ドラマを一時停止する。
静かになったせいで、連藤の背後が少し騒がしいのがよくわかる。
「実は近くにフレンチの惣菜屋ができてて、一緒に食べたくて買ってきたんだが……」
「ドアの前にいるってことですか?」
「そういうことだ」
「あ、はい……あ、今、開けますねっ」
テーブルに広げておいたグラスとゴミを素早く流しに運び、モップをかける。
それから流れるように居住区専用の階段を降り、玄関の扉に手をかけたとき、ドア越しが騒がしい。
薄く開けてみるが、……人数が多い。
「ちょっと、莉子さん、開けてよー!」
瑞樹の声がする。
「お土産いっぱいあるぞー」
この声は巧だ。
莉子はガバリとドアを開けるが、ちょっと不服そうだ。
「連藤さんだけかと思ったのに……」
「昼間っから飲んでたくせに、ガタガタ言うなよ」
三井がこぼすが、
「炭酸水にかえたのに、お酒くさいです……!?」
ワタワタとする莉子の肩を掴むのは連藤だ。
「莉子さん、昼からはあまり飲まないようにと、前も約束しただろ」
「え、いや、もう気が抜けたワインだったし……」
「夜に俺と飲むのに、昼間から飲まれては、俺が一緒に楽しめない」
「ごめんなさい……」
「莉子さんのことだ。おつまみ程度で、今日はまだろくなもの食べてないだろ」
「……ごめんなさい」
どんどん小さくなっていく莉子に、瑞樹と巧は笑いながら、玄関へと入っていく。
その後ろに三井もついていく。
「ちゃんとワインも買ってきたから、ゆっくりやろうぜ」
追いかけようとする莉子の肩が、連藤にもう一度強く握られた。
「莉子さんは、グラス1杯まで」
ポンと肩を叩き、階段をのぼっていく連藤に莉子はついていく。
「ここ、あたしの家、だよね……?」
一日は一日。
今日も楽しい一日になりそうだ。
週に1回のお休みの日────
のんびりと起きた莉子は、顔を適当に洗い、着替えをすませると、二階の階段をリズムよく降りていく。
しゃれっ気のない、鉄の扉をあけると、そこは厨房だ。
「はぁ~! コーヒーでも入れるかぁ……」
新装開店したカフェだが、店舗の2階は居住区だ。
おかげで通う必要はないし、カフェの戸締りに気を使う必要も無くなった。
ただ、『職場が家』というのは、仕事とプライベートの時間の区別がつきにくいもので、なにかと仕事をしてしまいがちだ。
だが、長いカフェ経営のなかで学んだことが一つある。
『一日は、一日』
これの意味は簡単だ。
どんな日も、一日だということ。
失敗をしても、売り上げが悪くても、一日は一日。
もう取り返しはつかないのだ。
昔はその一日を取り返そうと、休日をなくして営業したこともある。
だが正直、そうしたところで、前日の売り上げを上回るかというと、そういうことにはなかなかならない。
それであれば、しっかりと休みを楽しみ、仕事を楽しんだ方が、ちょっと失敗した一日でも素敵な一日になるのではないか───
と、莉子なりに悟ったのである。
それからは休みは休み! という、区切りがいつでもどこでもつけられるように頭を切り替える訓練をしてきた。
その成果が、まさに発揮されている───!
このイチョウ並木の景色を独占しながら、自分専用のお高いコーヒー豆でコーヒーをいれる。
贅沢中の贅沢だ!
さらに!
