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第2章 カフェから巡る四季
第29話 カバはカバでも、飲むカバは……?
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閉店した店内で頬張るチーズケーキは、素晴らしく美味であり、自分のためだけに淹れたコーヒーというのも、また格別!
莉子はひとりカウンターに座り、ふたりが献上してきたケーキとコーヒーで一服していた。
このカフェは自宅も2階に備わっており、そちらで休めばいいのだが、週末の彼らのメニューを決めるため、厨房に行きやすいカウンターで一服していたのだ。
音のない店内は、莉子が鳴らすフォークの音すらよく響く。
莉子はコーヒーをゆっくり飲み込み、小さくぼやく。
「……はぁ、辛い料理かぁ……」
彼らのお願いは瑞樹の気になる子のために辛い料理を出してくれ、というもの。
だが、瑞樹は辛いものが苦手。あっさりペペロンチーノですらギリギリ。
それでも大好きな子のために辛い料理に挑戦しようとする男気、これに応えないわけにはいかない。
莉子はセラーの中身をイメージしつつ、ひとつの答えに行き着いていた。
「瑞樹くん、これは、イケますよ……!」
思いついた莉子は瑞樹に向けてつぶやくと、素早くメモに仕入れ材料を書き込むのだった。
────決戦当日。
遠くから歩いてくる4人の姿が見える。
巧と初めて御目に掛かる彼女さんは、雰囲気仲良しで緊張感など微塵もない。
だが瑞樹の顔色は、あまりよくないようだ。
気になる子のとなりで歩き、会話もしなければならないし、さらに、辛いものを食べなければならない。
しかも、ちょっとやそっとの辛さじゃない。
本当に辛いものを、だ!
死地に行くような、そんな雰囲気が背後に漂っている。
そんな4人に莉子は扉を開けて出迎えた。
「どうぞ、いらっしゃい。テラス席を貸し切りにしてます。こちらへどうぞ」
案内で4人の前を歩く莉子に、巧の彼女が話しかけてきた。
「私、ここに来るの楽しみにしてたんです。あ、奈々美です、巧の彼女の」
簡単に紹介されたが、カウンセラーをしていると聞いていただけあって物腰が柔らかく、何より黒髪美人だ。
莉子は奈々美を見つめながら、
──こんな素敵なお嬢さんが、巧みたいな人のそばに来るなんて……!
そんな、失礼なことを思っていた。
急に話しかけられ、つい何か言葉になりそうになるが、無理やり飲み込むと、
「私も巧くんからいつも聞いてます。今日は来てくれてありがとうございます。奈々美さんは、辛い料理は大丈夫です?」
「ええ、大丈夫です。彼女は私の友人の優で、彼女、本当に辛いものが大好きで」
振られた彼女はぺこりと頭を下げた。
「今日はわざわざ辛い料理作ってくれたって聞いたんで、ホントに楽しみでっ!」
ハキハキとしゃべる彼女はカナダ人と日本人のハーフだという。
髪の毛は金色に近く、目の色も緑だ。顔立ちは東洋っぽい雰囲気があるが、大変可愛らしい。
莉子はテラス席に案内し、満足げに微笑んだ。
なぜならこの4人、テラスが似合いすぎるからだ!
色気のある巧に、なつっこい美青年の瑞樹、黒髪美人の奈々美に、ハーフ美女の優。
絵になりすぎて、笑いがこみ上げてくる。
だがそのテーブルには似合わない鍋がぽつりと──
丸いテーブルの中央の鍋だが、中身は真っ赤だ。
ラー油だろうか。浮かび上がる油まで赤く、湯気すら辛く見えてくる。
具材はニラやネギ、豆苗や春菊が入れられ、浮かぶ豆腐は真っ赤っか。ふわりとなでた風が山椒の辛味が鼻腔に運んでくる。
間違いなく、かなり、辛い鍋だ───
絶句する男性陣に対し、女性陣は興味津々。
女性は辛いものが得意な人が多いというが、この2人も例外ではなさそうだ。
莉子はその鍋の説明を淡々と始めた。
「火鍋です。花椒の香りと豆板醤、ニンニクなどの香辛料が鶏ガラスープにたっぷり溶け込んでます。
肉は羊肉が一般的のようですが、今日は豚肉にしました。ロースの肉でさっぱりと辛味を楽しんでいただきたいと思います」
そして、氷付けのワインクーラーからワインボトルを取り出し、4人に掲げた。
「今日はカバで、火鍋を楽しんでほしいと思います」
莉子は準備しておいたグラスに注いでいく。
琥珀色のワインだ。
さらに気泡が見えることから、炭酸なのがわかる。
「カバってなんですか?」
優の質問に、莉子は注ぎながら応えた。
「カバというのは、スペインの特定地域で、シャンパーニュ製法を用いて生産されているワインで、俗に言う、スパークリングってやつです。……では、まずは、乾杯ですよね?」
莉子がグラスを回すと、巧が立ち上がる。
「それでは、今日の日に、乾杯っ」
チリンとグラスが鳴り、ひと口、飲み込む。
一番最初に感じるのは喉ごしかもしれない。
少し粗めの気泡が清々しく感じる。
飲み込んだあとから鼻に抜けていくのは、鮮やかな葡萄の香りであり、華やかで明るい青い香りでもある。
まるで夏の日の新緑のような雰囲気だ。
莉子は思わず笑顔になった顔に喜びながら、鍋へと腕を伸ばした。
「では煮上がったので、最初の一杯だけよそわせていただきます」
彼女は手際よく鍋を小鉢へ取り分けていくが、そのせいで湯気がまわり、目にしみるような辛味が襲ってくる。
「ここにゴマダレがあります。ピリ辛と、甘めのタレ、どちらもあるのでブレンドしてもいいですし、そのままでも構いません。お使いくださいね」
すかさず瑞樹は甘めのタレを選び、かけてみる。
優はピリ辛をたっぷりと。
巧と奈々美は半々にしたようだ。
「今日カバにしたのは理由がありまして、炭酸って辛味を抑える効果がすごくあるんです。なので、辛味が強いと思ったら、すぐカバを飲んでください」
そう言う莉子の目が瑞樹と合った。
力強く頷く顔は、食べる決意があるようだ。
辛味が少なそうな肉をつまんだ瑞樹は、目を瞑り、一気に口へと放り込んだ。
甘みを一瞬感じるものの、肉の風味と一緒に辛味が走り回る。
爆走といってもいい!
