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それぞれの夜 1
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注)ここからしばらくタケル&のぞむ(お忘れでしょうが・・・)のお話になります。
しばしのお付き合い、よろしくお願い致します。
──出張前日、のぞむのアパートにて
「のぞむさん、俺、明日から4日間、涼太さんと出張一緒なんですよ」
──ベッドの上に座ったのぞむを、後ろからを囲うように抱きしめながらタケルが話し出した。
「え!?涼ちゃんと一緒なの?めっちゃいいじゃんタケルくん!俺も久しぶりに涼ちゃんに会いてー・・・」
──振り返り、タケルの顔を見て、のぞむは羨ましそうにしている。
「病院一緒なのに、研修先が違うから山田とも全然会えないんだよね。つまんね」
「今度一緒にメシでも行きますか?ふたり誘って」
「そうだね。あ、新居にまだ行ってないから今度押し掛けてやろっか?」
「青さんにまた怒られますよ」
「だーいじょうぶだって!」
「じゃあ、涼太さんに聞いときます」
──タケルと向かい合って座り直したのぞむが、自分のシャツを脱ぎ捨てた。
「タケルくん、涼ちゃんに手出したらダメだよ」
「出すワケないでしょう。のぞむさんと一緒にしないでくださいよ」
──のぞむの首筋から胸に唇を這わせながらタケルは答える。
「もしタケルくんと涼ちゃんに何かあったら、俺どっちに嫉妬していいかわかんないからね」
「・・・まだそんな事言ってるんですか。涼太さんを抱くの、諦めたんじゃなかったんですか?」
──呆れたように溜息を吐いたタケルは、のぞむの中心部に手を伸ばした。
「っ、そうだけど、涼ちゃんは特別なんだって。タケルくんだってそう思うだろ?」
「・・・まあ。・・・でも、もうあんたは俺以上の相手なんていないんじゃないですか?」
「ほんと不遜だよね、タケルくんって・・・うっ!」
──突然、後ろに侵入してくる異物感に体を震わせるのぞむ。
「まだパンツも脱いでないんだけど・・・。なに挿入れたの?」
「自分で確認してみてください」
──のぞむは後ろを手探りで確認すると、下着の隙間から球状の物が連なり、そのうちのひとつが自分の中に入っている事がわかった。
「アナパ?」
「正解です。のぞむさん、最近オモチャにハマってますよね?付き合ってあげますよ」
──タケルはローションをのぞむの後ろにかけ、2つ目の珠を押し入れる。
「っ!・・・ふ・・・っ、パンツにローションついちゃったじゃん」
「ああ。そっちの方がイヤラシイかと思って」
──続けて残りの珠を立て続けに挿入されて、膝立ちになっているのぞむの足はフルフルと震えていた。
「5つ全部入りましたよ。まだ脱がないでくださいね」
「ん・・・」
──仰向けに寝かされて、のぞむの形を確かめるように、下着の上からタケルの舌が這う。
「柔らかい。やっぱりまだ尻だけじゃ感じませんか?」
「・・・っ、そんなこと、ないけどっ。タケルくんの指、じゃないと・・・っ」
「ほら。やっぱり俺じゃないとダメなんじゃないですか」
そう。タケルくんじゃないと、俺は・・・
──下着の上からタケルに咥えられて、前からの快感と後ろの異物感とで、張り詰めた熱がのぞむの中心部へ集まってくる。
「ふっ、・・・っ・・・っ」
「声、なんでいつも我慢するんですか」
「だ、って、タケルくんが、萎える、っかと」
「・・・バカなんですか?」
「ひっ!あ、ぁあっ、あ、ああっ」
──後ろから一気にビーズを引き抜かれ、強い刺激に我慢できず、のぞむは思わず声を上げた。
「はぁっ、はぁ・・・」
──タケルはのぞむの下着を脱がせ、自分の下着を下げ、ゆっくりとのぞむの中へと侵入する。
「あっ、んんっ」
──弱い所をタケルの先端で擦られ、のぞむは身を捩らせる。
「どうですか?あんたの声で俺が萎えたかどうか、確かめてくださいよ」
「ん・・・っ、萎えて、ない・・・」
「のぞむさんが思ってるほど、俺は軽薄な人間じゃないですよ」
・・・わかってる。でも好きすぎると、不安になることも大きくなっていくんだよ、タケルくん。