お客が座るカウンター椅子に腰をかけて、コーヒーを飲む。
これがなんとも言えない開放感……
莉子はマグカップを抱えながら、ふうと深呼吸をする。
「今日は仕込みもしなくていいから、のんびりだぁ……」
カフェの中をぐるりと見まわしてから、莉子は立ち上がって背伸びをする。
今日の天気は中途半端。
晴れてはいないけど、すごく曇りでもない。雨は降らないけど、空も見えない。
莉子は曇りが嫌いだ。
どんより、という雰囲気に感じるからだ。
「風でも吹けば違うのにな」
莉子はもう1杯コーヒーをいれて、2階へともどっていく。
電子音を響かせながら走り続けているのは、ロボット掃除機だ。
「お疲れ様~。お家へお帰り~」
ロボット掃除機のボタンを押すと、彼は静かな動きで充電器へと戻っていく。
「もう大方片付け終わりですな……」
コーヒーをすすりながら、腕時計を見ると10時30分を指している。
革張りのソファに腰を下ろし、スマホから曲を選ぶと再生ボタンを押した。
部屋に備え付けたスピーカーを通して、曲がながれはじめる。
ハスキーな声音と、少しアンニュイな雰囲気のメロディ───
「今日は連藤さん、ランチなにを食べるのかなぁ……」
莉子は独り言をいいつつ冷蔵庫を開けた。
そこにはなんと、昨日のあまり(にした)のチョコケーキがある。
「朝からケーキって、週一の楽しみですよね……」
少し明るめの曲にかけなおして、たっぷりのコーヒーとケーキを楽しんでいく。
だがひと口目は楽しめても、ふた口目がどうもおいしくない。
「やっぱり1人で食べてもあんまし美味しくないなー……」
コーヒーをあおるように飲み干すと、冷蔵庫に寝かしておいた赤ワインを取り出した。
「やっぱり、もうこれでしょ」
さっそくとグラスに注いでいく。
「このワイン、チョコケーキに合うー!」
ワインはイタリアの甘口赤ワインになる。
渋みがいいアクセントになるワイン。
しっかり果実味もあり、アルコール度数が低いのもあって、ぐびぐび飲めてしまう。
「気をつけて飲まなきゃ……っていっても、一杯分かぁ…」
あっというまにグラスは空になり、ケーキも綺麗になくなった。
物足りないと、再び冷蔵庫を開けると、白ワインのリースリングが目に入る。
「せっかくなので、これも飲んでしまいましょうか……」
抜き出したボトルを見ると、半分より少ないだろうか。
タッパにしまっておいた種無しオリーブと、切れ端の生ハムをつまみに決め、再びソファへとかけなおした。
まずはワインをひと口。
やはりリースリングは初夏のイメージ!
爽やかな香りと甘み、果実味が口の中に広がる。
程よい酸味が柑橘の果物のようで、あっさりと喉越しがいい。
初夏の香りが口の中に広がるよう───
大きく幸せのため息を吐くが、まだギリギリ午前中ということにギクリとする。
「ちょっとこれは、やりすぎ、かなぁ……」
とはいいつつ、飲みきってしまおうと決め、気になっていた海外ドラマをつけてみる。
「1本、1時間ぐらいか……で、8話……これはいいかも……」
気になっていただけあり、楽しめるうえに、ヒーローを揶揄した海外ドラマなのだが、現実臭くて面白い!
莉子はポテトチップスを食べつつ、お酒がなくなったので、炭酸水を飲みながらドラマに見入ること5時間───
「あと3話かぁ……一気に行くか、休憩するか……」
3本目の炭酸水を取りに立ち上がった時、スマホが震えた。
画面は連藤となっている。
「……あ、はい、連藤さん、お疲れ様」
「莉子さん、今、忙しいかな?」
「いえ、特に。どうしました?」
話しながら、ドラマを一時停止する。
静かになったせいで、連藤の背後が少し騒がしいのがよくわかる。
「実は近くにフレンチの惣菜屋ができてて、一緒に食べたくて買ってきたんだが……」
「ドアの前にいるってことですか?」
「そういうことだ」
「あ、はい……あ、今、開けますねっ」
テーブルに広げておいたグラスとゴミを素早く流しに運び、モップをかける。
それから流れるように居住区専用の階段を降り、玄関の扉に手をかけたとき、ドア越しが騒がしい。
薄く開けてみるが、……人数が多い。
「ちょっと、莉子さん、開けてよー!」
瑞樹の声がする。
「お土産いっぱいあるぞー」
この声は巧だ。
莉子はガバリとドアを開けるが、ちょっと不服そうだ。
「連藤さんだけかと思ったのに……」
「昼間っから飲んでたくせに、ガタガタ言うなよ」
三井がこぼすが、
「炭酸水にかえたのに、お酒くさいです……!?」
ワタワタとする莉子の肩を掴むのは連藤だ。
「莉子さん、昼からはあまり飲まないようにと、前も約束しただろ」
「え、いや、もう気が抜けたワインだったし……」
「夜に俺と飲むのに、昼間から飲まれては、俺が一緒に楽しめない」
「ごめんなさい……」
「莉子さんのことだ。おつまみ程度で、今日はまだろくなもの食べてないだろ」
「……ごめんなさい」
どんどん小さくなっていく莉子に、瑞樹と巧は笑いながら、玄関へと入っていく。
その後ろに三井もついていく。
「ちゃんとワインも買ってきたから、ゆっくりやろうぜ」
追いかけようとする莉子の肩が、連藤にもう一度強く握られた。
「莉子さんは、グラス1杯まで」
ポンと肩を叩き、階段をのぼっていく連藤に莉子はついていく。
「ここ、あたしの家、だよね……?」
一日は一日。
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