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拘束王子 3
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嘘だ。こんな、中で出されたら・・・
逃げるためにドアを開けようとしても、榛に抑えられていて開かない。
「あき、暴れないで。繋がれてるんだから抵抗しても意味ないよ」
後ろから腕ごと榛に強く抱き捕まえられて、抵抗すら出来なくなった。
「やら・・・や・・・」
「あき、出すね」
「やあぁーーー・・・」
熱い液体が腸を逆流して、下半身が重くなる。
「あ、あ・・・は・・・」
腹の中が熱い。コポコポと音を立てて榛に侵食されているみたいだ。
榛のおしっこが、中に・・・。
足がガタガタ震えて崩れてしまいそうになる。
が、榛にがっちりホールドされていてそれさえ許してもらえない。
「あは、チンコじゃ届かない所まで俺のが入ってる」
「は・・・あ・・・」
少しだけ膨らんだ下腹を榛にさすられて、何故か顔が、かあっと赤くなってしまった。
「誰もあきのこんな所まで入ったことないよね。俺だけのもんだ」
こいつ・・・本っ当に頭おかしい。
でも、こんなことされて、こんな風に言われて嫌悪感が湧かない俺も、相当おかしい。
突然腹がぎゅるっと鳴り出して、榛の尿を排出しようと腸が動き始める。
「や、・・・あぁ・・・っ」
「ん?出したいの?」
榛に聞かれて、頭を縦に強く振る。
「このまま栓しときたいくらいだけど、生理現象だもんな。仕方無いか・・・」
榛のものが引き抜かれた途端、びゅっ、と勢いよく中の液体が俺の意思とは関係なく吐き出されて、はしたない音と共にバスルームの床を汚した。
排泄の感覚に体が震えて、あまりの恥ずかしさで全身が真っ赤になるほど熱くなる。
堪えきれなくて、涙がボロボロ出た。
「ちゃんと中キレイにしないとな。お湯で洗ってやるよ」
榛は、汚れた所を流して、シャワーヘッドをクルクルと回して外す。
「もうちょい我慢して立ってて」
え・・・・・・
ヘッドを外されたホースの先を、後ろの穴に押し付けられて、今度は温水が腸に流し込まれた。
「あぁ・・・っ、はっ、あっ」
また、あの排泄をしなければいけないかと思うと・・・絶望にも似た気持ちになってくる。
もういっそ、気を失ってしまえたら楽なのに・・・
意識が一瞬遠のいて、腸が動く刺激ですぐに引き戻された。
全て排泄し終えて、ようやく俺は意識を手放した。
まぶし・・・
まぶた越しに感じる明るさに目を開けると、榛のベッドの上だという事に気付く。
ジャラっと、手首に重さを感じて手錠を見ると、その先に繋がれた榛が床に座ったままベッドに突っ伏して眠っている。
これじゃ、どっちが繋いだのかわかんねーじゃん。犬みてー・・・
「榛、ベッド上がって寝ろよ」
「ん・・・んー・・・。・・・・・・あき、怒ってる?」
ゆっくり目を開けた榛が、下を向いたままオドオドしながら聞いてくる。
「・・・怒って、ない」
あんな事されて、怒ってない、なんてのもおかしな話だけど・・・不思議と怒りは湧いてこなかった。
「それより、ベッドまで運んでくれてありがとな」
「・・・うん」
ホッと安心したような表情になる榛。
「俺チビだし運ぶの楽だっただろ?」
「いくらチビでも、それなりだったんだからな。あき一応男だし」
「一応ってなんだよ。紛れもなく男だっつーの」
榛は手錠を外して、赤くなった俺の手首をそっと握る。
「もう、いいのかよ」
「うん。あきが怒ってないってわかったから」
俺がもし怒ってたらどうなってたんだ?
