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しおりを挟むガラッ。
「!?」
誰?義理兄様?
戻ってきたのかな。
こんな勃起したままの姿でどうしよう……
シャッとカーテンがあく。
「おや?ノエルちゃん、やーらし♡」
義理兄様はニヤニヤしながら僕の勃起したものを見た。
そして、自らのズボンをおろした。
「えっ?」
既に勃起した義理兄様のもの。
何をするでもなく、無言で僕に見せつけてくる。
気持ち悪っ……
何がしたいのこの人……
「はぁっ、はっ、はぁっ……」
あれ、なんだろう……
しゃぶりたい。
え?
いやいやなんて思った今?
「んッ、あ、さわら、ないで……」
ツツツっと勃起したモノの裏筋を触られる。
ヨダレが止まらない。
ダメ、ダメだ……
だめっ。
「んぐうっ、あむっ」
思わず口にくわえてしまった。
ああ……これが欲しい……
この臭いペニスで、ガンガンに突いてほしい。
「どうしたの?ノエルちゃん。」
「んっ、んむぅっ、ちゅっ、はむっ、んッ」
美味しい……
美味しい、もっと。
「妊娠してからご無沙汰だものねぇ。大切にされてるね。でも僕はね、そんなアイツの宝物を壊すのが大好きなんだよ。」
なんで僕とアーク様の事情を知ってるの?
それに悪趣味。
「んうっ!?」
お尻に入っていた管が勢いよく引き抜かれた。それだけで腰がガクガクと揺れる。
軽くイッてしまったようだ。
最低だ。
この人も僕も。
「はぁーっはぁーっ」
椅子からおろされ、今度はベッドへ寝かされる。
「ねぇ、どうして欲しい?どうして欲しい?」
ニヤニヤとお尻の穴を弄られ、嫌なはずなのに。
早くアーク様の元へ帰りたいのに。
アーク様……
「早く♡内診してくださいッ……これで♡」
義理兄様を求めてしまった。
アーク様もなかなかだが、義理兄様もなかなか立派なものをお持ちだ。
こんなの今、入れられたらどんなに気持ちいいだろうか。
「ノエルちゃんはかわいいねぇ。大好きだ……よッ!」
「はぁっ!?あぁぁっ♡」
女性器に入れただけでイッてしまった。
腰が自然と浮き上がり、ガクガクと揺れる。
プルプルとペニスが精液を撒き散らす。
「ははっ、可愛すぎ!」
ハァハァと息を乱す僕の手を握り、義理兄様はキスをしてきた。
まるで恋人同士かのような。
「ちゅっ、ん、ちゅっ、はぁっ、」
「ノエル、ノエル……僕のものだ。お前は僕のものだ!」
腰を大きく弧を描くような、ねちっこい動きで僕を攻める。
子宮がヒクヒクと痙攣しているのがわかる。
「義理兄さまぁッ♡子宮がっ、欲しがってますっ!」
「欲張りだなぁ?もうそこにはアークの子がいるんだろ?ふふふ、ご挨拶しなきゃだなッ!」
「くぅうぅっっ、うんんッ!」
なんで?
子宮のキュンキュンが止まらない。
「ノエルちゃん警戒心強いからやっと手に入ったよ。どうしたの?そんなに僕のペニス締め付けて。」
「もっと……もっとぉ♡」
「あはは、薬入れすぎた?淫乱なママでちゅね~」
やっぱり媚薬使ってたんだ。
でもそんなの言い訳にならないよね……
ごめんなさい、アーク様。
「また内診してあげるからね~」
「……はい。」
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