36 / 71
旅
馬車でゆらり旅
しおりを挟む
俺は実は冒険者ギルドから出るときにあることを考えていた。それは、(そこは、実は見た目と違って大食いでビックリするところじゃないのか)だった。何となく俺の中ではロリ+無口だと大食いな気がするのだが、気のせいだろうか。ハル○の長○くらいしか思いつかないので恐らくハル○に影響されているのだろう。
そんな感じのことを考えつつ出るとそこにはユニコーン二頭と馬御者の座る所に乗るクリスティーネさんとその後ろにある立派な馬車があった。ユニコーン二頭は大人の普通の一角馬《いっかくば》だった。立派な馬車は高級感が溢れている。まず人を隠すための赤い布だ。町の人が着ている綿の服とは明らかに違う布で艶が出ており赤い。馬車の筐体は黒く木製か金属製かは触らないと解らないが黒くそして艶が出ていた。
普通の馬ならば重くて持ち運びできないため筐体は金属ではなく漆か何かを使って艶を出しているのだろうが、何せ引いているのがユニコーンなので金属の筐体を引く可能性があるのでどっちかはわからない?そういえば金属に色をつける技術なんて無いんじゃないのか。だからたぶんこの馬車は木製だな。
そんなことを考えていると、俺はマギナに手を引かれて馬車に乗せられた。馬車の中に入ってみると、これまた豪華だった。赤い色のフカフカのソファーが右と左についになって置いてあり六人ぐらいは乗れそうだ。段差が一段あったので上ると床に取っ手が付いた扉があるのを見つけた。恐らく取っ手を上にやると扉みたいに開き、その中には旅に必要な食料やら何やらが入っているのだろう。
そんなことを考えた後、{ポンポン}という音が鳴ったので音の発生源の方を向くと先に入ったリーフィアが手でソファーをやさしく叩いていた。たぶん隣に座って欲しいのだろう。俺が最後なので俺が座れば出発するからちんたら考えていたりとかは出来ないので俺は迷わずリーフィアの隣に座った。するとマギナが「出して」と言い馬車が動きだした。というか馬車というよりかはユニコーン車だよね。馬車が走り出すと結構な速度だ。前馬車を見たときは後ろからゆっくりな速度で動かしていたのしか見なかったから解らなかったな。
そんな風に俺が馬車の速さに感心していると俺の空いている席の隣にウンディーネが移動して座った。心の中で言うと恥ずかしいことだが好きな俺の隣がいいのだろう。でも正面だと話しやすいと思うんだけどな、何故に二人とも隣が良いのだろうか。
その答えはすぐに出た。もちろん馬車は自動車じゃないし、道路はコンクリートやアスファルト道路ではなく土の道だ。なのでしょっちゅう馬車はガタンと音を鳴らしながら揺れる。そうするとリーフィアたちは「ヒャー」といいながら手をに抱きついてくるのだ。たぶんこれが目的だな。自分の胸を手に押し付けよう作戦なんだろう。
確かに揺れるのだが別にそこまで恐怖するほどではない。だからこれは高確率であっているだろう。恐らく計画はわざと恐怖しているように悲鳴を上げ手に抱きつく。すると自分の武器である大きな胸を意中の相手である俺に認識させることが出来る。といった所だろうか。もしかしたら、マギナに俺をとられるかも。と考えての行動なのだろう。
結構、真剣に話したし説得力のある内容だと思ったのだが、もう一回マギナとはそういう関係になれないということを説明しようかな。と思い口をあけようとするとまた馬車が揺れリーフィアたちが手に抱きついてきた。そこで俺は気づいた。言うと大きい胸の柔らかい感触が楽しめなくなるということを。なので、不安になってやっているリーフィアたちに悪いが、リーフィアたちの大きな胸の柔らかい感触を楽しませてもらうために説明はなしにしよう。
そんな柔らかい感触と右にある窓から見える景色を時々楽しみながら行くこと約一時間。クリスティーネさんが言った。「マギナ様!前方に山賊が七人現れました」
そして実は寝ていたマギナが起きてあくびをすると、すぐに出て行き二分ぐらいすると戻ってきてまた寝た。え、今ので終了?山賊かませ以下じゃん。というか山賊かわいそう、二分で撃沈だよ。確かに一人だと普通だが六人だと明らかに速すぎる。そのことを聞いてみた。
「マギナ、今ので七人とか速すぎない?」