・・・考えない方がいいな、きっと。
ベッドに上がって来た榛は、俺を背中からぎゅっと包むように寄り添ってくる。
「後ろからぎゅってすんの、好きだよな、榛」
「うん。あきの項、見えるから」
そーかこいつ、うなじ好きだっつってたもんな。
「ここに、あきの呪いがかかってたから・・・」
うなじに唇を寄せられて、くすぐったい。
「呪い?なんの?」
「んー・・・もういい・・・あきが、解いてくれたから・・・・・・」
とぎれとぎれの言葉の後、榛はすうすうと寝息を立て始めた。
「俺の、呪い・・・?」
もう解けたって言ってたけど・・・。
榛の言葉の意味が知りたかったけど、思い当たることが無くて、諦めた俺はもう一度寝る事にした。
俺は、榛の腕の中で夢を見た。小学生だった頃の夢を。
逃げるためにドアを開けようとしても、榛に抑えられていて開かない。
「あき、暴れないで。繋がれてるんだから抵抗しても意味ないよ」
後ろから腕ごと榛に強く抱き捕まえられて、抵抗すら出来なくなった。
「やら・・・や・・・」
「あき、出すね」
「やあぁーーー・・・」
熱い液体が腸を逆流して、下半身が重くなる。
「あ、あ・・・は・・・」
腹の中が熱い。コポコポと音を立てて榛に侵食されているみたいだ。
榛のおしっこが、中に・・・。
足がガタガタ震えて崩れてしまいそうになる。
が、榛にがっちりホールドされていてそれさえ許してもらえない。
「あは、チンコじゃ届かない所まで俺のが入ってる」
「は・・・あ・・・」
少しだけ膨らんだ下腹を榛にさすられて、何故か顔が、かあっと赤くなってしまった。
「誰もあきのこんな所まで入ったことないよね。俺だけのもんだ」
こいつ・・・本っ当に頭おかしい。
でも、こんなことされて、こんな風に言われて嫌悪感が湧かない俺も、相当おかしい。
突然腹がぎゅるっと鳴り出して、榛の尿を排出しようと腸が動き始める。
「や、・・・あぁ・・・っ」
「ん?出したいの?」
榛に聞かれて、頭を縦に強く振る。
「このまま栓しときたいくらいだけど、生理現象だもんな。仕方無いか・・・」
榛のものが引き抜かれた途端、びゅっ、と勢いよく中の液体が俺の意思とは関係なく吐き出されて、はしたない音と共にバスルームの床を汚した。
排泄の感覚に体が震えて、あまりの恥ずかしさで全身が真っ赤になるほど熱くなる。
堪えきれなくて、涙がボロボロ出た。
「ちゃんと中キレイにしないとな。お湯で洗ってやるよ」
榛は、汚れた所を流して、シャワーヘッドをクルクルと回して外す。
「もうちょい我慢して立ってて」
え・・・・・・
ヘッドを外されたホースの先を、後ろの穴に押し付けられて、今度は温水が腸に流し込まれた。
「あぁ・・・っ、はっ、あっ」
また、あの排泄をしなければいけないかと思うと・・・絶望にも似た気持ちになってくる。
もういっそ、気を失ってしまえたら楽なのに・・・
意識が一瞬遠のいて、腸が動く刺激ですぐに引き戻された。
全て排泄し終えて、ようやく俺は意識を手放した。
まぶし・・・
まぶた越しに感じる明るさに目を開けると、榛のベッドの上だという事に気付く。
ジャラっと、手首に重さを感じて手錠を見ると、その先に繋がれた榛が床に座ったままベッドに突っ伏して眠っている。
これじゃ、どっちが繋いだのかわかんねーじゃん。犬みてー・・・
「榛、ベッド上がって寝ろよ」
「ん・・・んー・・・。・・・・・・あき、怒ってる?」
ゆっくり目を開けた榛が、下を向いたままオドオドしながら聞いてくる。
「・・・怒って、ない」
あんな事されて、怒ってない、なんてのもおかしな話だけど・・・不思議と怒りは湧いてこなかった。
「それより、ベッドまで運んでくれてありがとな」
「・・・うん」
ホッと安心したような表情になる榛。
「俺チビだし運ぶの楽だっただろ?」
「いくらチビでも、それなりだったんだからな。あき一応男だし」
「一応ってなんだよ。紛れもなく男だっつーの」
榛は手錠を外して、赤くなった俺の手首をそっと握る。
「もう、いいのかよ」
「うん。あきが怒ってないってわかったから」
俺がもし怒ってたらどうなってたんだ?
・・・考えない方がいいな、きっと。
ベッドに上がって来た榛は、俺を背中からぎゅっと包むように寄り添ってくる。
「後ろからぎゅってすんの、好きだよな、榛」
「うん。あきの項、見えるから」
そーかこいつ、うなじ好きだっつってたもんな。
「ここに、あきの呪いがかかってたから・・・」
うなじに唇を寄せられて、くすぐったい。
「呪い?なんの?」
「んー・・・もういい・・・あきが、解いてくれたから・・・・・・」
とぎれとぎれの言葉の後、榛はすうすうと寝息を立て始めた。
「俺の、呪い・・・?」
もう解けたって言ってたけど・・・。
榛の言葉の意味が知りたかったけど、思い当たることが無くて、諦めた俺はもう一度寝る事にした。
俺は、榛の腕の中で夢を見た。小学生だった頃の夢を。
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