瑞樹はすがる思いでグラスを持ち上げ、カバを飲み込んだ。
「………ん……おおっ!」
思わず声を上げるほど、辛味が口の中で落ち着いていく。
唇までは守りきれないが、異常な辛さは口からおさまったのがわかる。
まるで魔法の水でも飲んだようで、瑞樹の目は丸くなったままだ。
「最近だと餃子にシャンパンなんていいますが、辛いものにもシャンパン、スパークリングワインは合うんですよ」
莉子が空いたグラスにカバを注ぎ足すと、
「口休めの前菜もお持ちします。お鍋は最後、ラーメンで〆ますので、しっかり根こそぎ食べてくださいね」
莉子は颯爽と店内へ戻っていく。
その背を見送って、瑞樹は優へと視線をずらした。
汗をぬぐいぬぐい頬張る優は、まるでアスリートのよう。
難関のコースに挑む選手のごとく、小皿と向き合っている。
「ね、優ちゃん、ここ、どう?」
「ん? ここ? めっちゃ鍋も美味しいし、カフェおしゃれだし、莉子さんも綺麗だし、すっごく素敵なとこだね! また来たい、ここ!」
「それなら良かった!」
──今回のデートは、間違いなく、上々だっ!
莉子はひとりカウンターに座り、ふたりが献上してきたケーキとコーヒーで一服していた。
このカフェは自宅も2階に備わっており、そちらで休めばいいのだが、週末の彼らのメニューを決めるため、厨房に行きやすいカウンターで一服していたのだ。
音のない店内は、莉子が鳴らすフォークの音すらよく響く。
莉子はコーヒーをゆっくり飲み込み、小さくぼやく。
「……はぁ、辛い料理かぁ……」
彼らのお願いは瑞樹の気になる子のために辛い料理を出してくれ、というもの。
だが、瑞樹は辛いものが苦手。あっさりペペロンチーノですらギリギリ。
それでも大好きな子のために辛い料理に挑戦しようとする男気、これに応えないわけにはいかない。
莉子はセラーの中身をイメージしつつ、ひとつの答えに行き着いていた。
「瑞樹くん、これは、イケますよ……!」
思いついた莉子は瑞樹に向けてつぶやくと、素早くメモに仕入れ材料を書き込むのだった。
────決戦当日。
遠くから歩いてくる4人の姿が見える。
巧と初めて御目に掛かる彼女さんは、雰囲気仲良しで緊張感など微塵もない。
だが瑞樹の顔色は、あまりよくないようだ。
気になる子のとなりで歩き、会話もしなければならないし、さらに、辛いものを食べなければならない。
しかも、ちょっとやそっとの辛さじゃない。
本当に辛いものを、だ!
死地に行くような、そんな雰囲気が背後に漂っている。
そんな4人に莉子は扉を開けて出迎えた。
「どうぞ、いらっしゃい。テラス席を貸し切りにしてます。こちらへどうぞ」
案内で4人の前を歩く莉子に、巧の彼女が話しかけてきた。
「私、ここに来るの楽しみにしてたんです。あ、奈々美です、巧の彼女の」
簡単に紹介されたが、カウンセラーをしていると聞いていただけあって物腰が柔らかく、何より黒髪美人だ。
莉子は奈々美を見つめながら、
──こんな素敵なお嬢さんが、巧みたいな人のそばに来るなんて……!