「ふわーわー。何?」
「だからマギナ、今ので七人とか速すぎない?」
「一気に七人に祖先が開発したアクアレストレインを使ったから一気に無力化できた。その後、左隣にある森に運ぶのに時間を食った」
「つまり、速いどころか少々遅いと」
「そう」
いやー恐ろしいなマギナ。マギナにちょっかい出したらまずいことになるのか。よし、覚えておこう。え?なんでそんなことを覚えておくかって?そんなのきまってるじゃないか、俺がやりたい事にあったのさ。そのなはマギナへのHなちょっかい。別によこしまな考えは無い。唯、単に無口で無表情な少女のかわいらしい反応が見たかっただけだ。ほんとうだよ。いや、言い切れないな。
そんなことを考え終わって約二時間後マギナは眠りから目を覚ますなり、俺に聞いてきた。
「どんな従者を作ればいい?」
「え?どういうこと」
「ウンディーネみたいに魔法で従者を作りたい。でも、何を作れば良いかよく分からない」
「なるほど。猫とかどうだ」
「猫?」
「そう、猫。可愛いし、マギナにぴったりだ。それだったらドラゴンとか」
「猫にする」
「あ、後。バレにないようにウンディーネみたいに普通は猫に見えるようにしといた方が良い」
「知ってる」
実は従者にドラゴンを進めたのはゼ○の使い魔で水が得意な無口系の女の子がドラゴンを良くつれていたことからだったりする。
それから一時間、夕焼けでちょうど空がきれいな時間帯になると同時に町が見えて来た。
そんな感じのことを考えつつ出るとそこにはユニコーン二頭と馬御者の座る所に乗るクリスティーネさんとその後ろにある立派な馬車があった。ユニコーン二頭は大人の普通の一角馬《いっかくば》だった。立派な馬車は高級感が溢れている。まず人を隠すための赤い布だ。町の人が着ている綿の服とは明らかに違う布で艶が出ており赤い。馬車の筐体は黒く木製か金属製かは触らないと解らないが黒くそして艶が出ていた。
普通の馬ならば重くて持ち運びできないため筐体は金属ではなく漆か何かを使って艶を出しているのだろうが、何せ引いているのがユニコーンなので金属の筐体を引く可能性があるのでどっちかはわからない?そういえば金属に色をつける技術なんて無いんじゃないのか。だからたぶんこの馬車は木製だな。
そんなことを考えていると、俺はマギナに手を引かれて馬車に乗せられた。馬車の中に入ってみると、これまた豪華だった。赤い色のフカフカのソファーが右と左についになって置いてあり六人ぐらいは乗れそうだ。段差が一段あったので上ると床に取っ手が付いた扉があるのを見つけた。恐らく取っ手を上にやると扉みたいに開き、その中には旅に必要な食料やら何やらが入っているのだろう。
そんなことを考えた後、{ポンポン}という音が鳴ったので音の発生源の方を向くと先に入ったリーフィアが手でソファーをやさしく叩いていた。たぶん隣に座って欲しいのだろう。俺が最後なので俺が座れば出発するからちんたら考えていたりとかは出来ないので俺は迷わずリーフィアの隣に座った。するとマギナが「出して」と言い馬車が動きだした。というか馬車というよりかはユニコーン車だよね。馬車が走り出すと結構な速度だ。前馬車を見たときは後ろからゆっくりな速度で動かしていたのしか見なかったから解らなかったな。
そんな風に俺が馬車の速さに感心していると俺の空いている席の隣にウンディーネが移動して座った。心の中で言うと恥ずかしいことだが好きな俺の隣がいいのだろう。でも正面だと話しやすいと思うんだけどな、何故に二人とも隣が良いのだろうか。
その答えはすぐに出た。もちろん馬車は自動車じゃないし、道路はコンクリートやアスファルト道路ではなく土の道だ。なのでしょっちゅう馬車はガタンと音を鳴らしながら揺れる。そうするとリーフィアたちは「ヒャー」といいながら手をに抱きついてくるのだ。たぶんこれが目的だな。自分の胸を手に押し付けよう作戦なんだろう。
確かに揺れるのだが別にそこまで恐怖するほどではない。だからこれは高確率であっているだろう。恐らく計画はわざと恐怖しているように悲鳴を上げ手に抱きつく。すると自分の武器である大きな胸を意中の相手である俺に認識させることが出来る。といった所だろうか。もしかしたら、マギナに俺をとられるかも。と考えての行動なのだろう。