「あんたが望むなら、オモチャでもなんでも俺が使ってあげます。だから安心して俺だけに溺れてください」
しばしのお付き合い、よろしくお願い致します。
──出張前日、のぞむのアパートにて
「のぞむさん、俺、明日から4日間、涼太さんと出張一緒なんですよ」
──ベッドの上に座ったのぞむを、後ろからを囲うように抱きしめながらタケルが話し出した。
「え!?涼ちゃんと一緒なの?めっちゃいいじゃんタケルくん!俺も久しぶりに涼ちゃんに会いてー・・・」
──振り返り、タケルの顔を見て、のぞむは羨ましそうにしている。
「病院一緒なのに、研修先が違うから山田とも全然会えないんだよね。つまんね」
「今度一緒にメシでも行きますか?ふたり誘って」
「そうだね。あ、新居にまだ行ってないから今度押し掛けてやろっか?」
「青さんにまた怒られますよ」
「だーいじょうぶだって!」
「じゃあ、涼太さんに聞いときます」
──タケルと向かい合って座り直したのぞむが、自分のシャツを脱ぎ捨てた。
「タケルくん、涼ちゃんに手出したらダメだよ」
「出すワケないでしょう。のぞむさんと一緒にしないでくださいよ」
──のぞむの首筋から胸に唇を這わせながらタケルは答える。
「もしタケルくんと涼ちゃんに何かあったら、俺どっちに嫉妬していいかわかんないからね」
「・・・まだそんな事言ってるんですか。涼太さんを抱くの、諦めたんじゃなかったんですか?」
──呆れたように溜息を吐いたタケルは、のぞむの中心部に手を伸ばした。
「っ、そうだけど、涼ちゃんは特別なんだって。タケルくんだってそう思うだろ?」
「・・・まあ。・・・でも、もうあんたは俺以上の相手なんていないんじゃないですか?」
「ほんと不遜だよね、タケルくんって・・・うっ!」
──突然、後ろに侵入してくる異物感に体を震わせるのぞむ。
「まだパンツも脱いでないんだけど・・・。なに挿入れたの?」
「自分で確認してみてください」
──のぞむは後ろを手探りで確認すると、下着の隙間から球状の物が連なり、そのうちのひとつが自分の中に入っている事がわかった。
「アナパ?」
「正解です。のぞむさん、最近オモチャにハマってますよね?付き合ってあげますよ」
──タケルはローションをのぞむの後ろにかけ、2つ目の珠を押し入れる。
「っ!・・・ふ・・・っ、パンツにローションついちゃったじゃん」
「ああ。そっちの方がイヤラシイかと思って」
──続けて残りの珠を立て続けに挿入されて、膝立ちになっているのぞむの足はフルフルと震えていた。
「5つ全部入りましたよ。まだ脱がないでくださいね」
「ん・・・」
──仰向けに寝かされて、のぞむの形を確かめるように、下着の上からタケルの舌が這う。
「柔らかい。やっぱりまだ尻だけじゃ感じませんか?」
「・・・っ、そんなこと、ないけどっ。タケルくんの指、じゃないと・・・っ」
「ほら。やっぱり俺じゃないとダメなんじゃないですか」
そう。タケルくんじゃないと、俺は・・・
──下着の上からタケルに咥えられて、前からの快感と後ろの異物感とで、張り詰めた熱がのぞむの中心部へ集まってくる。
「ふっ、・・・っ・・・っ」
「声、なんでいつも我慢するんですか」
「だ、って、タケルくんが、萎える、っかと」
「・・・バカなんですか?」
「ひっ!あ、ぁあっ、あ、ああっ」
──後ろから一気にビーズを引き抜かれ、強い刺激に我慢できず、のぞむは思わず声を上げた。
「はぁっ、はぁ・・・」
──タケルはのぞむの下着を脱がせ、自分の下着を下げ、ゆっくりとのぞむの中へと侵入する。
「あっ、んんっ」
──弱い所をタケルの先端で擦られ、のぞむは身を捩らせる。
「どうですか?あんたの声で俺が萎えたかどうか、確かめてくださいよ」
「ん・・・っ、萎えて、ない・・・」
「のぞむさんが思ってるほど、俺は軽薄な人間じゃないですよ」
・・・わかってる。でも好きすぎると、不安になることも大きくなっていくんだよ、タケルくん。
「あんたが望むなら、オモチャでもなんでも俺が使ってあげます。だから安心して俺だけに溺れてください」
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