そんな、失礼なことを思っていた。
急に話しかけられ、つい何か言葉になりそうになるが、無理やり飲み込むと、
「私も巧くんからいつも聞いてます。今日は来てくれてありがとうございます。奈々美さんは、辛い料理は大丈夫です?」
「ええ、大丈夫です。彼女は私の友人の優で、彼女、本当に辛いものが大好きで」
振られた彼女はぺこりと頭を下げた。
「今日はわざわざ辛い料理作ってくれたって聞いたんで、ホントに楽しみでっ!」
ハキハキとしゃべる彼女はカナダ人と日本人のハーフだという。
髪の毛は金色に近く、目の色も緑だ。顔立ちは東洋っぽい雰囲気があるが、大変可愛らしい。
莉子はテラス席に案内し、満足げに微笑んだ。
なぜならこの4人、テラスが似合いすぎるからだ!
色気のある巧に、なつっこい美青年の瑞樹、黒髪美人の奈々美に、ハーフ美女の優。
絵になりすぎて、笑いがこみ上げてくる。
だがそのテーブルには似合わない鍋がぽつりと──
丸いテーブルの中央の鍋だが、中身は真っ赤だ。
ラー油だろうか。浮かび上がる油まで赤く、湯気すら辛く見えてくる。
具材はニラやネギ、豆苗や春菊が入れられ、浮かぶ豆腐は真っ赤っか。ふわりとなでた風が山椒の辛味が鼻腔に運んでくる。
間違いなく、かなり、辛い鍋だ───
絶句する男性陣に対し、女性陣は興味津々。
女性は辛いものが得意な人が多いというが、この2人も例外ではなさそうだ。
莉子はその鍋の説明を淡々と始めた。
「火鍋です。花椒の香りと豆板醤、ニンニクなどの香辛料が鶏ガラスープにたっぷり溶け込んでます。
肉は羊肉が一般的のようですが、今日は豚肉にしました。ロースの肉でさっぱりと辛味を楽しんでいただきたいと思います」
そして、氷付けのワインクーラーからワインボトルを取り出し、4人に掲げた。
「今日はカバで、火鍋を楽しんでほしいと思います」
莉子は準備しておいたグラスに注いでいく。
琥珀色のワインだ。
さらに気泡が見えることから、炭酸なのがわかる。
「カバってなんですか?」
優の質問に、莉子は注ぎながら応えた。
「カバというのは、スペインの特定地域で、シャンパーニュ製法を用いて生産されているワインで、俗に言う、スパークリングってやつです。……では、まずは、乾杯ですよね?」
莉子がグラスを回すと、巧が立ち上がる。
「それでは、今日の日に、乾杯っ」
チリンとグラスが鳴り、ひと口、飲み込む。
一番最初に感じるのは喉ごしかもしれない。
少し粗めの気泡が清々しく感じる。
飲み込んだあとから鼻に抜けていくのは、鮮やかな葡萄の香りであり、華やかで明るい青い香りでもある。
まるで夏の日の新緑のような雰囲気だ。
莉子は思わず笑顔になった顔に喜びながら、鍋へと腕を伸ばした。
「では煮上がったので、最初の一杯だけよそわせていただきます」
彼女は手際よく鍋を小鉢へ取り分けていくが、そのせいで湯気がまわり、目にしみるような辛味が襲ってくる。
「ここにゴマダレがあります。ピリ辛と、甘めのタレ、どちらもあるのでブレンドしてもいいですし、そのままでも構いません。お使いくださいね」
すかさず瑞樹は甘めのタレを選び、かけてみる。
優はピリ辛をたっぷりと。
巧と奈々美は半々にしたようだ。
「今日カバにしたのは理由がありまして、炭酸って辛味を抑える効果がすごくあるんです。なので、辛味が強いと思ったら、すぐカバを飲んでください」
そう言う莉子の目が瑞樹と合った。
力強く頷く顔は、食べる決意があるようだ。
辛味が少なそうな肉をつまんだ瑞樹は、目を瞑り、一気に口へと放り込んだ。
甘みを一瞬感じるものの、肉の風味と一緒に辛味が走り回る。
爆走といってもいい!
瑞樹はすがる思いでグラスを持ち上げ、カバを飲み込んだ。
「………ん……おおっ!」
思わず声を上げるほど、辛味が口の中で落ち着いていく。
唇までは守りきれないが、異常な辛さは口からおさまったのがわかる。
まるで魔法の水でも飲んだようで、瑞樹の目は丸くなったままだ。
「最近だと餃子にシャンパンなんていいますが、辛いものにもシャンパン、スパークリングワインは合うんですよ」
莉子が空いたグラスにカバを注ぎ足すと、
「口休めの前菜もお持ちします。お鍋は最後、ラーメンで〆ますので、しっかり根こそぎ食べてくださいね」
莉子は颯爽と店内へ戻っていく。
その背を見送って、瑞樹は優へと視線をずらした。
汗をぬぐいぬぐい頬張る優は、まるでアスリートのよう。
難関のコースに挑む選手のごとく、小皿と向き合っている。
「ね、優ちゃん、ここ、どう?」
「ん? ここ? めっちゃ鍋も美味しいし、カフェおしゃれだし、莉子さんも綺麗だし、すっごく素敵なとこだね! また来たい、ここ!」
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