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35イザヤvsルーク
しおりを挟む「ルーク、な?いいだろ?」
夜、寝ようかと思ったら……
布団の中にイザヤがいた。
全く一体いつからここに……
「お前には雰囲気というものはないのか?大体お前は全っ然色っぽくない!」
ため息混じりに言うと、ふっとイザヤの様子が変わった気がした。
無言で布団から出てきたと思ったら、私に覆いかぶさった。
そして耳元で……
「シたい……」
自分で言ったものの、いざ色気100%で迫られると背筋がゾクゾクした。
掠れた声で色っぽくて……
「ッッ」
思わず顔を背けて、目をギュッと瞑った。
でも、イザヤは私の頬を両手でつつむと、強引に自分の方へ顔を向けさせてきた。
自然と目が潤んできてしまっている。
「可愛い♡」
言うと同時にキスをされた。
「んちゅっ、ちゅっ、はっ、、んぶぅっ」
「はぁっ、ちゅっ、ルークッ、、んちゅっ」
イザヤは私の唇を食べ物か何かと勘違いしているのかと思う程あむあむと食べてきた。
次第に私の口に舌を侵入させ、舐めていない所はないくらい舐めてきた。
(いっ、息が……)
舌を吸われ、引っ張られる。
そして扱かれれば、腰がジンジンと疼いてくる。
再度、深いキスをされ、私は完全に勃起してしまっていた。
「ルーク、好き……大好き……」
私の好きな顔で、声でそんなことを言われたらそれだけでイってしまいそうだ。
頭がボーッとしてくる。
イザヤはしつこいくらいにキスをしてくる。
それだけではなく、私のペニスを扱いたり、膣に指を侵入させてきている。
「いっ、イザヤ……恥ずかしいから……」
「恥ずかしくないよ。綺麗だ。」
あまりの恥ずかしさに引きはがそうにも、力が上手く入らず引き剥がすことが出来ない。
「くっ、ふぅぅっ……」
ぐちゅぐちゅと、イザヤが膣に中指と薬指を出し入れする度に聞こえる。
耳を塞ぎたいが、シーツをきつく握っているせいでそれは叶わない。
「やっ、やらぁッ♡指っ、でぇっ!いぃっっ!!」
私はイザヤの指で呆気なくイかされた。
抜いた指を見てイザヤがニヤニヤとしている。
指にはべっちょりと私の愛液が……
イザヤはペロリと私を見ながら舐めて見せた。
「バカっ!」
「なんで?はじめてだもん優しくしたいじゃん。」
魔物には犯されまくっているが……
優しくされるとむず痒い。
そう言われれば、イザヤと恋人としてのセックスははじめてだったか……
「優しくする。けど、今日は眠れると思わないでね?」
私の手を握り、グッとベッドに押し付けてきた。
そんなこと言われたら
されたら
期待せずにはいられない。
「好きにしろ。」
これが惚れた弱みというやつか。
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