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33アーク兄vsノエル
しおりを挟む「ノエルちゃん、やっほ~。立派なボテ腹にはまだ程遠いねぇ。」
「義理兄様(おにいさま)……」
声をかけてきたのはアーク様の兄の1人。
確か次男だったかな?
僕はこの人が苦手だ。
アーク様の兄とは言うが、全然顔も性格も似ていない。
ヘビみたいな、ねちっこい視線が気持ち悪い。
「もう安定期入ったでしょ?」
「あ、はい。お陰様で……」
「じゃぁ、今日は僕が内診してあげる。」
「え?」
「僕は医者だよ。安心して。」
先日診てもらったばかりだけど、このタイミングでする必要はあるのだろうか?
疑問に思いながらも、やっぱり子のためだと言われついてきてしまった。
「この管を入れて……」
足を強制的にひろげさせる椅子に座るが、これ自体は普通だ。
先日これで内診してもらったから……
お腹の辺りでカーテンで仕切られ、義理兄様が見えないから何をされているのかわからないのが心配だか、見えるのも嫌だ。
「あの、管がお尻に入っているようなのですが……」
今まで入れたことないけどな……
「薬入れるからねぇ。麻酔みたいなのだよ。お尻から入れた方が効果高いからね。」
麻酔?
そんな痛いことをするの?
「指入れるよ。」
「はい。」
冷たい指が入ってきた。
その指が出たり入ったりしている。
内診でその動きは必要なのかな?
変な感じになっちゃうよ……
「あ、の……それは何を?」
「出産の時はここが大きく拡げられるからね。今から少しずつ柔らかくするよ。」
初めてだからわからないし、そう言うものだと思った。
「ん、ふっ、ンンッ、はぁっ、んッ」
でも、これは……
声が漏れちゃう。
「ノエルちゃん、変な声出てるよ?これは内診なんだからそんな声出さないでよ。」
「ふっ、はぁっ、す、すいませんっ、んッ」
そんなこと言われてもムリッ……
というか僕、勃起しちゃってる。
見られてる?
恥ずかしい……
「よし、ちょっと待っててね。」
だけど義理兄様は何も無かったかのように姿を消した。
そして、しばらく放置された。
何か準備してるのかな?
と言うか、なんだろう……
身体が熱いままだ。
おチンチンの勃起がおさまらない……
誰もいないし……
触ってもいいよね?
「……身体がッ、おかしい……ふっ、はぁっ、あっ!なんでっ?」
自分のものを握り上下に扱く。
ダメだ……止まらない。
いつ義理兄様が戻ってきてもおかしくないのに……
そう言えば、アーク様とお付き合いしてから自分一人でするなんて久しくしてないな……
これはこれで気持ちイイ……
「はぁっ、も、イきそッ、ん、はぁっ」
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