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幼なじみ
4翔真サイド
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(……良太郎の精液、量も多いし、濃い。)
良太郎のお腹の上に出た精液をすくいあげ、ネチャネチャと触る。
放心状態の良太郎の穴に、精液をローションかわりに突っ込んだ。
「え、なに?」
不安そうな顔がたまらない。
「男同士って、ここでエッチするんだよ。」
どのくらい慣らしたらいいのかな?
だいぶ柔らかくなったからいいかな?
「ちょっ、はぁっ、、や、だぁっ、、んん~~っ!」
「はいるかな?」
「入らないって!やだっ、やめて……うぅっ……」
いざ入れようと自分のモノを穴にあてがうと、良太郎の目から涙が零れた。
(えっ……泣いて……)
サッと両手で顔を隠したけど、声が漏れている。
「ひっ、ひっく……うっ、ぅ……」
俺がこんなに泣かせたの?
泣かせたいわけじゃなかったのに……
そんなに……
そんなに……
「良太郎……泣いちゃう程俺の事嫌い?」
「ちがっ、違う……好きなのにっ、好きなのに翔真君がっ……」
「え?俺の事好きなの?」
急に何言ってるんだ?
嫌いだから泣いてるんじゃないの?
え?
「僕は翔真君が好きなのっ!だからっ、これ以上意地悪しないでっ!」
頭がぐるぐるしている所を押され、よろめいてしまった。
意地悪した訳じゃない。
だって……
「ごめん……」
だって……
だって俺も良太郎のこと……
「良太郎……ごめん、俺……俺も良太郎が好きなのに……」
「へ?」
「好きなのに……傷つけた。俺の事好きじゃないと思ったから……」
エッチは好きな人とやりたいって言って俺を拒否ったし……
別に好きなやつがいるのかと思った。
でも無理矢理にでも俺に振り向いて欲しかったんだ。
「……ふふ」
「笑うなよ……俺、格好悪いじゃん。」
あー……恥ずかしい。
あの時……
エッチは好きな人とするものだって言われた時、素直に好きって言えば良かったんだよな。
そしたら良太郎を泣かすこともなかったのに。
結果論だけど。
「ううん、そんな事ない。僕どんな翔真君も好きだもん。」
「ぐぅっ……」
可愛すぎて勃つ。
「嬉しい、翔真君。好き、好き……」
ぎゅぅっと必死に抱きついてくる良太郎が愛おしい。
「良太郎、好き。好きだ、良太郎。」
何回言っても足りない。
ずっと良太郎だけ見てきたんだから。
良太郎の目を見つめ、吸い込まれるようにキスをした。
「んっ、はっ、ちゅっ、ちゅっ、んんぅ……」
声でちゃってる良太郎も可愛い。
もっと……もっと欲しい。
「良太郎、エッチしたい。良太郎とひとつになりたい。いい?」
こくんと恥ずかしそうに頷かれ、もう理性が保てなそうだ。
「いれるね。」
初めてだから、ゆっくりと良太郎を傷つけないよう挿入する。
あぁ……
繋がったんだ。
気持ちいい。
「っ、はいっ、たっ……ってまた泣いてる。」
「っっ、ん、嬉しくて……」
「俺も。嬉しい。」
良太郎を一生幸にする。
絶対。
「んぁっ、ちょっ、」
「おっきくなっちゃった。動いていい?」
「ん、初めてだからゆっくりね。」
期待に応えられるかはわからないけど、いっぱい気持ちよくさせるから。
良太郎をいっぱい笑顔にさせるからね。
【翔真サイドおしまい】
良太郎のお腹の上に出た精液をすくいあげ、ネチャネチャと触る。
放心状態の良太郎の穴に、精液をローションかわりに突っ込んだ。
「え、なに?」
不安そうな顔がたまらない。
「男同士って、ここでエッチするんだよ。」
どのくらい慣らしたらいいのかな?
だいぶ柔らかくなったからいいかな?
「ちょっ、はぁっ、、や、だぁっ、、んん~~っ!」
「はいるかな?」
「入らないって!やだっ、やめて……うぅっ……」
いざ入れようと自分のモノを穴にあてがうと、良太郎の目から涙が零れた。
(えっ……泣いて……)
サッと両手で顔を隠したけど、声が漏れている。
「ひっ、ひっく……うっ、ぅ……」
俺がこんなに泣かせたの?
泣かせたいわけじゃなかったのに……
そんなに……
そんなに……
「良太郎……泣いちゃう程俺の事嫌い?」
「ちがっ、違う……好きなのにっ、好きなのに翔真君がっ……」
「え?俺の事好きなの?」
急に何言ってるんだ?
嫌いだから泣いてるんじゃないの?
え?
「僕は翔真君が好きなのっ!だからっ、これ以上意地悪しないでっ!」
頭がぐるぐるしている所を押され、よろめいてしまった。
意地悪した訳じゃない。
だって……
「ごめん……」
だって……
だって俺も良太郎のこと……
「良太郎……ごめん、俺……俺も良太郎が好きなのに……」
「へ?」
「好きなのに……傷つけた。俺の事好きじゃないと思ったから……」
エッチは好きな人とやりたいって言って俺を拒否ったし……
別に好きなやつがいるのかと思った。
でも無理矢理にでも俺に振り向いて欲しかったんだ。
「……ふふ」
「笑うなよ……俺、格好悪いじゃん。」
あー……恥ずかしい。
あの時……
エッチは好きな人とするものだって言われた時、素直に好きって言えば良かったんだよな。
そしたら良太郎を泣かすこともなかったのに。
結果論だけど。
「ううん、そんな事ない。僕どんな翔真君も好きだもん。」
「ぐぅっ……」
可愛すぎて勃つ。
「嬉しい、翔真君。好き、好き……」
ぎゅぅっと必死に抱きついてくる良太郎が愛おしい。
「良太郎、好き。好きだ、良太郎。」
何回言っても足りない。
ずっと良太郎だけ見てきたんだから。
良太郎の目を見つめ、吸い込まれるようにキスをした。
「んっ、はっ、ちゅっ、ちゅっ、んんぅ……」
声でちゃってる良太郎も可愛い。
もっと……もっと欲しい。
「良太郎、エッチしたい。良太郎とひとつになりたい。いい?」
こくんと恥ずかしそうに頷かれ、もう理性が保てなそうだ。
「いれるね。」
初めてだから、ゆっくりと良太郎を傷つけないよう挿入する。
あぁ……
繋がったんだ。
気持ちいい。
「っ、はいっ、たっ……ってまた泣いてる。」
「っっ、ん、嬉しくて……」
「俺も。嬉しい。」
良太郎を一生幸にする。
絶対。
「んぁっ、ちょっ、」
「おっきくなっちゃった。動いていい?」
「ん、初めてだからゆっくりね。」
期待に応えられるかはわからないけど、いっぱい気持ちよくさせるから。
良太郎をいっぱい笑顔にさせるからね。
【翔真サイドおしまい】
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