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じゅうなな

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前世からの教訓で今世避け続けた黒いモヤがまさかの闇の精霊だった。
それは無いわ。でも、でも、避けてたのは誤解だったんだしそれさえ分かって貰えればいけるのでは?

『我を受け入れないならばお前はもう要らない』
急に禍々しい空気が!
「いや、待って誤解だから!別に貴方を避けてた訳ではないの!」
『…消えろ』
ダメだー。これ。聞いてない!
どうする?どうする?そもそもこれ私勝てる?
チラッとウィンディに目線を送るが、お手上げと言わんばかりに手を挙げ首を振っていた。おい!もっと頑張って!

ジリジリと闇の精霊から距離を取る。
ドンッ!あーぁ、お約束の壁ですよ。
うーん。これいよいよダメなやつ?
いやいや、まだなんかあるでしょ!
「ウィンディ!ちょっと1回風起こしてみてー!」
『無駄だと思うわよ!』
とか言いつつ竜巻おこしてくれた!
どう?どう?ちょっとはダメージ受けたよね?

『無駄だ』
はいー!ダメだったー!
うん、マジ無理かも。
実はさっきから、火を出したり、水を出したり、石を飛ばしたり地味ーに攻撃してるんだけど、どれもダメっぽい。

いよいよダメかなー。
本当にこんなに早く生涯を終える事になるなんて。
ぎゅっと目を瞑ったその時
『待ちなさい』
聞いた事無い声。恐る恐る目を開けると目の前のには真っ白い背中。
すると一瞬で辺りは光に包まれる。



まぁ、ぶっちゃけ助かりましたーパチパチパチ!
本当に死ぬかと思ったケド!
そして今、私の周りには元々いた4人の精霊と闇と光の精霊。

なんとなんと!光の精霊は元々私に付いていたらしい。
あの黒いモヤが見える力は光の精霊によるものらしい。

闇の精霊と光の精霊は対になっているらしく、闇のある所には光もみたいな感じらしい。
何故今まで光の精霊の存在に気付かなかったのかは、私が闇の精霊の存在に気付いてかなかったから。

『もともと闇の精霊は精霊の中でもすごく愛情深い。中々気に入る人がいないから気に入った人がいると凄く執着してしまうのだ』
これは光の精霊の言葉。
可愛さ余って憎さ100倍。これが今回の原因。
気に入った人間(私)を見つけて、加護を授けようかなーって思って近づいたら避けられて。それでもまた近づいたら避けられて。その繰り返しでとうとう爆発してしまったらしい。

迷惑です!!!

勿論今回暴走してしまった闇の精霊には光の精霊からの厳しめな教育的指導が施された。








もうちょっとで終わります。次くらい?キリよくにじゅうまで書きたかったけど技量が足りなかった(  ´•ω•`  )
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