結構、真剣に話したし説得力のある内容だと思ったのだが、もう一回マギナとはそういう関係になれないということを説明しようかな。と思い口をあけようとするとまた馬車が揺れリーフィアたちが手に抱きついてきた。そこで俺は気づいた。言うと大きい胸の柔らかい感触が楽しめなくなるということを。なので、不安になってやっているリーフィアたちに悪いが、リーフィアたちの大きな胸の柔らかい感触を楽しませてもらうために説明はなしにしよう。
そんな柔らかい感触と右にある窓から見える景色を時々楽しみながら行くこと約一時間。クリスティーネさんが言った。「マギナ様!前方に山賊が七人現れました」
そして実は寝ていたマギナが起きてあくびをすると、すぐに出て行き二分ぐらいすると戻ってきてまた寝た。え、今ので終了?山賊かませ以下じゃん。というか山賊かわいそう、二分で撃沈だよ。確かに一人だと普通だが六人だと明らかに速すぎる。そのことを聞いてみた。
「マギナ、今ので七人とか速すぎない?」
「ふわーわー。何?」
「だからマギナ、今ので七人とか速すぎない?」
「一気に七人に祖先が開発したアクアレストレインを使ったから一気に無力化できた。その後、左隣にある森に運ぶのに時間を食った」
「つまり、速いどころか少々遅いと」
「そう」
いやー恐ろしいなマギナ。マギナにちょっかい出したらまずいことになるのか。よし、覚えておこう。え?なんでそんなことを覚えておくかって?そんなのきまってるじゃないか、俺がやりたい事にあったのさ。そのなはマギナへのHなちょっかい。別によこしまな考えは無い。唯、単に無口で無表情な少女のかわいらしい反応が見たかっただけだ。ほんとうだよ。いや、言い切れないな。
そんなことを考え終わって約二時間後マギナは眠りから目を覚ますなり、俺に聞いてきた。
「どんな従者を作ればいい?」
「え?どういうこと」
「ウンディーネみたいに魔法で従者を作りたい。でも、何を作れば良いかよく分からない」
「なるほど。猫とかどうだ」
「猫?」
「そう、猫。可愛いし、マギナにぴったりだ。それだったらドラゴンとか」
「猫にする」
「あ、後。バレにないようにウンディーネみたいに普通は猫に見えるようにしといた方が良い」
「知ってる」
実は従者にドラゴンを進めたのはゼ○の使い魔で水が得意な無口系の女の子がドラゴンを良くつれていたことからだったりする。
それから一時間、夕焼けでちょうど空がきれいな時間帯になると同時に町が見えて来た。
0
お気に入りに追加
105
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
私の代わりが見つかったから契約破棄ですか……その代わりの人……私の勘が正しければ……結界詐欺師ですよ
Ryo-k
ファンタジー
「リリーナ! 貴様との契約を破棄する!」
結界魔術師リリーナにそう仰るのは、ライオネル・ウォルツ侯爵。
「彼女は結界魔術師1級を所持している。だから貴様はもう不要だ」
とシュナ・ファールと名乗る別の女性を部屋に呼んで宣言する。
リリーナは結界魔術師2級を所持している。
ライオネルの言葉が本当なら確かにすごいことだ。
……本当なら……ね。
※完結まで執筆済み
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
ちょっと神様!私もうステータス調整されてるんですが!!
べちてん
ファンタジー
アニメ、マンガ、ラノベに小説好きの典型的な陰キャ高校生の西園千成はある日河川敷に花見に来ていた。人混みに酔い、体調が悪くなったので少し離れた路地で休憩していたらいつの間にか神域に迷い込んでしまっていた!!もう元居た世界には戻れないとのことなので魔法の世界へ転移することに。申し訳ないとか何とかでステータスを古龍の半分にしてもらったのだが、別の神様がそれを知らずに私のステータスをそこからさらに2倍にしてしまった!ちょっと神様!もうステータス調整されてるんですが!!
1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる