灰色のねこっち

ひさよし はじめ

文字の大きさ
上 下
18 / 20

第十八話 ねこっちと発病

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

森のどうぶつたちと、くまさん

弓屋 晶都
児童書・童話
あるところに、くまさんがいました。 くまさんは、森の中にある小さな赤い屋根のおうちに住んでいました。 くまさんの日課は森の見回りです。 今日も、森に住むみんなが楽しく過ごしているか、確認して回ります。

部族を食い殺す猫|ミゲルとカルロスと族長と猫

宇美
現代文学
フリー朗読台本としてご利用可能な小説です。 ご利用の際の注意は目次をご覧ください。 【あらすじ】 ある原始的な生活をしている部族の土地では宝石が採れる。 ヨーロッパから来たカルロスとミゲル。 兄弟の商人は宝石鉱山の採掘権が欲しくて、 族長の機嫌を取るために沢山の贈り物を持って頻繁にたずねて行く。 カルロスは近年彼の助手になったものの、 まるで仕事をやる気の無い弟ミゲルにいらいらしている。 そんなとき族長がミゲルを気に入り自分の娘の婿にしようと言い出す。 族長と親戚になれば採掘権がもらえるに違いないと思ったカルロスは、 ミゲルの意見も聞かずに勝手に縁談をすすめてしまう。

ハツカネズミが見た海

white love it
児童書・童話
ハツカネズミのジャックは、海の向こうの国を見たいと思い、船に乗り込むために港にやってくる。そこでクマネズミの母娘、ローズとモリーに出会う。ローズは病気にかかっており、海の向こうの国にいる『動物の言葉がわかるお医者様』のところに行く必要があったのだが…… 登場人物 ジャック:ハツカネズミ ローズ :クマネズミ(母) モリー :クマネズミ(娘) トーマス:ドブネズミ

魔法少女は世界を救わない

釈 余白(しやく)
児童書・童話
 混沌とした太古の昔、いわゆる神話の時代、人々は突然現れた魔竜と呼ばれる強大な存在を恐れ暮らしてきた。しかし、長い間苦しめられてきた魔竜を討伐するため神官たちは神へ祈り、その力を凝縮するための祭壇とも言える巨大な施設を産み出した。  神の力が満ち溢れる場所から人を超えた力と共に産みおとされた三人の勇者、そして同じ場所で作られた神具と呼ばれる強大な力を秘めた武具を用いて魔竜は倒され世界には平和が訪れた。  それから四千年が経ち人々の記憶もあいまいになっていた頃、世界に再び混乱の影が忍び寄る。時を同じくして一人の少女が神具を手にし、世の混乱に立ち向かおうとしていた。

マダム・シレーヌの文房具

猫宮乾
児童書・童話
マダム・シレーヌの文房具という巨大な文房具を使って、突如現実から招かれるマホロバの街で戦っているぼくたち。痛みはないけど、意識を失うか、最後の一人になるまで勝つかしないと、現実には戻れない。ぼくの武器は最弱とからかわれる定規だ。いつも強いコンパスなどに殺されている。ある日、現実世界に戻ってから、「大丈夫か?」と男の子に声をかけられた。※不定期更新です。

おうちで すごそう

なるし温泉卿
児童書・童話
「今日もお外に行けないの」 お外に出られない日に読む短編物語。 子供のおうち遊び、おうちで過ごすヒントとして。 外にでられない日々を過ごす女の子。 どうやって毎日をすごすのかな。 ほのぼのしてて、でも少し寂しくて……。

しずかのうみで

村井なお
児童書・童話
小学五年生の双子姉弟がつむぐ神道系ファンタジー。 春休みの始まる前の日、息長しずかは神気を見る力に目覚めた。 しずかは双子の弟・のどかと二人、琵琶湖のほとりに立つ姫神神社へと連れて行かれる。 そして叔母・息長みちるのもと、二人は神仕えとしての修行を始めることになるのだった。

ミズルチと〈竜骨の化石〉

珠邑ミト
児童書・童話
カイトは家族とバラバラに暮らしている〈音読みの一族〉という〈族《うから》〉の少年。彼の一族は、数多ある〈族〉から魂の〈音〉を「読み」、なんの〈族〉か「読みわける」。彼は飛びぬけて「読め」る少年だ。十歳のある日、その力でイトミミズの姿をしている〈族〉を見つけ保護する。ばあちゃんによると、その子は〈出世ミミズ族〉という〈族《うから》〉で、四年かけてミミズから蛇、竜、人と進化し〈竜の一族〉になるという。カイトはこの子にミズルチと名づけ育てることになり……。  一方、世間では怨墨《えんぼく》と呼ばれる、人の負の感情から生まれる墨の化物が活発化していた。これは人に憑りつき操る。これを浄化する墨狩《すみが》りという存在がある。  ミズルチを保護してから三年半後、ミズルチは竜になり、カイトとミズルチは怨墨に知人が憑りつかれたところに遭遇する。これを墨狩りだったばあちゃんと、担任の湯葉《ゆば》先生が狩るのを見て怨墨を知ることに。 カイトとミズルチのルーツをたどる冒険がはじまる。

処理中です...