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第9.5章

閑話 ③ ♤

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※主要人物の詳細設定・第3弾です。

 今回はもう一人の男性主人公 ♤

 HN:ベルフェゴール
 本名:えん じん

・LR×Dの副代表(vice chairman)。
・HNにBを冠する「バエルのお気に入り(Bael'sバエルズ Gadgetsガジェッツ)」の一人。  
・30代後半。一人称は俺。冬生まれ。
 
【身体的特徴】
・周囲から必ず引き合いに出されるほど非常に整った容姿の持ち主。
・眼鏡ユーザーで、猫背気味の長身にくたびれたショールカラーのガウンを羽織っていることが多い。大体は楽なスウェットのセットアップを着ている(服装や見た目に気を遣うと悪目立ちすると学んでいるので、まったく構わなくなった)。スティック型のチタン製ペンダントを提げている。
・ゆるくウェーブ掛かった黒髪で、前髪の一部と両サイドにメッシュ状の白髪(おそらくストレスと加齢によるもの)がある。
・彫刻のような無表情あるいは渋面がデフォで、主に怒りの感情のみ表出する。

【性格や言動】
・ダウナー系ながら気性は荒く、常にイライラしており余裕がない。
・基本的には感情の乗らない京阪式アクセントの共通語で話すが、神経が昂ると国言葉が出て語気がキツくなる。
・自分の意見や要望は遠回しに伝える。怒っていても声を荒らげたりすることは少ない。ただし単語の迫力が増したり、物に当たったりするのでわかりやすい(これが他のスタッフのメンタルを削る)。
・好き嫌いははっきりしているが、世間話などのテーマのない会話が苦手なので、“酌んで欲しい”と思っている。

【立ち位置】
・ウェブ上で扱うサービス全般の礎を築いた人物で、主にサイトとユーザーの管理をしている。だが人手不足のため、実際は基幹業務の大半を担っている。
・実務能力は高いが、人間嫌い・極度のコミュ障(相手の目を見ることができず、対等な会話が不能)で、LR×Dでも極限られた相手としか交流を持たない。こういった性質から上手に人を頼れない上、スタッフの能力不足もあり、キャパオーバー気味。

【好きなもの】
・多忙で満足に食事を摂る時間がないこともあり、脳の栄養になり得るブドウ糖(大丸本舗のヤツ)をメインに、時折コーヒーとお菓子類(マドレーヌ以外)を摘まんでいる。
・愛煙家。愛用のライターはバエルから贈られたC23010。
・人間以外の生き物は全体的に嫌いではなく、中でも猫とパンダが好き。

【考え方・行動パターン】
・組織にとって無益・有害と認識した人間は容赦なく切り捨てる。
・目立つ見た目や威圧的な言動で誤解されやすいため、自分を正当に評価し重宝がってくれるバエルに心酔しており、彼の命令はどんな無理難題を振られても順守する。
・一日の睡眠時間は3時間ほどで、残りはほぼパソコンに向かっている。徹夜も多く、ニコチンとカフェイン、糖分で強制的に覚醒して稼動するというヤバイ生活を何年も続けている。
・体に悪いことばかりしているが、急な呼び出しや作業に対応できるよう、酒はバエルから誘われた時以外は口にしない。
・精神年齢は低く、傷付きやすい。誰かに虐げられてもショックで即座に反応できないことが多く、最初の攻撃は自分や周囲の物に向きがち(不摂生も含む)。
・凌遅の才能を誰よりも理解しているが、バエルのお気に入りという点に複雑な感情を抱いており、「あれ」、「あの男」などと呼ぶ(これは凌遅を「あなた」と呼び続ける椋と似た感覚)。

【その他】
・気圧の変化による不調(頭痛)に悩まされている。

【名前の由来】
・“厭人家(ENJINKA)”のアナグラム。
・HNの「ベルフェゴールと言う言葉は「人間(女性)嫌い」を示唆する言葉としても使用される(Wikipediaから一部抜粋)」。



 
 ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました! 
 本作の主人公3人は、全員生きづらい性質持ちです。彼らが自分の内面やトラウマとどう向き合うのかを掘り下げていければと思っています。
 本編も少しずつ進んでおりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
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