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sora

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幼なじみ

3良太郎サイド

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僕の部屋は机と椅子くらいで何もない。
空いているスペースに毎日布団を敷いて寝ている。

そして敷きながらやっぱり思う。

(これ2人で寝るとか狭すぎでしょ。)

敷いた布団に入ると、ふふふと、翔真君が僕の枕を抱きしめながら笑った。
どうしたのと尋ねると、僕の匂いがすると言われた。
(やめてくれ……恥ずかしすぎる。)
臭いでしょと枕を取り返そうとすると、そんな事ないと笑う翔真君。

わざとスンスン音を立ててくるあたり……

からかわれている。

もう寝るよと電気を消し横になる。

(あ、ムリ……)

スススっと気づかれないよう離れる。
離れすぎて布団からほぼでてしまった。
「布団から出てるじゃん。もっとこっち来なよ。」
「出てないよ、大丈夫。」
本当はほとんどでているけど。
近づけるわけない。

下心しかないのだから。

「良太郎はエッチしたことある?」

「え?」

急な話題についていけない。
そもそもボッチの僕にエッチする相手がいるとでも?

キスのキもないわ。

「良太郎とエッチしてみたい。」

「な、何言ってるの?」
今日はどうしてしまったんだろう。
冗談かと思ったけど、寝ている僕に覆い被さる翔真君。
「ちょっと……えっ、やだ……」
首にキスをしたり舐めたりしてくる翔真君を引き離そうとするけど力で叶うはずもなく。

でも……

大好きな翔真君とエッチだなんて……

夢みたいだ。

だけどこんないきなり?
「翔真君っ、えっ、エッチって……好きな人とするものでしょ?」
だからやめてと言ったのに、やめてくれない。

「セックスなんて好きじゃなくてもできるよ。」

それってつまり、

僕は好きじゃないけど、
エッチはできるってことだよね?

そんな酷いことある?

翔真君が僕を好きではないことが確定したようなもので、泣いてしまいそうだ。

翔真君は僕の服を脱がせると、身体中撫でたり舐めたりしてきた。
それがすごく気持ちよくて、好きとか好きじゃないとかどうでも良くなってしまった。
「んっ」
所々強く吸われ何をしてるのかと思ったら、跡がついていた。

「キスマークつけちゃった。」

その跡をペロリと舐める翔真君が色っぽく、ゾクゾクとしてしまう。
あっという間に反応してしまう僕のもの。

「もうたってるじゃん。ほら好きじゃなくてもセックスって出来ちゃうんだよ。」

僕のものを上下に扱く翔真君。

「あ、やだ……触らないで。」

そうかもしれないけど、僕は違う。

翔真君が好きだからこんなにすぐ反応しちゃうし、気持ちよくなっちゃうんだ。

「気持ちいい?」
「だめ、でちゃうから……手、離してよぉっ……」
人に触られるのは初めてだし、それが好きな人だし、あんまりこうゆうことしないから、僕はすぐにイってしまった。




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